2017年05月 2017年06月 2017年07月
直線上に配置
2017.06.30() 雨 23.6℃ S1.5 U5.0 W65.4%22.3
本日の滞留円筒 計22本(完成品7本 塗装済4本 錆止済8本 未塗装0本 半製品3本)

水銀灯のタイマー

朝の4時過ぎに小便に起きたとき、手を洗いながらうっすら明るい外を見たら、事務所前の水銀灯が煌々と点いている。
街灯は通常光電管で明るさを監視していて、暗くなったらスイッチが入り、明るくなると切れるようになっている。
だからまだ薄暗い4時頃明かりが点いていても不思議でもなんでもないのだが、うちの場合は自社用だからちょっと事情が違う。
自分ちの敷地を照らすだけなので、泥棒さんのお役に立たないよう、かつ電気料も節約して真夜中の1時をすぎると切れるように、タイマーも付けている。

この水銀灯を建ててからずいぶん長い間、お手軽にタイマーだけでオン・オフしていた。
すると季節によって日が長くなると明るいうちに点灯するし、逆に日が短くなると、暗くなってもさっぱり明かりが点かないと言う不都合があった。
タイマーAND光電管で文字通りの「AND」回路(接点を直列にしただけ)にすればいいと気がついたのはいつの頃だったか。

タイマーは大雑把な時間しかわからないが、3時間15分遅れていた。
先日の高圧線引込工事で停電していた時間と同じだ。
とすると、普段は目につかない、裏の農道の水銀灯も同じことになっているに違いない。
タイマーを見に行くと・・・・・やっぱりだ。三時間ちょっと遅れている。

タイマーを二台、時刻合わせして、一件落着した。
しかし、年初の真夜中停電作業のときはどうしたんだろう。
時刻合わせした記憶はまったくないのだが。(-_-;)
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2017.06.29) 晴れ 27.5℃ S0 U5.0 W65.7%21.3
本日の滞留円筒 計21本(完成品7本 塗装済4本 錆止済6本 未塗装1本 半製品3本)

ハードディスク蘇生術

高圧線引込工事の停電でお亡くなりになったNAS(ネットワーク接続の外付けハードディスク)を分解してみた。
左側が記憶中枢のハードディスクドライブ(HDD)で、右側が心臓部のNAS本体。
NAS本体は電源しかないように見えるが、これはこれで小さなコンピュータとなっていて、専門用語では「ガワ」と呼ぶ。

HDDに原本と書いてあるのは、起動システム入りで購入したときのドライブと言う意味。
オークションではガワだけのものがよく出品されているが、新品HDDを入れただけでは起動できない。
起動システム入りのHDDをコピーする必要があり、そのためこのように起動できるHDDを元ネタと呼んで、貴重品だ。
ただでさえ起動ドライブは貴重なのに、容量が2TB(テラバイト)もあると、もっと貴重だ。
なんとかならんもんじゃろかと、取り外したHDDに外部電源(一般家庭では探しても見つからない)を接続してみる。
ヘッドのシーク音はするが、ディスクを回すモータの音がしない。
こんな場合、電源を入れたまま振ってみると回り始めることがある。
回りさえすれば、しばらく暖機運転をしたあと、使えないこともないだろう。停電さえしなければ。

・・・縦に振っても横に降っても起動せず。
年中回っていたのが止めたために冷えて、モータの潤滑油の粘り気が多くなって起動できないこともある。
HDDが市場に出回り始めた頃、シーゲートのドライブではよくあった。
なんか温まるものはないかと事務所を見回して、これしか目につかなかった電気ポットの上に乗せて温めてみる。

・・・起動せず。
電子製品なので、IH調理器や電子レンジはご法度だ。
息子のドライヤーを借りてきて、裏表こんがりと、やっと手で持てる程度までチンチンに加熱する。

・・・起動せず。(-_-;)
HDDの容量が20MB(メガバイト)だった時代、家の中で一番ホコリが少なかった風呂場にこもって蓋を開け、ディスクを手で回す荒療治で復活させたこともある。
しかし、容量が2TBと言うと、2TB = 2,000GB = 2,000,000MBで、10万倍だ。
煙草の煙の粒子一個で壊れる超精密部品となっているので、蓋を開けずとも、パッキンをちょっとでも傷つけた時点でオシャカだ。

というわけで、八方手を尽くしてみたものの蘇生せず、このHDDは燃えないゴミとなった。
停電するまでは動いていたっつーに。(T_T)
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2017.06.28) 曇りのち晴れ 22.2℃ S0 U2.3 W65.5%21.7
本日の滞留円筒 計21本(完成品7本 塗装済0本 錆止済10本 未塗装1本 半製品3本)
本日の出荷 福井県向け 10トン車3台  小松市向け定番品 10トン車1台

財布記念日

作業服のポケットに入らない財布は諦めようかと思ったのだが、せめて交換してもらえないか、と調べたら、なんと返品可となっていた。
オークションばっかりやってるので、なんでもかんでもノークレーム・ノーリターンだとばっか思い込んでいた。

というわけで、お言葉に甘えて返品させていただき、同じメーカーの少し小ぶりな財布を注文し直した。
届いた財布は少しどころかえらく小ぶりで、帯に短し襷に長しだが、今まで使っていた財布よりは一回り大きいので、多少は薄くなるだろう。
大きい方と思想は同じで、定期入れだけ分離できるようになっている。

財布の中身を移し替えようとして驚いた。
古い財布にはあっちにもこっちにも隠しポケットがあって、いるものいらないものがたくさん出てきた。
これを全部入れると財布の厚みは同じくらいになってしまうので、×は捨てる、△は持ち歩かないと決めた。
分離式の定期入れも厚みを減らすために使わない。

非常時に備えて一万円札を一枚隠してあったのだが、なんと二箇所から出てきた。
これはドラえもんのポケットみたく、、ひょっとしてまだ何か財宝が出て来るかも知れない。
古い財布も捨てられないことになってしまった。(-_-;)
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2017.06.27) 曇りのち晴れ 21.6℃ S0 U5.4 W65.7%22.1
本日の滞留円筒 計20本(完成品7本 塗装済0本 錆止済9本 未塗装2本 半製品2本)
本日の出荷 滋賀県向け 10トン車1台

ムカデ侵入

夜、風呂上がりに一人で事務所にいて、ふと殺気を感じた。
見ると床を大きなムカデが這っている!ぎょえ゛〜〜
散々面倒を見てやってるのに、ムカデ駆除部隊のイソヒヨドリは何をしている!

ムカデはσ(^_^)が最も苦手としている天敵だ。
ペンギンにお出まし願わないと、σ(^_^)では手も足も出ないが、どこの家でもムカデ退治は奥さんの役らしい。
しかし、ペンギンを呼びに行っている間にどっかに入り込んで、行方をくらまされるともっとまずい。
気持ち悪くてとてもじゃないが、事務所に入れなくなる。

手も足も出ないとなると、遠距離から殺虫剤で戦うしかない。
確かムカデに効く殺虫剤があったはず、と探したが、慌てているので目につかない。
やむなく普通の殺虫スプレーを掴んでぶっかけたが、さっぱり効き目がない。
中身が半分くらいになるまで大量にぶっかけて、ようやく足が止まった。
 

とどめは離れて勝負できるドミネータの出番だが、机の下の狭いところでとぐろを巻いているので、長物は取り回しが悪く使えない。
さりとてウェスタンアームズのP38はパッキンが激しく劣化してカッコだけになっているので、もはやガスガンとしては使えない。
こんなときに頼りになるのは、いつでもどこでも使える安くて丈夫なマルイのP38だ。

マルイ製のワルサーP38は初めて手にしたエアガンで、購入価格は定価どおりの1,980円だった。
エアガンなるものがあることを知って、シーサイドの井林へ買いに行ったのは、三十年ぐらい前だろう。
実はこれで試し撃ちをして、事務所のドアのガラスにヒビを入れてしまった。(^^;)

今でも十数発入るP38のマガジンの全弾を撃ち尽くして、やっとムカデは動かなくなり、ホウキで掃き出した。
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2017.06.26) 曇り 25.3℃ S0 U3.3 W65.9%20.9
本日の滞留円筒 計20本(完成品7本 塗装済0本 錆止済9本 未塗装1本 半製品3本)

財布を買った・・・が

長年使ってきた財布の、免許証を入れるところの透明窓が割れてきた。
それに、分厚いのでちょっとポケットに入れると膨らみすぎる。
分厚いのは、免許証の他にクレジットカードや健康保険証、診察券から名刺、風邪薬に便秘予防のサプリや精神安定剤まで入っているからだ。
この財布一つ持っていれば、家を離れていても生活できるくらいの重装備で、入れてないのはお金だけ。
小銭入れは別にあり、お札は昔から盗難防止のため財布を使わず、裸でポケットに入れている。

以前から財布がありそうな店の前を通ると、財布や定期入れを物色していたのだが、なかなか気に入ったものは見つからない。
これは、と思ったのは五十年でたった二つだけだ。
もちろん近頃ではアマゾンでも探してはいたのだが、手にとって見られないだけもっと買いづらい。
たまたまこれなら、と言うのが目に入ったのでさっそく購入してみた。
免許証入れはなぜか二箇所ある。
片方は離脱できるが、免許証入れは一つでいいので、これは使わない。
たぶんお札用のチャックの付いた収納部もあって、薬類は楽に納まるだろう。
カードは八枚ぐらい入ればたくさんだ。
ネットで見た印象通り、これはいい、と思ったのだが・・・・・
作業ズボンのポケットに入れてみたら、フラップ(ポケットの蓋)のボタンが掛からない。
ダメだこりゃ。(-_-;)
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2017.06.25) 小雨 22.2℃ S0 U5.1 W65.6%21.1
休み

高圧引込線交換工事

高圧(6,600V)受電設備の電柱の上にある遮断器から受電設備箱(キュービクル)までの配線が耐用年数を超えたそうだ。
突然パンクすると修復に一週間ぐらい掛かる、と脅かされ、高圧引込線(仮称)を交換してもらうことにした。
毎日納期に追われているのに、いま突然一週間も休業を余儀なくされたら、この世の終わりだ。
高圧引込線の工事だから、少なくとも半日の間、工場は全停電だ。
今は半日でも仕事が止まると痛い。
出入りの電気工事店と、受電設備の管理を依頼している電気保安協会の好意で、工事は日曜日にしてもらった。

電気保安協会の担当者が、遮断器の「切り」と書いてある紐を引っ張ると、用意ドンだ。
引込線は配管を通ってキュービクルに引き込んでいる。
高所作業車のウィンチを使って上に引っこ抜いた。
引っこ抜いた旧引込線の後ろにロープを結わえておき、そのロープを使って新しい引込線は逆に上からキュービクルの方へ引っ張り込む。
高圧電線の端末の処理が終わったあと、機器と繋ぐ前に耐圧テストがある。
何をやってるかは不明。
近づくと危なそうなので。
耐圧テストが終わると、晴れて接続することができる。。。。。朝からちょっと梅雨のシトシト雨が降ってるけど。
高圧引込線の耐用年数は25年だそうだ。
珠洲市で高圧受電しているところはさほど多いわけはなし、25年に一度の仕事など、そうそう経験できるはずがない。
それにしちゃずいぶんスラスラと電線の端末処理をしているなと思ったら、キュービクルの扉にカンニングペーパーを貼り付けていた。
お昼直前、保安協会が遮断器を「入り」に切り替えて交換工事終了。

停電時間は四時間足らずで、年初の真夜中停電作業ほど死屍累々とはならないと楽観していたのだが、やっぱり多少の被害はあった。
NAS(ネットワークストレージ)一台と、液晶ディスプレイが一台起動しなくなった。(-_-;)
暖かくなったんで、寒いときよりは動きやすいはずなんだが。。。。湿気たかな?
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2017.06.24) 晴れ 24.7℃ S0 U1.3 W65.5%20.9
本日の滞留円筒 計19本(完成品7本 塗装済0本 錆止済7本 未塗装2本 半製品3本)

夏越の祓

「なごしのおはらい」と呼ばれている。
お祓いの有効期限は半年間なので、年末にも「年越の祓」がある。
普通の祭りの全員集合とは違い、いずれも神主さんの方がお祓いのため、集落で神棚のある家を一軒一軒回る。
白山神社を起点として、右に回っても左に回っても、σ(^_^)んちはたいてい正午ごろになる。
時間帯により、たまに立ち会えないこともあるが、お供えはちゃんとなくなっている。(^^;)

お供えの横に薄っすらと米代と書いてあるのは、お供えの他に米代1,000円も同封しました、と言う意味。

新・耐久テスト

新しい強力靴下の履き初めをした。
土踏まずのあたりにあった謎の補強はなくなっている。
前のんとは違うので、カミソリの右を封印しなくてもいいもんなのか、ちょっと迷っている。
とりあえず、三足のうちの二足を仕事用にして毎日使いまわし、耐久テストしてみるか。

ちらっと見えるのはペンギンの足で、肉離れを起こしたのは右のほう。
家の中では松葉杖を使わなくても、伝い歩きできるようになった。
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2017.06.23) 晴れ 25.3℃ S0 U3.0 W65.7%20.7
本日の滞留円筒 計19本(完成品7本 塗装済0本 錆止済7本 未塗装1本 半製品4本)

耐久テスト終了

かねてより耐久テストを続けていた強力靴下は、かかとと指先がストッキングのように薄くなってから、かなりの日数が経つ。
穴が開いたときをもって寿命終了とする国際規格がある(未確認)ので、人前には履いていけない状態になってもテストを続けてきた。
今日、たまたま小さな穴が開いていることに気がついた。

カミソリの切れ味を持つ右足親指の爪の部分は、封印を外したと言うのにまったく知らん顔をしていて、強力靴下の面目躍如としている。
最初に破れるのは、ストッキング状態になっているカカトか指先の伝染だろうと思われたが、なんとペンギンの魚の目多発地帯、中指の根元あたりだった。
専門家の予想を覆す大穴と言っていいだろう。・・・穴は小さいが。(^^;)

2016年7月16日から、旅行と金大病院へ行くとき以外はほぼ毎日、二足を交互に履き続けてきたので、ざっと165日の耐久日数と決まった。
二足貰った強力靴下のもう一方はまだ穴が開くところまでは至らないが、これ以上テストを続ける意味はない。
洗ってから布製品・紐類ゴミに出すことにしよう。
お嫁ちゃんには、新しい靴下を三足も買ってもらってるし。(^O^)v
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ステンレス流し台は自家製
2017.06.22) 曇りのち晴れ 23.5℃ S0 U2.4 W65.2%21.8
本日の滞留円筒 計18本(完成品7本 塗装済0本 錆止済6本 未塗装1本 半製品4本)

混合水栓取替

我が社の手洗いは、ワンレバーの混合水栓でいつでもいちおーお湯が出る。
裏を流れる若山川に手を突っ込んで洗っていた今町時代を思うと、今昔の感があるが、50年もまえのことだから、ほんとに大昔だ。(^^;)

しかし、長年の使用で混合栓のハンドルがいくつか壊れている。
取り替えは難しくはないのだが、壊れた混合栓だけ新しくすると、操作方法が隣と逆になる。
以前はレバーを下げて水を出していたのが普通だったのに、いつのころからかレバーを上げて水が出るように変わってしまっているのだ。
同じ場所に並んでいる水栓の操作方法が全く逆になるのはちとまずいだろう。
コマツとキャタピラー三菱とでパワーショベルの操作レバーが逆の時代があって、両方運転できるオペレータはいなかったそうだ。
第二工場の手洗いには四ヶ所の混合栓がある。
こちらも確か半分は壊れている。
第一工場へレバーだけ外していこうとしたらやっぱり壊れていて、諦めたことがあったので間違いない。

取り替えるとしたら全部一緒でなければならないが、七ヶ所となると結構な金額になる。
思いつくたびに金額で腰が引けてのびのびにしていたのだが、決算前に取り替えを決行することにした。
工事は一時間あまりで終わった。
第一工場の方には洗濯機があって、これの給水で温水器がオーバーフローする騒ぎを何度も起こしている。
この際なので、水専用の分岐水栓を付けてもらって後顧の憂いをなくした。
副作用として、洗濯にお湯が使えるオプションは金輪際なくなった。
若山川で手を洗っていた時代、大雨で川の水が増水して泥水の奔流になったとき、どうやっていたんだっけ。。。。
忘れた。(_~_;)
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2017.06.21) 雨 18.1℃ S0 U3.3 W65.5%21.4
本日の滞留円筒 計17本(完成品7本 塗装済0本 錆止済6本 未塗装0本 半製品4本)

RX211 廃棄処分

画面の下の方が八割方映らなくなる持病のあるEIZOのディスプレイ、RX211
体罰なしでも更生できると思ったこともあるのだが、やっぱり引っ叩かないと直らなかった。
画面を指先で叩いてまわり、ツボにハマるとこのように何事もなかったかのごとく復活する。
これに騙されて、ときどきバックアップのため火を入れるぐらいの予備機(陸遜伯言)には使えるか、と捨てずにいたのだが・・・・

髀肉の嘆をかこっていた陸遜伯言が、このたび晴れて出陣と相成り、現役に復帰した。
となると、使うのがσ(^_^)ではなく新入社員なので、回復魔法が使えない。
わけても気温が高くなると、持病が出やすくなる。
二割は生きているとは言え、画面の上の方、二割だけで仕事は出来ないので、これは脳死と判定されても仕方がない。
というわけで、とうとう不良のレッテルを貼らざるを得なくなった。

交代要員はかねて用意のS2100-BK(2,600円+送料950円)を投入する。
1,000円+送料1,610円のMX210・・・いずれもEIZO・・・がもう一台あるが、足の外し方がわからなかったので、やめた。
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2017.06.20) 晴れ 22.5℃ S1 U4.3 W65.9%22.0
本日の滞留円筒 計17本(完成品7本 塗装済0本 錆止済6本 未塗装0本 半製品4本)

ジェットウォッシャー修理 その二

一晩置いたら白濁していたチューブが透明に復活していた。
水で冷やしたので、内部で結露していただけらしい。
まず、本体からビス2本で止まっているチューブ接続ブロックを外して、穴が空いてしまった既設のチューブを取り除く。
タケノコ(チューブが刺さっているところ)からチューブが外れないよう、コイルスプリングで締めてあるので、まずスプリングを外す。
コイルスプリングは左巻きになっているので、右に回しながら外すとかんたんに緩む。
タケノコの先端には返りがついているので、チューブは引っ張っても抜けない。
カッターナイフで切開するが、このときタケノコもプラスチックなので、傷をつけないように注意すること。
はやる気持ちを押さえきれず、モノタロウのチューブをタケノコに突っ込むとどうなるかやってみた。
何もせずに突っ込むとなんぼも入らず、にっちもさっちもいけなくなって、また切開手術して外した。

熱湯にチューブを漬けると多少は軟化し、水分による潤滑も期待できるだろう。
ポットから熱湯を汲んできてチューブを浸し、突っ込んでみた。
しかし、根っこまでは入らず、止まってしまったが、タケノコを折ってしまうと元も子もないので無理はせず、これでよしとする。
もし抜けたらその時やり直せばいい。
気を取り直して、ハンドノズルのほうのチューブを外す。
カバーの分解は半年前にやっているので・・・・当然、記憶にない。(-_-;)
しかし、、マイナスドライバーを突っ込むところには四角い穴があり、ほぼ直感通りの構造になっている。
両手を使っているので写真は撮れず、分解工程は省略する。

バルブ部分を外さずなんとか出来ないかやってみたが、外さないとどうにもならなかった。
中央のビス二本だけで止まっている。
チューブを締めているコイルスプリングを外し、切開するところは同じ。
スプリングが長い割にはタケノコの長さは同じだった。
チューブを取り替えて、スプリングで抑えようとしたとき、事件発生。
チューブの外径が微妙に細く、スプリングがガタガタで用をなさない。
ノギスでは買ってみると、オリジナルのチューブはφ4より気持ちプラス、モノタロウはマイナスだ。
やっぱりモノタロウブランドではなく、メーカー品にすればよかったか。。。。
しかしここまで来たら前進しかない。

焼き嵌めしたからまんざら抜けはしないだろう、と思わんでもなかったが、セロテープを巻いて見かけの外径を大きくしてみた。
きっちりとは締まらないが、動かない程度にはなった。
ハンドノズルの方も同じ処理。
単にシム(はさみもの)の役割なので、接着剤が水に弱くても差し支えない。
組み立てて、世界初ジェットウォッシャーのチューブ交換修理が終了した。
外したビスは全部使い切って、余らなかった。
本体側2本、ハンドノズルのカバーに3本、バルブに2本の7本だけだしね。(^^;)
試運転。
今のところパンクせず、使えている。
チューブが柔らかいので取り回しは楽になったが、柔らかいチューブがパルス水流のピークを吸収するのか、水流の当たりが弱くなったような気はする。

費用は修理一回ぶんが266円/10=26.6円。
我と思わん方は挑戦してみてください。
てか、パナソニックが純正のチューブを販売すれば済むのだが。(-_-#)
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2017.06.19) 晴れ 24.5℃ S1 U3.3 W65.9%22.3
本日の滞留円筒 計16本(完成品7本 塗装済0本 錆止済6本 未塗装0本 半製品3本)

ジェットウォッシャー修理 その一

導水チューブの切り詰めに成功した歯磨きセット、ジェットウォッシャーだが、気がつくとチューブの途中から水を噴霧していた。
いよいよ世界初のチューブ交換に挑戦する日が来た。

まず前処理として、使い勝手を良くするため、かねてより準備してあるポリウレタンチューブをコイル状にカールさせたい。
そのさい調理用の鍋を使うので、なるべく小綺麗な芯棒として、外径48.6ミリのステンレス管を拾ってきた。
洗剤でよく洗ったあと、チューブを1mの長さに切り、無線機のコイルを巻く要領で芯棒に巻きつける。
手を離しても解けないようにするところが無線機コイル流。
お嫁ちゃんが台所にいない隙きを狙って、こっそり鍋と電磁調理器を使う。
σ(^_^)がインスタントラーメンを作るとき専用の水量目盛りがついている鍋が、だいぶ前から見当たらない。
あちこち凹んでいたから、捨てられてしまったか・・・・・

まあいい。今回は微妙な水量は関係ない。
そのへんにあった目盛りのない鍋を使った。
茹でる時間は不明だが、たいていウルトラマンの変身時間に合わせるのが常識なので、三分間の砂時計で計る。
茹で上がったら直ちに冷水でしめる。
まあまあの出来でカールしたが、透明なチューブが白濁してしまった。
三分間はちょっと茹で過ぎで、麺が伸びてしまったか・・・・
別に透明である必要はなく、オリジナルが白いチューブなんだから、まあいいとしよう。

(続く)
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2017.06.18) 曇り 21.6℃ S1 U3.1 W65.6%22.5
休み

巣立ち 間に合わず

ずいぶんと農道に近い位置だったので、蛇に見つかる前に巣立ちしてくれと願っていたのだが・・・・・間に合わなかった。
塗装場のケツフリの雛は五羽とも蛇に飲まれて全滅した。

過去の研究成果から、孵化後13日ぐらいで巣立ちすることがわかっている。
9日に孵化しているので、巣立ちの予定日は22日。
あと一週間、いや五日もあれば・・・・自然の掟とは言え、がっくり。

犯人をいきなり蛇と断定するのは目撃情報があるからだ。
昨日の午後、巣の上に蛇がとぐろを巻いているところを、他ならぬσ(^_^)がこの目で見てしまった。
動かぬ証拠として、腹がぷっくり膨れた蛇の写真も撮ったが、見たくもない。(-_-#)
しかし、確たる証拠がないと納得できない人は、こちら

となると、昨年塗装場で卵が一つなくなった事件、雛が全滅した事件、出荷クレーンで卵が六個全部なくなった事件の犯人も蛇と決まった。
なくなった数の多寡は蛇の大小だろう。
卵一個盗難事件の際に、前科があるため捜査線上に浮かんでいたペンギン犯人説は、これで完全に消えた。

手が届く高さの塗装場はともかく、あの高い出荷クレーンまでどうやって登るのか不思議だが、餌さえあれば蛇はどこでも行く。
這うしか移動手段のない蛇は、おそらく二次元世界で生きていて、三次元方向である高さは認識できないのだろう。
広島にいたころ、雀の雛をくわえた蛇が工場の高い屋根から、σ(^_^)の目の前に落ちてきたことがある。
蛇も足を踏み外すことはあるらしい。
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2017.06.17() 曇り 21.1℃ S1 U3.3 W65.8%21.7
本日の滞留円筒 計15本(完成品7本 塗装済0本 錆止済6本 未塗装0本 半製品2本)

昨日は 鮎解禁

昨日、晩御飯を食べに家に戻ると、お嫁ちゃんが鮎を焼いていた。
山女のクニコが、いつものように「初物は七十五日寿命が延びる。」と言って持ってきてくれたそうだ。
山女が魚を釣って来るはずはなく、釣り好きの旦那が何かと釣ってきた魚をくれる。
「おばあさんは山に芝刈りに、おじいさんは川に魚釣りに行きました。」の、桃太郎みたいな家なのだ。
鮎はすでに腹に収まってしまっているので、写真はない。

毎年、鮎の解禁日となると、親父は自分だけ仕事を休むのが常だった。
今でも事務所には親父の机が生前のまま置いてあり、引き出しには鮎釣りの毛針が入っている。
子供の頃によく連れて行かれたが、σ(^_^)はいつも高価な毛針を取られてばかりだった。

物置になってしまっているとは言え、机がそのままなんだから化けて出てきても良さそうなもんだが、夢にも出てこない。
おふくろも見たことないと言っていた。
いや、いっぺん長靴を履いて、σ(^_^)の夢にちらっと出て来たか。
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2017.06.16() 曇り 19.5℃ S1 U4.0 W65.8%21.7
本日の滞留円筒 計15本(完成品7本 塗装済0本 錆止済6本 未塗装0本 半製品2本)

虫刺され

一週間ほど前だったか、右足ふくらはぎの内側にチクッと痛みがあった。
ズボンをまくってみると、なにやらハサンババ(ハサミムシ)のちっこいみたいな形の虫が逃げていった。
あんまり人を刺すような虫に見えなかったので見逃してやったのだが、そのあとがよくない。
ズボンが触れるたびにチクチクとトゲが刺さっているような感触があって、なんか刺さっていないか見るけど、見つけられない。

日が経つうち赤く腫れてきた。トゲではなく、どうやら虫刺されらしい。
むちゃくちゃ痒いわけではないが、時々思い出す程度の痒みはある。
虫刺されには抜群の切れ味を見せる伝家の宝刀、アンテベートを塗って一件落着、のはずだったがあまり効果なく、赤みが増すばかり。
マダニではないのでなんちゃらウィルスに感染して死ぬことはなかろうが、多少不安になってきた。

やっと今日になって、赤みが少し収まったような気がして安心した。
あん畜生、今度見かけたらただでは済まさんぞ。
ひょっとしたら濡れ衣かもしれんけど、皆殺しにしちゃる!(-_-#)
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2017.06.15() 晴れのち雨 26.4℃ S1 U4.2 W66.4%21.0
本日の滞留円筒 計14本(完成品7本 塗装済0本 錆止済6本 未塗装0本 半製品1本)

ギタあります

オークションで落札した塗装用のハケを入れたダンボールに、どういう意味なのか「ぎた」と書いてある。
遠い記憶がよみがえってきた。

今町時代、仮称「乗光さんグループ」の主戦場は当然乗光寺の境内だ。
しかしパッチやビー玉などのあんまり場所を食わない遊びは今町通りの村上商店前の道路を使った。
村上商店は乗光寺正面の道を今町通りに突き当たったところにあった駄菓子屋で、場所柄商売柄、子供たちのたまり場となっていた。
今町通りはその当時れっきとした国道だったのだが、国鉄バス以外に車はほとんど通らず、木炭で線や模様を書ける貴重な舗装路面だった。

一羽だけノリが悪い
その村上商店の右隣りあたりに小さな雑貨屋があった。(荒井商店だったかな?)
老人向けの衣類なんかが並んでいたが、店先に「ギタあります」と言う札が下がっていた。
「ギタ」とはギターのことかな、変なもん売ってるな、と子供心に見るたび不思議に思っていた。
「ギタ」が「ゲタ」のなまった言葉だと気がついたのはずっとあとのことだ。
老人向けの雑貨屋でギターを売るわけない。(^^;)

その雑貨屋はとっくの昔になくなり、空地になっている。
いや、競売に出されていたから、誰か買ったかな?
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2017.06.14) 曇り 20.8℃ S1 U4.0 W66.7%21.6
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済0本 錆止済4本 未塗装2本 半製品0本)

免許更新講習

運転免許更新期間は誕生日の前後、二ヶ月あるのだが、忘れないうちに、と初っ端の今日、手続きすることにした。
脱輪事故の後、通せんぼ代わりに止めてあるランサーで行こうとしたら、シートベルトが壊れかけていて固定できない。
えいくそ、やめとこか、と思ったが、警察へ行くのにシートベルトなしはまずいか。
なんとか押し込んだ。
優良運転者講習会場には誰もいない。
珠洲市に無事故無違反の優良運転者は、σ(^_^)しかいないと思われる。
最初に窓口で更新手数料を支払うとき、当然のように交通安全協会費五年分、1,500円を求められたが、前回同様やんわり断った。
そのため更新講習の受講証明書の一番上には「未加入」の三文字が燦然と輝いている。
受付してもらったとき、何も聞かずに会員証にσ(^_^)の名前を書いていたところを見ると、たぶん断る人はいないらしい。

毎回思うんだが、講習期間は二ヶ月もあるのに、免許証の交付期間はたった三日しかないのは理不尽だ。
安全協会費を払わないから?
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2017.06.13() 曇り 17.8℃ S1 U3.3 W66.7%21.9
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済0本 錆止済4本 未塗装1本 半製品1本)

迷い犬

塗装場の片隅で首輪のない犬が震えていたそうだ。
余り汚れていないので、家の中で飼われていた犬だろう。
そう遠くから来たとは思えない。

近所の犬好き奥さんに見てもらったが、心あたりがないと言う。
もう少し若かったら、と連れて行きたそうな顔をしていた。(^^;)
しょうがない、保健所に連絡して引き取りに来てもらった。
驚いたのは首に針金の輪っかを巻いて、首を吊り上げて車に入れたこと。
しかし犬は特別苦しそうでもなかった。

直接犬に触れないのは、標識がなく、狂犬病予防注射を受けているかどうかわからないので、用心しているのだろう。
狂犬病に万一感染すると、命がないそうだから。
車の後ろには檻が積んであった。
このまますぐに殺処分されるわけではなく、たぶんこの近所で登録してあるだろうから、調べて見るそうだ。

今日のケツフリ
保健所の車が出ていってすぐ、飼い主が判明した。
最初に見てもらった犬好き奥さんの犬好き旦那が知っていた。
祭りの天狗役が面なしでもピッタリハマる警察OBの某氏で、商売柄か行方不明者を探すように川浚えして探していたそうだ。

すぐに引き取りに向かって、無事クダンのフレンチブルドッグは飼い主のもとに帰ることができた。
あのまま殺処分されていたらずいぶん寝覚めが悪くなるところだった。

聞けばこの犬、白内障で目が悪いそうだ。
鼻だけが頼りなのに、人間でも鼻が曲がりそうな強烈な臭が充満する塗装場に迷い込んで、方向を見失ったらしい。
チンクシャな顔で、曲がるほど鼻が高くなかった(っつーか、陥没している)のが幸いした。、
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2017.06.12) 曇り一時小雨 17.1℃ S1 U3.3 W66.9%21.8
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済0本 錆止済4本 未塗装1本 半製品1本)

コダックDC50ZOOM

仮称金庫室をお嫁ちゃんに明け渡すため掃除していたら、こんなものが出てきた。
σ(^_^)が初めて使ったデジカメ、コダックDC50だ。
オーテクス増築工事の写真が一番古そうなので、1998年の5月頃に買ったものと思われるが、どこからいくらで買ったかは覚えていない。

当時としては先進の光学三倍ズームがついているが、38万画素は今では携帯電話のカメラでも考えられない解像度だろう。
確か解像度不足で工事用写真には使えなかったはず。
しかしコダックがせっかく発明したデジカメをこのまま育てていれば、倒産しなくても良かっただろう。
いや、デジカメ業界はスマホに押されてどこも苦しいそうだから、五十歩百歩か。

驚いたのは、なんでも見境なく販売するアマゾンで探すと、まだDC50を売っている。
ただし、「現在在庫切れです。   この商品の再入荷予定は立っておりません。」 だそうだ。
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2017.06.11() 晴れ 25.1℃ S1 U4.1 W67.1%21.8
休み

免許更新案内

今年は運転免許を更新する年のようで、公安委員会から案内のハガキが届いた。
本来なら永世ゴールド免許の保持者であるべきσ(^_^)が、違法改造車の覆面パトカーのだまし討にあってもはや八年か。
もともと無事故無違反なのだから、次の免許証は指定席のゴールド免許に返り咲きだ。
その次となると、高齢者講習が必須となるらしい。

・・・・または免許証返納を迫られるか、だ。(-_-;)
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何羽いるかわからないが
ともかく卵はなくなった
2017.06.10) 晴れ 19.7℃ S1 U1.2 W66.2%21.5
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済0本 錆止済4本 未塗装1本 半製品1本)

サインバルタ再登板

手持ちの仕事の納期について、何も心配していなかったどころか、ちょっとスカスカ感を感じていたくらいの余裕だった。
ところがお客さんから納期は大丈夫か、と言う電話が掛かってきた。
それも二箇所からだ。

あっちからもこっちからも不安の声を聴くと、自信がなくなってきた。
おまけに三日ほどまえに出た図面の正式発注書が届いたのを見たら、納期が7月半ばだったはずなのに、7月初めに変わっている。
6月末納期の物件のあとにやればちょうどいいと思っていたのに、6月末と7月初めじゃ差があってないようなもんじゃないか。

というわけで昨日と今日とで事態は何も変わっていないのに、突然いわれなくパニクる羽目になった。
パニクると判断力はないに等しくなるので、たぶんパニクる直前の、「充分間に合う」という判断が正しかろう。
しかしこのままでは眠れないので、久々に抗うつ剤のお世話になるとしよう。
全然効果がなくて見放したサインバルタがたくさん残っているので、在庫処分してしまうか。
効き目は期待できないので、効かないぶんは頓服の精神安定剤、リーゼでごまかす。これまためったに飲まないので山ほどある。

ペンギンに言われるまでもなく、めどがつくまでは鳥でも見ていよう。
鬼門はカレンダーで、見ると発作を起こすので、見ないことにする。
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2017.06.09() 晴れ 26.2℃ S1 U4.1 W66.2%21.6
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済0本 錆止済3本 未塗装1本 半製品2本)

ケツフリ孵化

塗装場のケツフリの卵が、先に生まれた四個だけ孵化していた。
雛は親が不在のときは顔を伏せ、声を出さないようにしつけられているので、ひとかたまりの赤い肉団子にしか見えない。
残った一個も明日には孵るだろう。

塗装場は日中ずっと作業員がいるので、親鳥が巣でゆっくりできる時間はないはず。
就業時間の17時から、朝の8時まで抱卵していれば充分なのか。
これから親鳥は人が後ろを向いたら巣に飛び込む、決死の餌やりが始まる。

昨日逃してやったイソヒヨドリの雛は、無事に親に会えただろうか。
まだ自力で餌は取れまいに、親の姿はすでにないような気がするのだが・・・・
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2017.06.08() 霧雨のち晴れ 21.6℃ P0 U5.1 W66.2%22.2
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済0本 錆止済2本 未塗装2本 半製品2本)

駐車場の車椅子マーク制覇

七尾の恵寿病院へ行って来た。
病院備え付けの車椅子にペンギンを乗せて受付まで押して行ったあと、車を駐車場へ移動しようとして気がついた。
正面玄関前の駐車場は車椅子マークがついているが、一台分空いている。
ひょっとしたらσ(^_^)たち、車椅子の患者だよね?

というわけで、車椅子マークのエリアを初制覇した。\^○^/
間違いなく、車椅子っす。

まさか マークは、車椅子の人が運転して来た場合に限るって趣旨じゃないよね?
 
今日も朝からイソヒヨドリが工場の中で鳴いていた。
その哀れな鳴き声を聞いているといたたまれなくなり、七尾へ出発する前、意を決して天井クレーンの上に上がって高窓を開けてやった。
雨模様で窓は開けたくないが、南側の窓なら吹き込みが少ないだろう。

人から逃げようとするので、せっかく窓を開けてやっても遠くへ離れるばっかりのものだが、案外かんたんに逃げていった。
しかし、開いた窓の前でかなりの時間、立ち止まっていた。
無理もない。三日も四日も行く手を阻んでいた見えない壁が、急に無くなるとは信じられなかっただろうから。
七尾から帰ってきて、みんな帰ってしまった第二工場へ行ったらここでもイソヒヨドリの雛の声がする。
第二工場の高窓はオプションで下から開け閉めできるようにしてある。
こちらはかんたんに終わって、逃げたあとすぐに窓を閉めた。
操作方法を教えておかないと、σ(^_^)しか使えないのでは宝の持ち腐れになる。
てか、築三十年で初めて高窓を開けたような気がするので、すでに腐っているかも。(^^;)

雛は脱出できたが、自力で餌を取るまでにはなっていないだろう。
三日も四日も閉じ込められている間に、親は諦めて姿を消しているかも知れない。
自由の身になったとは言え、生き延びられるかどうかはわからない。
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2017.06.07() 曇りのち小雨 20.7℃ P0 U0.0 W66.2%22.5
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済0本 錆止済2本 未塗装2本 半製品4本)
本日の出荷 石川県中能登町向け 10トン車1台

迷い鳥

今年もイソヒヨドリの雛が工場の中に迷い込んだ。
ケツフリは低空飛行が得意なので、たとえ迷い込んでも扉の隙間とか低い窓から、たいてい自力で逃げる。
普通の鳥は本能的に高いところへ逃げるので、大戸を開けていても脱出できず餓死する。

去年は尻尾の長さからムクドリと誤認し、いい気味だと放置していたのだが、息子が逃してやったあとにイソヒヨドリと判明した。
ムクドリは成鳥でも尻尾が短いが、イソヒヨドリは雛の間だけ尻尾が短かかったのだ。
きっと長い尾っぽは巣の中でじゃまなんだろう。

というわけで、今年は愛すべき我が家のイソヒヨドリだとわかってはいるのだが・・・・
孫をあやしたり、肉離れで歩けなくなったペンギンの通勤の送り迎えなど、忙しくて高いところへ上がる暇も元気もない。
息子も我が子だけで充分で、今年は逃してやる気はないらしい。
もうすでに迷い込んでから二日も経ち、短い尾羽を文字通り打ち枯らしている。どうせ長くはないだろう。
迷わず成仏してくれ。m(_ _)m
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2017.06.06() 晴れ 21.5℃ P0 U2.5 W65.9%22.3
本日の滞留円筒 計14本(完成品7本 塗装済1本 錆止済1本 未塗装1本 半製品4本)

登記懈怠

税務署から過料70,000円の請求書が来た。なんじゃこりゃ。
どっかで制限速度超過の写真でも撮られたかな?
それにした、税務署から請求は来んわなぁ。。。

思い出した。登記義務違反だ。
ものづくり補助金をもらうために必要だからと、輪島の登記所から会社の登記簿を取り寄せようとしたときのこと。
印鑑カードを送って郵送してもらういつもの手が、何か登記漏れがあるとかで使えなかったそうだ。
司法書士に頼んだところ、登記がずっとなされておらず、現在は役員不在の状態になっていたそうだ。(-_-;)

正式には登記義務違反ではなく、登記懈怠(けたい)と言うそうだ。
ついでに調べたところでは、過料の上限は百万円で、会社にではなく代表取締役個人・・・σ(^_^)だよσ(^_^)・・・に課せられるらしい。
そんな殺生な。。。。(T_T)

百万円以下がいくらになるのか誰もわからないそうで、その日から戦々恐々、夜も眠れなくなった。
・・・・はずだったのだが、幸いなことに三歩歩いて全部忘れてしまっていた。
あれが七万円と決まったのか。

百万のところを七万に負けてもらったんだから、赤飯焚いて喜ぶべきなんだろうが、なんか嬉しくないな〜。。。。(-_-;)

肉離れ

昨日の昼過ぎ、ペンギンが勤めている歯科医院から電話が掛かってきた。
おかしいな。別に都合の悪い歯はないんだけどな。暇だから歯石でも取りに来いと言うのだろうか・・・・
電話を取ると、ペンギンが歩けないので迎えに来てくれと言う。えっ?えっ?

さっぱり話が見えないが、とにかくワゴンRで迎えに行くと、ペンギンは同僚たちに抱えられるようにして出てきた。
全然歩けないらしい。
ペンギンの従兄にしてσ(^_^)の同級生の某整骨院長が駆けつけて応急処置してくれたのだが、たぶん肉離れだろうと言う。

6月8日は恵寿病院の整形外科を受診する日なので、ちょうどいいと言えばいいのだが・・・・
いつも七尾へは自分で運転して行っていたのに、σ(^_^)が連れて行くことになってしまった。(-_-;)
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2017.06.05() 晴れ一時雨 19.5℃ P0 U3.3 W65.7%22.8
本日の滞留円筒 計14本(完成品7本 塗装済1本 錆止済1本 未塗装0本 半製品5本)

巣立ちしていた

パイプ棚の辺りにあると目星をつけたもう一組のイソヒヨドリの巣だが、張り込みを続けていてもいっこうに尻尾を掴ませない。
尻尾が掴めないはずだ。犯人は尻尾が掴めるほど長くない、この雛鳥だった。
こいつがろくろく飛べもしないくせに巣立ちして、パイプ棚の後ろあたりに隠れて餌をねだっていたに違いない。
これでイソヒヨドリは人が接近できるほど低い位置には巣を掛けないことが判明した。

雛は警戒心が薄いので、目の前に来ても平気な顔をしている。
親は盛んに警戒声を発しているが、この前はちゃんと隠れてじっとしていたはずなのに、もはや隠れようとしなくなっている。
なんか、いかにも親の言うことを聞かなさそうな、きっかん顔だ。(-_-;)

足にビニール紐が巻き付いているのが気になるが、くちばしではないので命にかかわることはないだろう。
たぶん巣の材料の一部に使ったビニール紐の屑が絡まったと思われる。
目の前で母鶏から餌をもらっている。
用心深いイソヒヨドリの成鳥がこんなに人に近づくことはないが、餌をねだる雛の声に母鳥は我を忘れたんだろう。
沈着冷静に大局を判断するオスは、当然近寄ってこない。(^^;)
めずらしく夫婦のツーショット。
親鳥は付かず離れず見守っている。
結局、どこに巣があったんだろう。てか、他の雛たちは無事なのか?
ケツフリの卵はやっぱり一個増えて、五個になっていた。
四と言う数字は縁起が悪いとして嫌うのか、普通は五つか六つだ。
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杉木立の向こうに
盛り上がっているのが
扇谷内池の堤
2017.06.04) 曇りのち晴れ 18.1℃ P0 U5.1 W66.0%22.2
休み

川薙ぎ ではなく 草刈り

6月の第一日曜は集落総出の草刈りだ。
σ(^_^)らの班は例年若山川の土手を担当するので川薙ぎだったのだが、河川改修でいつもの土手の命運が尽きている。
取り壊し寸前の土手を草刈りしても意味はなかろう、と去年から思っていた。

となると、うちの班はお休み・・・・とならないのが農村で、全員参加こそが金科玉条だ。
作業そのものが必要かどうかはさほど重要ではない。
というわけで、急遽脇田谷内(わきだやち)の応援で、扇谷内池付近の草刈りを仰せつかった。
扇谷内池なんて、よそ者のσ(^_^)は聞いたことがなく、どこにあるのかも知らなかった。
鎌しか持たない女と年寄りの出る幕があるのか、と心配したが、ちゃんと用水路横が残してあった。

ところが脇田谷内は出田内では一番小さな集落で、かたやσ(^_^)ら川辺下(かわべりしも)は最大だ。
脇田谷内だけでやってりゃちょうどよくても、応援のほうが多いんだから、すぐに終わってしまう。
楽だからいいけどよ・・・・
機甲部隊も戦力倍増で押し合いへし合い、もっぱら人の草刈機を避けるのが大変で、草刈りそのものは一瞬で終わったらしい。

目覚まし時計の電池を換え、四時にセットして五時に集合したのに、三十分で Mission complete.
いっちょまえにジュースを飲んで時間を潰して、大きな声では言えないが六時前に解散してしまった。
だって、やることないんだもん。。。。

理不尽ではあるが、とにかく全員参加が最重要なんだから、これでいいのだ。。。。。ろう。
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2017.06.03) 雨ときどき曇り 14.8℃ P0 U2.3 W65.8%22.3
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済1本 錆止済0本 未塗装1本 半製品4本)

ケツフリの巣

この辺を縄張りにしているイソヒヨドリはもう一ツガイいる。
いつも塗装場あたりをウロウロしていて、オスを同時に見ることがあるので、二ツガイいることは間違いない。

たまたま電柱近くのステンレスパイプを積んである棚付近に餌をくわえて潜り込むところを見た。
次の瞬間手ぶらで出てきたので雛に餌やりしたのは間違いない。
こんな低いところでも巣を掛けるのか。

近寄って巣の在り処を探そうとすると、親鳥が二羽で波状攻撃を仕掛けてくる。
人の手が届く場所なので、さすがにガードが固い。
イソヒヨドリの体当たりぐらいならさほどのことはないが、髪の毛の薄いところにムカデを乗せられたりしたら、命に関わるかもしれない。
早々に撤退したので、いまだ詳細は不明。
イソヒヨドリの張り込みを続けていたら、別件でケツフリが塗装場に入っていくところが見えた。
ケツフリはバカなのでずいぶんわかりやすく、農道に一番近い分電盤の裏に入っていった。
すでに卵が四つあった。
ひょっとしたら、あと一つくらいは増えるかもしれない。
トラック車庫の方はケツフリが出入りしている気配はない。
巣を覗いてみたが、やっぱり空っぽだ。
どうやら婚活は失敗に終わって、せっかく用意した巣は放棄されたらしい。キビシー。。。。
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2017.06.02() 雨ときどき曇りたまに晴れ 17.5℃ P0 U2.4 W66.3%21.9
本日の滞留円筒 計13本(完成品7本 塗装済1本 錆止済0本 未塗装0本 半製品5本)

イソヒヨドリの巣

オーテクスの玄関(写真の左の方)付近にたむろしているイソヒヨドリの巣が判明した。
ケツフリよりずっと用心深いので、辺りを飛び回りながらもフェイントを繰り返し、なかなか巣には近寄らない。
辛抱強く張り込んでいて、ようやく現場を押さえた。
第二工場の出入り口上、折板葺き庇の右端のケラバ包みと呼ばれるところだ。
オスが飛び込んだあと、すぐにメスも飛び込んだ。

オスは用が済むとあっという間に飛び去ったが、メスは警戒心が強いようで間が抜けている。
雛に餌をやり終えてホッとしたのか、巣の出入り口でまったりしている。
てか、カメラの前でポーズを取っているようにも見え、写真を撮らされているような気もする。(-_-;)
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2017.06.01) 雨のち晴れ 20.7℃ P0 U5.0 W66.0%21.9
本日の滞留円筒 計12本(完成品7本 塗装済1本 錆止済0本 未塗装0本 半製品4本)

電波時計停止

奇跡の復活を遂げたりして一進一退の病状のまま見捨てられていた電波時計だが、とうとう秒針も分針も9時の位置を越えられなくなっていた。
秒針はピクピクと断末魔の痙攣を起こしている。
電池を交換するつもりで蓋を開けたら、なんとろくな仕事もしないのに、単二電池が二本も入っている。
普通の壁掛け時計は単三電池一本で二年ぐらいは動くっつーに。(-_-#)

あてにならない電波時計なんて、何の役にも立たない。
働かざる者食うべからず、電池交換はやめて、液漏れ防止に電池を抜いておくだけにした。
これでも一日二回はピッタリ合う。
日本に二箇所しかない標準電波送信局が、いつか珠洲市にも出来たら使えるようになるだろう。

たまに使う丸い目覚まし時計もどうやら電池がなくなったようで、15分ほど遅れている。
今度の日曜日は集落総出の草刈り日なので、目覚ましを掛けて四時半起きしなければならない。
目覚まし時計の電池は交換してやることにしよう。
もちろん単三電池一本でいいんだし。

毎日定時の目覚ましに常用しているデジタル時計は商用の交流100Vが電源なので、時々バックアップ電池を充電するだけでいい。
ほとんど狂わないし、おりこうだね〜。
直線上に配置

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