2023年12月 2024年01月 2024年02月
直線上に配置
2024.01.31(水) 曇り一時晴れ 4.2℃ P0 U0.0 W63.550%21.1 128-75-65
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

投げ込みヒーター

風呂に使う水なら無制限に入手できると知ったお嫁ちゃんは、無謀にも湯船のお湯張りをもくろんだ。
もちろんエコキュートは使えないので、熱源は投げ込み型のヒーターだ。
あの手この手の裏技を使えば、アマゾンは無理でもヨドバシあるいはモノタロウの通販が使えるそうで、ヒーターがさっそく届いた。
加熱電力910W、国産だそうだ。その名も「沸かし太郎」。

お湯を沸かす時間は、中学校の理科で習ったジュールの法則で簡単に計算できる。
ジュールをカロリーに換算する係数 0.24 は三つ子の魂で今でも覚えている。
結論だけ言うと、水温5度の水 200リットルを40度まで温めるには、910Wのヒーターでおよそ8.9時間掛かる。

国内ブランド(中身はなんとも言えない)のこのヒーターは、アマゾンで三万円台だ。
ところが中華ブランドであれば三千円を切る商品もあり、一桁安いうえに公称1,500Wと大容量だ。
同じ条件であれば 5.4時間しか掛からないことになり、いいことづくめに見える。

しかし全身が濡れまくる風呂場で100Vを扱うとなると、万一漏電すれば感電死は確実となる。
ヒーターを入れたままで湯船に入ることはあり得ないが、それでもやっぱり中華ヒーターを使う気にはならなかったらしい。(^^;)
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2024.01.30(火) 晴れ 10.0℃ P0 U5.0 W63.700%21.2 126-77-66
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

強運

初詣の白山比盗_社で、おみくじを引いたらσ(^_^)だけ末吉だった。
正月の上げ底ご祝儀相場の末吉は、通常であれば大凶に相当すると思われる。
ちなみに、大吉を引いたのは榮ちゃんだけだった。

元旦早々に腸閉塞で入院し、その日の午後に大地震では、おみくじのお告げの通り大凶そのものの運勢にも見える。
しかし腸閉塞と地震の順序がもし逆であれば、σ(^_^)は入院できなくて、間違いなく死んでいた。
ペンギンと娘は、あわあわもちもちに予約していたお好み焼きを、受け取りに行く直前に地震が起きたため、命拾いした。
あと十分、いや五分早く、地震の前に受け取りに行っていたら、津波に巻き込まれて死んでいた。
気の毒に、営業を始めて間もないあわあわもちもちは、津波の直撃を受けたらしい。
報道写真を見ると、津波で流されてきた車が二台ほど、店先に突っ込んでいた。
ペンギンの注文を料理していた石井姉妹が、避難所に逃げて無事だったのは不幸中の幸いだ。

実際には震度7を越えていたと言われる今度の地震にも家は壊れず、工場も無事だった。
停電も病院よりも早く当日の夕方には解消し、仕事始めの予定だった1月4日には出勤して来た社員もいたくらいだ。
断水は続いているが、お客さんからの支援もあって、1月9日にはぼちぼちながら仕事も開始できた。
これは大凶どころか、今年のσ(^_^)はとてつもなく強運なのではなかろうか。
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2024.01.29(月) 曇り時々晴れ 4.0℃ P0 U0.0 W63.55%21.1 136-76-62
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

新聞が来た

たまたま覗いてみた郵便受けに、元旦以来長らく届いていなかった北國新聞が発見された。
今日の朝刊と土曜日の朝刊があったが、なぜか昨日の日曜日のぶんはない。
土曜日の朝刊が土曜日に届いていたのかどうかは定かではない。

北國新聞はデジタル版も購読しているので、新聞が届かなくても内容はわかる。
しかし古新聞紙はあり過ぎると資源ゴミだが、捨てても惜しくない古新聞ならではの用途もある。
折しも会社で購読していた朝日新聞を解約したので、事務所の古新聞も払底している。
ペンギンは新聞紙がないのは不便だと、一昨日泊ったホテルで「ご自由にお取りください」だった読売新聞をお土産として持ち帰った。
たかが新聞紙でそれほどでも、とは思ったが、σ(^_^)も一部、貰ってきた。(^^;)
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2024.01.28) 曇り時々小雨 4.0℃ P0 U1.0 W63.60%21.2 132-76-66
休み

白山比盗_社

うちの在所のお宮さんは白山神社で、毎年夏越の大祓にはお札も頂いている。
今年は元日から特殊事情が重なって初詣どころではなくなったので、この際だから総本宮の白山比盗_社に詣でることにした。
白山神社の御札を発行している元締めだから、ご利益もひとしおだろう。
ほんとは今日の予定だったが、天候が思わしくないとして、昨日のうちに参って来た。

駐車場に車を止めて、なんぼも歩かないうちに本殿だ。
だいぶ昔になるが、一度参拝したときには長い参道を延々と歩いた記憶がある。
当時と比べ足が衰えたペンギンは、わざわざ杖まで買って用意したほどだ。
神社仏閣に詳しい娘によると、鎮守の森に囲まれた表参道が別にあるそうだ。
俺たちゃ裏参道から来たのか。

あまり歩かなくてよかったので、ペンギンは楽をしたが、ご利益のほうはそのぶんイマイチかも。。。
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2024.01.27(土) 曇り時々小雨 4.0℃ P0 U4.0 W63.60%21.2 132-76-66
臨時休業

ウォッシュレット

来週の月曜日はペンギンの薬を貰いに、何が何でも金大病院へ行かなければならない。
しかし地震で道路網はズタズタになっており、前泊するとしてもσ(^_^)の運転では怪しいそうだ。
予行演習をしておいたほうがいい、と言うので、今日は金沢方面へ走ってみることにした。

走行困難な地域は羽咋以北で、千里浜からあっちはまったく普段と変わりないらしい。
道の駅千里浜まではσ(^_^)はペンギンと娘を乗せて走り、それ以降は息子の車に同乗して無駄に燃料を消費しないことになった。

道中の話は省略する。
道の駅千里浜に着いた時、一番先にトイレに飛び込んだ。
朝のうちに今日のぶんは排出済みで、便意があったわけではない。
ただただウォッシュレットを使いたかっただけだ。

Uターンしたときにはすでに我が家のトイレはウォッシュレットだった。。
珠洲市に於いて我が家はウォッシュレットの嚆矢と言えよう。
以来、半世紀以上ウォッシュレットを使い続けて、今ではウォッシュレット無しでは生きられなくなっている。

逆に、これさえあればアフリカでも月にでも生活できる、と自負している。
そのσ(^_^)が、元旦の地震以来、ウォッシュレット無しの生活を一ヶ月も過ごしたのだ。
このたびの外出では、このあと宿で今年初めて風呂にも入ったが、何と言っても一番感激したのは千里浜のウォッシュレットだ。
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2024.01.26(金) 雪 4.0℃ P0 U3.1 W64.30%21.1 143-81-60
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

非公開給水場

飲料用には使えないが、風呂などに普通に使える水が無制限にもらえると言う耳寄りな話をお嫁ちゃんが聞きつけて来た。
珠洲市が公表している給水場には入っていないので、嘘かまことか行ってみた。

給水場は若山川沿いの旧中央病院(現健康増進センター)の端っこに設置してあった。
若山川の水を汲み上げてろ過しているらしい。
蛇口四つのうち、三個が給水用として開放されている。

どの程度の水量なのか試してみると、ずいぶん勢いがよく、20リットルのポリタンクがあっという間にいっぱいになる。
欲張って蛇口二つを使おうとしても、扱い切れなかった。
ここで頭を洗ったり、身体を拭いたりする水を好きなだけ調達できるなら、自衛隊の給水車から貰う水は炊事用としてポリタンク一個でいい。

給水場として公開していないのは、飲料用ではないからだろう。
非公開をいいことに、しばらく黙っていることにする。
木下夕爾の表現を借りると

給水場
みつけた
まだたれも知らない

あそこだ
昔の中央病院のわき

・・・中略・・・

蛇口が四つならんでいる
まだたれにもいわない

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2024.01.25(木) 雪 2.0℃ P0 U1.1 W63.65%21.2 130-79-67
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

架線事故

塗装場の天井クレーンは三台あり、ガンチョの爪の数より多い。
そのうち走行サドルに不安があった東クレーンも、失業対策事業でサドルを交換することができて万全の体制だった。
ところが今日、三台とも同時に動かなくなった。
クレーンは鉄工所にとって最も重要なインフラで、これがないと全く仕事ができないと言っていい。

原因は架線を引っ張る部品の破損で、昨日北陸、上越、東北新幹線が動かなくなったのと同様の故障だった。
現場は北西風の通り道、時々ホワイトアウトするような吹雪が吹き付ける。
ハシゴを立て掛けて修理を試みるが、両手が使えないととても修理できない。
ハシゴの上では両手が使えるどころか良くて片手一本、風が吹けば両手ともハシゴにつながっているだけで精いっぱいだ。
原因はわかったが、足場なしでの修理作業はほぼ絶望と思われた。

故障原因の架線を引っ張る部品は、絶縁が劣化しているとして、交換するつもりで用意してあったはず。
とは思うが、六年も前の話なのでもちろん忘却の彼方へ行ってしまっている。
おまけにその後、お嫁ちゃんの3S運動の嵐に晒されたとあっては、探し出すのはこれまたほぼ絶望だ。

ところが奇跡的に事務所内で部品が発見された。
これは何とかなる、と絶望の中に希望の灯がともった。
絶縁不良の件もあるので、一式全部交換したいところだが、ことは急を要する。
最小限の部品だけ使うことにした。

どうやって修理するか検討を重ねた結果、WA100のバケツの中にパレットを乗せると、なんとか故障個所に手が届くことが判明。
両手が使える!
これで一気に視野が開けた。

幸い天候も回復傾向にあり、午後の休憩前に作業が終了して塗装場クレーンは三台とも生き返った。
クレーンが使える見込みなし、と見切りをつけて早退した社員もいたが、被害は最小限にとどまったと言えよう。
最悪の元旦から始まった年だが、徐々に運気が上向いて来たような気がする。
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2024.01.24(水) 雪 0.2℃ P0 U1.2 W64.05%21.1 129-77-64
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

融雪装置

我が家の前面道路はこう見えても国道で、融雪装置が設置してある。
大寒波襲来の予報で、一昨日は試運転したような形跡があった。
しかし、あっち側車線が乾いていて、本来は両側に流れるはずの融雪の水が、わが方にばかり流れているように見える。
ひょっとして、地震で向こう側が隆起したか?

この融雪は川の水を汲み上げたインチキ融雪なので、たくさん水を流すわりに雪が溶けない。
ヘタすると側溝が溢れて洪水になる可能性がある。
こっち側にばかり流れて来ると、未曽有の大洪水になるのではないか。
心配することもなかった。
雪が降っても、ハナから融雪する気はないようだ。
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2024.01.23(火) 雪時々晴れ 4.0℃ P0 U1.3 W63.80%21.1 127-76-65
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

魔法使いの弟子

二代続くノン百姓なので、これほど雨水の恩恵を受けた経験はなかった。
トイレや洗濯にありがたく使わせてもらっている。
てか、天の恵みの雨水がないと営業再開は不可能だっただろう。

雨水が溜まる場所と使う場所が異なるので、バケツで運ばなければならない。
その際、片手よりは両手で持ったほうがバランスがよく、かえって楽だ。
両手にバケツで雨水を運んでいると、子供の頃に見たディズニー映画、「魔法使いの弟子」を思い出す。

話の筋は、ミッキーマウス演じる見習い魔法使いが、自分の代わりに魔法を掛けたホウキに水汲み仕事をやらせると言うもの。
魔法を掛けたまでは良かったが、止める呪文を知らなかったので、水があふれて大洪水になってしまうのだ。
セリフはなく、全編に流れるデュカスの交響詩「魔法使いの弟子」に沿って話が進んでいく。
二週間に一度のディズニーのテレビ番組で、何度も見た。

おかげで「魔法使いの弟子」を音楽として聴こうとしても、バケツを二つ持ったホウキとミッキーマウスが邪魔するようになってしまった。
シューマンのピアノ協奏曲を聴くと、ウルトラセブンが目に浮かんで邪魔をするのもこの類だな。
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2024.01.06
2024.01.22(月) 曇り 8.4℃ P0 U1.1 W63.35%21.1 122-75-65
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)
本日の出荷 石川県白山市へ横持運搬 10トン車1台

近所に避難所

緑ヶ丘中学校に避難していた人たちが、旧飯田保育所へと引っ越しさせられているそうだ。
新学期が始まるせいではなく、緑ヶ丘中学校は津波の避難場所であって、地震の避難場所としては使えないらしい。
なんじゃそりゃ。(-_-;)

旧飯田保育所は娘が借りているアパートの目と鼻の先にある。
アパートへの主要な道は減反の大地震で起きた大規模な土砂崩れで埋まった。
市街地や幹線道路に比べ、復旧の優先度はどう考えても低く、通行再開は永久に絶望的と思われた。

2024.01.21
逆方向から見る
それがなんと、昨日いきなり開通した。
おそらく突然引っ越ししてきた避難所の利便性を良くするためだろう。
連れて今日、アパートに電気も復活したそうだ。
これも避難所優先のおこぼれだろう。

近所に介護施設があるおかげで、うちはほぼ毎日給水を受けることができる。
避難所か介護施設の近所に住んでいると、水道の復旧も早くなるかもね。
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2024.01.21() 雨 9.0℃ P0 U3.0 W63.60%20.9 125-73-66
休み

レンタカー

息子一家は暮にお嫁ちゃんの実家に里帰りしていたが、地震のあと1月2日の午後出発し、翌3日に二日掛りで帰還した。
往きはスバルWRXだったが、帰りは滋賀のお父さんのデリカに救援物資をぎっしり積んでいた。
車高の低いWRXでは凸凹に荒れてしまった道は走れず、とても帰り着けなかっただろう。
WRXは滋賀にしばらく預かってもらうことにして、デリカは救援物資の一部として貰ってきたらしい。

昨日、息子一家はそのデリカで金沢に出掛けたが、向うに着いてから下駄箱の上に鍵がないか、と言う問い合わせがあったらしい。
そのキーは確かに玄関の下駄箱の上にあった。

近頃のスマートキーでは鍵がないとエンジンが掛からない。
出発したとき、キーなしでどうしてエンジンが掛かったのか不思議だが、さて、帰りはどうするんだろう。
JAFかなんかに頼めばなんとかなるのだろうか。
デリカはまだお父さんの名義だろうし、一段とハードルが高そうだが。。。

その後なにも言ってこないので、首尾よくスペアキーが作れたものと思っていた。
夕方、息子一家はレンタカーで帰って来た。
そして今日、キーを持ってデリカを引き取りに、金沢へ出掛けた。
團ちゃんはまだ何もわからないが、道中何かと不自由だとわかった榮ちゃんは、同行を渋ったそうだ。(^^;)
直線上に配置
2024.01.20(土) 曇りのち雨 6.0℃ P0 U1.1 W63.90%20.8 133-75-64
臨時休業

ゲンキー宝立店

水道が復旧するまで歯科医院は手も足も出ないので、ペンギンはずっと出勤できずに家にこもっている。
買い物にも出られず外食にも行けず、ストレスが溜まっていくばかりなので、ときたまお嫁ちゃんから声が掛かる。
店内が被災したまま、いち早く営業を再開したゲンキー野々江店に連れて行ってもらうのだ。
ホームグラウンドではないので、どこに何を売っているのかさっぱりわからずとも、気分転換にはなっている。

今日は朝から息子一家が不要不急の外出をして金沢へ行っている。
おくのといちなど望むべくもないが、ペンギンはゲンキー野々江店ではなく、宝立店にも行ってみたいと言う。
退院してこのかた、水汲みで軽トラにしか乗っていないσ(^_^)は、今年初めてエクシーガに乗ることになった。
道筋はクロネコ珠洲営業所とほぼ同じなので、路面状態の見当はついている。

宝立町鵜飼周辺は市内でも被害が特に大きかったところで、当然水も電気も復旧していない。。
近くの信号もまだ停電で死んでいるのに、ゲンキー宝立店だけ照明が点いていた。
ゲンキー側の向こう側も通りの右側も、軒並み家が倒壊している。
なんでこんな貧しい最果ての地を狙って、大地震が襲うかなぁ。。。
それとも、被害を最小限に抑えるため、気を利かせたつもりで貧乏な里を選んだか。
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2024.01.19(金) 曇り 5.4℃ P0 U3.0 W63.55%21.0 132-76-62
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済7本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

トナー

年初から気掛かりだったのは、カラーレーザープリンターのトナーカートリッジの寿命が近づいていると言う警告だ。
せっかく細々ながら営業を再開したと言うのにプリンターが使えなくなっったら、またぞろ臨時休業に追い込まれかねない。
物流が止まって通販の道が閉ざされてしまうと、入手方法がない。
奥能登は物々交換か、あるいは貨幣による対面取引しかない世界になってしまった。
 

クロネコヤマトの営業所止めによる宅配の復活は朗報だが、肝心のアマゾンが認めていない。
商品を探すより、クロネコの営業所止めで販売してくれるネットショップを探す方が大変になってしまった。
さいわい、どこかのショップが承諾してくれたらしく、営業所まで引き取りに行って、トナーを入手できた。

このトナーはリサイクル品だ。
CANON純正のトナーは四色全部を一式購入すると、新品のプリンターが二台買えてお釣りが来ると言う理不尽な値付けだ。
アマゾンでさえ純正で売っているのは黒だけ、ほかの色はリサイクル品か、汎用品と称するパチモンばかりだ。
そんな高いトナーを買うやつぁいない、と世の人すべてが考えるのだろう。
きっとキャノンの社員ですらも。
直線上に配置
2024.01.18(木) 雨 9.1℃ P0 U2.3 W64.05%21.0 126-74-64
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済5本 錆止済2本 未塗装0本 半製品0本)

保育園始まる

今日からつばき保育園が災害一時預かりを開始するそうだ。
年末から昨日までずっと保育編にはいかず、思いっきり自由を満喫していた榮ちゃんと團ちゃんの、我が世の春は終わった。

土日を除き、8時15分から17時30分まで預かってくれるが、昼ご飯までは面倒を見てくれない。
親が用意したうえで、親が食べさせなければならないそうで、昼ご飯の送り迎えが大変だ。
そのため当分は半日だけ預かってもらうことにしたらしいが、これでまた日常への歯車が一つ、確実に回ったような気がする。
直線上に配置
2024.01.17(水) 快晴 8.6℃ P0 U0.0 W64.10%21.1 148-83-58
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済4本 錆止済0本 未塗装3本 半製品0本)
本日の出荷 石川県志賀町行き 4トン車1台

営業所止め

クロネコヤマトが珠洲営業所止めなら宅配の取り扱い(受け取りだけ)を始めたらしい。
さっそくだが、来月初めの納期に間に合わすためには、どうしても必要な支給部品を宅急便で送ってもらった。
会社宛ての荷物を受け取る際の本人確認の方法など、受取には何が必要なのか、ついでに調べることにした。
念のため、代表取締役社長のσ(^_^)も、健康保険証やら免許証やら持って、ついて行くことになった。

クロネコヤマト珠洲営業所までは、車で10分ぐらいで、さほど苦にならない。
同じ営業所止めでも佐川急便の柳田営業所だと、現状では一時間以上掛かるので、えらい違いだ。
路面状況もまあまあだったが、クロネコの事務所に隣りの家が傾いて倒れかけていた。
難を避けたか、仮設の事務所で業務をしていた。
 

お嫁ちゃんによると、せっかく持って行った認印も必要なく、本人確認も何もなかったそうだ。
当然御隠居様の出番もなかった。
法人向けだから、とわかったようなわからないような説明だったらしい。
送り状をFAXで送ってもらってコピーを持って行ったおかげ、と言う説もある。
アマゾンでの買い物は出来ないが、とにかくこれで物流に風穴がもう一つ開いた。
 

右上二番のCRが・・・

差し入れしてもらったレトルトおでんと、焼サバにジャガイモの味噌汁で、ちょっとリッチな晩ご飯だった。
が、そのあとが悪かった。
半分分けしたレトルト白米が少し物足りなかったので、乾パンをポリポリ齧っていたら、突然右上二番と犬歯の隙間に乾パンが挟まった。
前歯が欠けた!

えらいことになった、と青ざめたが、日記を調べると右上二番はCR修復した歯だ。
CRが外れ掛かっているだけなら、CRを詰め直せば三十分で終わり、痛くもかゆくもない。。。はず。
と一安心したのだが、そりゃ近所の某歯科医院が開いていればこそ、だ。
診療再開のめどが立たない今、一番やっちゃいけないことをやっちまった。(-_-;)
直線上に配置
2024.01.16(火) 吹雪のち雪 0.2℃ P0 U5.0 W63.85%21.1 131-79-67
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済4本 錆止済0本 未塗装3本 半製品0本)

プチ避難所

電気も水も復活していないところが多く、弁当を買う店もないので、休憩室を使って三食用意することにした。
ただし、あちこちから差し入れしていただいた非常食ばかりだが、テレビがあるだけ避難所よりはマシだろう。
チンして食べるご飯類は、炊飯器で炊いたほうがおいしいので、使っていない炊飯器を社員が持ち寄ってもらった。
90度右を向くと食料のストックが置いてあるが、すべて頂き物ばかり。
プライバシーはまったくないが、同時に二人まで宿泊にも対応。
布団も提供します。
直線上に配置
2024.01.15(月) 雪 1.0℃ P0 U5.0 W64.25%20.8 131-79-65
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済3本 錆止済1本 未塗装3本 半製品0本)
本日の出荷 石川県能美市行き定番品 10トン車2台

初荷

奥能登に向かう救援車両のラッシュは一息ついたが、砂利を積んだダンプが大挙押し寄せて渋滞しているらしい。
そのため、未だに珠洲市へ向かう一般車両は制限され、物流は止まったままだ。
生命線の飲料水は自衛隊に確保してもらったとしても、このまま出荷ができなければ、いつかは酸欠で我が社の息の根が止まる。

お客さんのほうでもジャストインタイムの部品が一つでも滞れば生産ラインがストップする。
本来は現地車上渡しの契約なので、運搬まではうちで責任を持たなければならないが、時利あらず騅逝かず、で如何ともし難い。
何が何でも生産ラインは維持したいお客さんのほうで、物流の微かな隙を狙う妙案をひねり出した。

被災地では多数の建設機械を必要とし、重機運搬トラックで毎日運び込まれている。
そのトラックの帰りは空荷だ。
運び込まれる重機と、出荷したいうちの部品を使った最終製品は、メーカーが同じで利害が一致している。
と言うわけで、天の声があったと思われ、このたび出荷が実現した。

なんかズルしたみたいで大っぴらにはしにくいが、うちて作っている部品にしても移動式砂利製造機の一部だ。
いずれ完成品となった暁には、災害復旧のために舞い戻ることも考えられる。
砂利の絶対量が足りないとされる、奥能登の被災地復興の一助にもなるのではなかろうか。
直線上に配置
2024.01.14) 晴れのち曇り 5.6℃ P0 U1.0 W63.95%20.8 138-78-63
休業

どうなる生命線

国道249号線を挟んだ向かいに介護施設があるが、近頃救急車が引きも切らずに出入りしている。
今日は定員が普通の救急車の二倍以上ありそうな自衛隊の救護車輛まで来ている。
水が出ないのではろくな介護も出来ないので、遠くの施設に入所者を移動していると思われる。
 

ゴミ箱や練り桶をたくさん差し入れして頂いたおかげで、トイレの水は雨水でしのげる目途が付いた。
もし、日照りが続いたとしても、井戸がある社員に頼んで汲み上げてくる手も残っている。
 
ところが炊事洗濯に使う水となると、自衛隊の給水車だけが頼りだ。
今のところ、入所者がいる介護施設には給水車が来るので、σ(^_^)らはおこぼれで水が貰える
しかし、このまま移動が続いて総員退去となってしまったらどうなるんだろう。
誰もいない介護施設に自衛隊の給水車が来るわけない。
おこぼれにすがっているσ(^_^)らは、生命線を断たれることになるんだが。。。。
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2024.01.13(土) 雪 0.0℃ P0 U3.0 W64.10%20.6 127-77-67
臨時休業

上水道復旧のめど立たず

浄水場は、川から水を汲み上げる配管が壊れているそうだ。
どっかの大学の先生が現地調査に来て、修復には早くても一ヶ月掛かる、と話しているところをテレビで見た。
ところが給水を貰いに行ったとき、復旧に三ヶ月は掛かると役所の誰かが言っていたと、この辺では見かけない人から聞いた。

こりゃまああまり根拠はなく、単なる噂の類だが、何やらいかにもありそうな話ではある。
そのあと聞いたところでは、市長が水道の復旧に半年掛かると話していたそうだ。
これなんかはペンギンの外浦ガセネタ情報網と大差なく、誰から聞いたかも思い出せない。

ほんとのところ、破損個所の調査も終わっていない水道がいつ復旧するかなんて、誰にもわかるはずがない。
この耳で確かに聞いた、テレビの先生の話を信じることにしよう。
直線上に配置
2024.01.12(金) 雨時々晴れ 7.4℃ P0 U3.1 W63.65%20.6 135-78-68
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済2本 錆止済1本 未塗装4本 半製品0本)

地盤沈下

我が家の裏庭は何の用もたしておらず、普段は目にすることがない。
元旦の大地震のあと、なにやら寒いと思ったら、ロックされていなかった座敷のサッシ窓が開いていたそうだ。
ペンギンがサッシ窓をしめようとしたとき、エアコンの屋外機が傾いていることに気が付いたらしい。

さっぱり要領を得ないペンギンの話を思い出して、裏庭に回ってみた。
屋外機の基礎ブロックの後ろは犬走に乗っており、前方は庭にめり込んでいる。
まあ、配管はフレキシブルなので、このままでも支障がないはないのだが。。。
いったい何が起きたらこうなる?
付近を見回すと、パックリ口を開けた地割れを発見した。
なるほど。。。

元の設置状態を見ていないので想像するだけだが、最初から傾けて設置するバカはいない。
おそらく当初は犬走の高さと、庭の地盤面が同じくらいだったのだろう。
地震で庭が沈下したので前のめりになってしまったに違いない。
下に敷く適当なものが思い浮かばなかったので、とりあえず手ごろなサイズの木材を工場から拾って来て、基礎ブロックの先端に敷いた。
材質はたぶん一番安い落葉樹で、朽ちるのは早かろうが、それでも二、三年は大丈夫だろう。
それまでにはなんか、もう少しマシな対策を考えよう。
直線上に配置
2024.01.11(木) 曇りのち晴れ 2.2℃ P0 U1.1 W63.25%20.6 148-83-62
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済2本 錆止済0本 未塗装5本 半製品0本)

救援物資

退院当日、はるかかなたの兵庫県から多大な差し入れを頂いたが、今日また県内のお客さんからもたくさんいただいた。
金沢の向こう、能美市を早朝三時に出発して、五時間掛かったそうで、恐縮の至りだ。

事前に必要なものはないかと打診があったそうだが、大量の差し入れを頂いたばかりだし、男の頭では特に何も浮かばない。
差し入れのうち、これらの保存食やカセットボンベは、定番品を適当に見繕っていただいたものと思われる。
ところが戒厳司令官のお嫁ちゃんともなると、発想が全然違って遠慮も忖度もない。
練り樽やゴミ箱、バケツ、ひしゃく、はてはウォーターサーバーまで、そんなもんがそんなに必要か、と驚くほど大量の要求が出て来た。
そりゃご厚意の領域をはるかに越えている、と息子は腰が引けたと思うが、一応お客さんには伝えたそうだ。
すると、あんまりだと思われたお嫁ちゃんの要望通りの品物が、なんと全部そろっている。

水道の復旧は当分見込みがない。
従業員に安心して働いてもらうためには、飲み水のみならず、トイレに使う雨水が勝負どころだと見ていたのだろう。
さっそく練り樽やゴミ箱を使って雨水を貯める準備を始めたが、最初からこれが念頭にあっての要求と思われる。
利用できる雨樋は、竪樋の下の方を切り取ってゴミ箱なり練り樽なりで受け、一滴も逃さぬつもりだ。
屋根が傷んでいる被災者の方々には申し訳ないが、うちでは雨は天の恵みとなる。
・・・雪は要らない。
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2024.01.10(水) 雨 3.2℃ P0 U1.1 W64.15%20.4 147-81-64
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済1本 錆止済1本 未塗装5本 半製品0本)

鏡餅受難

木彫りなので神様でも食べられないが、大晦日には鉄工所の工場とオーテクスの工場内に、形だけの鏡餅をお供えしている。
大晦日にお供えするのは縁起が悪いとする向きもあるが、うちでは暮の30日まで仕事をしていることが多いので、やむを得ない。
オーテクスのほうは積み重ねた鉄板の上に置いた。
退院して来て真っ先にお鏡を片付けようとしたら、オーテクスの鏡餅は乗せて置いた鉄板の山が崩れて散乱していた。
三方代わりの箱と小さい方とミカンは無事回収したが、大きい鏡餅が見つからない。
付近を捜索したところ、崩れた鉄板の下敷きになっていた。
上には数百キロの鉄板がまともに乗っているので、とても救出できない。
仕事始めで片付けが進み、ようやく大きいほうの鏡餅が救出された。
右は上に乗る小さいほうの鏡餅で、ミカンも木彫だが、これは使わず普通のミカンを使う。
左端、大きいほうの鏡餅の内部は空洞で、この中に食べられる餅を入れて鏡餅の体面を整えている。
上面に傷があるのは鉄板の下敷きになったとき、コンクリートの床に押し付けられていたせい。
ひっくり返して底を見ると、折り重なった鉄板が食い込んだ痕の痛々しい傷がついている。
これから先、このお鏡を飾るたびに今度の大地震を思い出すことになるだろう。
名誉の負傷としてこのまま残し、子々孫々語り継ぐことにしよう。
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2024.01.09(火) 曇り時々雨 6.2℃ P0 U1.0 W64.15%20.4 147-81-64
本日の滞留円筒 計7本(完成品0本 塗装済1本 錆止済0本 未塗装6本 半製品0本)

仕事始め

とにもかくにも片付けから第一歩を踏み出すことにして、登城できる者は出仕せよと号令が掛かったようだ。
もちろん無傷ではないが、建物が無事だっただけ、まだ恵まれている。
店舗や工場が倒壊して、この先どうなるのか見通せない、と言う嘆きがあちこちで聞かれる。
仕入れ先の鋼材問屋では天井クレーンが落下して、操業再開のめどが立たないそうだ。

今ごろになって事務所の神棚の注連縄が半分外れていることに気が付いた。
落ちてしまわなかったところを見ると、首の皮一枚でなんとか助かるぞ、と言う神様のお告げかも知れない。
ありがたや ありがたや。。。
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2024.01.08(月) 成人の日 雪のち曇り 1.0℃ P0 U3.2 W63.60%20.5 150-82-62
臨時休業

被災地に雪

昨日からの雪が13cmになり、被災地には無情の追い打ちになった。
これで道路の損傷状態がほとんど見えず、ますます車で走りづらくなった。
ところが子供には災害も何も関係なし。
イ〜ヌは喜び 庭駆け回る♪

今町時代、若山川はよく氾濫した。(大水:おおみず と呼んでいた)
自宅は土手より低い川沿いの土地に建っていたので、よく大水の被害を受けた。
子供のことだから苦労も何もなく、大水になると学校が休めるのでうれしかった。
おかずが辛いだけのコンカイワシしかないご飯も珍しくて、かえって喜んでいたな。(^^;)
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2024.01.07) 雪 4.0℃ P0 U0.0 W63.10%20.5 127-76-73
臨時休業

一杯目からそっと出し

珠洲市でも飲料水の給水が始まった。
近所に介護施設が二か所あり、そこに自衛隊の給水車が来るので、余ったらと言う条件付きだが、飲料水がもらえるらしい。
今日のお嫁ちゃんは給与計算のため出勤し、息子が子守をしていて手が離せない。
水を貰って来てくれ、と渡された空のポリタンクは20リットル入りが4個。

一人当たりの制限量があるかないかはわからないが、せいぜいペットボトル数本のものじゃないのか・・・
と思いながらも、ぶらぶらしている居候の身の上なので、娘と二人、軽トラにポリタンク4個を積んで給水会場に出掛けた。
集まってきた人たちが手にしているのは、やっぱりペットボトルが多い。
恐れながら、と20リットルのポリタンクを4つ差し出したら、それでも何も言わずに給水してくれたが、はなはだ肩身が狭かった。

昔、「居候 三杯目にはそっと出し」と言う川柳があった。
今はご飯を三杯も食べる人はいないので、ほとんど死語化している川柳だが、言うならばあの心境だな。
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2024.01.06(土) 曇り一時晴れのち雨 12.8℃ P0 U0.0 W62.80%20.5 124-78-67
臨時休業

飯田町壊滅

飯田町の目抜き通り、今町商店街は、間口を出来るだけ広く開放しているので耐力壁がない。
隣り同士が肩寄せ合って支え合っているような街並みだ。
多分地震でひどい有様になっているだろう。
多感な小中学生時代に住んでいた町であり、ふるさととも言える。
気になるので娘と様子を見に行った。

なんと、交差点角の旧大丸商店が桟橋へと続く道に倒れ込んで、その左隣の坂下商店も一階が二階に押しつぶされ、ぺしゃんこになっている。
その左は空き店舗で、昔は親父が通っていたパチンコ屋だった。。。いや、もう一軒、あっち隣りの空き地になっているところだったか?
その空き地の左、キンジちゃんの今井商店は辛うじて踏みとどまっているように見える。
空き地を挟んでその向こうが福田の肉屋で、そこから先は八木さんだ。
八木邸は年明けからの解体工事が始まる前に、自ら崩れ落ちてしまった。

Uターンした当時、地元の工務店が店舗のリフォームをする際に鉄骨の梁をよく頼まれたが、大工は垂直荷重しか頭にない。
商売なので頼まれたら作るけど、こりゃ地震があったらひとたまりもないわ、と思ったものだ。
起こらないはずのその地震が起きてしまった。
 
交差点に立ち、今町通りから視点を左に90度回転すると、大町通りのいろは書店が倒壊している。
飯田町にあった三軒の書店のうち、ただ一軒残っていた、いろは書店が。。。
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2024.01.05(金) 雨 
臨時休業

退院

水道が止まっているのに次から次へと救急患者が担ぎ込まれているようだ。
手洗いのための水もない、まるで野戦病院の様相を呈してきた。
安静にしているだけのσ(^_^)は肩身が狭い。
着の身着のままで日に日に疲労の影が濃くなっていく、医療スタッフたちの姿を見ているのもつらい。
入院している限り食と住は保証されているが、お邪魔虫は早々に退院することにした。

260号室から見る景色も今日が最後だ。
普段と何も変わっていないようだが、よく見ると棟瓦(むねがわら)が壊れている家がある。

ペンギンの勤める某歯科医院も当然臨時休診で、ペンギンは自宅待機している。
いつも出勤時間をにらんでの退院になるが、今日は時間に縛られない。
お嫁ちゃんの手を煩わせないよう、昼ご飯を食べてから退院だ。
ペンギンに用意ができたと連絡したら、息子が迎えに来た。
路面が極悪なので、ペンギンの運転では危険だと判断したそうだ。
 

差し入れ

はるばる兵庫県から、お客さんが四トン車一杯の救援物資を差し入れに駆け付けて来た。
なんて無茶な。。。
緊急車両以外は交通規制がある中、よく通してもらえたものだと思ったら、緊急車両のあとをぴったりくっついて走って来たそうだ。
とは言え、この状況で差し入れにこたえることができるのか、断水や道路事情など、あなた任せの部分があって、なんともしがたい。
最善を尽くすのみ。
事務所に入ると足の踏み場もない。
軍用無線機 RT-77A/GRC-9 が転げ落ちている。
軍用だからこのぐらいでは壊れないと思うけど。
どっから手を付ければいいのやら。
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2024.01.04(木) 晴れ 
臨時休業

左腕に点滴

元旦から刺さっていた点滴針がとうとう使えなくなった。
もう水分は経口で取れるんだし、点滴はもう要らないと思うのだが、看護婦に決定権はない。
主治医の指示ではもう一本残っているからと、針を刺し直すことになった。
ところが入れ代わり立ち代わり看護婦が来て挑戦するが、針が入らない。

σ(^_^)の腕がそんなに肉付きがいいとは思えないが、点滴に適当な静脈が見つけにくいらしい。
特に左腕は難しいらしく、ほとんど成功例がないので、通常はいつも右腕を使うが、それでも難しいらしい。
看護婦によっては何度も人の腕に針を突っころがしたあげく、ギブアップする人もいる。

ところが昼前に来た看護婦は、左はやめたほうがいいと忠告しているにもかかわらず、左腕を探りだした。
そしてなんと一発目で血管に命中させてしまった。
どこのどなたかは存じませんが、名人と呼ばせていただきます。m(_ _)m

点滴はσ(^_^)の予想通りこの一本が最後で、せっかく黄金の左に刺した名人の点滴針は、あえなく抜かれてしまった。
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2024.01.03(水) 曇り 
年末年始休暇

非常食のお粥

水分だけで丸一日経過する昼ご飯から食事療法を開始することになった。
とは言え、今は非常時だ。
重湯→三分粥→五分粥→七分粥→全粥と一日ずつ進むべきところ、非常食のご飯だけお粥にするのが精いっぱいだそうだ。
いきなりの七分粥と言ったところか。

テレビニュースを見ると落ち込むばかりなので、もう見ないことにした。
夜は最初の入院で学習し、隠し持って来た抗不安薬と睡眠薬で無理やり眠る。
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2024.01.02(火) 晴れ 
年末年始休暇

胃管抜ける

停電でレントゲン撮影ができないが、明らかに閉塞が開通したと言う自覚があるので、昼前に胃管を抜いてもらった。
点滴はまだ当分続く。
昼前、電源が復旧した。
さっそくテレビを点け、ニュースで地震の被害を見て愕然、わが目を疑った。
病院の窓から見える風景はいつもと変わらないのに。
胃管が抜けたので、当然「水分可」に昇進したのだが、談話室の給茶機は死んでいる。
売店へ行けば自動販売機ぐらいは復活したはずだが、エレベータが動かないので、点滴スタンドに縛られている身ではアクセスできない。
家から持って来てもらった綾鷹二本が貴重な水分だ。
病院から家まで、車で走れば五分と掛からないが、その道筋でさえ道路が壊れて車で走るのは難しいそうだ。
娘が電動アシスト自転車で持って来てくれたらしい。
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2024.01.01(月) 元旦 曇り 4.0℃ P0 U1.1 W65.40%25.3 122-69-56
年末年始休暇

腸閉塞六回目入院そして大地震

年越しそばを食べた後、腹具合がおかしくなった。
犯人捜しの記録はずっと続けているが、特に心当たりはない。
最後に食べた年越しそばが怪しいとすると、蕎麦はウドンの親戚だから、と安全食品グループに入れていた拡大解釈が崩れる。
せめてエビ天のせいであって欲しい。

年末年始の入院だけは絶対避けたいので、食品にも食べ方にもことさら慎重に気を使った。
まさか、と思ったが、朝になってもだんだん病状が悪化したので、朝イチに救急外来を受診した。
宿直医はたまたま腸閉塞五回目でお世話になった外科医で、そんなに重篤ではないが入院しようか、と言うことになった。

胃管はないことを願ったが、あえなく挿入された。
入院前のコロナ検査がなかっただけが、ちびっと救いだ。
部屋は個室を希望し、いつもの260号室。
16時ごろ、つづけさまに二回、大きな地震があった。
スマホで日記を付けていて、テレビがテーブルとともに倒れたことに気が付かなかった。
おそらくは地震直後に停電したらしく、非常照明切り替わった。
点灯している丸いダウンライトが非常照明で、その右側が通常の蛍光灯照明器具。
以後、テレビニュースが見られず、世間から切り離される。
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