2024年01月 2024年02月 2024年03月
直線上に配置
2024.02.29(木) 曇り一時晴れ 7.0℃ P0 U3.0 W64.20%21.7 117-66-63
本日の滞留円筒 計5本(完成品0本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装2本 半製品3本)
本日の出荷 福井県福井市行き 10トン車2台

下水道

家の前の国道249号線に見慣れない作業車が何台も集まってきた。
野次馬で見に行くと、高圧洗浄車とバキュームカーのコンビが主役だった。
下水のマンホールに高圧洗浄ホースとバキュームホースを同時に入れていた。

どうも国道に埋められている下水本線を、高圧洗浄で掃除しているらしい。
ニュースだったかユーチューブだったか、溜まった泥を洗い流している動画を一度見たことがある。
とすると、下水本線は流れていないのだろうか。
下水は原則として配管に勾配をつけて自然流下させているので、地震で地盤が隆起したり沈降したりしたら、とたんに流れなくなる。
 

浜松ナンバーだった
名古屋市上下水道局
御用達らしい

二月末から給水が徐々に始まると言う予測は希望的に過ぎたようだ。
どうやらすすぎのいらない洗剤は買い増した方が良さそうだ。
下水が流れないことには、たとえ上水道が復活していたとしても、バルブを開けて給水するわけにはいかない。
腸閉塞になると即、絶飲食で水も飲めなくなるのと同じだ。(-_-;)
行き先もないのに給水すれば、下水が逆流してどこかに溢れかえることになる。

防災放送は毎日何度も水を流さないように、と呼び掛けている。
しかし、具体性がなく説得力に欠けるので、この二ヶ月ずっと、トイレは雨水で流して来た。
下水本線がほんとに流れていないとなると、トイレの排水はいったいどこへ消えたんだろう???

スクラップ

今年になって初めて、スクラップの回収に来た。
不要不急と言えば不要急で、復興支援車輛の邪魔になる存在ではあるだろう。
しかしスクラップ業者とて、食って行くためには回収に走らさざるを得ない。
静脈産業とは言えど、不要不急だとは露、考えてはいないだろう。
直線上に配置
2024.02.28(水) 曇り 6.6℃ P0 U3.2 W64.25%21.6 127-75-60
本日の滞留円筒 計5本(完成品0本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装2本 半製品3本)
本日の出荷 福井県福井市行き 10トン車2台

今日の総合病院

今日は元日の入院にはかかわらず、三ヶ月前からの予定通り、外科の診察だ。
処方薬を貰うだけの診察だが、今日はほかに大事な用事がある。
総合病院では給水車がピストン輸送で水を運び、断水が解消しているそうだ。
とすれば、ウォッシュレットが使えるはずだ。

8時10分か15分ぐらいに病院に入ると、プラスチックの札を渡された。
始めてもらったので使い方を聞いたら、受付開始は8時半からなので、その時の行列の並び順だそうだ。
これまでも予約が8時半の場合、少し早めに来ていたはずなんだが、貰ったことないぞ。
今日は受付の順番などどうでもいいんだ。ウォッシュレットが使えさえすれば。
用心深く、事前に試験してみたところ、ウォッシュレットは機能していた。
今日、病院に来た目的は半分以上終わった。

どうやら病院のシステムはまだ回復していないらしい。
薬の番号札は手書きだ。

しかも二人しかいない総合受付の事務員の片方は、入院していた時は掃除などをしていた人のようだった。
元旦大震災で病院の職員も看護婦もずいぶん辞めて人手不足らしいし、おそらくは元事務員のOGなんだろう。
支払いは入院費だけ請求書ができていたが、今日のぶんは来月以降でないと払えないそうだ。

せっかくカードをかざすだけで支払いが終わる新型カードリーダは、昔の暗証番号が必要な古い端末に戻っていた。
もちろんカードを再発行しなきゃならない羽目になる恐れがある暗証番号は使わず、レシートにサインしてきた。
直線上に配置
2024.02.27(火) 小雪 3.6℃ P0 U1.3 W64.50%21.4 132-81-59
本日の滞留円筒 計5本(完成品0本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装2本 半製品3本)

三歩前進

今年初めてコカ・コーラの自販機の補充に来た。
二ヶ月もほったらかしだったので、売り切れ続出だった。
他社の自販機はとっくに補充が始まっているので、コカ・コーラの頭(ず)の高さが際立って目立つ。
しかも、詰替えに来たトラックは外注で、、コカ・コーラ純正の真っ赤な自社色ではなかった。
 
郵便局が戸別配達を開始したそうだ。
クロネコも佐川もとっくに宅配を開始しているのに、さすがは日本郵便だ。
ところが、見慣れた珠洲郵便局を赤いバイクがさっそうと出て行く姿をニュースで見たのに、リアルの赤バイクは一向にやって来ない。
待ちくたびれて結局今まで通り、珠洲郵便局まで受け取りに行った。

アラームランプが消えた

元日大震災で誤作動し、ピッピピッピと小うるさかった火災報知器が、やっと沈黙した。

実は電話してもつながらなかったあの日、市内で一番被害がひどい正院町にあるくだんの業者の様子を、軽トラで見に行った。
やっとたどり着いた事務所の入り口には危険判定の赤紙が貼られていたので、こりゃ見込みがないと判断して帰って来た。
その次の日だったか、軽トラのパンクが判明して、犯人はσ(^_^)だとされてしまった。
再び様子を見に行くのはパンクが怖いし、このまま永久にピッピピッピを聴き続けるのかと半ばあきらめていた。

ところが今日、息子に言われてしぶしぶ電話してみると、なんと電話がつながった。
電話は関連会社の事務所に転送されたが、営業も再開していた。
今日は遠くへ仕事に行っているとのことだったが、その割には三十分も掛からずやって来て、応急処置をしていった。

これでまた一歩、日常へと前進した。
いや、今日は三歩ほど前進したような気がする。
直線上に配置
2024.02.26(月) 雨 6.0℃ P0 U1.2 W64.25%21.4 120-69-57
本日の滞留円筒 計4本(完成品0本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品4本)
本日の出荷 石川県かほく市行き 10トン車4台

すすぎのいらない洗剤

娘が見つけて来たこの洗剤、すすぎがいらないそうだ。
本人はすでに使っているらしいが、試しに、と勧められて使ってみたお嫁ちゃんもペンギンも大絶賛。
すすぎは洗濯ほど時間が掛からないので、洗濯時間が半分になると言うのはやや誇大だが、水は確実に半分になる。
バケツ5杯×2回の雨水が、確実にバケツ5杯ぽっきりで済むのだ。
晴れの日が続いても、雨水溜めの残量を気にしてハラハラしなくてもよくなった。

この洗剤は地元のホームセンター、ムサシで大々的に売り出していて、評判は上々だそうだ。
しかし今日、買い物に行ったゲンキーでは探してみたけど見つからなかった。
もし断水が解消するや否や、あっという間に不良在庫だ。
ゲンキーはそんなバクチを打つ気はないのだろう。
 
ムサシにたくさん売っていたのは目撃しているので、帰りに立ち寄って買って行こうかと思ったが、思いとどまった。
珠洲市長によると二月末から給水が始まるそうだが、二月末は今現在だ。
話半分としても、突然断水が解消しないとも限らない。
すすぎのいらない洗剤はあまり予備を増やさないほうがよかろう。
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2024.02.25() 曇り時々小雨 5.8℃ P0 U2.3 W64.40%21.5 129-74-53
休み

今日の朝刊

今日の朝刊とともに、北國新聞の若山販売所は戸別配達を再開すると言うチラシが入っていた。
はて、面妖な。。。我が家では先月の末からすでに新聞は届いている。
購読料は三月からとなっているので、二月の丸々一ヶ月分はどうやら無料らしい。
いったい誰が配達しているんだろう。それもタダで。

北國新聞の一面トップの見出しを見ると、岸田総理は輪島の朝市再生のため、一千億円を追加支出するらしい。
輪島も珠洲も似たようなものだろうが、軒並み倒壊した家々を目の当たりにすると、奥能登の復興なんて到底無理。
メディアに目立ちそうな朝市通りだけ一千億で出来る範囲で再生し、復興に尽力した証しとしたいのだろう。
将棋で言うところの形作りで、さしづめ珠洲は捨て駒だな。
直線上に配置
2024.02.24(土) 晴れのち曇り一時小雨 5.2℃ P0 U1.1 W64.85%21.5 129-74-53
本日の滞留円筒 計8本(完成品5本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品3本)
本日の出荷 福井県福井市行き 10トン車4台

広島焼き

炊き出しの広島焼きを貰ったので、千切りキャベツのサラダを添えて、今日の晩ご飯になった。
なんか、お好み焼きと言うより、焼きソバにしか見えない。
麺類は腸閉塞の犯人として最も怪しまれており、たとえソーメンでもよく噛まなければならないので、食べるのにやたら暇が掛かる。
2/3ぐらいに減らしてもらった。

広島風お好み焼き(通称広島焼き)は半世紀前に広島で一度だけ食べたことがある。
初期のお好み村で、いまはもうない。
やたらキャベツが多くて、こんなのが固まってお好み焼きのかっこがつくのか、と心配した。
焼きそばも入っていたんだろうが、影が薄かったか覚えていないなぁ。。。
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2024.02.23(金) 天皇誕生日 曇り 4.0℃ P0 U2.0 W64.60%21.6 123-75-61
やっと休日出勤できる身分になった 志願兵5名出社 
本日の滞留円筒 計8本(完成品5本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品3本)

ウォーターサーバー

先月末、溶接資材の仕入れ先から災害救援だとしてウォーターサーバー設置の申し入れがあった。
どこからか圧力が掛かっているらしく、ノルマでもあるのか半ば押し売りだ。
工場用に一台と、少し遅れて自宅用に、ともう一台持って来た。

機械本体は貸与だが、賃貸料無料で期限は無制限、とここまでは普通。
ところが、天然水の巨大ペットボトルも無料で、無くなったらいくつでも持ってくるそうだ。
水がタダではサーバーの元が取れないのだが。。。

一台で冷水と温水の両方ができるが、温水は電気ポットのほうがはるかに使いやすい。
そして冷水はあまり使い道がない。
はっきり言って、邪魔。
 

愛知県から名古屋市上下水道局の職員が派遣され、珠洲市の上下水道復旧の主力部隊となっている。
今朝、その名古屋市上下水道局のトラックが、裏の農道でスタックしていた。
あの農道は昔から見掛けに寄らず軟弱道路で、知らない人が通り抜けようとしてよくハマる。

息子がタイヤショベルで救出に向かう前に自力で脱出して行ったが、どうやら水道管の漏水調査が我が家の周辺にまで及んで来たようだ。
過度の期待は禁物だが、二月末から始まると言う断水解消は、ほんの目の前まで来ているのかも知れない。
水道水が復活したのちこのウォーターサーバーは、はたしてどんな扱いを受けるだろうか。
直線上に配置
2024.02.22(木) 雪のち曇り 2.2℃ P0 U2.2 W64.45%21.5 133-77-58
本日の滞留円筒 計8本(完成品5本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品3本)
本日の出荷 石川県かほく市行き 10トン車3台

円筒出荷

元旦大震災のあと、工場はほぼ無傷で、電力はその日のうちに復旧した。
年の暮れまでに入荷していた材料で、細々ながらも事業を再開したものの、出荷のめどが立たない。
救援車両優先のため、石川県トラック協会の申し合わせで、トラックが一切走ってくれない。
復興用重機を運んできた重機運搬トラックの帰り荷で引き取ってもらう、禁じ手に近い裏技はあったが。

二月に入ってようやく細々ながら物流が動き始めた。
宅配も不自由ながら使えるようになったし、注文してもすんなりとは入荷しないが、一応材料の仕入れも出来た。
そして今日、納入は絶望的だと思われた円筒の出荷にこぎつけた。

行き先は、石川県かほく市。。。
金沢市よりこっちにあるのに、かほく市までが何と遠かったことか。
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水時計初号機
本日まとまった雨
一番手前の左官用トロ舟は
並べただけでオフライン
2024.02.21(水) 雨 4.6℃ P0 U3.1 W64.15%21.7 119-72-59
本日の滞留円筒 計10本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品3本)
本日の出荷 石川県能美市行き定番品 10トン車1台

生前贈与の落とし穴

なんか得なことがあるだろうと思って決行した生前贈与だが、確かに贈与税は1円も掛からなかった。
しかし登記を依頼した司法書士からは登録税込みで212,210円を請求された。
こりゃまあしょうがないだろう、と思ってσ(^_^)が支払った。

まったく想定していなかったのは、不動産取得税だ。
形式上取得したのはペンギンなので、市役所の税務課からペンギンに205,300円也の請求書が届いた。
土地建物の名義を貰ってもありがたくもうれしくもないペンギンに、市役所の請求書を見せたらえらいことになる。
それこそσ(^_^)が家を出て行かなければならない事態になりかねない。
ペンギンにはわからないよう、会社への貸付金を返済してもらったことにして、内々にσ(^_^)の資産から支払った。

タダで生前贈与したつもりだったが、417,510円も使ってしまった。(-_-;)

水時計弐号機
降り始め直後から満タン

そもそも「贈与税の配偶者控除(おしどり贈与)」とは、莫大な相続税が想定されるような富裕層のための特例ではなかろうか。
相続税が発生するかしないかのボーダーライン上、あるいはその下にいる一般庶民には、あんまり得なことはなさそうだ。
不要な出費を強いられただけのような気がする。
策士策に溺れたか。
直線上に配置
2024.02.20(火) 雨 5.2℃ P0 U0.2 W64.10%20.7 119-67-59
本日の滞留円筒 計9本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品2本)

生前贈与

罹災証明書はσ(^_^)あて、被災証明書はペンギンあてになっている。
これは罹災証明書が世帯主に、被災証明書は建物の所有者に対して発行されるからだ。
実は今から九年前、土地建物をペンギンに生前贈与していて、自宅も土地もペンギン名義に代わっている。。

たいした理由はなかった。
夫婦間で居住用の不動産を贈与しても贈与税が掛からない特例がある、と聞いて、特例ならなんか得なことがあるんだろう、と思っただけだ。
夫婦として婚姻期間が20年以上過ぎていて、かつその後も引き続き住み続けると言う「贈与税の配偶者控除」の条件は充分満たしていた。

ペンギンに理由を聞かれてもお茶を濁すような説明しかできなかったが、話を聞いていたお嫁ちゃんがうまいことを言った。
まだジーちゃんバーちゃんにはなっておらず、お父さんお母さんと呼ばれていたころのことだ。

「これからは、お父さんとお母さんがケンカしたら、出て行くのはお父さんのほうやな。」

言われてみればその通りで、σ(^_^)は三界に家が無い身の上になってしまった。

もし出て行かなければならない事態になったらどうするか、登記簿の建物図面を見ていて抜け道を発見した。
おふくろと親父の部屋は、自宅敷地 30-1 から一部、会社名義の 29-2 にはみ出していて、いわば不法占拠状態にある。
会社の全株はσ(^_^)が持っているので、実質σ(^_^)の土地だ。
いざとなったら 29-2 にはみ出している部屋の片隅に、北枕で寝ることぐらいのことはできるだろう。(図参照)
直線上に配置
2024.02.19(月) 曇り 11.1℃ P0 U3.0 W64.25%20.8 122-71-58
本日の滞留円筒 計9本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品2本)
本日の出荷 福井県福井市行き 10トン車3台

罹災証明書

罹災証明書が若山地区でも受け取れるようになったと聞いて、お嫁ちゃんは早くも貰ってきた。
罹災証明書のみならず、被災証明書と言うのもくっついている。
罹災証明書にした被災証明書にした、どんな場面で効力を発揮するのかはわからない。
被災証明書の被災者名がペンギンになっているわけを話せば長くなるので、明日にする。

昨年五月の震度六強の地震のときは、罹災証明書を持っていると何かしら見舞金が貰えたらしい。
今回は何もないそうだが、当然だ。
罹災証明書の有無などで国費を分配すべきではない。
この地で再起を図る意思のある、奇特な人だけを集中的に応援すべきだ。
奇跡的に被害が少なかったσ(^_^)たちは、応援するほうに回ろう。
直線上に配置
2024.02.18() 晴れ 8.2℃ P0 U0.0 W64.65%20.7 133-76-59
休み

高鍋町の焼酎

娘が歯の治療で遠路はるばる羽田へ行ったが、治療は里山空港を発った日のうちに終わった。
帰りの便がある火曜日の前日まで、馴染みの居酒屋巡りをしたらしい。
そのうちの一軒、新橋のいか助だったかな、そんなような名前の立ち飲み酒屋から、地震見舞いだとして各地の酒やつまみが送られて来た。
とても一人では処理できる量ではないので、珠洲で孤軍奮闘している居酒屋に進呈することにしたそうな。

進呈された居酒屋のほうでも、丸々全部貰うのでは心苦しいとして、差し入れの中から何点か抜いて娘に押し付けたらしい。
その中に「麦よかいち」と言うアルコール25%の麦焼酎があった。
娘はほぼ芋焼酎しか飲まないのに麦焼酎とは珍しいが、飲んだことのない珍しい銘柄だったんだろう。
20%なら芋にも麦にもこだわりのないσ(^_^)が貰ってもいいのだが、と能書きを眺めていたら、なんと製造場所が高鍋町だ。
おふくろの実家は宮崎県児湯郡高鍋町下宮越にあって従姉が相続したが、現在は人手に渡ったかも知れない。

そもそも小林市産の須木白をひいきにしているのは、どうせ飲むならふるさと納税の気分になれる宮崎県の焼酎がよかろうと思ったからだ。
高鍋町のよかいちのほうが小林市の須木白よりドンピタではないか。
20%の芋焼酎もないわけではない。
現在売り切れだが、もし市場に出て来たら乗り換えるか。。。

そんな気も起きたが、よかいちは酒蔵が高鍋町にあるだけで、製造販売しているのは焼酎のシェア国内トップの宝酒造だ。
買っても高鍋町ではなく、京都府伏見を利するだけになりかねない。
やっぱり酒造元が小林市とはっきりしている須木白にしておこう。

・・・蚊口浦、か。。。今頃になって縁があるとは思いもしなかった。
σ(^_^)がまだ影も形もない終戦前、異母兄姉が亡くなった海岸だ。
直線上に配置
2024.02.17(土) 晴れ 7.2℃ P0 U4.0 W64.60%20.8 123-72-60
営業日とするも、出社したのは1.5人のみ
本日の滞留円筒 計7本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

新しいメガネ

湯涌温泉に泊まった日、杜の里眼鏡市場で注文して来たメガネが届いた。
じつのところ、あまり期待していなかったのだが、意外に見やすい。
もちろんくっきりはっきり見えるわけではないが、少なくとも百均の拡大鏡のお世話にはならなくても済みそうだ。

旧     新

外観上の一番大きな変化は、左右のレンズが入る輪っかをつないでいる横棒が二本から一本に減った。
構造設計者の目で見ると、左右の継ぎ材は一本より二本のほうが2の3乗、八倍くらい強そうな気がする。
昔、よちよち歩きの娘にメガネを引っ張られて壊されたときも、一本外れたがバラバラにならず、ペンギンのロー付で修理できた。
そんな実体験もあり、ずっと継ぎ二本を通してきたのだが。。。

危ないのはいないでもないが、團ちゃんももうすぐ五歳、まさか今さらメガネを引っ張りに来ることもないだろう。
ややコワモテのワタリ付きフレームから卒業することにした。
直線上に配置
2024.02.16(金) 晴れ 9.1℃ P0 U1.2 W64.55%20.7 125-70-57
本日の滞留円筒 計7本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

水時計弐号機

好天が三日続き、雨水が枯渇して洗濯もままならぬ事態となった。
危機感をいだいたお嫁ちゃんは、事務所入り口横の雨樋をもっと有効に活用すべく、水時計を作り始めた。
名付けて水時計式浄水器弐号機。略して水時計弐号機。
水時計初号機の成功に味をしめたようだ。

ここの雨樋は受け持ち屋根面積が大きいので、初号機の雨樋とは比較にならない大量の雨水が出る。
当然ゴミ箱や練り桶がずらっと待機していたが、いかんせん勝手に溜まるのは最初の容器のみ。
あとは気が付いた時にひしゃくで移し替えないと、溢れてただ空しく側溝に流れ落ちるだけだった。

昨夜の18時ごろには星が出ていたが、19時を回ったころ、激しい雷雨になった。
見てはいないが、さぞかし「一天俄かに掻き曇った」ことだろう。
寒冷前線が通過したようだ。

一夜明けて今朝、お嫁ちゃんの目論見通り、すべての容器が満タンだ。
今日のところは心置きなく洗濯ができるだろう。
しかし前線通過後の今日は朝からいい天気で、来週月曜日までは一滴も降りそうにない。
雨が降らなければ水時計初号機も弐号機も、如何ともしがたい。

自衛隊の給水車は来る時間がまちまちで、今日のぶんを調達し終わるまでは常に緊張を強いられる。
おかげで調達が終わったあとも介護施設のほうをついつい見てしまう癖がついた。
内緒だった旧中央病院の給水場はだんだん知れ渡り、いまでは枯渇することもあるそうだ。
水調達の苦闘は続く。

コンビニ弁当

珠洲市にはコンビニが四店あるが、すべてファミリーマートで、元旦の地震以来、ずっと臨時休業していた。
しかしそのうちの一店が限定的ながら営業を始めたと言ううわさを聞き付け、お嫁ちゃんがさっそく晩ご飯として弁当を買ってきた。
σ(^_^)が食べたのはおそらく左の「ねぎ塩チキンステーキ弁当」だと思われる。
自分で撮った写真が残っていないのは遺憾だが、ちょっと珍しい食事が出てくると、食べ急いだため写真がないことがしばしばある。
腸閉塞の犯人捜しのため、食べたものは記帳し、忘れないよう写真にも残すことにしているのだが。。。

普段コンビニで弁当を買うことはほとんどなく、非日常の出来事に過ぎないのだが、コンビニが開いただけでまた一歩、春に向かって進んだ気分。
直線上に配置
2024.02.15(木) 曇りのち晴れのち夜は雷雨 14.7℃ P0 U0.0 W64.40%20.9 129-68-59
本日の滞留円筒 計7本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)
さかっち入籍 でかした!(^○^)

ルンバ

毎日居間の掃除をしているルンバは、昨年までは一週間に一度、二階の寝室の掃除に駆り出されていた。
ところが元旦の地震以来、それどころじゃなくなって忘れ去られていた。
しかし春が近づくように一日一日と日常が帰って来つつある今日この頃、久しぶりに走らせてみることにした。

いつも忘れた頃に回収に行くので、どのくらいの時間で掃除をし終わるのかわからないが、二時間後ぐらいあとに見に行った。
久々の登場で、おそらくコースも忘れてしまい、ベッドを移動しなければ手が届かないようなところで死んでいるだろう、と予想していた。
ところがけっこういいところまで戻って止まっていた。
自分の意志で止まったのか、力尽きて死んだのかは定かではないが。。。
スタートの位置はいつもこの辺り。
ごくたまにはこの位置まで帰って来ていることがある。
壁にぶつかる前に曲がったり、ひょっとしてコースを覚えているのか、と驚くこともあるが、たぶんそんなに頭は良くない。
直線上に配置
2024.02.14(水) 晴れ 15.4℃ P0 U1.0 W64.00%21.2 133-75-58
本日の滞留円筒 計7本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

水道使用開始手続き

珠洲市のホームページを見ると、上下水道の使用開始手続きが始まっていた。
2月10日現在の情報によると、仮設送水管敷設延長工事は全2000mのうち、70%が終了したそうだ。
意外と近いところまで水が来ているのかも知れない。
さっそく申請することにした。
ひょっとしたら先着順の可能性もあり得るし。。。
「インターネットを利用した電子申請」を使うと、お手軽に申請できる。
手続きしたお嫁ちゃんによると、会社も自宅もマイナンバーなどを要求されることもなく、スイスイと終わったそうだ。
しかしこれでは年寄りしかいない家には無理な相談だ。
しかも辺りを見回すとそんな家ばっかだ。

そんなこともあろうかと、インターネットが使えない高齢者向けには書類による申請も用意されている。
届け出区分に丸を付け、住所氏名を記入するぐらいの簡単な書類だl。
ただし、書式をダウンロードして印刷するスキルとプリンターは必要だ。
つまり、自宅が壊れずなんとか暮らせている運のいい人も、ネットが使えなければいくら待っても水は来ない。

このままでは近所の某歯科医院にも水は来ず、いつまで経っても診療再開ができない。
右上二番の前歯のCRが外れ掛かっていて、診療再開を心待ちにしているσ(^_^)が非常に困る。
娘に代行申請させることにした。
職責署名には「ガラケーしか持っていない伯母の代理」とかなんとか但し書きを付けときゃよかろう。
直線上に配置
2024.02.13(火) 快晴 16.8℃ P0 U1.2 W64.00%21.3 128-74-57
本日の滞留円筒 計7本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

遅ればせながら正月

ペンギン妹から、誰もいなかったので玄関にお年玉を置いてきたと言う電話が掛かった。
無人現金受け渡しの見張り番、忍者くんに預けて来たそうだ。

お年玉かぁ。。。
そういや雑煮も食べてないし、まだ正月をやってなかったな。
 

誰が持って来たのか、本来なら季節外れの福梅まで出て来た。
元旦の地震からこのかた、水の調達に明け暮れ、正気を保つのが精いっぱいで、正月どころじゃなかった。
一ヶ月半が経過してようやく一息つき、はっと我に返ったような気がする。

水が出ないので雑煮は無理だが、せめて福梅でも食べて、ぼちぼち正月をやり直すことにしよう。
HbA1C削減計画に逆行するが、この非常時下では如何ともしがたく、一年延期もやむなし。
直線上に配置
2024.02.12(月) 建国記念日 晴れ時々雨 9.6℃ P0 U1.3 W64.25%21.3 126-75-56
休み

被害認定調査

罹災証明書を貰うときに必要な被害認定調査があったらしい。
事務所のテーブルの上に、被害認定調査が終わった旨の通知書が置いてあった。
これ一枚なんだが、これで家も会社もってことかな?

今回の地震被害は甚大で広範囲なため、申請によることなく全戸数を調査するそうだ。
珠洲市に専門知識がある職員がたくさんいるはずもなく、そもそもアタマ数が全然足りないはず。
おそらく他府県の自治体から応援で派遣された人たちだろう。

被害認定は外見のみだそうだ。
家も会社もすでに片付いていて、見たとこ被害と言えるほどの被害はないのだが、罹災証明書なんてもらえるのかな。
文面では認定されたかどうかはっきりしない。
いずれにせよあの地震で、什器家具の類がひっくり返らず無傷だった建物など、ないと思うけど。

初めての車で初めての道を走る

ペンギンは明日、宇出津のハローワークへ出掛けなければならないそうだ。
正月の地震以来、宇出津はおろか、能登町にさえも行っておらず、道路状況がわからない。
しかも、σ(^_^)も運転した経験がない、ステップワゴンを使わなければならない。

予行演習のためペンギンが運転し、σ(^_^)が助手席に乗って、ハローワークまで走ってみることにした。
パンクもあり得るので、スペアの代わりに夏用タイヤを一本積んだ。
なぜか娘も同行した。

ステップワゴンデリカほど癖が強くなく、特に運転しにくくはなかったようだ。
バックを除いては。
ただし、宇出津で利用可能なトイレは見つけられなかったので、その点では覚悟が必要だ。
パンクしたらどのみちペンギンにタイヤ交換はできないので、救出に走ることになる。

トイレが使えるかどうか調べるためだけのつもりで立ち寄った、宇出津アルプでペンギンを見失った。
買い物予定はなかったのだが、玄関でいくら待っていても出てこないので、おおかた弁当売り場だろう、と見当をつけて探したら、やっぱりいた。
ゲンキーでは売っていない江戸前の握り寿司を見つけたそうだ。

晩ご飯用に五人前買って戻ると、久しぶりの握り寿司にお嫁ちゃんが大喜びしていた。
直線上に配置
2024.02.11) 晴れ 8.0℃ P0 U1.3 W64.80%21.2 133-75-56
休み

本日の給水

当初毎日の給水はσ(^_^)の仕事で、自衛隊の給水車がいつ来るかと気の休まる日はなかった。
しかし近頃は風呂に使う大量の水がお嫁ちゃんと息子の仕事になり、σ(^_^)の所掌範囲は飲料水だけになった感がある。

今日は朝から息子家族は外出しており、ペンギンは営業している美容院を穴水で見つけてもらい、同乗していった。
残されたワゴンRには空のポリタンクがぎっしりと積み込まれ、水汲みに行くばかりになっている。
この状況ではいくら所掌外とは言えども、見て見ぬふりをするわけにはいかないだろう。人として。

制限なしと思われた旧中央病院横の生活用水給水場へ行って給水していたら、救援関係の人がポリタンクを三つ汲んで行った。
四つある蛇口の一つは最初からホースがつながっていたが、トイレ用にもう一つホースで塞がっている。
蛇口は二つしかないが、一人一ヶ所で手に余るくらいなので、これでも十分。。。のはずだった。
ところが残り二つになって息継ぎを始めた。
浄化設備の能力が追い付かなくなり、タンクの処理済み水が底をついたらしい。

20リットルのポリタンク10個、200リットルを独り占めするのはあんまりか。
やっぱり三杯目にはそっと出さんといかんなぁ。

自衛隊は派遣部隊の入れ替えがあったらしく、いつもの時間に給水車が来なかった。
飲料用のポリタンクが一つ空になっているので、緑が丘中学校で調達しよう。

と思ったのだが、中学校より近くにあって避難所と給水所になっている旧飯田保育所に行ってみることにした。
玄関横に給水タンクがあったが、ほとんど水は出てこない。
すでに空になっているものと思われた。

各避難所に併設されている給水所は24時間使えるが、なくなり次第終了で、ひとり2リットルまでと言う制限がある。
あまりに少ないのでなんかの間違いだろうと思っていたが、どうやらほんとらしい。
先に来ていた人は20リットルタンクに入れていたので、制限は有名無実で早い者勝ちのようだ。
水タンクに念押しで水量制限の張り紙でもしておけよ。
緑ヶ丘中学校の給水場は浄化装置で作っているので、タンクが空になり次第終了、と言うシステムではない。
ただし月っきりで世話をする人が必要なので、給水時間は午前9時から12時まで、午後1時から3時までとなっている。
最初の頃は無制限だったが、いつのころからか一家族につき20リットルまでの制限がついた。

左手に見えるのは息子が相撲部時代、砂にまみれていた緑ヶ丘中学校の相撲場。
相撲場の柱は垂直ではないので、傾いていてもわからない。
上屋はこのままでも使えそうだが、土俵と観客席はガタガタだ。
全国中学校相撲選手権大会(略して全中)で優勝歴がある、緑ヶ丘中学校相撲部もこれまでか。
そもそも部員がいないみたいだし。。。
個の給水場の水源は右手の砂防ダムの上流ではなく、下流にある水たまりから汲んでいるようだ。
沢の水だから、原水も若山川よりはきれいだろう。

やっと20リットルの飲料水を調達して帰って来た直後、お向かいの介護施設に自衛隊の給水車が来た。
あら〜〜お約束。(-_-;)
直線上に配置
2024.02.10(土) 降ったり晴れたり 4.0℃ P0 U0.1 W64.05%21.4 130-74-58
材料の入荷待ちで臨時休業

作業服

避難場に避難している人たちを思えば、たとえ雨水を使っているとはいえ、洗濯はなるべく減らしたい。
と言うわけで、通常一週間に一度洗濯していた作業服は、仕事始め以来ずっと着たきり雀だった。
一か月経過したのでもういいだろう、と洗濯してもらうことにした。
ペンギンは、汚れているので作業服は他の洗濯ものと、分けて洗うつもりだった。
しかし直前になってお嫁ちゃんがほかに汚れものがあるからと、一緒に洗ってくれることになった。
このところ、ついでだから、と何度も洗濯してもらっていて心苦しい。
ふと、水時計式浄水器の取水源のこぼれ水が多く、効率が悪いことに気が付いた。
捨てるほどある、と言うより、回収してくれないので山になっているペットボトルを使って、ちょっと一工夫。
ささやかなお手伝いで、桶の外に飛び散らないようにしてみた。
鉄工所の仕事にしてはお粗末だが、永久使用ではなく、断水が解消するまでもてばいい。

まつうらの弁当

どこで仕入れた情報か、酒肴まつうらの弁当が買えるかもしれない、と娘が偵察に出掛けた。
南町は車で通り抜けできないが、娘は愛車が電動自転車なので、フットワークは軽い。
数量限定の弁当を見事、五人前仕入れて来た。

奥能登は地震で壊滅し、多くの人が新天地を求めて去っていったが、あきらめの悪い人もいる。
何の業種でもいい、誰かが復活の第一歩を歩み始めたと聞くと、そろり春が近づいたようで嬉しい。
行きつ戻りつしたとしても、季節も間違いなく冬から春へ向かっている。
直線上に配置
2024.02.09(金) 曇り時々晴れ 8.0℃ P0 U2.0 W63.70%21.5 126-75-58
本日の滞留円筒 計7本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)
本日の出荷 石川県能美市行き定番品 10トン車1台

エクシーガ入院

接触事故で右後ろ脚を骨折したエクシーガは、実家の羽咋スバルに入院することになった。
いつもはスバルが自前の運搬車で引き取りに来るのだが、今回は事故処理なので自動車保険のロードサービスを使っている。
今朝、ロードサービスから電話があったときには、混みあっているので手配が付くのはいつになるかわからない、と長期戦の構えだった。
ところがその舌の根も乾かないうちに電話が来て、業者が見つかったので午前中に引き取りに行く、とえらくせわしい話に変わっていた。

昼前、エクシーガは輪島の修理工場の運搬車に乗せられて、一路羽咋へと向かった。
引き取りが早かったからと言って、すぐに修理してもらえるわけではない。
羽咋スバルでは超繁忙のためこなしきれず、県外の修理業者にまでバラまいているそうだ。
その順番待ち行列の最後尾についただけ。
 
エクシーガの長期入院は避けられぬものとなり、車庫の定位置にはもうデリカが収まっている。
しかしデリカはオフロード仕様に近く、床が高いのでペンギンの短い脚では乗り降りが困難だ。
かたやお嫁ちゃんのステップワゴンは二駆なので、冬の飯田小学校の坂を登れないのではないかと、来年の冬を今から心配している。
デリカには二駆と四駆の切り替えができることでもあるし、双方の利害が一致してトレードが噂されている。
直線上に配置
2024.02.08(木) 雨 4.8℃ P0 U2.0 W63.20%21.5 119-69-64
本日の滞留円筒 計7本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)
本日の出荷 石川県金沢市行き 2トン車1台

水時計式浄水器

お嫁ちゃんがまたぞろ奇っ怪な工作を始めた。
大量に差し入れしていただいたゴミ箱や練り桶に惜しげもなく穴をあけている。
ひょっとしてこれは中大兄皇子が日本で初めて作ったと言われている、水時計の類か?

いやいや、水時計などと言う優雅なものではなかった。
恵みの雨を一滴たりとも無駄にしないための仕掛けらしい。
なにせ洗濯するときには10リットルのバケツにして、洗いに5杯、すすぎに5杯は必要なのだ。

それと、もう一つほかに目的があると思われる。
晴れの日が続くと、中国から飛んでくる煤塵粉塵のたぐいが屋根に降り積もっているので、降り始めの雨水はひどく濁っている。
水タンクを一つ経由するたびに濁りは沈殿して、だんだんきれいになっていく。
汚い水はトイレ用に使い、きれいになった雨水だけ洗濯用とするのだろう。
名付けて、水時計式浄水器。

中国から飛来する汚染物質を取り除くため、中国から伝来した水時計に似せた仕掛けを使う。
これを、豆を煮るに豆殻をたく、と言う。
・・・ちょっと違うか。
直線上に配置
2024.02.07(水) 雨一時雪または晴れ 3.2℃ P0 U3.0 W63.85%21.4 119-69-64
本日の滞留円筒 計7本(完成品7本 塗装済0本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

クロネコ宅配再開

仕事に使う消耗品や機械部品の仕入れ先としてモノタロウは重要だ。
ところがクロネコ珠洲の営業所止めにはしてもらえない。
鉄壁の防御を誇るアマゾンでさえ、裏技突破したのだ。
モノタロウも何とかならないか、と息子がひねり出した方法は、送り先を長男にしてしまうこと。
そして長男にその荷物を珠洲営業所止めで転送してもらうのだ。

もちろん転送には余計な送料が発生するが、それは長男に泣いてもらう。
お家の一大事に際して何もできないのでは、さぞ心苦しかろう。
せめて宅配運賃ぐらいは負担したほうが精神衛生にいい。

と言うわけで、珠洲営業所止めで荷物は発送されたのだが、受け取りに行かずとも配達してくれた。
どうやら元祖宅配のメンツにかけて、先月末から宅配を再開した佐川急便に負けじと宅配を再開(飯田町ほか一部の住所に限る)したらしい。
せっかくの転送運賃は無駄になってしまったが、故郷の復興を祈願してお賽銭を上げたと思ってくれい。

プリンターのトナー交換


年初からカラーレーザープリンターのトナーカートリッジの寿命が尽きかけていると言う警告が出ていたが、とうとう死んでしまった。
パチモンではあるが、後継のトナーカートリッジの用意が間に合って幸運だった。

今回交換したのは一番よく使う黒だけ。
黒がなくなるとおよそ仕事にならないから、プリンターが止まるのはやむを得ない。
しかしカラーの一色や二色、なくなったからと止まらなくてもいいと思うんだが。
インクジェットを使っていたころは、トナーが切れるたび、毎回腹を立てていた。
直線上に配置

1982年ごろ
2024.02.06(火) 曇り 4.4℃ P0 U1.0 W63.75%21.3 134-79-60
本日の滞留円筒 計7本(完成品6本 塗装済1本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

40年ぶりのデリカ

今日は歯の治療に出掛けた娘が羽田から帰ってくる。
午前のi一便しかないので、午前中いっぱい孫守りしているペンギンは動けず、σ(^_^)が行くことになる。

昨夜接触事故を起こし、右後輪のアライメントが狂っているエクシーガに乗るのはまずかろう。
滋賀のお父さんのデリカで行くことにしたが、全く乗ったことがない。
なに、40年ぐらい昔、長男長女が保育所ぐらいの頃はデリカのオーナーだったんだ。
乗れないわけはないだろう。

ドアの開け閉めとエンジンの掛け方だけ聞いて出発した。
エクシーガと比べて車高が高いので、二階に上がって運転しているみたいだが、路面の凸凹はよく見える。
なんとか無事にのと里山空港に着いた。
ところがエンジンを切り、外に出てドアをロックしようとしたのだが、変なアラームが聞こえてロックが掛からない。
スマートキーの電池切れか?とすると、えらいこっちゃ。
ヘタすると電池を持って来てもらうことになるかな、と思ったが、エンジンは掛かった。

息子の指示では、「もしエンジンが掛かったら切らずに待機」、だったのだが、おっかけお嫁ちゃんから、よくあること、と連絡があった、。
安心してエンジンを切り、あらためて空港ロビーへ行った。
ドアはロックが掛からないが、近くにパトカーが止まっていたので、車上荒らしはいないだろう、と思った。
盗まれそうなものと言えば、チャイルドシートぐらいしかなかったし。

家に戻ってきたあとで原因が判明した。
エンジンキーはエンジン停止の位置よりもう一段回して、ハンドルロックの位置にしないとドアはロックできないのだった。
そういえば昔、デリカに乗っていたころは、ハンドルロック位置まで回さないとキーが抜けなかった。
現在のデリカではエンジンキーがなく、スイッチだけなので気が付かなかったのだ。

エクシーガはしばらく修理に出すことになり、その間はデリカと付き合うことになる。
まあひとつよろしく、と言ったところだが、エクシーガと車両感覚が全然違うので、ペンギンには無理かも。
駐車場が狭い「フードはまおか」が営業を再開するまでにエクシーガが戻ってこないと、σ(^_^)も厳しい。
 

玄米酵素

一昨日湯涌温泉でペンギンのお姉さんと待ち合わせ、貰い物の野菜をどっさり渡したら、お返しにと玄米酵素一ヶ月分をもらった。
お義姉さんはこれをずっと服用しているおかげで風邪をひかなくなったそうだが、そんなバナナ。

便秘防止にもいいと強調していたが、そっちはもっと怪しい。
サプリで便秘解消は、実証実験の結果、効果があるものはセンナ系の下剤に限られる
下剤以外は全く効果なしと証明されている。

家に持ち帰って調べてみると、一ヶ月分30袋入りが五千円内外もする。
サプリはいろいろ試したが、そんな高価なお品は畏れ多くて手を出していない。
せっかくだから今日から飲み始めるが、貰った分を飲んでしまったからやめました、では申し訳が立たないような気がする。
せめて一年間、あと11ヶ月分ぐらいは自腹で購入して飲み続けないと、顔向けできないのではなかろうか。
直線上に配置
2024.02.05(月) 雪  P0 U2.3 W63.15%21.4 125-73-69
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)

接触事故

金大病院からの帰り道は往きと違い、里山海道の横田まで走ることができ、若干近くなる。
横田で降りて道しるべ通り旧道を走ると、道の駅なかじまロマン峠の交差点までに小さな峠があった。
峠の登り道は緩い右カーブで、途中、自衛隊のジープが反対車線に突っ込んだような変な姿勢で止まっていた。

少し進んだところで自衛隊のトラックが左側一杯に寄せて停車しており、その横をすり抜けた。
雪道での常とう手段で、前を行く車の轍の上を走っていたのだが、反対車線の対向車がこちらに膨らんできた。
すれ違いざま、横っ腹に接触音があり、右のサイドミラーが閉じてしまった。

やっちまった。。。ぶつけられたとしてもこれで事故一だ。
次の免許証書き換えの際には高齢者講習ではすまず、実技試験も受けなければならない、とそればかり考えていた。
車を降りてエクシーガの側面を見たが、あまりぶつかったような形跡がない。
さりとてサイドミラーだけにぶつかったにしては衝撃が大きかった。

パトカーが来て、これから延々と現場検証だ、と思っていたら、意外と早く放免となった。
物損事故なので、相手方と今後の話の道筋がつけば、警察は介入しないらしい。
過失割合など、話をつけるのは双方の保険会社の仕事だ。
どうやらゴールド免許証に傷はつかず、σ(^_^)は無事故無違反の優良運転手のままらしい。

相手方の車はハンドルが切れず運転不能になり、レッカー車の手配を要請していたが、エクシーガは知らん顔をしている。
壊れたと思った右のサイドミラーは、エンジンを掛けたら勝手に復活したし、そのまま帰って来た。
損傷の度合いの差は、3ナンバーと5ナンバーのガタイの違いだろう、ぐらいに考えていた。

次の日、左後輪がちょっとおかしい、と息子が言い出した。
言われてみるとシャコタンの車のタイヤのように、わずかに内またになっているように見える。
そして右後輪周りにぶつかったあとがあるのがわかった。

となると、気持ち悪いのでこのまま乗る気にはなれない。
どうせ車両保険を使うことにはなるし、修理だな。。。
直線上に配置
2024.02.04) 晴れ 4.0℃ P0 U0.0 W63.10%21.3 121-70-67
休み

湯涌で一泊

明日はペンギンの薬が切れるので、どうあっても金大病院まで出掛けて診察を受けなければならない。
新コロナ対策で、電話診断による処方箋発行と言う特例があったのだが、昨年の七月で期限が切れたそうだ。
元日の地震でのと里山海道が寸断され、奥能登が壊滅したくらいではお国は動かない。

これまでのように朝早く出発したくらいでは診察時間に間に合わない。
前泊することにして、そのために予行演習まで執り行っている。
渋滞を避けるため、予行演習通り午前中の9時過ぎに出発し、穴水と千里浜でトイレ休憩も演習通り。

金沢到着は昼過ぎになり、チェックインには早すぎるので、まずはどんすきー本店へ行って酒うどん(ささうどん)を食べることにした。
千里浜でカーナビをどんすきーに設定したら、いつも金大病院へ行く道筋と全く同じだった。
通院以外でせっかく金沢まで出掛けるのに、なんとも芸のない。(-_-;)
 

どんすきーを出てもまだチェックインの時間には程遠かったので、杜の里の眼鏡市場でメガネを作ることにした。
これまで使ってきた遠近両用メガネでは、パソコンで常用するサイズの文字がほとんど見えなくなった。
この際、運転するときはメガネを掛け替える面倒を覚悟の上で、デスクワーク専用の中近両用メガネを作るつもりだった。

ところが長い時間を掛けた視力測定の結果は意外なものだった。
中近両用レンズは思ったほどの効能はなく、遠近両用の近視の度数を下げたレンズが一番よかった。
近視が改善しているので度数を下げ、そのぶんレンズのうちの遠視エリアを広げられるのだそうだ。
ここで初めてメガネを作ってから14年、ずっと同じ度数のメガネを使ってきたが、度数は進むばかりじゃなく下がることもあるのか。

メガネはもちろんその場で出来るわけではない。
もちろん受け取りに来られるはずもないので、一月末から宅配を再開した佐川急便を頼りに、送ってもらうことにした。

泊った宿は湯涌の百楽荘。
なんで湯涌かと言うと、以前ペンギンが湯涌温泉に入ったら、足の痛みが和らいだことがあるそうだ。
金沢には能登地方の被災者が二次避難で押し寄せ、ホテルが混みあっていると言う噂があるが、まさか湯涌くんだりまでは来ないだろう。
しかも金大病院へ行くには便利な立地で、おそらく車で三十分とは掛からない。

百楽荘は能登町小木にある旅館なので、能登からわざわざ出て行って百楽荘か、と思わんでもない。
しかしペンギンは畳に寝ると起きられない、とか何とか注文が多く、お嫁ちゃんの診立てではここしかなかったそうだ。
カーナビの目的地に百楽荘とすると、小木しか出てこないアクシデントはあったが、湯涌まで行ったらすぐに見つかった。
廃業した旅館を買収してリニューアルしたんだろう。

夕食のコース料理は天婦羅がなかったこと、量が適当だったこと、なにより腸閉塞にやさしそうな食材だったとして、なかなかの高評価だった。
お湯が足の痛みに効いたかどうかは聞いていない。
直線上に配置
2024.02.03(土) 晴れ 4.0℃ P0 U0.0 W63.10%21.3 121-70-67
臨時休業

のと里山空港

のと里山空港は1月27日から臨時ダイヤで運行を再開している。
いまのところ、火・木・土の週三便、羽田発10:30と、のと里山空港発13:50の一往復だけだ。

その貴重な一往復を利用して、娘は歯の治療のため、長年の羽田暮らしで治療歴のある羽田の歯科医院に行くつもりだ。
今日のうちに治療して、帰るのは来週火曜日になる。
断水復旧のめどが立たない中、近所の某歯科医院の診療再開を待っていられなかったらしい。
往復の航空料金はマイルを使ったら10,000マイルで済んだそうで、宿泊費を除くと実質ふところは傷んでいない。

空港の売店で買い物をしているとき、店員にトイレが普通に使える、という耳寄りな情報を得た。
用もないのに試してみたら、なんとウォッシュレットもちゃんと動いた!
これで遠出するときのトイレ休憩の心配はなくなったかと思われたが、飛行機の発着がない月・水・金は閉鎖されているそうだ。
月曜日がダメなら、金大病院へ行く日には使えない。(-_-;)

空港も地震の被害を受け、見学者デッキに出る自動ドアが壊れて封鎖されている。
奥の方にあるレストランは休業していて、入口付近の通路にはテントが四張り、設置されていた。
災害復旧の応援に派遣されてきた、各地の自治体職員が寝泊まりしているのだろう。
空港の建物には石川県奥能登行政センターが併設されているので、宿泊地から業務場所までの移動時間が最短になる。

通常ペンギンは飛行機が見えなくなるまでしつこく見学者デッキで見送る。
しかし今日はデッキに出られないので、初めて飛び立つ前に空港を後にした。
 

携帯用ウォッシュレット

携帯用ウォッシュレットがこの世に存在することは知っていた。
しかし国内で生活している以上、津々浦々までウォッシュレットが普及しており、携帯する必要がなかった。
ところが突然、奥能登はおろか能登半島全部が国内ではなくなってしまった。
まさかこの身がウォッシュレット難民になってしまうとは・・・ 絶句。

アマゾンに売っているのはわかっているが、アマゾンから珠洲市は国内扱いされておらず、いざ鎌倉と言うときに入手の手段がなかった。
しかしこのたび、アマゾンを欺く裏技を息子が見つけ、注文してくれた。
支払いはアマゾンビジネスで、お届け先はクロネコの石川珠洲営業所 (株)オーテクスで、連絡先電話番号は息子の携帯だ。

来た! と言うか、のと里山空港からの帰り道、営業所に立ち寄って貰ってきた。
携帯用とは言え、ワイシャツの胸ポケットに入るようなサイズではない。
しかしこんなもの、アフリカや月に出掛けて使おうってわけじゃなく、トイレに置いとけばいいんだ。
それも断水が続いているあいだだけだ。
使用時にはこのように水タンクとノズルを伸ばす。
狙いを定めるわけにはいかないのでなかなか命中しないが、そのうち慣れるだろう。
断水が解消するまでにはおそらくあと二ヶ月は掛かる。
いくばくもないσ(^_^)の余命の貴重な二ヶ月ぶんは、QOL(Quality Of Life:生活の質)が確実に上がった。
直線上に配置

2024.02.02(金) 曇りのち雪 1.0℃ P0 U2.3 W63.15%21.4 125-73-69
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)
本日の出荷 石川県白山市へ横持運搬 10トン車1台

火災報知器作動中

元旦の地震と同時に、火災報知機が作動したそうだ。
家にはペンギンと娘しかいなかったので、息子が帰って来て止めるまで、警報は鳴りっ放しだったはず。
誤報であることははっきりしているので警報は止めたが、時々大きな音でピッと鳴る警戒音だけはどうしても止まらない。
警報が止まっているぞ、と主張しているのだろう。

表示ランプを見ると、「工場左」がこの一ヶ月、燃えっ放しになっている。
左と言われても、向かって左なのか、茶碗を持つ手なのかわからないが、ともかく工場内に火の気はない。
耳障りなので、とにかく止めてもらおうと業者に電話したが、「電源が入っていないか、ネットワークの故障です」と言うアナウンスが帰って来た。
しばらく見込みはなさそうだ。
直線上に配置
2024.02.01(木) 曇りのち雪のち晴れ 2.0℃ P0 U0.0 W63.30%21.2 117-73-63
本日の滞留円筒 計7本(完成品1本 塗装済6本 錆止済0本 未塗装0本 半製品0本)
本日の出荷 石川県能美市行き定番品 10トン車1台

須木白尽きる

長らく寝酒で飲んでいた須木白が、28本目にして底をついた。
寝酒が須木白20%に落ち着いたのは、度数20%なら水で割らなくてもいいのでお手軽だからだ。
ついでに醸造元がおふくろが生まれた宮崎県なので、ふるさと納税した気分も味わえる。

注文はしてあるらしいが、もともといつ来るかわからない気まぐれな酒だ。
物流が乱れている今日この頃、果たして手元に届くのか、来て見ないとわからない。
娘は継ぎに、と20%の焼酎を用意していた。
その名もずばり、「芋」と銘打った芋焼酎で、醸造元は鹿児島らしい。
おそらく通販ではなく、地元のゲンキーで買ったのだろう。

「芋」をロックで飲んでみたが、味は須木白とそんなに違いを感じなかった。
醸造元が宮崎県なら、これに乗り替えてもいいくらいだ。
燃えるゴミしか出ないからいい、とペンギンの覚えもめでたいし。
ビンやペットボトルは収集してくれないので、溜まる一方で困っているのだそうだ。

そういえば、白山比盗_社を詣でたあとで小松のホテルに泊まった時、ほたると言う焼酎の水割りを飲んだ。
焼酎と言えばたいてい25%なので、用心して水割りにしたのだが、
「なんも味せん。水と一緒や。」
と、思わずどっかで聞いたようなセリフを吐いてしまった。
焼酎を飲むようになって二年余りになるが、思えばずいぶんと出世したもんだ。
直線上に配置

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