2010年10月 2010年11月 2010年12月
直線上に配置

十六条旭日旗
染物ではなく、白と赤の布が
縫い合わされているのには驚いた
2010.11.30(火) 晴れのち雨 13.7℃ P2 U2.3 W64.8%19.3

旭日旗

予科練上がりで海軍の飛行機乗りだった叔父さんが亡くなった。
お通夜の前の納棺に立ち会ったが、副葬品として棺の中に戦闘帽や軍服を入れていた。
もちろん戦争当時のものではないが、日ごろ故人が大事にしていたと言う。
非人間的な旧帝国海軍時代に楽しい想い出があろうはずはないが、人の記憶に残るのは常につらかった時代のことだ。

棺の上に被せる定番の七条袈裟の下に、派手な十六条旭日旗が被せられた。
本人の希望でそのまま燃やされるらしく、予科練出身者で作る甲飛会から贈られたらしい。
海軍軍人の会から軍艦旗がなくなっちゃまずいような気がするが、甲飛会にはもう一枚予備があるのだそうだ。
最後の一枚は誰のお供をするのだろうか。
直線上に配置
2010.11.29(月) 夜半から雷雨 8.8℃ P2 U4.3 W65.0%18.9

ヨノミの実

こう呼ぶとあるいは実は屋上屋を重ねていて、ヨノ実がほんとかもしれない。
ペンギンが実家近くの神社へお参りに行って見つけたと、拾ってきた。
ペンギンが子供の頃によく食べたというヨノミの木が、エノキの別名だとわかったのは2008年8月24日のこと。

一粒試食してみた。
果汁などはなく、粉っぽくてほとんど種ばっかだが、かすかに甘い。
落ちた実だから、あるいは干からびてしまっているのかも知れない。
ペンギンはヨノミの木に登って、口いっぱいにこの実をほおばり、種をプププ・・・・とまき散らしていたのだそうな。

山にあるもので、およそ食べられそうなものは何でも食べたσ(^_^)も、ヨノミは知らない。
珠洲でも外浦と内浦では若干植生が異なり、子供の食生活は違っていたようだ。
直線上に配置
2010.11.28() 雨 9.1℃ P2 U5.0 W65.0%19.1

クラシカル・クロスオーバー

と呼ばれる音楽のジャンルに首を突っ込んだのは、つい先日、せっかくの金沢公演に行き損ねたサラ・ブライトマンの Time To Say Goodbye を聞いてからだ。
クラシックとポピュラー音楽をまぜこぜにしたような音楽で、歌う方もクラシックの声楽家やらポップス歌手やらで多彩だ。
いずれにしてもよっぽど上手な人でないと無理。

日本では平原綾香のジュピターあたりが草分けかな?
Yuccaと言う、外国人みたいな名前の純日本人女性歌手もいる。
本田美奈子のアルバム、「アメイジング・グレイス」も話題を呼んだ。
あんまりうまいとは思わないけど、岩谷時子が新しく歌詞を書き下ろしたーっつんで、σ(^_^)も買った。

同じ名前のアルバムを、トワ・エ・モアの片割れの白鳥英美子も出している。
このアルバムではアメージング・グレースをアカペラ(無伴奏)で歌っている。
以前σ(^_^)はギター伴奏をつけて弾き語りを試みたことがあるのだが、あまりに単調で歌にならなかった。

あれを無伴奏で聞かせるのだから、白鳥英美子と言う人はよっぽど歌唱力があるのだ、と近頃やっと気がついた。
直線上に配置

庭の紅葉はすべて散った
2010.11.27(土) 降ったり晴れたり 8.8℃ P2 U4.3 W65.0%18.9
さかっち◯ 5勝2敗 りっぱりっぱ(^○^)

姉歯講習

建築士には国が認めた団体として建築士会と建築士事務所協会の二つがある。
どっちも加入は任意で、以前σ(^_^)は二つとも加入していたが、現在は義理で建築士会にだけ籍がある。
入っていない事務所協会から、管理建築士講習を受けないと設計事務所の登録が取り消されるという案内が来た。
姉歯事件で建築士法の改正があって、特例の経過処置が来年で切れるらしい。

管理建築士講習なら2008年3月に設計事務所の登録を更新したときに受けただろーが。
と、ずっと人ごとだと思っていたのだが、2008年8月以降の講習でないと無効なのだそうだ。
しちめんどくせぇ、看板だけで仕事はしていない設計事務所なんて、もう閉めちまうか。
・・・と、よっぽど考えたのだが、ぐっとこらえて15,750円也の手数料を送金した。

ところがぎっちょん。
今度は建築士会から、来年中に建築士の定期講習を受けないと懲戒処分になる、と言うおんなじような案内が来た。
やっぱり丸一日つぶすので、管理建築士とは別の日だ。
今までなら半日ずつ、両方合わせて一日で済んだのに、二日もつぶさなきゃならない。
そして必要な手数料がやっぱり15,750円。

なんじゃこりゃ。新手の振り込め詐欺か?
集めた金の大半は、どうせ国土交通省OBの関連団体へ吸い込まれていくのだろう。
講習に必要な費用なら、全部まとめて姉歯のバカヤロに請求せんかい!(`ヘ´#)
直線上に配置
2010.11.26(金) 雨 10.6℃ P2 U3.2 W65.0%19.0

新しい眼鏡

三日ほど前から新しい眼鏡を使っている。
乱視を補正したのは初めてなのだが、なんだかずいぶん視野が狭いような気がする。
はっきり見るためにはカメレオンみたいに目だけ動かしてもダメで、フクロウみたいに顔全体を動かす必要がある。
もし寝違えて首が回らなくなったら、いちいち見る方向へ身体を回さなきゃならなくなる。(-_-;)

問題は自動車の運転だ。
市内をトロトロ走っている分には違和感がないが、有料道路で1?0キロで走りながら、後方の覆面パトカーを識別できるだろうか。
はたまたY字分岐で、手前から追い越しを掛けながら左折するとき、マクり切るか差しにまわるかのきわどい判断ができるだろうか。(^^;)

一姫(女性)二虎(酒酔い)と言われて一番嫌われる女性ドライバーの欠点は、前しか見ない視野の狭さだ。
ひょっとしたら、一姫ドライバーみたいになるかも。
直線上に配置

11月8日に降ろした
北クレーンのホイストを上架した
まだ動かない
2010.11.25(木) 晴れ 16.5℃ P2 U1.5 W65.6%19.4
さかっち◯ 4勝2敗 よっしゃ!勝ち越した\^○^/

納豆

タイに連れて行かれた孫が納豆に目覚めたそうだ。
ご飯に納豆を掛けると、納豆だけより分けて食べるらしい。
タイでは納豆の値段が日本の二、三倍もするので、お嫁さんは嘆いているらしい。
お嫁さんのブログを見たペンギンは思わず吹き出したそうな。

長男が小さいとき、好き嫌いが激しくて納豆しか食べなかった。
祭りの「呼ばれ」(ごちそうを振る舞うこと)に連れて行っても何も食べるものがなかった。
寿司屋に行けば最初から最後まで納豆巻きばっか。

おかしなところが似るもんだが、ペンギンは我が家の血筋だと至極上機嫌だ。
直線上に配置
2010.11.24(水) 曇り 11.5℃ P2 U1.2 W65.6%19.2

気違いに大砲

食うモンがない、なんとかしてくれ、と頭を下げる代わりに大砲の弾を撃ち込んできた気違いがいる。
覚醒剤密造、武器輸出、偽札作りと人さらいをなりわいとしている非合法国家を隣に持った韓国はお気の毒だ。
日本のために体を張って間に入ってくれているのだから、日本人はみんな韓国に感謝しなきゃならない。
あんなのが直接隣り合わせていたら、おちおち寝てもいられない。

中国も米韓連合軍との間に防壁として北朝鮮があるからまだ安穏としていられる。
だから誰がなんと言おうと北朝鮮を守ろうとするだろう。
この体制は当分なくならず、韓国には気の毒な状況が続くことになる。

しかしものは考えようだ。
弾の飛んでくるのは大砲の射程範囲とわかっている。
その辺に置いてある車が爆発したり、人混みの中で人間が爆発したりするイラクやアフガニスタンから比べれば、まだマシかも知れない。
そして、国家財政が破綻寸前でも、大卒の就職内定率が最低でも、どこからも弾が飛んでこない日本が一番平和だ。
直線上に配置
2010.11.23(火) 勤労感謝の日 曇り時々雨 9.5℃ P2 U2.2 W65.4%19.2
休み 志願兵が2人半

コンサート

オーケストラ・アンサンブル金沢(略してOEK)の珠洲公演に行ってきた。
一口五千円の協賛金を二口払えば招待券を一枚もらえるのだが、経理がケチって五千円しか出さなかったので、ほんとなら入場料がいる。
しかし二口払ってもコンサートには行かない人もいて、招待券がσ(^_^)に回ってきたから、招待券は天下の回りものだ。

会場の入口でもらったパンフレットには協賛者の名前が印刷してあり、見ると鉄工所もオーテクスも載っている。
一口しか払ってないのに、なんとまあ申し訳ないこって。m(_ _)m

プログラムの前半はポピュラーなメンデルスゾーンの作品で、珠洲とは言わず、石川県レベルでは妥当な選曲。
昔はレコードを聴くにしても、けっこう演奏家と対峙するような聴き方をしていたもんだが、子供が生まれてからはもっぱらBGM。
その癖がついてしまって、せっかくのナマ演奏なのに、コンチェルト一曲でさえ集中力が続かないことにちょっと愕然。
やっぱ、お金を払ってまでは聴きに行けないな、もう。

後半のアマチュア合唱はついついアラ探しになるのであんまり聞きたくなかったのだが、児童合唱(というか斉唱だけど)は元気がよくて清々しかった。
高い方では声が出なくて音程を外している子供は多々いたが、それでも臆することなく声を張り上げている。
やっぱり子供の歌はこうでなくっちゃな。。。。
小学校の頃の校歌斉唱を思い出して、なにやら懐かしかった。

急ごしらえの臨時合唱団に発声法やら呼吸法やら教えても縮こまるだけ。
指導した人はりっぱな見識だと思う。
直線上に配置

12月13日は病院の日
2010.11.22(月) 曇りのち雨 11.5℃ P2 U3.0 W64.8%18.7
さかっち● 3勝2敗

エコ弁当容器却下

地球に優しい弁当容器を使い続けるつもりだったが、意外な欠陥があり、おふくろに拒否された。
この大きさでは、電子レンジに入れても回らないのだそうだ。
夏場に連休があったときなんかに、二日も三日も残飯を置いておく方が問題だと思うけど。

というわけで、旧来の使い捨て容器に変更してもらうよう、返却弁当箱にお手紙が付いた。
顧客の数だけこの弁当箱を用意したはず。
使う客が減ったらサキちゃん弁当もさぞ打撃を受けるだろう、と心配する心優しいσ(^_^)。
直線上に配置

σ(^_^)の携帯の常設場所
こうしておけばなくさない
2010.11.21() 晴れ 15.7℃ P2 U2.0 W65.2%19.1
お取越

携帯電話落とした

天気もいいので、伝国の米びつの中でカビが生えてしまった米を畑に撒くことにした。
あまり褒められた話ではないし、イプサムに積んでこっそり裏の梅の木近くまで持って行った。
丹精込めて作ってくれた叔父さん夫婦に申し訳ないと思ってか、ペンギンもついてきた。

畑は、と言っても耕作放棄しているので雑草しかないのだが、まだ青々している。
昨日から好天が続いているのに、朝露でスニーカーの中まで濡れてしまった。
トンビが見ているからきっと食べてくれる、とペンギンは言うが、あいにくとトンビは肉食だ。(^^;)

帰って来てから事件は起きた。
ペンギンが携帯を落としたみたいだという。
事務所からσ(^_^)の携帯を持ってきて呼んでみたが、家にも車にも気配がない。

きっと畑だ、と二人で探しに行ったら、何の用があったのか、おふくろが畑にいた。
足下の草むらで鳴ったそうで、 携帯電話は無事ペンギンの手に戻った。

音が出たからよかったものの、マナーモードにしていたら、そのまま見つからなかっただろう。
携帯電話なんか持ち歩くから落とすんだ。
直線上に配置

融雪装置のテスト
2010.11.20(土) 晴れ 14.1℃ P2 U4.1 W64.8%19.2
さかっち◯ 3勝1敗

ミニドック

今日はミニドック初体験の日。
胃ガン検診があるので、ベルトのあるズボンじゃなく、ジャージの方がいいのだが、寝巻代わりに使ってるもんぐらいしかない。
ペンギンが強硬に反対し、きっと着替えがあるから、と言うので普通に作業服を着ていった。

ミニドックと言っても、毎年の健康診断に超音波診断と胃ガン検診が増えただけだ。
大腸ガン検査は検便を提出するだけだし、前立腺ガン検査は採血だけなので、当日は何もしないに等しい。
前立腺ガン検査を申し込まなくったって40歳を越えたら採血は必須事項だ。

胃ガン検診は一番最後だった。
うら若き乙女にズボンを脱ぐようにと言われたが、着替えをくれそうにない。
σ(^_^)の前にいた、音文協の南○治が着ていた一着っきりしかなかったようだ。
パンツをはいていって、ほんとよかった。(^○^)
直線上に配置
2010.11.19(金) 晴れ 14.1℃ P2 U3.1 W65.2%19.4

エコ弁当容器

おふくろの負担を減らすため、ずっとまえからお昼のおかずだけ弁当を取っている。
一人前を取ってペンギンと二人で分けていたのだが、近頃ペンギンが食べないのでおふくろと分けている。

二日前のこと、容器が急にごつくなった。
容器の変更は今までもちょくちょくあったが、こんなに極端な変化は初めてだ。
本の表紙で言えば、文庫本が百科事典になったみたいなもんだ。
とても使い捨てには見えないなあ、といぶかしく思いながらもゴミ箱に捨てた。

ところが夕方、容器を回収に来た。聞いてないよ。
配達したときに言い忘れたらしいが、使い捨て容器はやめるらしい。
慌ててゴミ箱から引っ張り出して返却した。
エコとコスト削減はわかるけど、配達と回収の二度回りは逆効果じゃないか?

一日たった昨日はもう話が変わっていた。
配達に来たとき、前日の分を回収するという。
それならまあ、ありえない話ではない。
ただし、家では軽く洗って戻すからいいとして、工場では一晩残飯を置くことになり、野良猫の好餌になってしまう。
社員の分は今まで通り、使い捨ての容器にしてもらうことにした。
直線上に配置
2010.11.18(木) 晴れたりミゾレが降ったり 11.6℃ P2 U3.3 W65.0%19.3
さかっち◯ 2勝1敗

大腸ガン検査

去年は胃ガン検診をすっぽかしたので、今年はペンギンにさんざん尻を叩かれ、ミニドックを申し込んだ。
胃ガンと前立腺ガンだけにしときゃいいものを、ついつい手拍子で大腸ガン検査にまで丸をつけてしまった。
大腸ガン検査には検便という壁が立ちふさがると言うのに。

洋式トイレしかない家も多かろうと思われる現代、どうやって検便を取るのか長年の謎だった。
届いた検便キットを見たら、トレールペーパーなる秘密兵器が付いていた。
筏(イカダ)のように水に浮かべておくのか。なるほど。

しかし、二回分の検便キットに二枚のトレールペーパーしか付いていない。
一発必中となると、座っても必ず出るとは限らない気まぐれ野郎相手ではつらい。
ただでさえ、大腸過敏症なのにますますプレッシャーが掛かってしまった。

ミニドックは明後日、20日なので、一回目は今日、二回目は明日とスケジュールはガチガチに決まっている。
緊張のあまり、ますます素直に出てこない気まぐれ野郎を何とか絞り出したものの、説明書に書いてあるようには検体を取れない。
アサヒビール本社の屋上看板(別名 空飛ぶウンコ)みたいな立派なモンでないとダメなのか。

ならば、と苦心惨憺、二の矢を放って下を見ると・・・・・
あわれ、トイレットペーパで補強したにもかかわらず、トレールペーパー筏は沈没していた。
ダメだこりゃ。(-_-;)


130円ホイスト稼働

今月8日に上架したものの、電気屋の都合でずっと動かなかった南天井クレーンだが、ようやく配線が終わり動き出した。
右側(西側)のホイストが130円で落札した、元5トンホイスト。
130円なので1.4トンしか吊れない。(^^;)
車輪の特注や電気工事にいくら掛かったかは聞かぬが花だが、新品ホイスト(100万ぐらい)を買ったところで掛かるものは掛かる。

今月は次から次、ホイストが故障して振り回された。
直せないホイストはあきらめたが、北天井クレーンの片方の爪、5トンホイストのオーバホールは終わっているけど、まだ上架できない。
クレーンが動かないことには、鉄工所は何もできない。
よい子は中古ホイストなどに手を出さないように。
直線上に配置
2010.11.17(水) 晴れのち雨 14.5℃ P1 U2.5 W65.4%19.6

TPP

TPPとは、環太平洋戦略的経済連携協定(Trans-Pacific Partnership)の略だそうだ。
管総理が連日の国会答弁で明治維新以来、二度目の開国だと力説している。
一部の国しか対象としないとはいえ、関税障壁がなくなるのなら、なるほどこれは画期的だ。

農業を関税で守ろうとする限り、日本は経済鎖国せざるを得ない。
世界の趨勢は貿易自由化へ動いている。
このままでは工業分野でも日本だけ取り残されるのは確実だ。
米を取るか、自動車を取るか。
古くて新しい命題だ。

どっちがいいのか、σ(^_^)には難しくて判断しかねるが、 過疎化した農業は保護してもいずれ消滅するのは目に見えている。
自民党政権では絶対不可能だった、壮大な実験が始まるのかも知れない。
政権が交代したし、どうせ管政権の人気はないのだから、そのくらいの冒険はあってもいいと思う。

・・・・目の前に見える田園が、すべてセイタカアワダチソウに埋め尽くされる風景は、誰も見たくはないのだが。
直線上に配置

三十年近く使い続けた眼鏡
プラスチック部分はボロボロ
2010.11.16(火) 雨のち晴れ 8.2℃ P1 U2.2 W65.8%19.1
さかっち◯ 1勝1敗

眼鏡の値段

今を去ること五年前のこと。
長らく愛用していた眼鏡の耳に引っ掛ける部分のプラスチックがぼろぼろに壊れてしまった。
その眼鏡を買ったのは昔、勤めていた東京日本橋の某ゼネコン本社近くのメガネ安売り店だった。
紫外線で色が変わるレンズでも、一万円しなかったと思う。

乱視の補正がない単純な近視用レンズだし、メガネスーパーなら八千円というチラシ価格もありだろう。
同級生のヒサシんとこじゃ、とてもそんな値段じゃ買えない。
それだけの用事でわざわざ金沢まで出て行きゃ話にならないが、ついでがあったので買いに行くことにした。
ペンギンは鼻で笑って、そんな安い眼鏡なんかあるわけない、と五万円持たせてくれた。

チラシの値段の眼鏡なんかどこにもなかった。
あれやこれやと店員に勧められるまま、初めての遠近両用眼鏡を作ってもらうことになった。
五万円で5,290円しか、おつりが戻ってこなかった。(-_-;)


五年前に作った
五万円弱の遠近両用眼鏡

時は変わって昨日の話

老眼が進んで、手元がさっぱり見えなくなり、五年ぶりに眼鏡を作ることにした。
メガネスーパーには懲りているので、追加料金なしで18,900円、とうたっている眼鏡市場へ行ってみた。
客はσ(^_^)とペンギンのほかには誰もいない。
使っている眼鏡の測定から始まって、近視、老眼、乱視まで補正したレンズが決まるまで、数十分。
軽いほうがよかろう、とレンズの材質はプラスチックにした。

こりゃまたオプションオプションで、やっぱメガネスーパーと同じか、と覚悟した。
五年前とは違い、大蔵省同伴だから怖いものはない。(^○^)
ところが出てきた値段は送料五百円が加わっただけで、本体は18,900円の看板通り。
こんなに測定に時間を掛けていちゃ、採算は取れないだろう、と要らぬ心配をしたほどだ。

いったい眼鏡の値段は、なにがほんとなんだろう。
直線上に配置

家に戻ると食器洗い機が
修理から帰ってきていた
2010.11.15(月) 小雨 P1 U2.0 W65.0%19.4
さかっち● 0勝1敗

燃料残

戦闘機乗りは空中戦のさなかでも常に燃料の残りを計算しているそうだ。
もし、首尾よく敵機を撃墜したとしても、自分が燃料不足で基地まで帰り着けなければ負けと同じだ。(坂井三郎著「大空のサムライ」の受け売り)
今日は薬をもらいに金沢大学病院へ行く日だが、出発前の燃料は半分も残っていなかった。
燃料計は1/2と1/4の目盛りの中間よりちょっと下を示していた。

σ(^_^)のイプサムの燃料タンクの容量はおそらく55リットルぐらい。
リッター10kmの燃費として、550kmぐらいの航続距離があるだろう。
金沢まで片道150kmの行程だから、給油なしで二往復するのは無理ポ。
満タンで一往復すると、おおよそ1/2目盛りぐらいになるのだが、下半分は減り方が早いような気がして、とても半分残っているような気がしない。
ほんとにあの目盛りは合っているのか?


もう部品がなくなるのか
6年しか経ってないのに・・・
サンヨーそのものが
なくなっちゃうんだもんな

しかし天下のトヨタがそうそうデタラメな目盛りをつけるはずもなかろう。
目盛りから割引して判断しても約1/3、18リットルはあるはずで、片道分には充分だ。
現在珠洲と金沢では、レギュラーガソリンで20円ぐらいの差がある。
ガソリンの安い金沢で給油すべく、そのまま出発した。
っつーか、珠洲じゃ7時ごろに開いてるスタンドはないので、どうしようもないんだけど。

だいたい中間点になる横田料金所で1/4の目盛りにあれば楽勝だろう。
と、頭では計算しつつも、助手席のペンギンは給油しなくて大丈夫かとギャーギャー騒ぐし、実は内心不安いっぱい。
空中戦さなかの坂井三郎の気分で操縦桿を、いやハンドルを握っていた。
戦闘機とは違って、自動車はガス欠しても墜落する心配はないのだが。

予想通り、横田料金所で1/4ちょうどだったので一安心したが、白尾から津幡バイパスに乗ったあたりで給油警報ランプが点灯。
目盛りはまだ一番下の0にはなっていないのだが、やっぱりいい気持ちはしない。
病院下、いつも朝食を取る喫茶店前のスタンドに飛び込んで給油したら、50リットル入った。
あと5リットル、50km分ぐらいの余力を残すのみだった。

あとで調べてみたら、イプサムの燃料タンク容量は60リットルだったので、まだ100kmぐらいは走れた勘定になる。
しかし、ドキドキハラハラは精神衛生によくないので、余裕を持って運転しましょう。
ただ、燃料を心配していたおかげで眠気は来なかったような気はする。
直線上に配置
2010.11.14() 曇り 14.5℃ P1 U2.2 W65.4%19.2

鳩時計も壊れた

鳩時計は9時7分を示しているが、これはσ(^_^)が昨日の朝、動かしたから。
電池を新しくして、振り子は盛大に動いているが、肝心の時刻は一日二回しか合わない。(^^;)
直せない機械が出現して未だ立ち直れないσ(^_^)だが、そうでなくても時計の修理は無理。
しかしこんな邪魔な時計、いったい誰が買ってきたんだろう。

先日業務用のデジカメ、カシオQV-4000の正選手と補欠を交代させたばかりだ。
しかしこいつは長らく使わず放置していたせいか、電池を交換するたびに日付がリセットする持病持ちであることが露呈した。
オリンパス特有の持病だと思っていたが、カシオ、おまえもか。
ストロボが焚けない原因もわかったことではあるし、再び元の正選手と交代した。

そのうえ、今月7日にパンク修理したつもりのタイヤもやっぱり空気が抜けるので、新品と交換した。
直せない機械以来、なにか悪いもんでも憑いたのかも知れない。(-_-;)
直線上に配置

2010.11.13(土) 曇り 10.6℃ P1 U1.3 W65.2%19.2

九州場所

新しい番付表が届いた。
先場所負け越したさかっちだが、なんとか二段目(文字通り上から二段目)に踏みとどまっている。
まずはよかったよかった。
本人はいたっておおらかなので、先場所の負け越しを引きずることはないだろう。(^○^)

今場所は白鵬が双葉山の69連勝の記録を更新できるか注目されている。
白鵬の連勝記録をさかっちが止められたら歴史に名を残すことになるが、いまんとこ足下にも寄れない。
あのでかい身体のさかっちが・・・・・

とすると、大相撲の頂点に君臨する白鵬は、とてつもなく高いところにいる。
直線上に配置

左の電柱は
第二柱
(北電持ち)
2010.11.12(金) 雨のち晴れ 13.2℃ P1 U3.3 W65.4%19.4
新嘗祭

高圧電線

工場の受電は当然のことながら、6,600Vの高圧受電だ。
ずっと気になっていたのだが、通称「乙脇さんちの桜」の枝先は高圧電線に接触している。
桜の木が感電死する恐れはないだろうけど、漏電しないのだろうか。

停電点検に来た電気保安協会の人に聞いてみた。
粉の状況はあきらかによくないが、保安協会の責任範囲は受電設備の第一柱(一番工場側の電柱)の気中遮断器以降だそうだ。
したがってこの電線はどうなろうと北陸電力の責任で、保安協会の口出すことじゃないらしい。

それにしても危なそうなので、どうしたらいいのか聞いたら、北電に連絡するとタダで枝を処理してくれるらしい。
ただし、依頼主は木の持ち主に限ると言う。
土地は借りているけど、桜の所有権はσ(^_^)にはなく、実は「乙脇さんちの桜」じゃない。

何が起ころうと責任はなさそうだし、ほったらかすことにした。
気中遮断器が14年も経過しているので、交換したほうがいいと提案されたが、お金がないのでこれもほったらかすことにした。(^^;)
直線上に配置

机の高さほどある
その名も Odin

(オヂンじゃないよ)
2010.11.11(木) 曇り時々雨 14.2℃ P1 U3.3 W65.4%19.4

停電点検

年に一度、電気保安協会は停電点検というのをやる。
休日にしてくれるほど親切ではないので、平日の12時から13時までの昼休み中が恒例だ。
しかし停電になると大変なのがパソコンサーバのシャットダウンだ。

いままでもろくなことがなかった。
年中回しっぱなしなので、たまに止めるとHDD(ハードディスク)が回らなかったりする。
そんな場合、裏技としてHDDを取り外し、電源だけ生かして手で振ってやると生き返ることが多い。(^^;)

昔は家の中で一番埃が少なそうな風呂場で裏蓋(開けるなと書いてある)を開け、手で磁気円盤を回してやったこともあった。
現在のように高密度のHDDは蓋を開けるどころか、パッキンに傷がつくだけでおシャカになる。

パソコンサーバを止めるときには手順があり、電源バッサリというわけにはいかない。
ところがおまじないをするためのパスワードを忘れて、掟破りのバッサリ切断になってしまった。
Linuxの頑丈さに望みを託したのだが、期待通り無事立ち上がってくれた。

現用のサーバはNAS(ネットワーク接続型ハードディスク)で、バックアップもまたNASだ。
なりは大きくても予備の予備のそのまた予備の役目しかしておらず、なくても業務には差し支えはない。
こんなに図体が大きく大飯喰らいのサーバは必要ないのだが、古き良き時代の名残として、壊れるまでは動かしておこうと思っている。
直線上に配置

食器洗い機が壊れて
修理に出て行った
2010.11.10(水) 雨 竜巻警報  10.8℃ P2 U3.3 W65.2%19.2

尖閣ビデオ映像流出

ネットに放流(業界用語)したのはおそらく海上保安庁の職員だろう。
法にのっとり船長を逮捕したのに、うやむやのままに釈放されてしまい、証拠の映像も握りつぶされた。
いったいどーしろっちゅうんだ、と憤懣やるかたない現場の怒りは痛いほどわかる。
多くの海保職員の声なき声を代弁したものだろう。

しかし流出した理由はそっちのけで、現在流出元の特定に躍起となっている。
アナウンサーはIPアドレスから流出したパソコンを特定できるようなことを言ってるけど、そうは簡単じゃない。
下手すると後ろに手が回るような危険物をやりとりするアングラネットでは、徹底的に発信元を隠蔽するのが常識。

そのためのプロキシサーバなるものが世界中にたんとあり、いくつか経由させるとIPアドレスなんてわからなくなる。・・・・らしい。
(誰が何のためにこんなサーバを用意しているのかは知らん)
ちなみにプロキシサーバを通して通信することを業界用語で「串を刺す」とか「串を通す」と言う。
くだんの海保職員がハッカーに依頼してネットに流したとすると、おそらく探し出すのは無理だ。

・・・・と思っていたのだが、昼のニュースによると、恐れ入りましてございます、と名乗り出た海上保安官がいたらしい。
隠し続けているのはやはりつらかったと見える。
直線上に配置
2010.11.09(火) 時雨模様 一時雷とアラレ 11.8℃ P1 U3.3 W65.4%18.9

直せない機械

突然ブレーキが効かなくなり、130円ホイスト上架失敗の日に降ろした三菱の防爆型ホイスト。
可変速のホイストでなければ、電動機と歯車とブレーキしか中身はない。
電子制御の機械以外は直せない機械はない、と言うのが長年の信念だ。
そうでなきゃオークションで怪しげな中古機械を買えたもんじゃない。

ところがこのホイスト、どうやっても直らない。
ひょっとしたらあれか?いやまたこれか?と思いつくたび、もう何回分解したことか。
どうしても理解できない部品があるので無手勝流はあきらめ、メーカから断面図とブレーキ調整の取説を入手した。

取説を熟読すると、いままで想定していなかった原因も考えられる。
勇んでまた分解してみたが、各部を測定してもどこも整備基準を満たしている。
しかしブレーキは相変わらず組み立てた当初だけ効いていて、一度上下どちらかを動作させるとブレーキ解除になったまま。

落札価格二万円だから、捨てるのは惜しくもない。
しかし。直せない機械はないと豪語していたエンジニアとしてのσ(^_^)の誇りは、こいつのせいで粉々に砕かれた。(T_T)
三菱のホイストなんて、もう二度と使わないぞ。(-_-#)
直線上に配置
2010.11.08(月) 晴れ一時雷雨 16.4℃ P1 U5.0 W65.6%19.4

130円ホイストついに上架したが・・・

車輪の改造も終わり、レッカー待ちだった130円ホイストが、とうとう南天井クレーンに乗ることになった。
上がることは上がっても、配線はまだこれから。
電気屋も毎日来られるわけじゃないので、130円ホイストに命が吹き込まれるまでには、まだ数日はかかる。
レール間隔に合わせるため特注した車輪がこれ。
軸受の力点からはね出したオーバハングなので、各部に無理が掛かるが、落ちてくるこたないだろう。
吊り上げ荷重 1.4トンだし。(^^;)
三日前に応急処置した北天井クレーンの元5トンホイストは、動作不安定で危険となったので、降ろしてオーバホールすることにした。
ブレーキが効かないのもさることながら、どうかすると勝手に巻き上がるんじゃ怖くて使えない。
上がるものもいれば下がるものもいるのが世の常か。

壊れるのがもう少し早ければ、130円ホイストが改造なしで入替できたのに。(-_-;)
直線上に配置
2010.11.07) 晴れ 19.0℃ P1 U5.0 W65.4%19.4
志願兵を募集したら五人出てきた

パンク修理

酸素や炭酸ガスのボンベを一本ずつ運ぶ運搬台車のタイヤがパンクしたらしい。
小倉タイヤへもって行きゃそれで済むのだが、あの野郎、もう食う分しか働かないとうそぶいて、土日は遊びに行っていて役に立たない。
丸々交換してもたかが知れているのだが、ホームセンターにあるのかないのかわからないので、久しぶりにパンク修理することにした。

チューブを引っ張り出して水につけてみると、確かに一ヶ所かすかに泡が出る。
それより盛大に漏れていたのはバルブだった。(-_-;)
バルブを外してみようとしたが、鉄工所の道具では外れず、なんとか締め付けただけで追求はやめた。

穴の方は自転車のパンク修理セットを使えばいいのだが、ゴム糊はとっくにひからびている。
ゴム糊がなくても普通のゴム系の接着剤、ボンドG17でも十分だが、これがまたこんな時に限って探しても見当たらない。
一家に一本、常備品のはずなのに。

接着剤を買いにホームセンターへ行くのはタイヤを探すよりもっとばかばかしいので、手元にあったセメダインスーパーXを使った。
これがどうも失敗のようで、使い慣れたボンドG17のようにすぐくっつかない。
瞬間接着剤のはずなのに。(-_-;)

一応タイヤに納めたが、空気入れがどこにあるのかわからないので、直ったかどうかわからない。
どうやら新しいタイヤを準備した方が良さそうだ。(^^;)
直線上に配置

頭じゃなくてカメラに注目
2010.11.06(土) 晴れ 19.0℃ P1 U5.0 W66.0%19.3

デジカメ予備機と交代

業務用写真はかなり古い機種だが、レンズの明るいQV-4000を使い続けている。
σ(^_^)はストロボを使わない主義なので気がつかなかったのだが、いつの間にかストロボが焚けなくなっていた。
電池のせいでもなく、再起動しても変わらない。

いくらストロボ嫌いでもたまには必要だし、近頃ピント外れになる事故も多いような気がする。
この際なので、イプサムに積んだまま、温存してある予備機と交代することにした。

ほったらかしなので、かなり電池は消耗していたが、起動はする。
問題なかろう、と電池を入れ替え、コンパクトフラッシュも入れ替えて,今日の業務写真を撮った。

いつものようにコンパクトフラッシュからパソコンへ移動しようとしてびっくり。
2001年1月1日になっている。
電池が減りすぎて、日付がリセットされてたんだ。(T_T)
ファイル名の変更はツールがあるのでまあまあかんたんだったが、タイムスタンプの書き換えはあきらめた。

カメラを交換してから気がついた。
ストロボが使えなかったのは、とあるダイヤルが変なポジションになっていただけだった。(-_-;)
直線上に配置
2010.11.05(金) 晴れ時々曇り 17.0℃ P1 U4.0 W65.8%19.5

ガンチョ(蟹)の爪が・・・

第一工場の天井クレーンは二台、その一台ごとに二台のホイストを上げている。
なんども力説しているが、これぞ我が社が誇る「ガンチョの爪は二つ」システムだ。
ところが先月、南クレーンへの130円ホイストの上架に失敗、天井クレーンは北クレーンの一台しか使えなくなった。
三日ほど前、その稼働していた北天井クレーンの元5トンホイストが動かなくなったと言う。

ゆゆしき事態だ。
二匹のガンチョの爪四つのうちの一つしか使えない。
ガンチョは爪がなかったら餌が採れないので飢え死にだ。

この歳で高いところには上がりたくないし、おまけにσ(^_^)は昨日からぎっくり背中の身だ。
午前中は電気屋に任せておいたが、やっぱり動きそうにない。
意を決し、アンクルウェイトを外して戦闘モードにし、午後から弟と二人、天井クレーンの上に上がった。

下手すれば主電動機の巻線を焼いたかも、と覚悟したが、ブレーキを手動解除すると主電動機は回る。
ブレーキ解除のためのソレノイド回路の電線が切れていて、ブレーキが掛ったままだった。
サーマルプロテクタの配線も切れていたが、つないでも復活しないのでジャンパー配線で逃げた。(危険なので、よい子はまねしない)

なんとか天井クレーン一台は動作するようにしたので、なんとかガンチョは餌は採れるようになった。
ちょっと見、5トンは楽に吊れそうなごっついフックには1.8TONと、控えめな数字が書いてある。
ひょっとしたら実力も看板通り、1.8トンぐらいになってしまったかも知れない。(^^;)
直線上に配置
2010.11.04(木) 晴れ一時雨 18.2℃ P1 U4.0 W65.8%19.0
今日から二時間残業
昨日の晩から電気毛布

ぎっくり背中

腹筋をしている途中に電話を取ったら、急に左の背中が痛くなった。
その時痛みを無理して腹筋も腕立て伏せもルーチンワーク通りやってしまったのがまずかったようだ。
風呂にでも入って暖まれば直るだろう、と高をくくっていたのが、だんだん痛みがひどくなってきた。
ぎっくり腰ならぬ、ぎっくり背中になったらしい。

へたすると深呼吸だけでも激痛が走るのだが、なぜか重たいものを持ってもなんともない。
どんな姿勢になると痛くなるのか、今のところつかめていないのでおっかなびっくりだ。
幸い仰向けで寝ている分には痛くないので、睡眠には影響がないのがまだしも。

ただし、起き上がるときには声も出せないほどの痛みが走ることがあるので油断はできない。
直線上に配置
2010.11.03(水) 文化の日 晴れ一時曇り 12.8℃ P1 U4.0 W65.6%19.0
納期に追われ全員出勤(二名休み)

伝国の米びつ

このトタンでできた米びつはσ(^_^)が子供の頃からある。
父母は飯塚本家の田植えや稲刈りの手伝いに行き、一年分の白米をもらってこの中に入れていた。
天気のいい日には米を取り出し、縁側で虫干しして、逃げ出した虫を殺したりした。

この米びつ、引っ越しのたびにもなくならず、なぜか玄関から続く廊下の一番奥に鎮座している。
白米を入れることはなくなってもう三十年は経つだろう。
ネズミ除けになるだろうとこの中に去年採れたヒトメボレ玄米の袋を入れておいたのだが、取り出して精米機に掛けてきた。

もうもうと上がる粉塵、なんだかおかしい。
麹によくあるような塊もある。
虫でもついたのかとその塊をつぶしてみたが、虫はいなかった。
精米機から出てきた白米は心なしか色が悪い。

精米して持ち帰り、ペンギンの裁可を仰いだら、かび臭いという。
そうか。あの粉塵はカビの胞子だったのか。
風通しのよいところへ置いておけばよかったのに、下手に米びつなんかに入れたから、今年の異常気象で黴びてしまったんだ。
とても食べられそうにないが、叔父さんが手塩に掛けたハザ干し米、捨てるとバチが当たるので、畑にまいて小鳥に食べてもらうことにした。

とすると、この米びつは何の役にも立たない。
こんな一等地に置いておく理由もない。
今後の身の振り方はどうなるだろう。
すべてペンギンの胸三寸。
直線上に配置
2010.11.02(火) 曇り時々雨 P0.5 U4.0

学文路

今日は和歌山方面へ行く日。
南海高野線に乗ってほとんど高野山の下まで行く。
学文路からケーブルカーの駅がある極楽坂までは七駅しかない。
いつぞやは高野山から下りてきて会社訪問したこともある。

学文路と書いて「かむろ」と読める人はそうたくさんいないだろう。
かく言うσ(^_^)もご多分に漏れず、最初に地図を片手に来たときは、停車駅に「がくぶんじ」がない、と焦ったもんだ。(^^;)

σ(^_^)はほとんど営業らしい営業はやったことがない。
ここを訪れるときはいつも仕事がなくて、これまでお世話になりましたと、ほとんど廃業のご挨拶をしにいくようなものだった。
学文路駅から工場までの道を、この世の終わりのような暗い顔をしてとぼとぼと歩いていくのだ。
今回のようにすでに仕事のオファーが出ていて、すっきりした顔で颯爽と歩いたのは初めてのような気がする。

ただし仕事量が思ったより増え、ちょっと荷が重たいような気がして、帰り道は多少暗い顔だったかも知れない。(^^;)
直線上に配置

駅前広場と書いてあったけど
駅前にゃなかったぞ
 (-_-#)
2010.11.01(月) 曇り P0.5 U5.2

鉄人28号

同窓会総会に津幡まで出た足を伸ばして出張することにした。
関西方面に主要な取引先が二社あるのだが、兵庫と和歌山なので一日で回るのは無理。
中間の大阪で宿を取り、今日はまず兵庫県から。

兵庫県と言えば加古川には軍用無線機を扱うショップがあるのだが、残念ながら今日は定休日。
しかし、行ってきました見てきました、去年JR新長田駅近くに完成した鉄人28号
鉄人と言うからには鉄工所の神様と言ってもいいだろう。
関帝廟の関羽雲長が商売の神様にされているより説得力がある。

360度、くまなく写真を撮ってきたが、武運長久・家内安全・商売繁盛の祈願を忘れた。(-_-;)
賽銭箱もなかったし。
前から見た絵ヅラは珍しくないが、後ろから見るのがプロ。
歩くだけだった鉄人が空を飛べるように、敷島博士が外付アタッチメントとしてロケットを二台取付けた。
一台でも戦艦大和を空中に浮かすほどのパワーがあるとかないとか。
ただし力学的観点から、鉄人の重心がロケットの推力軸上にないので、回転モーメントが働いてしまう。
ロケットに点火したと同時に、鉄人は前のめりになり、出川哲朗のように顔面を地面に強打することになる。
軍用戦闘ロボットの鉄人28号は頑丈だから、壊れる心配はないけど。

ちなみに、白黒テレビ時代の実写版テレビドラマは、最初の飛行で空へ飛び去ったまま放送打ち切りとなった。
金田正太郎少年は呆然として見送っていたが、次週の放送がなかったときのσ(^_^)はもっと呆然自失した。
いま思うと、よっぽど視聴率が悪かったのか。
直線上に配置

直線上に配置