2006年11月 2006年12月 2007年 1月

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2006.12.31() 晴れ 4.4℃ P0 U52.0 W69.2%21.9.

埴生の宿


バブル崩壊後、帆も舵も失い進むべき方向も見失って、ただただ転覆しそうな船にしがみついているだけだったが、昨年当たりから風向きが変わってきたようだ。
今だから言えることだけど、いつ沈没しても不思議ではなかった。
幸い多くの人たちに助けられて何とか生き延びることができ、船の進路も定まって穏やかに今年は暮れた。
と言っても食べるだけでやっとだが、死線をさまよったあとなので、飢えもせず屋根の下で眠れる幸せをつくづくありがたいと思う。
経営者としてはこれ以上望む物とてないのだが、強いて言うなら・・・・・ワタシゃも少し毛が欲しい。(^^;)

埴生の宿もわが宿 玉のよそおいうらやまじ

この歳になってやっとこの歌詞の意味が理解できたなぁ。しみじみ・・・・・
今日の新聞に金沢のロレックス正規品(よっぽど偽が多いのか?)販売店の二面全面広告が載っていた。
ひとつ百万二百万の腕時計は夜の片町できれいなおねーさんに見せびらかすぐらいしか役に立たないだろう。(^○^)
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2006.12.30(土) 曇り時々小雪 3.6℃ P0 U53.0 W68.80%22.1.

盛岡工業ラグビー部の不運

花園で天理高校に惜敗した盛岡工業ラグビー部の選手は宿舎でノロ・ウィルスに感染して体調不十分だったらしい。
腹が下っていてはいくら鍛えていてもスクラムに力は入らないだろう。
天理高校は屈指の実力校だから、盛岡工業の選手が体調充分であったなら上位も狙えたのではないか。
かわいそうなことをした。高校生には来年がないのに。

卯辰山の高校相撲を見に行くと、東北勢にはアンコ型ではなく、ソップ型の惚れ惚れするような体つきをしている選手が多い。
相撲じゃなくて、ラグビーのフォワードをやらせてみたい、ってことなんだが。(^^;)
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2006.12.29(金) 雪 3.2℃ P0 U3.0 W69.0%22.3.
一日中降っていたが、小雪なので積もるほどではなかった。

美濃部都知事にもらった免許

一昨日の流れで建築士ネタをもうひとつ。
もともとσ(^_^)は機械が専門で、たまたま佐藤工業の本社建築設計部に転勤して建築と縁が出来た。
建築の教育を正式に受けていないと建築士試験を受けるには長い経験年数が要る。
高専の機械工学科卒では、いきなり一級建築士は受験資格がなく、まず二級建築士を受けなきゃならない。
ただし受験資格を得るまでに丸三年の実務経験が要るが、卒業がそう都合のいい時期ではないので実質四年。
二級建築士を取ってから一級の受験資格を得るのに四年、やっぱり実質五年必要で、一級を取るためには最短だったが九年掛かった。

東京で二級建築士を受験したとき、知事はかの有名な美濃部さんだった。
社会党知事だったので公務員天国となり、ゴミ収集車の運転手の退職金が一億を超えて話題となった。
当然ながら、あっという間に都の財政は破綻して退陣をよぎなくされたが・・・・。
ちなみに二級建築士は知事免許ではあるが、資格は日本中どこの府県でも通用する。
一級建築士は建設大臣が免許する。
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来年の賀状っす
2006.12.28(木) 雨 6.6℃ P0 U1.1 W68.4%21.8.
年末年始の出荷のめどが立ったので、長らく続いた残業をやめた。正月4日までは残業なしの予定。

高校ラグビー花園大会

正月恒例の高校ラグビーが花園ラグビー場で始まった。
広島にいる頃は京都の親戚を根城にして通ったものだ。

最初に行った時は、花園と言うからには花園高校のグラウンドだと思って訪ねていったら、人っ子一人いなかった。(^^;)
花園は花園でも京都ではなく、近鉄奈良線の大阪花園駅近くだったのだ。
帰りの切符は降りたときに買っておかなきゃ、帰りに買おうとするととんでもない長い行列に並ばなきゃならないことも覚えた。

当時は目黒高校が全盛で、バックスラインが流れるようなパス回しをする洗練されたラグビーで、無敵を誇っていた。
唯一の天敵、大型フォワードが明大風味のシンプルな試合運びをする岩手の黒沢尻工業に、毎度苦戦するのが面白かった。
生駒降ろしはいつも寒くて、吹きっ晒しのスタンドでガタガタ震えながら見ていた。
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2006.12.27(水) 雨 11.0℃ P0 U5.0 W68.4%21.8.

姉歯の刑


耐震偽装の姉歯元建築士に懲役五年の判決が出た。
建築士法では三年以上の刑はないそうで、弁護団からは刑が重過ぎると言う反論があるそうだが冗談じゃない。

建築士に匹敵する資格が必要とする建築主事は公務員の中では特異な専門職だが、意匠、構造、設備と専門化している設計者側に対し、一人の建築主事が審査するわけだから、もともと全部を把握できるはずがない。
今回の事件で行政の責任を問われたが、そりゃどだい無理な話。

建築確認を申請する設計者と行政の代表者たる建築主事の間に信頼関係があってこそ成り立つ建築行政だった。
姉歯は長い間培われてきた民と官の専門家同士の信頼関係を灰燼に帰してしまったのだ。
その罪は五年の服役どころか、市中引き回しのうえ磔獄門にしても飽き足らないと考えるのが、多くの建築士の偽らざる感情だろう。

ま、しかし、善意を前提としなけらばならない法制度であれば、遅かれ早かれ姉歯のような建築士は出てきたんだろうな。
三丁目の夕日はもう、とっくに沈んでしまったのだから。
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2006.12.26(火) 曇りのち雨 1.5℃ P0 U1.0 W68.4%21.8.

ある鋼材問屋


古い付き合いの鋼材問屋の先代社長が亡くなったので、七尾まで葬式に参列に出かけてきた。

そこは頼んだ品物が来るか来ないか配送のトラックが来るまでわからないと言う頼りなさがあって、短納期ばかりの今はあんまり取引はない。
注文を受けたとき、品物があったら発送の日取りを、なかったら納期を連絡するように、と現社長(入り婿のはず)や常務が年始に来るたび十数年来、口をすっぱくして言い続けた。
そのたび必ず改善しますと約束するものの、そもそも会社の受注→納品システムが不備なのでいくら担当者に気をつけるように言ったところで三日と持たない。
とうとうこっちが根負けして見切りをつけてしまった。
それでも付き合いなしとはいかないので、納期に余裕がある場合には時々注文を出している。

と、えらそうに言うが、注文を出す鉄工所が鋼材問屋よりえらいわけではなく二人三脚、どちらが欠けても双方とも商売は成り立たない。
同じことが運送屋にも言えて、現場まで運んでもらえなきゃいくらいいものを作ってもなんの価値もない。
発注するほうも受注するほうも持ちつ持たれつ、対等の立場の運命共同体なのだ。
お客様は神様だとよく言われるが、気まぐれな不特定多数を相手にする小売業とはその辺の事情がちょっと違う。

建設業界では下請とは言わず、協力会社と体裁よく表現を変えているが、狐と狸が生息するあの業界ではどう呼ばれても受注するほうが一方的に隷属している。
σ(^_^)らの場合、最終ユーザはともかく、仕事を出すほうももらうほうも規模の大小の差はあれ同じ製造業の価値観を持っているので化かし合いの必要がない。
値段を決めるときはお互いに財布の中身を見せ合いながら話をしているようなところさえある。

仕事を出してくださるお客さんにはもちろん感謝の念を忘れたことはない。
しかしいわゆる外製工場としてお客さんが内製するよりいいものを、と心がけている。
誠心誠意仕事をしているので、不遜と言われるかもしれないけど、対等の立場で協力していると言う矜持は持っている。
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2006.12.25(月) 快晴 1.5℃ P0 U4.1 W68.2%21.9.
放射冷却のせいで今年初めて最低気温が-1.5度と氷点下を記録した。

安物のレーザレベル

オークションで、というかオークションストアから1,550円で落札(購入?)したレーザレベル。
水平と垂直のマーカ光線が出ることになっている。

年明け早々の仕事で今まで使ってきた錘をぶら下げた下げ振りと言う道具が使えないような気がして試しに買ってみた。
たくさん出品されていて、タイミングがよければ300円ぐらいで落とせるのだが、後の祭り。というか、300円でも高い。
送料やら代引やら消費税やらで総額2,892円の出費になってしまった。

赤い光が半導体レーザの光で、手前にあるのは付属の小さな三脚。
直行する二つの水泡管が付いていていかにもそれらしいが、垂直も水平も保証の限りにあらず、その上調整するところもない。
だめだ、こりゃ。(-_-;)
内部は夏休みの工作のような粗雑な作り。
底蓋を止める二本のもくねじのうち一本はすでにバカになっていて、電池を入れるところのネジも最初から山がなくなっており、再起不能。(-_-;)
ノークレーム・ノーリターンと言ってもなあ・・・・・・文句言うほどの値段じゃないけど。

さて、使い物にならんのはわかったが、買ったばかりだし捨てるわけにも行かず、どこにしまっておこうか、と悩んでいた。
そこへ輪島実業高校の干場先生が遊びに来て、レーザは何かに使えそうだ、と欲しそうな顔をしていたので進呈した。(^○^)

確かに物は来たので悪い評価も出来ないが、さりとて「非常によい」とはとても言えぬ。(-_-;)
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2006.12.24) 休み 晴れ時々曇り 8.4℃ P0 U2.1 W68.2%21.8.

サラ・ブライトマン来日


サラ・ブライトマンが来日しているらしい。
マンと言ってもソプラノ、女性で、クラシックからポップスまで歌唱法を変えながら歌える器用な人だ。

ふつう、クラシック畑の人がポップスを歌ってもベルカント唱法のままで、あんまりサマにならないことが多い。
広島時代に合唱を指導してもらった渡辺健次郎先生は芸大出のプロのバリトンだが、カラオケは下手くそだった。(^^;)

もう二年前になるか、たまたま「Time To Say Goodbye」と言う歌を聴いてからサラ・ブライトマンに凝りに凝ったことがある。
アルバムには聞きなれたポップスから歌劇のアリアまでがまぜこぜになっていて、おかげで一生縁がなさそうだったアリアのいくつかを自然に覚えてしまった。

荒川静香がトリノ・オリンピックで金メダルを取ったときのイナバウアーは何度も何度も放映されたのでほとんどの日本人は聞いただろう。
バックに流れていた曲、「誰も寝てはならぬ(Nessun Dorma)」もそのひとつ。
プッチーニのオペラ、トゥランドットなんて見たことも聞いたこともなかったし、今後とも知るはずはなかったのだが。
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2006.12.23(土) 天皇誕生日 雨時々晴れ 8.4℃ P0 U2.0 W68.4%21.3.
誰の誕生日であろうが、仕事が間に合わないときは仕事。明日はどうやら休めそうだ。

ポインセチアにとどめ

くだんのポインセチアはおふくろが来て、枝先を切っておけば芽が出るかもしれないとバッチンバッチン容赦なく首を落としてしまった。
憐れ、生きながらに断首とは・・・・・まだ生きていた証拠に白い血がドクドクと流れていた。
そんな残酷なこと、心優しいσ(^_^)にはとても出来ません。

高専の二年生の頃だったか、頑健そのもののσ(^_^)が病気するわけないので、たぶん打撲か何かで津幡病院へ行ったらなぜか採血された。
自分の血でも見たら失神するので、とあっち向いていたら看護婦さんに 「そんなもん、私ら毎月見とるよ。」 と笑われた。

年端も行かぬ紅顔可憐な美少年(ヒゲもじゃだったけど)に、なんてことゆーんじゃ。(-_-;)
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2006.12.22(金) 曇りのち晴れ 6.2℃ P0 U3.2 W68.2%21.5.

本州制覇目前


島根原発への年内の出荷が終わった。
本州でいまだ当社の製品が出荷されていないのは島根と岩手だったのだが、これでとうとう本州制覇に王手が掛かった。

左の地図は富山県が作ったもので、富山市を中心に円が書いてある。
富山市を中心にするのは太平洋側に寄りすぎて不自然、なんと言っても日本の中心は珠洲市でしょう。(^○^)

一番外側が半径1,000kmで沖縄以外をほぼ含んでおり、その次は500kmだから半径600kmで本州がすっぽり収まる。
島根は運んでくれるトラックの調達に苦労したが、岩手となるとはたして珠洲と道路がつながっているのかどうかも怪しい。(^^;)
なぜこの二県が今まで空白地帯だったわけがやっとわかった。ガッテン・ガッテン・ガッテン・・・・・
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2006.12.21(木) 曇り時々晴れ 5.0℃ P0 U3.4 W68.8%22.0.

山茶花
(さざんか)

根性なしのポインセチアと対照的に、酷寒の雪の中でも知らん顔して花咲くはずの山茶花がもう開花した。
あんまり早く花を付けると、野山に餌が豊富で、狙いの小鳥がやってこないぞ。(受粉が鳥媒だと思うんで)

花も葉っぱも椿そっくり。
区別が付かないそこのあーた、恥じることはありません。
もともと山茶花は中国では椿のことで、品種によってはほとんど違いがないそうです。
ただ、椿と違って花びら一枚ずつ散るんだとか。
そう言やそうだったかな。

ぼたっと首が落ちる椿の花は病人のお見舞いには禁忌とされるが、山茶花ならいいんだろうか?
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2006.12.20(水) 晴れ 9.3℃ P0 U1.2 W68.8%22.2.

ポインセチア枯れる


暖冬だが、朝晩はそれなりに冷え込むと見えて、とうとう枯れてしまったポインセチア。
やっぱり寒さには弱いらしい。
今年はまだ0℃まで下がった日は一日か二日しかないという暖かさなのに、なんちゅう根性のないやつ。

捨てようかと思ったけど、せめてクリスマスまでは待ってやろうと事務所の中に入れてやった。
なんて心優しいσ(^_^) 。
このまましばらく水をやってみたらどうなるだろう。
ひょっとすると枯れ木に花が咲くかも?

枯れ木に花が咲いたなら〜 十九にするのもやすけれど〜♪ by ばたやん
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2006.12.19(火) 曇り時々降っていたらしい 7.2℃ P0 U2.1 W68.6%21.9.

職業柄


建築士会の会報が来ていた。
いつも見ないで捨ててしまうのだが、たまたま開いてみたところに木造建築の構造計算についての連載があった。
こういう記事に興味を引かれるのはどうやらσ(^_^)も姉歯と同じ構造屋らしい。(^^;)

力学的に無理のない構造は美しいと感じるのは設計を生業とするもの特有かもしれない。
飾り立ててあるものより構造体である骨組が見えるものの方が美しく見える。
一般の人からは無骨に見える兵器もσ(^_^)が見ると無駄な装飾が一切なく、機能だけを極限まで追求していて美しい。

商売柄、構造物や図面を見ると力の流れが見えてしまうのだが、強度計算するとき以外はたいていその能力はじゃまになる。
まだもらえるかもらえないかわからない見積りの段階で、こりゃ無理がある、こう直せばいいのに、などとわき道にそれてしまってさっぱり仕事がはかどらない。(^^;)

絶対音感がある人たちはうらやましく思えるが、世の中の音が全部音階に聞こえるそうで、傍目で見るほどいいもんじゃないそうだ。
たとえる例がちょっと高等すぎてちょっと筋違いか。
ただいま、のだめカンタービレに凝ってるもんで。(^^;)
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2006.12.18(月) 曇り時々晴れ 4.2℃ P0 U5.0 W68.4%21.5.

タウンミーティング


タウンミーティングってなんだろう?
公聴会とは違うんか?
変な横文字は使わんようにしたんじゃなかったんか。
ちょっとググって見たとこ、どうやらタウンミーティングとは公聴会とは違って法律で定まっている手続きではないらしい。

タウンミーティングがやらせだったとかサクラだとかでもめてるけど、ありゃ国会の審議とおんなじ、最初に結果ありきのセレモニーだ。
広く国民に意見を聞いたと言う大義名分を作るためにやるだけのもんに違いない。
おおかた国会議事運営の筋書きを書いている官僚が、おんなじ手法でしゃんしゃんと終わらせようと画策したんだろう。
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2006.12.17() 雨 7.2℃ P0 U3.1 W68.6%21.5.
鞭を入れて仕事

小白鳥

第二コーナを回ったところでちと仕掛けないと、さすがのディープインパクトもゴール前、届かなくなる。
年末は各人、平日に休まないと片付かない仕事もあると思われるので年内はスクランブル休日、会社の全休はなし。
というわけで今日は仕事。
進捗状況に濃淡はあるので半分強の頭数しかそろわなかったが、それなりに前進した。

お歳暮を配る途中で小白鳥を見たら、てんでんばらばらに散らばっていてせっかく水を張った田んぼには何羽も入っていない。(-_-;)
別のアングルから撮った写真で数えたら全部で百羽ぐらいいる。
灰色の小白鳥は子供だろうが、大きさは親鳥と変わらない。

いつもは八丁道路の向こうに本家が見えるアングルから撮るのだが、今日はさびしい写真になるので右のほうを向いている。
水を張った田んぼの右奥の山すそに見えるビニールハウスのあたりは本家の従姉が嫁に行った谷内前家。
孫には娘が嫌う同級生の天敵がいるそうな。(^^;)
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2006.12.16(土) 氷雨 7.8℃ P0 U3.1 W68.6%21.9.

ポインセチアの黄昏


毎日時雨模様で水は充分のはずのポインセチアがしょぼくれている。
隣にいた同僚のゴムの木が家の中に入れてもらえたのを見て安心していたか。

ゴムの木は緑の葉っぱで特に問題はないわけで、赤く厚化粧して何ぼのポインセチア、すっぴんでは誰も見向きしない。
毎日夕方五時から朝七時まで何かかぶせて暗くしないと赤くならない、なんて考えが甘いよ。
そんなんでは自助努力が足りない、と銀行から融資してもらえないぞ。(^^;)
夏場は「立て、立つんだジョー!!」と水をやって何度か立ち上がらせたが、もはやこれまでか。

「それでは、もうだめなようか?」 相手は答えた。 「もうだめなようだ。」 by 井伏鱒二
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2006.12.15(金) 曇りのち晴れのち雨 9.1℃ P0 U4.1 W68.6%21.7.

国道九号線


島根県の松江まで運ぶ荷物を鳥取からトラックが引き取りに来た。
運転手はずいぶん機嫌が悪かったが、運賃に余裕がなくて高速道路を使えないのだから無理もない。
八号線、九号線を経由した松江への道はおっそろしく遠い。

中国縦貫道がまだ工事中だった昔、広島支店から本社へ転勤することになった。
東京へ持っていかないガラクタを積んで松江経由で九号線を走って家に帰ったのだが、走行距離は800kmもあった。
夜中走ったのだが、眠いし疲れるしでほとほと運転するのがいやになり、よっぽど車を捨てて汽車で帰ろうかと思った。(-_-;)

当時乗っていた車は義兄からもらったポンコツを白黒に塗り分けた、通称パトカーと呼ばれたコロナだった。
真夜中の0時を過ぎていたが、九号線の道中のどこかの街中で覆面パトカーに止められた。
偽パトカーと偽警官が反則金を騙し取る事件が頻発していたそうで、そんな危ない車に乗っていたため容疑者にされてしまった。

しかし、ルーフキャリアにはスキーが載っており、荷物はガラクタ満載で、とても犯罪に使えそうにないのは一目瞭然。
しばらく荷物をひっくり返して調べていたが、嫌味を言われただけで無罪放免となった。
おかげで目が覚めた。(^^;)

西条(今の東広島市)から松江までは200kmはないはずだから、ここから現場までは600kmを超える道のりだろう。
トラックの脚で15時間ではむずかしかろな。

ちなみに九州へ渡って宮崎までの国道は十号線だ。
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2006.12.14(木) 曇り 8.6℃ P0 U4.0 W68.6%21.6.

Winny作者に有罪判決


ンターネット上でファイルを交換する Winny と言う悪名高きソフトの作者に罰金150万の有罪判決が出た。
プログラムを作った経験のある人ならわかると思うが、良し悪しは別として片手間であんなソフトを作れるのはとてつもない才能だ。

いかにすごいソフトウェアかは軍人も警察官も使っていることでわかる。
データ流出でまだ名前が出てこない職種は裁判官ぐらいなもんだ。

日本が誇る頭脳とも言うべきお方に罰金150万なんてとんでもない。
逆に一ヶ月150万払ってでも科学技術庁(もうなくなった?)あたりに鉦や太鼓でお迎えすべきなのだ。
科学技術庁がすでにないのなら科学特捜隊でもウルトラ警備隊でもいい。

モタモタしていると鬼畜米英マイクロソフトかグーグルあたりに引き抜かれてしまうぞ。
あたら人材の才能を殺すようなバカなことをやっているから日本が世界から取り残されてしまうのだ。あぁぁぁ・・・・・
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2006.12.13(水) 曇りのち雨 15.5℃ P0 U3.5↓ W69.0%21.9.

アマチュア横綱に市原


早朝だけ晴れて朝焼けだった。お向かいの豪邸はどうやら売りに出ているらしい。
400坪の土地と延床面積は推定100坪の平屋建て(建設費は一億を超えたそうな)ですよ。
お買い得です。どなたか要りませんかぁ。(^○^)

今年の全日本相撲選手権で日大相撲部四年生の市原孝行が優勝してアマチュア横綱になったそうだ。
だいぶ前になるが木曽福島に末っ子の応援に行ったとき、中学三年生だった市原の実物を見たことがある。
かわいそうに、中三にしてすでに顔はおっさんだった。(^^;)

当時から国内では一、二を争う強豪だったが、相撲部としては無名の中学だったのでほかにメンバーがおらず、ほとんど個人戦だけの参戦だった。
個人優勝より団体優勝が.したいと本人は言っていたそうだ。
アマチュア相撲のメインイベントは団体戦にあって、個人戦はいつも付け足しだ。
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右田で使った
導坑用ジャンボ
設計・東洋削岩機
製作指揮・σ(^_^)

西条の空は青い
2006.12.12(火) 曇りのち雨 4.0℃ P0 U5.1 W68.8%22.4.

山陽新幹線トンネルでコンクリート剥離


山陽新幹線の樋口山トンネルで天井のコンクリートが剥がれ落ちたそうだ。
σ(^_^)が佐藤工業広島支店時代に関わったトンネルは広島県の本郷、山口県の右田だから責任はないな。ホッ (^^;)

ほかに防府で高架の現場(隧道屋は隋道以外をややさげすんで「明かり」と呼ぶ)があり、広島の竹原にもなんかあったよーな気はするが記憶がない。
トンネルのコンクリートは構造上、地山の土圧により圧縮力が働いているので本来割れても落ちにくいはず。
これが高架だと割れたら確実、落ちてくるのを防ぎようがない。

右田では工事中にコンクリートが固まらず、型枠をはずしたら破片どころか一回の打設分全部どさっと落としたことがある。
フライアッシュと呼ばれるススの一種をスクリューコンベアで送ってセメントに混ぜていたのだが、スクリューを止めたら供給も止まる予定だった。
ところが液状化したフライアッシュはスクリューをくぐって流れ込み、セメント不足になって真っ黒けのコンクリートになってしまった。(-_-;)

責任は貯蔵タンクと供給装置を設計製作した入社二年目のσ(^_^)にあった。
しかし新入社員に毛が生えた程度の職歴だったのと、やんちゃな上司が現場の所長と前の現場で同じだった縁でもみ消してしまったらしい。
なんか知らんが笑い話で済んでしまった。(^^;)
建設業は大手でもまだ第一と第三日曜日しか休日がなかったが、日本人に夢と希望と心のゆとりがあった古き良き時代だった。

左のドリル・ジャンボは工事終了後、二度目のご奉公で東京支店の那須トンネルに使われた。
誰も出張してくれないのでσ(^_^)が一人出かけ、現地の抗夫を使って組み立てて来た。
抗夫とはいえ、トンネルの切羽では支保工組立やトンネル機械の運転をしているので、驚くほど手際よく働いてくれた。

那須から帰る途中に当時まだ日銀裏の東京支店に間借りしていた本社設計部に寄り道した。
建築設計部設備課の本多課長と会ってσ(^_^)の仕事があるのか話を伺った。
入社三年余り、山陽新幹線の現場が終了して居場所がなくなった広島支店から、この仕事を最後に本社建築設計部へ転勤させてもらった。
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2006.12.11(月) 久々の晴れ 5.6℃ P0 U3.1 W68.8%21.9.

剣道で米国に負ける


台北で開かれている剣道世界選手権の団体戦で日本は米国に負けた。
体格にハンディがない剣道で本家本元が負けるってのは当事者でなくてもがっくり来るなぁ。(-_-;)

羽咋高校で剣道をやっていた娘に聞いたことがあるが、どうしても勝てない相手は自分の間合いよりむこうの間合いが遠いという。
間合いとは自分の剣先が相手をとらえることが出来る距離で、自分の間合いになるまで近づかないといくら刀を振り回しても相手に届かない。
弱いほうは自分の間合いになるまで相手に近づく前に強い相手の間合いに入ってしまうことになる。
つまり自分の竹刀が届く前に打たれてしまうので、何度立ち会っても勝てないのだそうだ。なるほど・・・・

昔、テレビでワイアット・アープと言う西部劇の連続番組があった。
アープの使うコルト・ピースメーカは、ワイアット・アープの代名詞ともいえるバントライン・スペシャルという銃身がやたら長いやつ。
抜き撃ちには向かないが、射程が長い上に照門(照準の目に近い部分)と照星(銃の先端についている目印)が離れているだけ命中精度も高い。

アープが最初にバントライン・スペシャルを手にしたときのエピソード。
普通のコルト45ピースメーカを使う無法者と間合いをすごく遠くに取った決闘シーンがあった。
相手のガンマンは 「こんな遠くじゃ当たるわけねえだろ!」 と文句を言いながら何発か先に打つのだが、アープにはかすりもしない。

アープは悠々照準を定め、相手のテンガロンハットと銃を吹っ飛ばすのだった。パチパチパチ・・・・
主演のヒュー・オブライエンもかっこよかったし、ジミー時田の歌う主題曲も好きだったなぁ・・・・・何の話だったっけ?
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2006.12.10) 曇り時々雨 7.4℃ P0 U3.3 W69.0%21.4.
今年最後の休日になるのかな、と思っていたのだが、三人自発的に出社して、うち二人は納得できるところまで終わらせて午前中に帰った。

年末助け合い運動

年末になると助け合い運動と称する募金活動が活発化するが、常に斜めから物を見る癖がついている素直なσ(^_^)にはいまいち信用することができない。
お金の流れが見えないので、昔からある赤い羽根でさえ胡散臭さを感じている。
会社の場合、羽根を買うのではなくて毎年一定額を福祉団体の委託を受けた近所の人が集めに来るので出さないわけにはいかないのだが。

末端で募金を受け取る人たちはおそらくほんとに援助を必要としているとは思う。
しかしほんとに援助を必要とする人たちのところへ届く前に、必要経費と称して裕福な暮らしをしている人たちのところへジャバジャバこぼれているような気がする。
極端な例では古館一郎が報道ステーションで取り上げたように、募金活動の看板で中高生に金を集めさせて自分のふところに入れている奴さえいる。
24時間なんとかいうチャリティ番組にしたって出演者の収入を考えたら、子供に募金活動させずに自分で出せよ、と言いたい人は少なくないだろう。
募金した者にはそのお金がどこへ行くのか、誰が使うのか知りようがないのだ。

貧者の一灯は小さくて、照らす範囲がごくわずかであるゆえに灯し場所を選ぶ。
σ(^_^)個人は行き先の明確な国境なき医師団、またはユニセフ以外に寄付はしない。
ほんのたまに、しかも御利益期待のお賽銭代わりだけど。(^^;)
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2006.12.09(土) 雨 7.2℃ P0 U2.0 W68.4%22.4.

和歌山市の不良市職員


期せずして今日も和歌山ネタ。

和歌山市役所は市の職員22人が固定資産税や軽自動車税などの市税を払う姿勢が見られないとして特に悪質な9人のボーナスを差し押さえたそうだ。
市税を払う姿勢が見られない市職員?なにそれ。
差し押さえる前にボーナスを出すほうが間違いだ。滞納と言うからには昨日今日の話ではなかろう。

一般市民は市民税を滞納すれば行政サービスを受けられないのだから、市税を払う気のない市職員などボーナスどころか馘首にしないほうがおかしい。
NHKが受信料支払停止運動をしている職員を雇っているようなもんじゃないか。(-_-#)
おそらく勤勉手当なるものももらっているだろうし、このまま行けば退職金もあたりまえに出るのだろう。ざけんなコラ。(-_-#)

公僕ならぬ公敵はどこにでもいる。
二十年ほど前、まだ市民合唱団で棒振りをしていた頃のこと。
仲間二人ととある飲み屋に行ったところ、珠洲市の職員と思しき男と数人の漁師が言い争っていた。
そいつは漁師に向って 
「わっちゃ(お前ら)の市民税では俺の給料も支払えんげぞ。」 と大見得を切っていた。

職員給与総額より市民税収入が少ないのは事実なんだろう。
しかしそれを市民の働きが悪いのだと市職員が言っていいと本気で思っているのか?
開いた口がふさがらず、争いに割って入るのも忘れてしまった。
一緒に飲みに行った合唱仲間は二人とも県職員で、同じ公務員として面目なさそうにすみっこで小さくなっていた。(^^;)

その男には面識もなく、もちろん名前も知らなかったのだが、次の店に行ってカウンターの中のおねーさんにその話をしたら
「あ、そいつはきっとマエ コウジや!」
とまあ、いかにも唾棄せんばかりの口ぶりだった。
よっぽど評判が悪い男だったらしい。

公務員の不祥事があるたび思い出す、ヤな名前だ。(^^;)
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2006.12.08(金) 曇り 7.2℃ P0 U2.1 W68.4%21.6.

和歌山県知事逮捕


和歌山、宮崎と相次いで知事が官製談合がらみの収賄で逮捕されている。
宮崎はおふくろのお里、ってこたσ(^_^)も半分は宮崎県人だ。

和歌山は娘が大学へ行ったのと、差し入れに柿が届くくらい主要な取引先があるのとで、これまたみょ〜に縁が深い。
知事様が絡む官製談合なんて、どっちも田舎ってことかな? 
って、石川県に住んでる奴には言われたくねーってか。(^○^)

娘が和歌山へ行くことになったとき、名神や新幹線が通ってなさそうだし、どうやって行けばいいのだろうとずいぶん不安だった。
幸い道路はつながっていたが、あのややこしい吹田ICで間違うととんでもないところへ行ってしまう。

カーナビのなかった頃で、なに、和歌山方面の看板ぐらい上がっているだろう、と楽観していたら、和歌山の和の字も書いてない。
あれよあれよと吹田を通り過ぎてしまうと大阪のど真ん中を通る羽目になり、なんで和歌山へ行くのに梅田の上を通らにゃならんのだ、ってことになる。
それも一回や二回ではなかった。(T_T)
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2006.12.07(木) 曇りのち雨 11.5℃ P0 U5.2 W68.4%21.6.

サナギ


もうかなり前だが、おふくろの白菜畑に巣食っていたと思われる青虫が一匹、勝手口のガラス戸をのぼってきて動かなくなっていた。
大きさ(15mm くらい)と言い、色と言い、環境と言い、まずモンシロチョウに間違いなかろう。

つい先日まで暖かかったので春と勘違いして孵化し、のこのこ出てきたけど急に寒くなって凍え死んだものとばっかり思っていた。
ふと気がつくとサナギの形に変身している。
なんと青虫からサナギへは脱皮じゃなくてそのまま変形していくのか!
この歳になってひとつ利口になるとは思わなかった。(^^;)

おふくろに見つかると白菜を食い荒らす不倶戴天の敵、あっという間にあの世に送られるだろう。
この姿で春を待とうというのだろうが、見つからずに無事生きながらえることが出来るかどうか。幸運を祈る。

しかしWikipediaで調べてみるとやっぱり脱皮してサナギになると書いてある。
玄関から出入りすることはめったになく、いつも勝手口を使うのだが、青虫毛虫の類は大嫌いだから出入りするたびどうしてもそっちに目が行く。
毎日朝昼晩見ていたけど、脱皮するような気配はなかった。
これ書いた人はほんとにサナギになるところを自分の目で見たのか?ほんとにほんとか?

子供のころ、蝶にしようと青虫をたくさん取ってきて、大の虫嫌いの姉に叱られたことがあったが、脱皮してサナギに変わるところなんか見てない。
天敵の少ない夜間に羽化するらしいから、羽化するところも見てない。来年の春にはちょっと観察してみるか。
冬を卵で越すのではなく、サナギで越すそうだから、こいつだとて別に天候異変でトチ狂ったわけじゃなかったんだ。(^○^)

いま気がついたけど、毛虫は昔から大嫌いだったが青虫は別に嫌いでもなかったんだな。(^^;)
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2006.12.06(水) 曇り 7.4℃ P0 U4.2 W69.0%22.0.

差し入れの柿


九度山ってどこだっけ?と考えてるそこのあーた。
関が原の戦いの後、真田昌幸・幸村父子が幽閉された和歌山県は高野山の近くで、「くどやま」と読みます。

ちょっと冗談が過ぎたようで、お歳暮もあげてないのにお客さんから逆に差し入れが届いてしまった。
これはますます納期で恥をかくわけにはいかなくなった。
自分で自分の首を絞めたようなもの。ますますプレッシャーきついなぁ。(-_-;)

こうなりゃプレッシャーのおすそ分けで、社員全員にお客さんからの差し入れだと二つずつ配った。
明日の朝、あの柿を食べた者は寝ないで仕事しても間に合わせろと檄を飛ばすつもり。

先に脅かすと恐れて食べない奴も出かねないので、配るときは柿の由来を伏せておいた。(^○^)
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2006.12.05(火) 曇りほとんど雨 7.8℃ P0 U3.1 W68.8%21.9.
最低温度を測り始めてから初めて0.0度を記録した。

信用調査の怪しさ

帝国データバンクと名乗る電話があった。
去年のデータを読み上げるので訂正があったら教えてくれと言う。

こんなん電話でいいのかな、と思いながら読み上げている内容は間違いなさそうで、どうやら名簿集めのいかがわしい電話ではなさそうだ。
しかし年間売り上げはいいとして、純益は償却したかどうかも聞かないと意味がない。
貸し倒れの一括償却をしたんだがな、と思いながら百五十万の赤字も正直にそのまま伝えたのだが、まずかったかな?(^○^)

会計事務所は償却して赤字を出しても、償却しないで黒字にしても中身は同じだと言うのだが、そう言っていた銀行は「二期連続の赤字」を理由に融資を絞った。
帝国データバンクにしても東京商工リサーチにしても黒字か赤字かしかわからないんだし、口で言って通る調査ならなんとでも言える。
ただで見せてもらえる程度の信用情報はぜんぜんあてにならないことがよ〜くわかった。
これがこの辺のことわざ、「銭出さん柿ぁ渋い(ぜんださんかきゃーしぶい)」の代表的な使用例。(^○^)

その電話のあと、三菱のつく長〜い名前の超一流都市銀行の人が、わざわざこんなところにまで訪ねてきた。
 「御社の内容を調査したところ、大変優良でした。」とえらく高く評価していただいた。

去年一昨年、付き合いの古い地元銀行はどこも融資を削減しようとするばっかりだったのになぁ。。。しみじみ・・・
名誉なことなんだろうが、晴れてから傘を貸してもらっても荷物になるだけで使い道がないよ。(^^;)
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2006.12.04(月) 雨時々晴れの時雨模様 4.6℃ P0 U5.3↓ W69.4%21.7.

津軽では大雪


暖冬の話をしていたら青森では大雪だそうだ。
津軽平野も、お岩木山もすっかり冬景色だろうな・・・・・と、遠い目をしてみる。(^^;)

雪がないのはありがたいのだが、雪が降らない北陸の風土はいびつになるような気がする。
交通が遮断されてしまうような大雪は迷惑だが、平年並みの積雪はあったほうがこの地の風土にも優しいのではないだろうか。
山に降り積もった雪は天然のダムとなって春の野山を潤し、田畑に降り積もった雪は肥沃な表土の散逸を防止する。

イノシシは冬眠しないので雪国では冬が越せず繁殖できないので雪がイノシシを拒んでいると言える。
ところが本来北陸には生息していなかったイノシシが福井県を席巻して、すでに石川県の加賀地方に入り込んでいると言う。
このまま雪が積もらない冬が続くと、熊もイノシシもいないはずの奥能登の里山の安全神話が崩れる。
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2006.12.03() 休み 雪のち雨 5.6℃ P0 U3.0 W68.6%22.0.

初雪


朝起きて顔を洗うとき外を見たら屋根がうっすらと雪化粧をしていた。初雪だ。
日曜日なのでゆっくり起きたのだが、すでに雨に変わっており、だいぶ消え掛かっている。
日中は気温が上がることと、露出した地肌は地熱が残っていることもあって日中の降雪は降ってもすぐ解けて、夜のうちに降り積もることが多い。

子供のころ積雪が待ち遠しくて毎朝起きるなり一番先に窓の外を見るのだった。
大人にはうんざりの雪も子供には待ち遠しかった。
近頃は温暖化でほとんど雪のない冬もあるし、表日本なみに正月に雪がないのはそうめずらしくない。

月刊誌しかなかった昔の子供の雑誌の一月号の表紙は、たいてい凧揚げや羽根つきの絵が描かれていた。
ここらの凧揚げは稲刈りが終わったあとの田んぼだから雪が降るまえ、10月から11月だった。
雪で外では遊べるはずのない正月にどうしてそんな遊びができるのか、不思議でたまらなかった。
表日本と裏日本の違いなど知らないので、全国どこでも雪が積もるものと思っていた。(^^;)

ラグビー早明戦が今、終わったところ。
力の差は明らかで大差で早稲田が勝ったが、ところどころ明治らしいラグビーも見られてそれなりに見ごたえはあった。
どれだけボロ負けしていても、最後にワントライでも返すと勝ったような気分になれるのがラグビーのいいところ。(^○^)
明治大学とは縁もゆかりもないのだが、故北島監督の「前へ」と言うシンプルな戦法が昔から好きだ。

今、聞こえているFM放送はおととい話題に取り上げたばかりのシューマンのピアノ協奏曲、またもウルトラセブンだ。
ピアノ協奏曲では一番ポピュラーなチャイコフスキーの第一番より、ひょっとして放送回数が多いのでは?(^○^)
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2006.12.02(土) 雨 5.6℃ P0 U5.0 W68.6%22.1.

柿の思い出


月が変わって脈絡はないのだが、もうひとつ柿の話を思い出した。

小学校の低学年だったころだろう、今町の若山川に面したところに小さな家と工場を建てて、間借りしていた今町浜から引っ越した。
隣が関原自動車で、そのまた隣が道を挟んで消防署、斜め向かいに電報電話局があった。

土地が変形していて道路に面した部分に無理やり作った三角の納戸らしき部屋があった。
冬になるとそこに日本一と言う砲弾の形をした大きい柿が並べてあった。
親戚のどこにもそんな柿は見たことがなかったから、この柿は買ってきたものだろうと思う。

渋柿なので熟して甘くなるのを待つのだったが、熟したかどうかは指でつついてみてやわらかさで判断する。
子供達は入れ替わり立ち代わりこの部屋に来て柿をつつくので、熟さなくてもだんだん柔らかくなる。
子供にはそれがわからないし、ゆっくりしていると誰かに食べられてしまうので、多少渋くてもついつい食べてしまう。
するとお約束のフン詰まりになるのだった。(^^;)

就職して広島に赴任したころ、知らないうちに今の若山町に引越しし、今町のその家は人手に渡った。
その後は河川改修で取り壊され、今は小公園というか、単なる花壇になっている。
あんな小さな土地によく家があったものだと感慨深い。
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予定日まであと一ヶ月
2006.12.01(金) 曇り時々雨 7.4℃ P0 U4.0 W68.2%22.0

実相寺監督


実相寺昭雄監督が亡くなった。
といってもその名前はその筋(どんな筋?)には著名だが、知らない人はまったく聞いたこともないだろう。(^^;)
ウルトラマンやウルトラセブンなどの特撮物に、ちょっとひねりを加わえるので有名な監督だった。
クラシックに造詣が深かったので、のちにはオペラの演出などもしていたようだ。

ちなみに特撮は円谷監督が代名詞だが、実際には物語り全体には別の監督がおり、円谷監督は特撮部分だけ受け持っていた。
ウルトラセブンの最終回「史上最大の侵略」前後編二話に渡り、シューマンのピアノ協奏曲をバックミュージックに使ったのもこの人だ。
理由は、著作権切れで使用料が要らないからだったそうだ。

衛星放送でウルトラシリーズの再放送があったとき、ビデオ予約で録画しておき、保育所から帰ってきた末っ子に事務所で見せていた。
子守担当のσ(^_^)はそれで子守の手を抜いた。
ところが末っ子は飽きずに何度も何度も同じものを繰り返し見るので、そばで見るともなしに見ていて筋をすっかり覚えてしまった。
軽く20回以上は見たな。(^^;)

シューマンのピアノ協奏曲はちょっとしつこいお味なのであんまり好きじゃないが、ちょいちょいFM放送なんかで聞く機会がある。
この曲が流れると、とたんに頭の中にウルトラ警備隊のアンヌ隊員やモロボシ・ダンの姿、せりふまでがありありと浮かんできてしまって、はなはだ具合が悪い。(^^;)

σ(^_^)が末っ子の子守をおおせつかるようになった理由は、三人目はもう生みたくないと言う妻に
「全面的に育児のお手伝いしますから、どうか生んでください。」
と、親父、おふくろと三人で三拝九拝してお願いしたからです。(^○^)
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