2024年03月 2024年04月 2024年05月
直線上に配置
2024.04.30(火) 曇り時々霧雨 16.1℃ P0 U2.0 W63.50%22.3 114-69-56
本日の滞留円筒 計19本(完成品0本 塗装済13+2本 錆止済0+0本 未塗装0+1+2本 半製品0+0+1本)

生態系

金付用水に水が来なくても、当面食べるコメに不自由はないが、田んぼに水がないとどうなるだろう。
田植えの終わった田んぼでまず頭に浮かぶのはオタマジャクシだが、エラ呼吸だから水がなければ生きられない。
オタマジャクシがいなくなると、アオサギ、ダイサギから、カモメ改めウミネコも餌に不自由することになる。

羽根がある鳥ならオタマジャクシの代わりに海や川で魚でも探すことができるが、トンボの幼虫、ヤゴにはオタマジャクシしかない。
オタマジャクの成れの果て、カエルがいなければ蛇も飢え死にだ。
蛇はまあ飢え死にしてもいいけど、生き延びようとすればカエルの代わりに、ますますケツフリの巣を狙うようになりそうで困る。

水がないから今年の産卵はやめた、とカエルは冬眠しなおすことができないもんだろうか。
今年一年はパスしないと、ヘタすりゃ全滅の憂き目を見る。
人様の断水を解消するほうがもちろん大事なのだが、オタマジャクシにも水をやらないと、この辺りの生態系はまったく変わってしまいそうだ。
雨水を桶に溜めておくくらいの協力はするけど、ボウフラが湧くだけのような気がする。
直線上に配置
2024.04.29(月) 昭和の日 晴れ 17.7℃ P0 U1.2 W63.10%22.4 115-69-61
休み
本日の出荷 新潟県東蒲原郡阿賀町行き 10トン車1台

金付用水断水

昨日、ペンギンは例のヨガ抜きヨガの会のランチに出掛けた。
そのとき仕入れて来た情報によると、用水の上流で地震被害があって水が来ず、この辺りの稲作はあきらめざるを得ないのだそうだ。
もちろん毎度のことながら真偽のほどは定かではないが、さもありなん、と膝を叩く理由もある。

この辺りの農業用水は金付(かねつき:語源は不明)用水と呼ばれ、取水口は若山小学校が見えるあたりの若山川だ。
だいぶ前だが、取水口の油圧転倒堰を施工したので、それは間違いない。
とすると、ここへ来る前に水路は細越峠のあたりを山越えする必要がある。

細越峠は元旦大地震で大規模な土砂崩れを起こし、国道でありながら片側交互通行でかろうじて開通したのはつい最近だ。
山越えが暗渠か開渠かはわからないが、どっちにしろ水路は使えなくなったまま放置されていると考えるのが自然だろう。
断水がいまだ回復しない地域が多々残り、人間様がまだ避難所にいるくらいだから、農業用水路などかまっちゃいられない。
少なくとも今年は田んぼに水が来ないのは間違いない。
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2024.04.28) 晴れ 21.8℃ P0 U3.1 W63.10%22.4 121-68-57
休み

米作りの危機

兼業農家で長い間宮仕えしていた習慣が何時までも抜けないのだろうか。
たとえ退職して毎日が日曜日の身分になっても、この辺りの田植えはだいたい連休中と決まっている。
ところが今年は一向に田植えの気配がない。
しかし赤線で囲った篤農家のマサオの田んぼだけは荒起こしまで終わっているようだ。

そばまで行ってみると、ありゃりゃ、これは去年の稲刈りの後に起こしただけだな。
今年になって田んぼを触ったような形跡はない。
やっぱり米作りはやめるんか。

マサオでさえ田んぼをやめるとすると、今年の秋はおそらくコメ不足だ。
遥か昔、冷夏による大凶作で国産米が不足し、細長い外米を食べた記憶がよみがえる。
しかしσ(^_^)らには差し入れしてもらった心強い味方がある。
今年の秋以降、みんながブツクサ文句を言いながら外米を食べているとき、おいしい国産米を食べるもんね。(^○^)
夕方、鯉のぼりを降ろすついでに、金柑にかぶせてあったブルーシートを外した。
びっくりするほどでもないが、案外実が付いているもんだ。
さっそくヒヨドリが来て食べていた。
直線上に配置
2024.04.27(土) 晴れ 24.5℃ P0 U2.1 W63.15%22.5 121-66-55
本日の滞留円筒 計19本(完成品0本 塗装済13+1本 錆止済0+1本 未塗装0+1+1本 半製品0+0+2本)

ふるさとタクシー

連休に娘は平泉へ行く計画を立てた。
のと里山空港から羽田に飛び、新幹線で平泉に向かうわけではない。
ペンギンから聞いたところでは、行く先々の飲み屋で知己と旧交を温めながら各駅停車で北上するらしいが、それで平泉にたどり着けるのか?

当初今日は出荷予定があったので、空港まではふるさとタクシーを使わせるつもりだった。
ところが珠洲方面のふるさとタクシーを運航していたスズ交通が廃業していることに気が付いた。

のと里山空港―羽田便は毎日飛ぶことは飛ぶが未だに臨時運行で、10時45分出発の一便しかない。
ペンギンは午前中だけ仕事なので、しょうがない、送迎はσ(^_^)の役目だ。
出荷があると言っても業務日誌に使う写真を撮るだけだから、写真がなければないで何とかならないこともない。
幸か不幸か、運送会社の都合で出荷は29日に延期された。

空港へ行ってみると、けっこうな賑いだ。
しかも空港前にはふるさとタクシーが客を待っていた。
あれっ?やめたんじゃないのか。

帰って来て調べると、これまでのふるさとタクシーのホームページがまだ残っていた。
ホームページは残っているけど、肝心のスズ交通が残っていない。(-_-;)

ペンギンによると、誰かが代行しているが、自宅までは送迎せず、すずなりとか市役所とか、決まった場所にしか来ないのだそうだ。
それじゃタクシーではなく、予約しなきゃ乗れない不便な乗合バスだ。
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鯉のぼりに桜は似合わないが
ノトキリシマならいいだろう
2024.04.26(金) 晴れ 24.5℃ P0 U0.0 W63.45%22.5 122-74-55
本日の滞留円筒 計19本(完成品0本 塗装済13+1本 錆止済0+1本 未塗装0+1本 半製品0+0+3本)

左上二番CR修復

先週の右上二番のCR修復に続き、今日は左上二番のCR修復治療を受けた。
そもそもが右上が壊れたのに三ヶ月も放置され、左ばっかり使っていたせいで壊れた薄幸の歯だ。

診療台に座って目の前の駐車場を見ていたら、衛生士さんの車の前に、誰か車をバックで止めようとしていた。
ためらいなく20cmぐらいに接近したので、これは上手い、ひょっとしてプロか?と感心していたらぶつけてしまった。
目撃者はσ(^_^)一人だが、車から大柄な爺さんが降りて来て、ぶつけたあたりを見ていたから、本人は自覚している。

ところが申告も謝罪もなかったそうだ。
患者だから住所氏名はもちろんわかっているし、面も割れている。
ブラインド越しだったので、室内から丸見えだと気が付かなかったのか、 ずいぶん厚かましい。

一悶着起きるとたった二時間の治療時間だ。
ヘタするとσ(^_^)の左上二番のCR修復治療がお流れになりかねない危機だったが、もめる前に無事治療が終わった。
これで年初以来不自由だった歯磨きも、気兼ねなくできるようになった。
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2024.04.25(木) 晴れ 19.6℃ P0 U1.3 W63.55%22.2 119-73-63
本日の滞留円筒 計18本(完成品0本 塗装済12本 錆止済1+1本 未塗装0+2本 半製品0+0+2本)
本日の出荷 新潟県東蒲原郡阿賀町行き 10トン車1台

携帯ウォシュレット

お世話になった携帯ウォシュレットだが、断水が解消した今となるともちろんご用はない。
しかし上下水道は仮復旧なので、何かの作業断水でいつまた突然水が止まるやも知れない。
念のため、社長室の廻縁(まわりぶち)にぶら下げて、一応待機していた。
電池は入れたままで、何時でも使える態勢だ。

しかし水道が使えるようになってからもう一ヶ月になんなんとする。
そろそろ液漏れを起こさぬよう、電池を抜いたほうがよかろう。

今後いつかは出番が来るだろうか。
日本全国津々浦々、トイレはすべてウォッシュレットになっている現在、国内旅行では持ち歩く必要もない。
使用目的からして使うのは所有者一人に限定され、中古品市場で値段が付くとも思えない。
いや、新品以外、ただでも引き取り手はないだろう。

この携帯ウォシュレットの出番は金輪際ないと推定できるが、最初に使ったときのありがたみはまだ記憶に新しい。
電池を抜いた状態で、再び社長室の廻縁に戻すことにした。
電池は何かに使えるかと思ったが、測って見れば残存電圧は1.155Vしかなく、心置きなく捨てることができた。
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2024.04.24(水) 雨一時曇り 16.5℃ P0 U5.0 W63.60%22.2 112-70-57
本日の滞留円筒 計18本(完成品0本 塗装済11本 錆止済2本 未塗装0+2本 半製品0+1+2本)

土工事終わる

先日着工した、お向かいの空き地の土工事が終わったらしい。
小さいほうの油圧ショベルがいなくなっている。
大きいほうが残っているのは、たぶんレンタル料が一か月単位で、慌てて引き上げる必要がないんだろう。

なんか地面の色が変わったな。
 

鋤取りの後、再生砕石の路盤材を敷いてある。
震災では膨大な廃材が発生しているが、そのうちの瓦やコンクリート片をクラッシャーに掛けて再利用したのだろう。
普通の砕石のように篩に掛けて大きさの選別はせず、砕いたままの、いわゆるクラッシャーランと呼ばれる骨材だ。
全体に赤っぽい色と言い、眼で見ても瓦のかけらが多いことから、土地柄で瓦屋根の被害が多かったことが見て取れる。
ん? 何やらトラロープで地縄が張ってあるな。

近くば寄って目にも見よ。

地縄は建物のおおよその間取りを示すものだが、ずいぶんと小さい部屋が並んでいる。
とはいえ、かぐや姫の「神田川」に出てくる 三畳一間の小さな下宿 よりはマシだ。
起きて半畳寝て一畳、とも言うし、な。
一人暮らしなら何とかなるだろう。
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2024.04.23(火) 曇り一時晴れ 18.6℃ P0 U1.1 W63.50%22.2 119-71-58
本日の滞留円筒 計17本(完成品0本 塗装済11本 錆止済2本 未塗装0+2本 半製品0+1+1本)

團之佑五歳

團ちゃんの誕生日は事前の予報よると雨で、当日の鯉のぼりはあきらめていたのだが、日が近づくにつれ予報が少しずつずれて来た。
今日の雨は明日に延期され、無事に鯉のぼりが揚った。

百瀬(ももせ)の滝を登りなば 忽(たちま)ち竜になりぬべき〜 ♪

夕飯の後、アイスクリームのケーキに火を入れた。
珠洲市にケーキ屋が消滅したので、この日のために一昨日、わざわざ中能登町鹿島まで行って仕入れてきた。
そのため、必ずアイスクリームのケーキになるのはしょうがない。

ささやかながらも自宅でお誕生会ができてよかった。
みんな無事でよかった。
考えてみれば、元旦の大地震ではこんな小さい子まで犠牲になったのだ。
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2024.04.22(月) 曇り一時霧雨 P0 U3.1
本日の滞留円筒 計17本(完成品0本 塗装済11本 錆止済2本 未塗装0+2本 半製品0+1+1本)

謎の通路

元旦大地震ですっかり忘れてしまっていたが、金大病院で増築していた中央診療棟はどうなっただろう。
診察の順番待ちの間に探検に出掛けた。
三階では立入禁止だが、二階なら採血室のある廊下の奥へ行くと、増築現場が見えるはず。。。だった。

ところが仮設らしいプラスタボード張りの壁が立ちふさがっていて、なんにも見えなくなっていた。
既設の壁を取り壊して、新旧診療棟を接続しているらしい。
そのかわり、幅の狭い謎の通路を見つけた。
病院にはあるまじき狭い通路で、これじゃ住宅の三尺幅廊下だ。
写真には写っていないが、避難通路の看板があった。

人影がないので、奥まで行ってみることにした。
一歩足を踏み入れると、電灯が点いた。
しまった!発見された!

逃げようかと思ったが、誰も来る気配がないので突き当りまで進んでみた。
通路は右に折れてすぐに行き止まりで、非常階段の入口ドアがあった。

ドアの横に貼られていた避難経路図。
一級建築士が見ても、ピンと来ない図だ。
増築部分はどこになるのだろう、と図を眺めていたら、部屋から人が出てくる気配があったので、慌てて逃げて来た。
後ろ姿ぐらいは見られたかもしれない。

入口のドアは解放されていたが、閉めたら「STAFF ONLY」の文字が現れるらしい。
増築工事が完了した暁には、入ってはいけない領域になるのだろう。
非公式記録ながら、最初の一歩は記したぞ。
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以後 鍋物 揚げ物
蒸し物 お食事 甘味
と続く
2024.04.21) 曇り 15.1℃ P0 U0.1 W63.30%22.2 116-70-60
休み

またも湯涌

明日は12週に一度の金大病院詣での日。
のと里山海道の復旧はままならず、前回同様どう頑張っても片道二時間半は覚悟しなければならない。
加えて路面事情も悪く、終始緊張を強いられるので、今回も金大病院とは交通の便が良い湯涌温泉に一泊することにした。
しかし前回の百楽荘ではなく、「やました」に部屋が取れた。

金沢市の山間部と言う土地柄に加え、季節柄からしても料理は山菜尽くしになるのはやむを得ない。
ところが旅先での腸閉塞は致命傷となるσ(^_^)には、とてもじゃないが怖くて山菜は口に入れられない。
加えてゆっくりじっくり噛んでいるので、たいして食べていなくてもすぐに腹が膨れる。
せっかく腕を振るってくれた板前さんとSDGsには申し訳ないが、料理を大量に残してしまった。
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2024.04.20(土) 曇り一時晴れ 14.8℃ P0 U1.1 W63.35%22.3 120-73-57
本日の滞留円筒 計16本(完成品0本 塗装済11本 錆止済2本 未塗装0+1本 半製品0+2本)

右上二番CR修復

めでたく診療を再開した近所の某歯科医院だが、右上二番のCR修復を三ヶ月も待っているσ(^_^)にはさっぱり声が掛からない。
いつものように、治療に隙間ができたら呼び出してもらおうと思っていたのだが、事情が事情だった。
診療を再開した歯科医院は珠洲市でここだけで、それも午前中二時間だけの試運転だ。
隙間を狙っていたんじゃいつまで経っても埒が明かん、とペンギンが無理やり今日の10時の予約に割り込ませた。
同じ時間に予約はもう一人いるけど、どうせ先着順みたいなもんだ、とシレっとしている。

先着順なら、とニ十分くらい前に行き、座ったことのない待合室のソファーに座って、殊勝に待っていた。
予定時間に始まり、今回は三十分ほどで治療は終わった。

実は二日ほど前、左上二番のCRも外れかけていることに気が付いた。
右上二番のCRが外れかけて以来孤軍奮闘していたが、右上二番の診察日が決まって気力が尽きたのだろう。
CR修復は一日に一本しかできないことになっているそうで、左上二番の診療は来週金曜日と決まった。
こんどもおそらく先着順だろう。
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↑ SKB-L1UBK
↓ SKB-L1UN
 
2024.04.19(金) 曇りのち晴れ 16.1℃ P0 U2.1 W63.40%22.2 124-74-58
本日の滞留円筒 計16本(完成品0本 塗装済11本 錆止済2本 未塗装0+1本 半製品0+2本)

キーボード新調

五年ほど使ったキーボードに印刷してある記号が消えかかって、見づらくなって来たので交換することにした。
パソコン歴40年にもなるとブラインドタッチは当然で、キーボードの文字など消えてもよかりそうなものだ。
しかしあいにくとブラインドタッチできるのはローマ字変換だけ、記号になるとキーボードを見ながら人差し指になる。
アルファベットでもローマ字にはほとんど使わない「X」や「C]などは怪しくなる。

これまで使っていたキーボードは右上隅の消音ボタンが便利で、痛く気に入っている。
しかし世の中の標準とは離れるらしく、アマゾンで探しても同じSANWA SUPPLYの、それも同じ型番のキーボードしかない。
1,027円だし迷うこともないだろう、とさっそくカートに放り込んだが、類似商品に色が白いだけで808円のキーボードが並んでいる。
型番からしても中身は同じだと思われたので、物は試しと、白黒を入れ替えて注文した。

このキーボード、難点があるとしたらファンクションキーの上部のスペースが狭く、CADのワンタッチキーのメモが収まり切らないことだ。
が、しかし、消音キーはその欠点を補って余りあるし、いまじゃCADで図面書くこともなくなったので、まあいいだろう。
せっかく取説が付いてきたので、右上に並んでいるほかのキーの機能を調べてみた。
郵便マークはメーラーが起動し、おうちマークはブラウザが起動するので、覚えればそれなりに便利だが、消音キーほどの威力はなかった。

キーボードの叩き心地は何やら押し下げがはっきりせず、グニャグニャとしている感じがある。
打鍵音がうるさいから何とかしろというリクエストがあって、マイナーチェンジしたのかも知れない。
弘法筆を選ばずと言うか無頓着と言うか、キーボードにこだわりはないので、その辺は特に問題ない。
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2024.04.18(木) 晴れ 19.1℃ P0 U1.1 W64.05%22.1 121-69-56
本日の滞留円筒 計16本(完成品0本 塗装済11本 錆止済2本 未塗装0本 半製品0+3本)

着工

朝、油圧ショベルを積んだ大型トラックが、お向かいの空き地に突然乗り込んできた。
いよいよ着工か。

ペンギン説では仮設住宅だが、膨大な数になる被災家屋を公費解体するための、作業員宿舎という線もあり得る。
この土地は管理を委託されている人がいて、年に一度は草刈りしている。
今年の草刈りは終わって間もないので雑草の丈は短いが、いきなり表土をめくり始めた。
建築用語でいう、「鋤取り」で、基礎工事の前に土地の表面をおおむね水平に近くする。
それとは別に、いくら仮設でも草の上に建物を乗せたくはないのだろう。
午後イチには応援の油圧ショベルが来た。
四トンユニックに乗るくらいのちっこい機械だ。
大きな油圧ショベルでは、痒いところに手が届かない場合もあるんだろう。
なにやら地盤改良材のような袋を持って来たが、地盤改良やるならそんなもんじゃ全然足りない。
鋤取りで出る残土をダンプが搬出している気配がないな、と思ったら、隣りの耕作放棄田に放り込んでいる。
大丈夫か?!
もちろん許可は貰ってるとは思うけど。。。

稲作をしなくなったのははるか昔なので、今さら田んぼには戻さないとは思うが、ここはいったい誰の田んぼだろう?
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2024.04.17(水) 晴れ 22.1℃ P0 U1.1 W63.30%22.5 122-67-56
本日の滞留円筒 計16本(完成品0本 塗装済9本 錆止済4本 未塗装0本 半製品0+3本)
本日の出荷 富山県高岡市メッキ屋行き 10トン車1台

補助金のお誘い

公的な補助金は、補助金を貰うための手伝いをすることが商売になるほど数が多いらしく、毎日のようにお誘いのメールが来る。
補助金コンサルタントからの販促メールは一顧だにする価値はないが、手書き風の封書を貰ったので目を通してみた。
製造業とはちょっとかみ合わないような気はするが、お手伝いしますから毎年補助金を貰えるように頑張りましょう、という内容だ。

もちろん正規の補助金だろうから、趣旨に合致する企業が貰うぶんには不正でも何でもない。
ただし恒常的に補助金をあてにするような、補助金ハンターにはならないほうがいい。
ずぅっと昔、雇用と絡めた設備投資で補助金をもらったあと、後遺症で数年苦しんだことがある。

補助金は会計上、雑収入で特別利益に繰り入れられる。
赤字の補填に使えるなら何も問題ないが、黒字の年度であればせっかくの補助金も、ざっと半分を所得税としてお国にお返しすることになる。
一銭たりとも返さないようにしようとすると、何らかの節税対策が必要になるか、あるいはいびつな財務会計を強いられる。
毎年補助金取得を目指すなら、補助金と同じくらいの赤字の常態化を目指さなければならなくなるだろう。
本末転倒で、たぶん先行き真っ暗な会社になる。
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桜は一斉に散り始めた
朝は雨だったので
鯉のぼりはお休み
2024.04.16(火) 雨のち晴れ 15.8℃ P0 U2.0 W63.70%22.5 126-71-54
本日の滞留円筒 計15本(完成品0本 塗装済8本 錆止済4本 未塗装1本 半製品0+2本)
本日の出荷 石川県能美市行き定番品 10トン車1台  富山県高岡市メッキ屋行き 10トン車1台

なくなった商売

元旦大地震以前まで珠洲市にもあったが、今はなくなってしまった業種を数えてみた。

いの一番は先日取り上げた肉屋とすると、道連れになったとも言えるのが焼肉屋。
飲食店つながりで、ラーメン屋、うどん屋が復活できない。(蕎麦屋はもともとなかった)
自分とこで製造販売している和菓子屋・洋菓子屋の類も全滅したし、ただ一社残っていたタクシー会社は廃業した。

ショッピングセンターが津波に浸かったおかげで、洋装店も靴屋もまとめてなくなった。
クリーニングは水が来ないんじゃ無理だよな。。。
そうそう、観光に来たくても泊まるところがない。
宿泊施設がないんじゃ、復興も何も、あり得ないような気がする。

こうやって改めて数え上げてみると、どれも普通にあって当たり前の商業施設なんだが、σ(^_^)自身はそれほど困っていない。
クリーニング屋がないと、季節の衣類が片付かないくらいか。
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2024.04.15(月) 晴れ 19.3℃ P0 U5.0 W64.30%22.4 118-69-58
本日の滞留円筒 計14本(完成品0本 塗装済8本 錆止済3本 未塗装2本 半製品0+1本)

仮設住宅が来る?

我が家と国道を挟んだ向かい側には、元と言えばパチンコ屋さんの豪邸だった託老施設がある。
この施設があったおかげで自衛隊の給水を受けられ、多大な恩恵があったことは記憶に新しい。

で、その託老施設の飯田町側にはずぅっと昔から田んぼ一枚(一反=300坪)くらいの空き地がある。
持ち主は地元の旧家で、功成り名を遂げた今は渋谷に住居を構えている方だ。
東京の地価からすると、故郷の田んぼ一枚や二枚の値段などたかが知れていて、手放す気も起こらない。
そもそも代々地主だった人たちの価値観では、土地とは手に入れることはあっても、手放すものではないのだ。

もう一週間ぐらいまえのことだが、ペンギンが畑の草むしりをしていたら、その空き地にワラワラと人が集まって来たそうだ。
ひょっとしたら仮設住宅が建つのかも知れない、とペンギンが主張する。
あらためて見に行くと、四角に鉄杭が打ちこまれ、トラロープが張られている。
どうやらペンギンの診立ては当たっているようだ。
売買は不可でも貸与はやぶさかでないはずなので、二年限定で貸してもらったのだろう。
一部は託老施設が駐車場として借りているし、σ(^_^)も円筒が駐車場にまで溢れた僅かな期間だけ使わせてもらったことがある。

飯田町の仮設住宅は一向に建つ気配がない、と避難民から怨嗟の声が満ち満ちている。
くだんの空き地の住所は若山町出田(すった)なのだが、果たして飯田町向けの避難住宅となって、住人は出田のキリコを担ぐのか?
いや、さすがに今年の秋祭りはないか。
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2024.04.14) 晴れ 19.6℃ P0 U0.1 W64.15%22.6 120-67-59
休み

のと里山空港のレストラン

この非常時に、休日ごとの外食など贅沢だと思うが、今日もまた買い物を兼ねると言う錦の御旗を押し立てて出掛けた。
出掛けたはいいが、行き先が決まらない。
珠洲市でも営業を再開した飲食店はボチボチ出て来たが、ハヤシライスしかないきへえどんは出来れば避けたい。
宇出津方面か、穴水方面かの岐路に立ったが、やや選択肢が多く、最悪でも八幡寿司がある穴水方面に決まった。

途中の柳田は竹次郎が休んでいるし、8番らーめんは先週は行ったばかりだ。
移動途中で立ち寄ることに意味がある八幡寿司が最終目的とは情けないが、喰いっぱぐれの心配はない。
ところが柳田を過ぎたあたりで、ぺんぎんは「あんのん」がやってる!と叫んだ。
あんのん?ああ、のと里山空港か。
飛行機が飛んでいないのにどうせ休みだろう、と思ったが、途中にあるので立ち寄るのはさほどの手間ではない。

やってました、レストランあんのん。
待ち時間つぶしでコーヒーぐらいは飲んだことはあるが、まともに食事をしたのは初めてだ。
能登牛の牛丼はちょっと怪しいので、券売機のポールポジション、左上の隅にあった生姜焼き定食1,100円を頼んだ。
いつも迷わず能登丼を頼むペンギンもやっぱり二の足を踏んで、同じメニューを選んでいる。

のと里山空港は元旦大地震のあと、1月17日から火、木、土の週三日一日一便の臨時運行だったので、今日は飛んでいない。
しかし明日からは一日一便ながら、毎日運航だそうだ。
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2024.04.13(土) 晴れ 19.6℃ P0 U1.1 W63.60%22.9 118-63-60
本日の滞留円筒 計14本(完成品0本 塗装済8本 錆止済3本 未塗装2本 半製品0+1本)

ジークフリートの急所

零細鉄工所は自分の工場を自分で建てるのが当たり前なので、当然鉄骨造だ。
比較的自重が軽い鉄骨の工場は、風には弱いが地震には強いので、今度の元旦大地震でも鉄工所が倒壊したという話は聞かない。
しかし我が社にはσ(^_^)だけが知っている弱点があり、地震のたびに一人で心配している。
それはこれ、材料クレーンの柱だ。

南北方向には柱頭が走行レールの梁でつながっているので心配ないが、東西は一本柱の独立基礎という構造だ。
建築物でも工作物でもないので公式文書ではないが、建築基準法に準じてもちろん構造計算はしてある。
写真でも明らかにわかる大きさで、厚み50cmの基礎コンクリートを重しとした「起き上がりこぼし」として計算する。

ただ、建築基準法での地震力は、自重の20%の横力が重心位置に働くものとみなしている。
この20%と言う係数が小さすぎる、と岐阜市建築主事の指導を受け、30%に増やして構造計算書を作り直したことがある。
おそらく過小の数値なんだろうが、大きくすると建築コストが高くつき過ぎて、誰も家を建てられなくなるので妥協したと思われる。。

元旦大地震では市内のほとんどの墓石が倒壊する被害を受けた。
σ(^_^)の試算によると、自重の38%以上の力が働かないと墓石は倒れないことになるのだが。。。
直線上に配置
2024.04.12(金) 晴れ 17.7℃ P0 U1.0 W64.45%22.5 123-70-61
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済8本 錆止済3本 未塗装2本 半製品0本)

熱下がる

三日レンチャンで寝酒抜き睡眠薬抜きの九時間爆睡が続いて、今朝は平熱に下がった。
いや、これではむしろ下がり過ぎだ。
しかしまあ、これで急性白血病はないだろう。

この三日間、ロキソプロフェンを飲むような体温域にはならなかったが、悪寒は続き、頭はずっとぼんやりしていた。
通常なら眠れるはずのない九時間という睡眠時間は、かなり体力がなくなっていたからかも知れない。
ずっと重く感じていた身体は、熱が下がると急に軽くなった。

身体が軽くなったのは良かったが、それまで忘れていた腰の重さを感じるようになった。
腰痛は治ったわけじゃなかったのか。
今まで二、三回接骨院に通えば治ったのに、だんだん時間が掛かるようになってきたな。。。

というわけで、久しぶりに整骨院へ行って来た。
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2024.04.11(木) 晴れ 15.4℃ P0 U2.1 W64.45%22.5 123-70-61
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済8本 錆止済3本 未塗装2本 半製品0本)

診療再開

やっと断水が解消し、珠洲市で唯一再開の可能性があった近所の某歯科医院が今日から二時間限定ながらも復活した。
なんせ歯科医院は被災していなくても、従業員で被災しなかったのはペンギンだけだ。
衛生士二人のうち一人はすでに珠洲を離れて退職、もう一人の衛生士と受付は避難所暮らし。
歯科医師一人がいくら張り切っても通常診療なんぞ出来っこない。
このぶんだと、σ(^_^)の右上二番のCRなど、いつになったら順番が来るのかわからない。

聞いた話だが、断水が解消しても自宅内の漏水でせっかくの水が使えない家が八割方だそうだ。
水道屋に依頼しても一か月待ちだとか。
目の前まで水が来ていて、一ヶ月お預けはさぞつらかろう。
目の前の歯医者で一か月待ちぐらいは我慢すべきか。
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桜が満開になる前に
2024.04.10(水) 晴れ 13.5℃ P0 U2.0 W64.25%22.4 130-63-62
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済7本 錆止済4本 未塗装2本 半製品0本)
本日の出荷 富山県高岡市メッキ屋行き 10トン車1台

長引く風邪

パチモンとは言え、ロキソプロフェンもさすがの鎮痛解熱剤で、38度を超える熱でも37度台には下がる。
連用はやはり気持ち悪いので、37度を超えたら飲むようにしていたのだが、飲んだり飲まなかったりがズルズルと長引いている。
あんまり風邪が長引くとほかに悪い病気になっているかも知れないので病院へ行ったほうがいい、とペンギンはやんわりチクチク言う。

そんなことは言われなくてもわかってらぃ。
さしあたり頭に浮かぶのは腎臓ぐらいだが、ションベンはまだほとんど透明だ。
多少色づくぐらいなら普通にあるし、赤くならなきゃ大事なかろう。

鯉のぼりが泳いでいる
我が家の特殊事情

しかしもう一つ恐ろしい病気を思い出した。
風邪だと思っていたら、実は急性白血病で、そのまま亡くなってしまった人を二人知っている。
そのうち一人は小さな子供がいた若いお母さんだった。

発症してしまった場合、抗がん剤治療に耐えられるのは体力的にせいぜい六十歳までぐらいだと聞いたような気がする。
もし急性白血病だとしたら、治療なんか、とっくに手遅れだ。
直線上に配置
2024.04.09(火) 雨 9.5℃ P0 U1.3 W64.20%22.5 124-68-61
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済5本 錆止済4本 未塗装4本 半製品0本)
本日の出荷 富山県高岡市メッキ屋行き 10トン車1台

ロキソプロフェン

やっと腰の痛みが落ち着いてきたと思ったら、今度は熱が出たり引っ込んだりが続く。
先月末の頃で、ちょうど腰の痛みが最高潮に達していた時期だ。

朝は37.0度で、これはまあ普段でもないことはないが、午後に測った37.3度はめったに体験したことがない。
37度を超えるとさすがに頭が働かなくなることは実感できる。
腰の痛み止めと一石二鳥を狙って、歯医者からもらって余らせたロキソニンを飲むことにした。

ロキソニンもフロモックスも何錠か残っていたと思ったが、あにはからんや一錠しかなかった。
仕方がない、ペンギンが大量に余らせているというジェネリック版ロキソニンのロキソプロフェンを貰うことにした。
ピンクのレバミピド錠は鎮痛剤が胃壁を痛めるから、と転ばぬ先の杖。
こればっかり余らせても他に使い道がないので、必要ないけど一緒に服用処分することにした。
直線上に配置
2024.04.08(月) 晴れ 18.8℃ P0 U2.1 W63.75%22.5 115-67-64
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済5本 錆止済3本 未塗装5本 半製品0本)

開花宣言

自称珠洲市の標本木は、正確にはもう「乙脇さんちの桜」ではない。
「乙脇さんちの桜」は、写真に撮りやすい低い枝は駐車の邪魔だったかなんかで、ほとんどお嫁ちゃんに切られてしまった
そのうえ、この時期になるとペンギンの友達が商売で料理の飾り物に使うからと、手頃な枝を切って行ってしまうので、めぼしい枝が残らない。

そこで、たぶん親桜の根っこが伸びて芽を出したと思われる子桜を現在の標本木としている。

昨日
実は昨日の親桜を見ると、五輪や六輪どころではなく開花していたが、観察していた蕾がこの状態だった。
淡いピンクの花びらが柔らかく膨らんで、なんとも言えない風情だ。
桜の花が最も美しく見える一瞬(当社比)で、もちろん開花は宣言できない。
金沢では満開宣言がされているらしいが。

本日
今日はこれこの通り、花びらがベロンチョと開いて風情も何もなく、開花宣言。
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2024.04.07) 晴れ 13.8℃ P0 U0.0 W64.50%22.3 111-60-62
休み)

肉屋のない市

今町通りの海側ではぽつんと一軒家状態で生き残っていた「肉の福田屋」が営業再開を断念したそうだ。
倒壊した八木邸が荒々片付いたと聞いたので見て来た。
福田屋の外見は大丈夫そうに見えるけどなぁ。

反対方向から見る

建物ばかりではなく、冷蔵庫とか冷凍庫とか、いろいろ設備もあるんだろうな。
大町の「肉のふじい」が昨年の震度六強の地震のあと廃業して、飯田町、いや珠洲市に残った最後の肉屋だったのに。。。

これで珠洲市は肉屋が一軒もない市になってしまった。
魚屋が店を再開したという話もさっぱり聞こえてこないが。

交差点から大町方面を見ると、左手にはすでに廃業している「肉のふじい」の看板が見える。
その向こうに倒壊したいろは書店の看板も見えるが、いろは書店は健気にも同じ場所での再起をはかるそうだ。
それまでは世を忍ぶ仮の姿として、右側、スズ交通の待機所跡の空き家を借り、営業を始めている。

時節柄、書店の再起は肉屋より難しいような気がするが、健闘を祈る。
さしあたり読みたい本はないし、もしあったとしても、買っても置き場所がないので買えない。
応援は文字通り、ほんの気持ちだけ。
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2024.04.06(土) 晴れ 13.8℃ P0 U0.0 W64.40%22.2 136-72-56
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済5本 錆止済3本 未塗装5本 半製品0本)

バッテリー交換

4月3日は榮ちゃんの誕生日で、奇しくも断水が解消した、記念すべきまことにめでたい日となった。
しかし味噌をつけたのはその晩、九時ごろの停電だ。
てっきりブレーカーが落ちたと思って、蓋を開けようとしたとき、勝手に停電は復帰した。
ところがまだ仕事中だった娘から、ネットが死んだがどうしてくれる、という連絡があった。
どうやら電算室のUPS(無停電電源)が一台、バッテリー切れを起こしたらしい。
その日は保護機能をバイパスする応急処置で逃げ切り、情報システム部が休みの今日、バッテリーを交換しておくことにした。
古いタイプのUPSはすべて駆逐したので、横のカバーを開ければ電源を落とさずとも、道具いらずでバッテリー交換が出来る。
・・・蓋がない!
横にも裏にもない!
そうか。。。こいつは定番のAPC製ではなく、国産ブランドのユタカ電機製だった。
たかがバッテリー交換に、ビス四本でケースを二つ割りしないとバッテリーが出てこないとは、なんと理不尽は構造か。
それもビス四本だけでは終わらず、上の方で何か引っかかっていて分解できない。
これはもうケースが壊れてしまうのを覚悟で無理やり開こう。。。
と、ここまで来て何やら既視感にとらわれた。
これ、ヤフオクで入手したときと同じじゃないか?
覚悟を決め、力づくでケースを割ると、バコンと大きな音を立ててケースが左右に分かれた。
特に壊れてはいないようだ。
そのあと、ケーブルのコネクタも抜けにくくて閉口した。
このタイプのコネクタは自動車で多用されており、抜けにくく差しやすい。
新しいバッテリーをつなぐのは簡単だった。
ケースを原状復帰させるのも簡単だった。
分解するときのあの苦労はなんだったんだ。
ん?
てっぺんの割れ筋に沿ってスリットが二か所ある。
そうか!ここにマイナスドライバーを突っ込めばよかったんだ。(-_-;)

中から取り出したバッテリーは日立製だった。
ベトナム製ながらさすがの大手国産メーカーブランド。
中国製のような変形は毛ほどもない。
未練たらしく電圧を測ってみると、13.57Vもある。
一見正常のようだが、これは常時充電直後の無負荷電圧だからで、バッテリーの寿命が尽きた場合は負荷を掛けると急速に下がってしまう。
絵に描いた餅。
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2024.04.05(金) 晴れ 13.1℃ P0 U0.3 W64.60%22.0 141-77-57
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済5本 錆止済3本 未塗装5本 半製品0本)

入学式

今日は飯田小学校の入学式。
登校前に晴れ姿をお披露目に来た。
て、おい、それじゃ近すぎて写真が撮れん。
凛々しくなったもんだなぁ。。。
仮称マゴノコシカケに乗せて、飯田の町中を散歩していた時代もあったのだが。。。
あれから七年、その飯田町も元旦大地震で滅亡してしまった。

蚊帳の外に置かれた團ちゃんが待ちくたびれて乱入してきた。
居間に入るなり遊びモードのスイッチが入って同行を拒否したが、ママに情け容赦なく抱えられて保育園へと強制連行されて行った。
 

金沢の桜はすでに開花し、満開は4月7日の予想だが、自称珠洲市の標本木「乙脇さんちの桜」は、蕾がやんわり膨らんでいる段階。
待望の水は来たし、揚げ雲雀の代わりにイソヒヨドリなのりいで・・・すべて世は事も無し。。。なわけないか。
 
デリカの名義変更が終わり、滋賀ナンバーから石川ナンバーに帰化して戻って来た。
これで君は名実ともに我が家の一員だ。
玉突きで車庫から押し出されたステップワゴンは、ここで新天地に向けた旅立ちを待つ。
σ(^_^)らも生き残りをかけて、これからが勝負だ。
まだスタートラインにすらつけない会社や店がある中、二周りも三周りも早くスタートを切ったのだ。
なんとかなるだろう。
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2024.04.04(木) 晴れ時々曇り 15.6℃ P0 U3.0 W64.85%22.0 128-75-60
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済5本 錆止済3本 未塗装5本 半製品0本)
本日の出荷 石川県能美市行き定番品 10トン車1台

ウーパールーパーは逝った

あの元旦大地震を生き抜き、雨曝しのトロ舟に新天地を得たウーパールーパーだが、どうやら非業の最期を遂げたらしい。
目撃者は飼い主のお嫁ちゃんしかいないのだが、首と胴が分かれている変わり果てた姿を見たという。

ウーパールーパーは再生能力が強く、尻尾ぐらいなら屁の河童で、手や足、はては心臓や脳まで再生するらしい。
竜の返り血を浴びて不死身となった人類最強のジークフリートにも急所はあるのだ。
さしものウーパールーパーも、首と胴が離れてしまってはいかんともしがたかったか。。。
次に見たときは何も残っていなかったそうだ。

ダイサギアオサギに襲われたのなら、生きたまま一飲みのはずだ。
おそらくは、近頃家の周りを徘徊している、黒いネコに捕食されてしまったに違いない。
ひょっとして、レスキュー隊に助けられた、あのヤローの仕業かも知れんなぁ。。。
直線上に配置
2024.04.03(水) 曇りのち雨 12.6℃ P0 U1.0 W64.55%22.0 136-77-56
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済4本 錆止済4本 未塗装5本 半製品0本)
本日の出荷 富山県高岡市メッキ屋行き 10トン車1台

水が来た

音も沙汰もなかった上下水道の復旧だが、昨日の午前中、なにやら見慣れない人たちが水道メータを調べていた。
これはいよいよ水が来たのか、と期待したが、昨日は何も起こらなかった。

今日も朝早くから、国道で不審な動きがあった。
遠目ではバルブを左に回して開けているようにも見えた。

上水が復旧するなら一番先に消火栓のテストをするはず、と睨んでいたのだが、作業開始から一時間後、その消火栓から水を出している。
いつもと車の色が違うので、名古屋上下水道局が撤退して別の応援部隊が来たのかと思ったら、やはり名古屋市上下水道局の車だった。
元旦大地震直後から、縁もゆかりもない珠洲市の上下水度復旧作業に取り組んでいただいて、ただただ頭が下がる。

恐れながら、と見通しをうかがうと、若山方面の漏水状況を見ないとわからないので、復旧にはまだ二、三日掛かるとのお話だった。
今日もむなしく時間だけが過ぎて行く、と思われたが・・・

15時、とうとう来ました幸せの使い、水道復旧のお知らせチラシ。
3月10日の上下水道復旧宣言から遅れること一ヶ月弱、とうとう断水が解消する日が来た。
使用開始届は「復旧したらすぐに使用」するものとして、とっくの昔にオンライン届け出済みだ。
たぶん一番古い配管だと思われる、事務所の流し台の水を出して、積もり積もっているはずの水垢を流す。
しかしほとんど水の色はわからなかった。
自宅二階の社長室横の洗面化粧台も新築当時のもっとも古い配管だと思われる。
しかも一番高いところにある蛇口だ。
配管内のゴミが出てくるとしたら、ここだ。
断水の後ともなると、この蛇口からはバシュッバシュッと言う激しい音とともに、真っ赤な水と赤錆がたくさん出てくる。

・・・はずだったが、何事もなくすんなり水が出て来た。
若干赤錆の色が付いているような気もするが、いつもの断水の後ならこんなもんじゃない。
おそらくは朝の消火栓の通水試験で、水道本管の水垢が出てしまったんだろう。
これで三か月ぶりにやっと、湯水のように水が使える生活が戻って来た。

左側に立っているペットボトルは手洗い用として、押せばいくつか開けた小さな穴から水が吹き出るように改造してある。
実際は手洗いにはバケツの雨水を使い、ペットボトルの水は歯ブラシを洗うだけに使った。
それでも2リットル入り何本分の天然水を使っただろう。
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2024.04.02(火) 曇り一時晴れ 12.0℃ P0 U1.2 W64.45%21.9 142-74-55
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済3本 錆止済4本 未塗装6本 半製品0本)
本日の出荷 富山県高岡市メッキ屋行き 10トン車1台

鯉のぼり揚げた

我が家に厳然と存在する特殊事情により、毎年鯉のぼりを揚げる初日は4月3日に決まっている。
ところが天気予報によると明日は天候不順だ。
不本意ながら、今日を初日とすることにして、一日繰り上げた。

現役世代の父親や母親は仕事と子育てでてんてこ舞いで、金も手間も掛かる鯉のぼりなどにかまっている余裕はない。
畢竟、鯉のぼりはジジババの仕事となる。
σ(^_^)の子供たちが小さかった頃も同様で、親父が鯉のぼりと格闘しているのを横目で冷ややかに見ていた。

日本一の高さも7mの鯉のぼりも、体力の衰えとともにだんだん持て余し気味になって来たが、これが最後の御奉公だ。
珠洲市の復興は無理だと思うけど、鯉のぼりだけは力を振り絞って揚げ続けよう。
直線上に配置
2024.04.01(月) 晴れ 17.1℃ P0 U4.0 W64.70%21.7 154-79-57
本日の滞留円筒 計13本(完成品0本 塗装済3本 錆止済2本 未塗装8本 半製品0本)
本日の出荷 奈良県奈良市行き 10トン車1台

お屠蘇

元旦大地震から断水したまま、丸三ヶ月が過ぎた。
物流が止まる年末までに材料をできるだけ仕入れていたこと、お客さんの応援を頂いたことなどで、仕事は何とか三ヶ月を持ちこたえた。
雑煮も口にしないで通り過ぎた正月を、形だけでも祝うことにしよう。
お屠蘇用に買っておいた清酒立山が手つかずで残っているので、大幅に遅ればせながら封を切ることにした。
地震で正月を迎え損なって死んでいったあの顔この顔も、一緒にお屠蘇を飲もうぜ。

と、感慨にふけっていたらペンギンはあきれたように
「正月の雑煮も食べとらんのはあんただけ。ほかの人は正月を迎えたあとに死んでもたんや!」

そうか。。。σ(^_^)は正月早々腸閉塞で入院したから雑煮を食べてないんだった。(-_-;)
直線上に配置

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