2011年02月 2011年03月 2011年04月
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今日の卯辰山第二トンネル
まだ送風している

なにやってんだ???
2011.03.31(木) 晴れ P2.0 U4.3 W64.2%17.5

東京電力の終焉

電力業界に君臨した東京電力は今、息絶えようとしている。
底の見えない暴走原発との戦い、原発六基を一気に失う損失、そしてそのあとに天文学的補償が待っている。
とてもこのまま存続できるとは思えない。

事業に必要な経費はすべて電気料に上乗せできる、楽な原価計算。
おそらくコスト管理なんてしてないだろう。
理不尽なコスト削減を押しつけられて泣いている製造業から見ると夢のような話だ。
やっかみひがみで想像すると、確定申告しなきゃならないサラリーマン(年収二千万以上)がゴロゴロいるんじゃないかな。(根拠なし)

東電が事業を停止し、関東全域が停電したら、日本は確実に滅びる。
誰かが肩代わりして配電事業を継続することにはなるだろう。
またぞろ官僚の天下り先を増やすことにならなければいいが。
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百均で買ったベルト
値段はナイショ
2011.03.30(水) 晴れ 11.5℃ P1.0 U5.1 W64.4%17.7

過ぎたるは

「及ばざるがごとし」が普通の表現で、日常でもよく実感する。。
たとえば百均のベルトの穴は多すぎて、過ぎたるは及ばざるがごとし。
徳川家康は遺訓として「及ばざるは過ぎたるに勝れり」の言葉を残したそうだ。

これをσ(^_^)は昔からずっと「過ぎたるは及ばざるに勝れり」だと思い込んでいた。
徳川家康ほどの用心深さなら、たとえば用心しすぎの方が用心を怠るよりいい、とはいかにも言いそうだ。
及ばざる方がいいと言うのでは、「鳴かずんば 鳴くまで待とう ホトトギス」と整合がとれんじゃないか。

しかし福島第一原発の現状、被災地の惨状を見ると、先行きの希望は全くないように思える。
絶望的な状況下で、将来を悲観しすぎて気力を失うよりは、敢えて先のことには考えを及ぼさないようにして今を生きのびる。
これを家康は 「及ばざるは考え過ぎたるに勝れり」 と喝破したのかも知れない。
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2011.03.29(火) 晴れ 11.8℃ P1.0 U3.3 W64.6%17.4

ベルトの穴

作業ズボンのベルトの穴が、五つあるうちの真ん中に復帰したのは去年の夏だ。
今では楽勝だが、いっときはちょっと苦しい時期もあって、無理がたたったか鳩目が取れてしまった。
使えないこともないが、昨日金沢へ行ったついでにバローの隣の百均で交換用のベルトを買ってきた。
穴がたくさんありすぎて、どこが真ん中かわからない優れものだ。(^^;)

三つか五つの奇数に決まっている紳士用のベルト穴は真ん中しか使わないもんだと教えてくれたのは、ゼネコン設計部時代のお客さんだった。
施主の担当重役で、男のおしゃれは靴にある、と言い切る伊達男だった。
なぜかずいぶん気に入られていたので、設計部と施主の信頼関係ははかくあるべきだと設計部課長会議で褒められたそうだ。
しかし特に何か特別なことをした自覚はない。

σ(^_^)は鍛造工場の設計を担当したのだが、地盤のしっかりした場所を探したら茨城県高萩市が建設地になった。
高萩は今回の大震災に巻き込まれている。
しかし鍛造工場はその性質上、地盤がガチガチの地山で市街地を離れた高台だった。
たぶん被害はなかったと思う。
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白尾から鈴見橋へ向かう
2011.03.28(月) 晴れ P0.5 U5.0 W64.6%17.3

卯辰山第二トンネル貫通

土曜日の朝刊に卯辰山第二トンネルが貫通したという記事が載っていた。
ンなバカな。
ずっと観察してたが、迎え掘り(反対側から掘ること)するような気配なんかなかったぞ。
スチールフォーム(トンネル型枠)を入れて巻立(トンネルの形状にコンクリートを打つこと)したはずだから、白尾側からはもう掘れないはず。
いったいどうやったんだ?

貫通前のトンネルは風が通らず、湿気100%のうえにコンクリートの硬化熱で、半袖Tシャツ一枚で冬でも汗だくだ。
それが貫通した瞬間から夏でも寒いくらいになる。
山に遮られていた風が、トンネルを一気に通過するようになるからだ。
当然送風機などいらないはずなのだが、写真で見たとこ回っている証拠に風管がパンパンに膨らんでいる。
ほんとに貫通したんか?

鈴見橋から白尾へ向かう

帰り道、左の方に坑口が見えた。
ほんとだ。貫通してる。
っつーことは掘り始めの坑口から奥の方へとコンクリート巻立をしながら掘削し、ズリ(掘削残土)はスチールフォームの下をくぐって出していたのか。
なんと常識外れな。

「あんたが知らなんだだけやろ?」

おかげでペンギンには軽蔑のまなざしで見られてしまった。(-_-;)
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鯉のぼり柱転倒装置も
雪を被った
2011.03.27() 雪たまに晴れ間 7.0℃ P0.5 U2.3 W64.8%18.0

愛情ラーメン

二人目の孫の誕生祝いをもらったので、今日は饅頭配りだそうだ。
手元にいるわけでもないのに、そんなもん貰わなくてもよかりそうなもんだが、女のやることはわからん。(-_-;)

本来は大安吉日に配るべきなのだが、残念ながらペンギンの都合がつかない。
四月に入ると入学祝いやらと重なってややこしくなるから、今日のうちに回っておくのだそうだ。

σ(^_^)のあずかり知らぬところではあるが、あとが怖いし、お義姉さんの米を持ってくる用事もある。
やっぱり運転手をすることになった。
最後が旧内浦町松波だったのだが、残念ながら全員出掛けていて、玄関に鍵が掛かっていて空振り。
すでに午後二時になっていた。
 
日曜日は昼飯手抜きデーと決まっていて、たいがいはインスタントラーメンで簡単に済ます。
σ(^_^)は別にいつもの愛妻ラーメンでよかったのだが、ペンギンはそれすら作る気をなくしている。
時間も遅いし、旧松波駅前のラーメン屋に入ることにした。
その名も愛情ラーメン。
たしかローカルテレビのグルメ番組でも紹介されたことがある。

子供が小さい頃に一度入ったことはあるが、愛情ラーメンなるものがあったかどうか記憶にない。
メニューの一番最上位でもあるし、σ(^_^)は当然のごとく愛情ラーメンを注文した。
出て来たラーメンはやたらスープが多い甘口の醤油ラーメンだった。
ペンギンの味噌ラーメンはそれに増してあふれそうなくらいだったから、スープの量が愛情を表すわけでもなさそうだ。
どの辺が愛情なのか、食べてもよくわからなかった。

食べながら店の中を見回すと、愛情ラーメンは「一日20食限定」と客の競争心をあおる張り紙がある。
いくらあおられても他に客は誰もいない。
一日20食限定より、一日20人の客があるのか他人事ながら心配になる。
酒やコーヒーも置いてあったから、夜が本番なのかも知れない。。
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転倒を開始した瞬間
2011.03.26(土) 曇り時々雪たまに晴れ間 6.4℃ P0.5 U3.5 W64.8%17.8
営業

鯉のぼり柱転倒装置試運転

今日は大安、日も良しと言いたいところだが、朝から時々吹雪くあいにくの天気。
昨日も寒い中、無理してウィンチを取り付けたりしていたら風邪がぶり返してしまった。(-_-;)

朝から寒戸の婆が出て来そうなくらい風も強いし、福島第一原発は未だに予断を許さない。
順延しようか、とも考えたが、準備万端整ったとあればやっぱり動かしてみたい。
そもそも吹き流しのしっぽが風車に絡まるのは風の強い日に決まっているから、風が吹いたら鯉のぼりは揚げられない、ではまるで使い物にならん。

時雨模様なので、時々は晴れ間が見える瞬間がある。
青空が広がった瞬間を狙って、ついに起動した。
張力は計算済みだが、ホイストの巻胴にワイヤーが食い込み、ギシギシ鳴って気持ちが悪い。
しかし無事に試運転は終わった。(くわしくはこちら

倒してから全長を測ってみた。
転倒回転中心から先端まで15.1mだった。
17mはあるつもりだったんだがなあ。
市販品に16.4m(どこからどこの寸法か不明)という自立柱があるから、お金持ちはきっと買っているだろう。
いくら相手が弱々しくても本邦随一を名乗るわけにはいかなくなった。
金持ち喧嘩せず、と言うことわざはおそらく「金持ちとは喧嘩せず」の間違いだ。
ここはお金持ちの顔を立て、一歩下がって台風が来ても自立している鯉のぼり柱では日本一、と言うことにしとくか。(^^;)

後報 2014.03.15
市販で最大の自立柱の寸法は埋込部分も含めた長さで、地上高さは14.8mと判明した。
我が家の柱は、地上高では0.2m上がって15.3mとなるので0.5m高いことになる。
ここに我が家の鯉のぼり柱は名実ともに日本一となった。
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2011.03.25(金) 曇り 6.0℃ P0.5 U2.3 W64.0%17.8

探し物

一週間ほど前から愛用のスケール(巻尺)が見当たらなくなった。
心当たりの他、まずはあり得ない車の中も、昼寝の場所もみんな探したが、出てこない。
しょうがないので休憩室のホワイトボードに探し物として掲示することにした。

7.5mのスケールはσ(^_^)しか使っていないので、特徴としては第一番だ。
色を書こうとしてハタと困った。
赤だったと思うが、青も頭に浮かぶ。
あれっ?何色だったっけ。
違った色を書くと先入観念をもたれてしまって余計悪そうなので、色は書かないことにした。

手がかりのないまま一週間が過ぎた。
今日になって、製作中のサイロに必要な100A10kの溶接フランジが一枚入荷してないという。
そのフランジは在庫があったので、あえて注文しなかったのだ。

自信満々でここにある、と示そうとしたら、ない。
確かにあったはずのその溶接フランジはどうしても見つからなかった。
慌ててもう一箇所、通常誰も用事のない工場の片隅に雑多なフランジが置いてある場所へ行った。
探しているフランジはなかったが、なくしたスケールを見つけた。
ははん・・・フランジの径を計るのに使ったか。

見つけたスケールを見たら赤か青かはっきりしなかった理由がわかった。
ものまね紅白歌合戦のぐっさんみたいに、右半身と左半身の色が違ってたんだ。
ずっと引っ掛かっていた失せ物が出て来て、これですっきり・・・・してない。
あのフランジはどこへ消えた?
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2011.03.24(木) 雪のち晴れのち雨 3.8℃ P0.5 U2.3 W64.0%17.8

東京都公安員会許可の高利貸し

改正貸金業法の改正で、武富士以下大手のぼったくり悪徳高利貸しは皆つぶれた。
零細な闇金業者はなりを潜めていたが、クレジット会社を介する新たな方法を編み出して再びうごめいている。
うちにもFAXが送られてきたのは去年の10月だった。

前回は貧乏ったらしいチラシがFAXされてきただけだが、今回は金の掛かった立派なダイレクトメール(DM)が来た。
許可が公正取引委員会から公安委員会に変わっている。
ほんとに許可を受けてるかどうかあやしいもんだが、公安委員会の名前が出てくるとすると、パチンコの景品交換所のたぐいか?
愚にも付かない商品を現金に換えるところは似ていないこともない。

しかしパチンコの特殊景品なら現金とバーターだし、なにかあれば文句を言える相手が目の前にいる。
DMで書かれている方法だと、なんの価値もない商品をまずクレジットで購入しなければならない。
クレジット会社からくだんの金貸し会社に入金されると、10%〜30%を引いた額が購入者に振り込まれるのだそうだ。
10%〜30%に足すことのクレジットの利息もさることながら、振り込まれる保証がどこにある?

振り込まれなければ購入者の手元にはゴミ(商品)とクレジット会社への支払い義務だけが残ることになる。
クレジット会社にはなんの落ち度もないので、支払い拒否はできないし訴えようもない。
ゴミはオークションに出しても、ゴミなので売れるわけがない。
訴えるなら当の金貸し会社しかないが、そのときゃ連絡不能となっているか、計画倒産しているだろう。

午前中は小雪がちらつく天気

引っ掛かるバカさえ捕まえれば、回収はクレジット会社任せで手は汚さなくていいし、取りっぱぐれのリスクがまったくない。
豪華DMと、しょうもない商品を作るだけが元手だし、官憲が動き出すまではいい商売だから、最初は書いてあるとおりのキャッシュバックはあるだろう。
客が安心してクレジット額を目一杯膨らませたところで、キャッシュバックせずにトンズラすれば丸儲け。
結末は見え見えだな。
ちなみに当社の与信枠は破格の250万だそうだ。

え〜 株式会社アクティブ様。
格別の与信枠と、金の掛かったDMまでいただきましたが、利用させていただくつもりはさらさらございません。
ちょこもろネタ提供に感謝いたしまして、代わりと言ってはなんですが、ここにプレゼンさせていただきました。(^○^)
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大雪のなごり
2011.03.23(水) 晴れのち曇り 8.8℃ P0.0 U2.0 W64.4%17.8

福島産野菜出荷停止

放射性物質が検出されたとして、福島県産の葉野菜や牛乳が出荷停止を余儀なくされている。
どうやら福島県のみならず、周辺の茨城、栃木県、果ては群馬県までとばっちりを受けているらしい。
検出されていない他の野菜も風評で、店頭に置いておいても全然売れないのだとか。

畑では野菜が捨てられ、牧場では牛乳が捨てられている。
捨てるくらいなら貰ってあげてもいいんだが、作業ズボン惜しさでダイエットに努めてるんで、σ(^_^)の食べる分くらいは知れてるしなぁ。
いつの時代でもどこの国でも、泣くのは土地に根を張っているため逃げることの出来ない農民だ。

夕方のニュースでは東京の浄水場でも放射性物質が検出され、いつもは安売りの目玉になるミネラルウォーターがすっからかんだそうだ。
飲むもの、食べるものを選べるうちは選ぶがいい。
いずれ被災地と同じく、今日明日を生きるために選択の余地はなくなる。

この狭い国土で原発が四つも爆発したんだ。
冷却水がちょっと漏れました、なんてレベルの話じゃない。
いずれ空から放射能の黒い雨が降ってくることになっても不思議じゃない状況だ。

電化製品に囲まれた生活を捨てられないなら、原発とのつきあいはやめられない。
放射性物質とやらとも折り合いをつけて行かなきゃならなくなるだろう。

ところで、オール電化のリフォーム計画はハタと連絡が途絶えてしまったが、継続してもいいもんだろうか。
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トマホーク
提供 米海軍
2011.03.22(火) 晴れ 7.2℃ P0.0 U1.2 W64.2%17.4

リビア空爆

安保理で承認されたとして、米仏英がリビアに空爆を開始した。
一番積極的なのはフランスで、戦闘機を飛ばしている。
米英は遠く離れた場所からトマホーク(巡航ミサイル)を撃つだけだから、腰が引けていると言えよう。

が、しかし、いまなぜリビア空爆なのだろう。
イスラムの部族社会に、欧米流のキリスト教民主主義を押しつけても失敗するのはわかりきっている。
イラクやアフガンでいやほど思い知らされただろうに、あんたら学習能力がないのか。
カダフィを駆逐しても、別の部族の長が成り代わるだけで終わる。
カダフィより扱いやすけりゃ誰でもいいってか。
カダフィも核兵器開発はやめると、かなり妥協したのにな。

一方的に戦争をふっかけたんだから、ちゃんと落としどころを作ってあるんだろうな。
てめえの都合ばっか考えていても、相手があるこっちゃから筋書き通りにはいかんと思うよ。
旧帝国海軍みたく、弾と燃料がなんとかもつ二、三年だけ押しまくって、勝っているうちに講和する、とか。
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いまだ現役のラー油
賞味期限は2000.9.18
2011.03.21(月) 雨のち曇り 7.2℃ P0.0 U0.0 W63.8%17.6
出荷が一件あるが、休み

百日咳

娘は咳が止まらないから、と先日のお世継ぎ直系男子鑑賞会に参加しなかった。
どうやら百日咳と診断されたらしい。

ンなばかな。
子供の時にちゃんと三種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳)を受けているぞ。
だいたい、百日咳て、子供限定だろう。

なんと、ワクチンの免疫有効期限は三十歳までなんだそうだ。(-_-;)
我が家の辞書には「賞味期限」という文字はないが、「有効期限」は載せとかなきゃならんな。
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コゾクラ以上 ブリ未満
2011.03.20) 晴れのち雨 11.3℃ P0.0 U5.0 W64.2%17.5

シンゾーさん

シンゾーさんは原発予定地だった高屋町の人だ。
食料品店と漁師をやりながら、ときたまダンプの運転手もしていた。

もともと反原発漁師としてけっこう有名人だったが、その顔が全国に知れ渡った?のは、
かの不正市長選挙の裁判で選挙無効の判決を受け、勝訴の旗?を裁判所玄関前に広げて見せたときだろう。
NHKニュースの全国版で大々的に放映された。
本人いわく、最初から待機していたわけではなくて、わけもわからず旗を渡され玄関前で広げろと言われただけなんだそうだ。(^^;)

このまえシンゾーさんが漁の道具を作るから、とステンレス板の端切れを探しに来た。
どうせスクラップなのでお代はもらわなかったのだが、たまたまペンギンの顔を見たので、このまえのお礼にとフクラギ(鰤の子)をくれたそうだ。
ペンギンとは遠い親戚にも当たるらしい。

もらった四尾のうち一尾は早速晩ご飯の刺身になった。
福島原発から漏れた放射能の食品汚染が問題になっている今、元原発予定地沖で取れた魚とはなにやら因縁めくが、
これが福島沖で取れたフクラギだとしても、迷わずσ(^_^)は食べる。
原爆投下から三日後に広島に降りたという親父の遺伝で、σ(^_^)には免疫があるから。(^○^)

顔の広いシンゾーさんだが、イチローみたいなもんで名前は知っていても名字を知る人は意外に少ない。
σ(^_^)も長い間知らなかった。
ペンギンの勤める歯科医院の受付嬢が覚えやすい言い方を発見したのでやっと覚えられた。
いわく、胃の上の心臓さん。
正式名は個人情報保護のため、秘密です。
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赤く色づいた杉田谷内の杉
2011.03.19(土) 晴れのち曇り 13..8℃ P0.0 U3.4 W63.8%18.0
営業

花粉症

ペンギンはこのところずっとマスクをしている。
風邪が治らないと言いながら、なぜか目医者へ行って診てもらったところ、めでたく今年から花粉症患者に仲間入りだそうだ。
そこの目医者は受付が同級生で、フリーパスだから行きやすかっただけのかも知れない。

へたに人のことを笑っていると、いつ自分にも起こるかわからないので、ここは笑わないことにする。
アレルギーには全くフリーのσ(^_^)も、近頃はなんだか鼻の奥がむずがゆいような気もするし、ハナをかむと時々血が混ざるのも不気味だ。
長年何でもなかったのに「人をバカにしていたら、ある日突然自分も花粉症になった。」とは、婿に行った末弟のお義父さんの話だ。

町内には杉田谷内と呼ばれる集落がある。
名前の通り杉が多くて、今年は特にたくさんの花粉をつけて、真っ赤になっている。
谷内は「ヤチ」と読んで、このあたりの地名にはたくさんあり、谷内の付いた家もざらにある。
σ(^_^)の曾祖母さんは飯塚(岡田だったかな?)の谷内家から嫁に来ているくらいだ。

提供 新潮社

「ヤチはアイヌ語にて湿地の義なり、内地に多くある地名なり」と遠野物語の注記にある。
テレビで地震の被災地の状況が流れたとき、上閉伊郡だの下閉伊郡だの、縁もゆかりもないはずの地名がなんの違和感なく読めた。
一瞬、なぜ?前世の記憶?と不思議な感覚にとらわれたが、それは遠野物語によく出てくる地名だったのだ。

東北地方にはオシラ様、オクナイ様、カクラ様、コンセ様、オコマ様、ゴンゲ様の神々がおわすといえども、
こんなに広範囲でたくさんの人々がいっぺんに災難に遭うのでは、なすすべがなかっただろう
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鯉のぼり柱自動転倒装置
フレーム取付
2011.03.18(金) 晴れ 8.8℃ P0.0 U5.3 W64.0%18.1

負け戦(まけいくさ)

自衛隊のヘリコプターが福島第一原発の三号機に海水を振り掛けている映像を見た。
容量2,000トンの使用済み燃料保管プールに対し、ヘリコプターの搭載量は一回につき7.5トン。
放射線が強いためホバリングできないので、垂れ流しして上空を通過するしかない。
おそらく一割と目標に到達していないだろう。

負け戦、かも知れない。
だれしも内心はそう感じているのではないか。
それでも最前線は踏みとどまっている。
空ばかりではなく、地上からも自衛隊、機動隊の特殊ポンプ車が放水を開始した。

旧帝国陸海軍と違って、今は玉砕せよと命じるバカはいない。
万一そんな命令があっても、公序良俗に反するから従う必要はない。
時利あらず騅逝かず、もはやこれまでと判断したら、気の毒だが福島県は放棄し、速やかに撤退して捲土重来を期そう。
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自然は人間の都合など考えない。
情け容赦なく今朝は -2.5度
2011.03.17(木) 雪 2.2℃ P0.0 U5.3 W64.2%17.9

トイレットペーパー

木曜日半ドンのペンギンの報告によると、ムサシにもシメノにも電池は影も形もなかったそうだ。
それどころか、トイレットペーパーとティッシュもお一人様二つ限りだったらしい。
トイレットペーパーが二つとはどういう意味かは知らないが。

レジの人の話では、在庫はあるけど買い占めする人がいるので制限しているそうだ。
電池もトイレットペーパーも、平和そのものの珠洲で、そんなにたくさん必要なわけがない。
誰も彼も東京へ移住した子供か親戚に送っているのだろう。

親父が今の家を建てたのは、σ(^_^)が就職して広島に赴任した年だ。
その時からトイレはウォッシュレットだったから、ひょっとしたら珠洲市で最初だったかも知れない。
今じゃ三万円もしないが、当時は一台が十数万円もして、温風乾燥の機能も付いていた。
まどろっこしくてとても使っちゃいられなかったが。

な〜に、いよいよトイレットぺーバーがなくなったら、元祖ウォッシュレットの我が家だ。
温風乾燥はなくても、ケツが自然乾燥するまで座っていようじゃないか。(^○^)
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当社の在庫は二個。
マネシタ嫌いのσ(^_^)が
買ってきたもんじゃないのは確か
2011.03.16(水) 雪 1.7℃ P0.0 U1.4 W64.8%18.0

単一電池

金沢に住むペンギンのお姉さんがパニクっていて、八王子市に住む甥に乾電池を送ってくれとペンギンに頼み込んできたそうだ。
計画停電の東京では懐中電灯と単一電池が店頭から消えたらしい。
とりあえず歯科医院においてあった単一電池が六個入っているという包みを渡された。
クロネコの運賃が840円のところ、うちは代理店なので百円引きの740円。
ずいぶん高価な電池だ。

ちょうど材料を探しに来た従兄がそれを見て、電池ならムサシ(ホームセンター)にいっぱい売っていた、と言う。
ますますむなしい作業になってしまったが、これはこれでお義姉さんの不安を少しは解消する足しにはなったのだろう。
σ(^_^)も我が子から頼まれたのなら、泡食ってムサシに走ったかも知れない。(^^;)

通販のモノタロウやあきばお〜のサイトを覗いてみたら、見事に単一電池は売り切れている。
あるにしろないにしろ、ムサシへ行って電池売り場の写真を撮ってこようかと思ったが、店内は撮影禁止だったな、と思い出したのでやめた。

ゲテモノ売りで名高いあきばお〜から、単三電池を単一電池のサイズにするアダプターを買ったことがある。
充電できるニッカド電池を懐中電灯で使う壮大なアイデアだったのだが、あまり役に立った覚えはない。
けっこう高いものだったので大事にしていたのだが、大事にしすぎてどこへ行ったかわからなくなった。(^^;)
そういや、単一、単二、単三のいずれの電池でも使える懐中電灯も買ったけど、どこへ行ったかな。

東京からUターンした当時の実感だが、東京では現金がないと三日も生きられない。
盆暮れ払いが普通だった当時の奥能登なら、お金がなくても半年は大丈夫だ。
ツケが効かなくなった現在でも、一ヶ月や二ヶ月はいけるだろう。
一年分をまとめ買いしてあるコシヒカリの新米は、まだ口にしておらず丸々残っている。(^^;)

便利な都会は強者には優しくて、弱者には徹底的に冷酷だ。
過疎地には強者にも弱者にもそれなりに優しい。
子供達が都会で暮らせなくなったら、いつでも疎開してくればいい。
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2011.03.15(火) 曇り 8.0℃ P0.0 U5.0 W64.2%17.2

電気休み

東電と東北電力管内では原発や火力発電所が軒並み止まってしまい、電力不足で計画的に停電するという。
東電は福島第一原発をすべて失い、かと言って建て替えなどあり得ないから、計画停電は常態化するだろう。
昔あった、電気休みだな。

子供の頃、木曜日の日中は停電していた。
これを電気休みと呼んでいた。
毎週ではなく、月に何回か、だったかも知れない。
たった一つの動力源のモーターは電気がなければ回らないので仕事にならず、鉄工所は木曜日が定休日だった。
暗くなり始める頃、居間にぶら下がった裸電球がポッと点くと、電気休みの終了だ。

学校の教室は蛍光灯が取り付けられたのがやっと中学三年生の時だから、小学校では職員室以外、電灯などなかっただろう。
家で電気を使うものと言えば電灯とラジオぐらい、子供は家になんかいるものか、外で暗くなるまで遊んでいるのが仕事だった。
だから電気休みで特に不便だったという記憶は全くない。
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2011.03.14(月) 晴れ 21.0℃ P0.5 U4.0 W64.4%17.4

東北関東大震災

東北地方太平洋沖地震は東北関東大震災と、名前が変わったらしい。

ノストラダムスなど、大ボラ吹きの終末思想は過去何度も流行したが、当然ながらことごとく外れてきた。
しかし繰り返し流される根こそぎ消滅した街の映像、次々とメルトダウンする原発に、これがこの世の終末かと思う。

あの光景を見ると、いったい復活するすべはあるのだろうか、と絶望的になる。
しかし、原爆投下の三日後に現地視察の参謀を乗せて広島に降り立ったと言う元陸軍パイロットの親父は、生前何度も話していた。
原爆で焼かれた広島は今後百年(だったかな?)はぺんぺん草も生えないと言われていたそうだ。

しかし広島は復興した。
原爆が空から降ってきた広島に比べたら、原子炉からの放射能漏れなど数のうちに入らない。
σ(^_^)のこの目で見ることはないかも知れないが、東北もきっと復興するだろう。
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カラスは異変に気づいたか
2011.03.13() 晴れ 16.5℃ P0.5 U5.1 W64.0%17.6
日曜出勤五人

西部戦線異状なし

東北地方太平洋沖地震の実態が判明してくるにつれ、ますます悲惨さを増してきた。
しかし今日のσ(^_^)らは工程通り、近所の生コン工場の脱水機入替で、明日の試運転に向け日曜出勤だ。

近くのスタンドはレギュラーガソリンに154円の値段をつけていたが、好きなだけ給油できる。
柏崎、福島と東電の原発が全滅したことを受け、政府は節電を呼びかけているが、JA珠洲ではオール電化フェアを開催している。
ペンギンは、「バーバのせいで嫁に行かなかった。」と将来恨まれたくないから、と雛飾りを片付けている。
今朝、ワカメがたくさん取れたから、と親戚がお裾分けを持ってきた。

一日中、どこのチャンネルでもはるか山の向こうの見知らぬ町と、見知らぬ人たちの惨状を伝えている。
商売柄、被災したであろう同業者の心境をときたま心をかすめることはあるが、我が身の明日をどうするかで精一杯、それ以上考える余裕もすべもない。
明日明後日に迫った納期は間に合うのか、これから請け負う仕事の納期は大丈夫なのか。

日本列島の背骨になる日本アルプスは裏日本と表日本を切り分けている。
冬の季節風は日本アルプスに遮られ、裏日本には豪雪を降らせ、表日本には好天をもたらす。
こいつさえなければ貧しさから逃れられるものを、と何度日本地図のど真ん中に居座る日本アルプスを恨んだかわからない。

しかし今度の大震災では日本アルプス、いや日本列島そのものが巨大な防波堤となり、被害もなかった。
気がついていなかったのだが、能登半島は日本列島の懐深く守られている別天地だったのだ。

今日もまた今までと変わらぬ日常が流れ、西部戦線異状なし、か・・・・・
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なんの臨時駐車場だろう?
聞いてないけど。
車庫の後はおふくろの大根畑
2011.03.12(土) 晴れ 8.4℃ P0.5 U2.2 W64.6%17.5
営業

福島原発で炉心溶融

東電の福島第一原発一号機がとうとう炉心溶融を起こしたそうだ。
直下で地震があればいくら原発でも壊れるのは当たり前だが、直下でなくてもマグネチュード8.8では壊れるだろう。
ただ、最後の砦の緊急炉心冷却装置ECCSが作動しなかったのはどうしたわけだ。
停電したら動作しないようでは安全装置とは呼べない。

躓きの第一歩は非常用電源が全部故障したことだ。
ごっつい基礎の上に乗っているディーゼル発電機が地震で揺さぶられたくらいでそうそう壊れるはずはない。
自動運転は出来なくなっても、エンジンのそばまでいきゃ何とか始動できそうなもんだ。
車泥棒はキーがなくてもエンジンを掛けて盗んでいく。

自動車のセルモータをバッテリーに直結し、エンジンを掛けるくらいはσ(^_^)でも出来る。
おおかた中央制御室でメータを見るだけしか能がなく、手動で起動する方法を知らないのだろうと憤慨していた。
しかしどうやら発電機が津波で海水を被ったらしい。
そうなると、いくら手練れの自動車泥棒でも処置なしだ。

非常電源は病院なんかでも備えてある。
しかしディーゼルエンジンは音がやかましいし、定期点検以外に動かすことはないので地下室のすみっこに押し込められることに決まっている。
津波ほどひどくなくても、洪水でも来たら一番先に水につかり、なんの役にも立たない。
まずあてにならないと考えた方がよかろう。
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2011.03.11(金) 小雪一時晴れ 5.8℃ P0 U3.2

東北で大地震

新型インフルエンザの流行以来、まじめなσ(^_^)は手洗い励行の癖がついてしまった。
しょっちゅう洗剤で手を洗えば当然柔肌は荒れてくる。
あかぎれでひび割れが出来てひどく痛い上に、薬を塗っても手洗いの方が多くておっつかない。

とある人からしょっちゅう手を洗う看護婦さんが使っていると、ユビケアフィルムを薦められた。
なるほどそれならいいかも、と近所のシメノドラッグへ探しに行った。
天下のニチバンの製品なので、当然すぐに見つかると楽観していた。
ところが他メーカのよく似たようなものはあるが、くだんのユビケアフィルムは置いてない。
他メーカでは中身がわからないし、やっぱりプロの看護婦さんが選ぶ品がホンマもんだろう。

お店の人を呼んできて、二人でしゃがみ込んで棚の下の方を探していたら、なんかめまいがする。
昨日の講習で体調が悪くなったかな、と思ったのだが、気がつくと床がゆっくりと動いているのだった。
田んぼを埋め立てた場所なので、プリンの上に乗っているようなもの、ポヨンポヨンという感じでかなり長い時間揺れていた。
新築間もない店舗で、最新の耐震構造だから倒壊する心配はない。
結局ユビケアフィルムはあきらめて帰ってきたのだが、テレビで東北地方の大地震を知った。

ニュースで見た津波は、小学生のころ紙芝居で見た絵のように逆巻いて押し寄せてきていた。
2010.03.01にσ(^_^)は自信たっぷり、アマゾンのポロロッカのような津波はありえません、と言い切った。
あまつさえ絵を描いた人を無知だと笑う始末。
ここに自らの不明を恥じ、お詫びして訂正します。m(_ _)m
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2011.03.10(木) 晴れ
今日から全員出勤

管理建築士定期講習

あの忌々しい姉歯講習の第二弾、管理建築士講習に参加した。
今年中に受けないと特例が適用されなくなり、設計事務所の許可が取り消されるそうだ。
特例などといかにも恩着せがましいが、勝手に設計事務所を取り消すことに決めたのは国土交通省の役人じゃないか。(-_-#)

管理建築士は設計事務所の責任者となるので、禿げたのやら白髪やらの男が多かった。
携帯電話は持ち込んでも、ネットに投稿するような心配はさらさらないと思われる。(^^;)
二、三人は若い女性もいたが、おそらくは工務店の跡取り娘かなんかだろう。
設計事務所には開設者、管理建築士、所属建築士の三点セットが必要だが、兼務が可能なので零細事務所はσ(^_^)も含めて三位一体だ。

開会の挨拶に立った建築士事務所協会の会長はどこの設計事務所の誰なのか知らない人だったが、姉歯に対して繰り言は言わなかった。
業界の力が弱いせいで、天下り役人のためにこんな講習をしなきゃならなくなったと、いかにも忌々しそうに吐き捨てていたのが印象的だった。

定期講習の時もそうだったが、修了考査では隣と試験問題が違うらしい。
指定席の座席表をにらんでいたらわかった。
受講番号にはK,L,M,P,T,X,Yの七つが番号の最後にくっついていて、隣り合わせには同じアルファベットはなかった。
単なる番号なら数字だけで済むので、アルファベットがついているのはなんだろう、とこのまえから疑問だったのだが、これが試験問題の区別だ。
七種類の問題用紙があるのだ。
謎は解けた。
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BR120Tフレーム
2011.03.09(水) 小雪 5.8℃ P0 U4.4 W64.0%17.5

オーバーフロー

明日の講習に備え、前日から金沢に泊まり込むつもりで出発する寸前の16時過ぎ、一本の電話が入った。
「明日納期のBR120T(機種名)は大丈夫ですか?」

BR120T? 納期は20日だったでしょ?
とんでもない勘違いだった。
日記を検索すると、注文書は3月4日だが、念を押して10日までなら大丈夫と返事をもらっている。
明日じゃないか。

少しは手がけてあるものの、週末は近所の生コン工場へ脱水機の据付があり、準備でてんやわんやだ。
そうでなくても一日や二日でできるはずがなく、絶対に間に合わない。
納期厳守の信用を積み上げてきたのに、完全に穴を開けてしまった。

この半月、確かに次から次と判断を迫られることが多すぎた。
いっぱいいっぱいになって先に聞いていた仕事を忘れてしまったんだ。
σ(^_^)の頭の処理が追いつかず、オーバーフローしたってことだ。

痛恨の大失態は、幸いなんとか納期を一週間延ばしてもらったが、60歳定年の意味を思い知らされ、愕然とした出来事だった。
人間、60歳を越えると使いもんにならんな。(-_-;)
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雪山もだいぶ低くなった
2011.03.08(火) 晴れ 12.8℃ P0 U4.3 W64.0%17.6

痙攣(けいれん)のようなもの

昨夜0時近く、寝ていて両足の脛の外側が痙攣しそうになった。
わかりやすいふくらはぎの「こぶら返り(こむら返り)」とはちょっと違って、痙攣が起こりそうな感じ、としか言いようがない。
若い頃のようなはっきりした痙攣なら、筋肉を伸ばすとか対処のしようはあるのだが。

この手の痙攣もどきが起こるようになったのは、たぶん40歳を過ぎた頃からだろう。
葬式なんかで正座していて起きることもあるし、運転中に突然右足に起きることもある。
アクセルペダルを浮かす街中運転が長時間続くとそうなることが多いが、アクセルべた踏みでもなるときは、なる。

対策はスポーツ飲料を飲むことと、エアサロンパスで消炎すること。
車の運転中は右足の太ももの下に座布団など、適当なかまし物を入れると軽減する。
ひどいときは右足を休ませ、左足でブレーキもアクセルも操作することがある。(^^;)
昨日は風呂に入っているときからすでに兆候はあったので、スポーツ飲料は飲んでおいたのだが・・・

昨夜に限っては原因がわかっている。アンクルウェイトに違いない。
昨日は現場作業を見に行ったり、工場内を走り回るほど忙しかった。
通常のデスクワークならともかく、動き回る仕事では片足2kgのウェイトは荷が重過ぎるのだろう。

「年寄りのくせに無理して。」と、普段から白い目で見られているので、ペンギンには内緒だ。(^^;)
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農道が自動的に開通
2011.03.07(月) 小雨のち晴れ 5.6℃ P0 U4.2 W64.2%17.9

前原外相辞任

民主党の次世代首相候補の前原外務大臣が、外国人から献金を受けたとして辞任した。
外国人からの献金禁止なんて法律があったのか。

政治資金規正法を制定したのは規制を受ける、当の議員だ。
自分の手は自分では縛れないのは古今の定理で、自らの実入りを損なう法律を作るわけない。
規制しているように見せかけているだけで抜け穴だらけだ。
ザル法中のザル法に引っ掛かるような、間抜けな議員なんているわけないはずだったんだが・・・

外国人ったって、献金した人は昔から知ってる焼き肉屋のおばちゃんが在日韓国人だったというだけじゃないか。
金額は5万円ずつ五年間で25万、なけなしのお金から絞り出した正真正銘の個人献金だろう。
25万でもみつかりゃだめで、一郎君のン億円単位の賄賂は、相手が日本人でかつ証拠がないからいいのか。
なんか納得いかんなー。

民主党は企業献金の禁止が公約だが、個人が見返りを求めず政治家に献金などするわけがない。
利益誘導のため、企業が社員の名前を使って個人献金の体裁を借りるだけに違いない。
・・・・と信じて疑わなかったのだが、この一件でほんとの個人献金もあるんだな、と認識を新たにした。
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後ろにいるのは
父親じゃなく叔父さんデス
2011.03.06) 雨のち晴 8.8℃ P0 U3.5 W64.4%17.9

二人目の孫

直系男子誕生の一報に、昨日の朝からペンギンは末っ子と中能登町鹿島で落ち合って瀬戸へと走った。
σ(^_^)は来客予定と納期のない仕事で、物理的にも精神的にもいっぱいいっぱい、とても会社を空けられない。
今日も明日の組立に間に合わすため、塗装作業に一人出て来ている。

孫の顔を見るぐらい、後日じゃだめなのか、と聞いたら長男も一時帰国してくるそうで、息子の顔も見たいらしい。
元気でやってるならどーでもいいと思うけど、そんな恐ろしいことは口に出せない。

今時は男女の区別が早くからついているので、忘れたけど確か和風の名前がすでについていたはず。
ところが「男の子」誕生としか連絡がなかったそうだ。
早く決めすぎて命名に迷いが生じたか。

長男はタイでも日本でもタイ人と間違われるそうだ。
このさいタイに帰化するつもりでアパチャイとかなんとかタイ風の名前にするのかな?
しかし帰ってきたペンギンに聞いたら、最初に考えた名前に落ち着いたそうだ。
対抗馬はタイ風の名前じゃなかったそうだが、やっぱりちょっと決心が揺らいだらしい。

次が男の子とわかった日から、鯉のぼり柱自動転倒装置計画はすでに水面下で進行中。
振り返ってみれば、一代さかのぼって構想三十年だなあ。
思えば遠くへ来たもんだ。
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一ヶ月経過
かぶれもないが変化もない
2011.03.05(土) 曇り時々晴 7.4℃ P0 U2.3 W64.4%18.0

減税日本

愛知選挙区選出の民主党小沢チルドレン議員が一人、離党した。
愛知では民主党にいるより、河村たかし名古屋市長の立ち上げた「減税日本」の傘の下に入る方が得だと判断したらしい。
そりゃ無理からぬこと、次に選挙があれば小沢チルドレンは100%落選する。

河村市長の言う、議員定数半減に議員歳費半減はまことに我が意を得たりで、はなはだ痛快の極みだ。
議員報酬が1/2×1/2で1/4になったとしても減税分にはならない危うさがあっても、だ。
是非とも我が珠洲市も後に続けと希望したい。

諸手を挙げて賛成だったのだが、一郎君とどうやら連携するらしいと聞いたとたんに眉唾になる。
例によって選挙民を欺くだけの打ち上げ花火みたいな気がしてきた。
豪腕一郎の常套手段だから。

甘言で埋め尽くしたマニフェストで政権交代した結果が現在のていたらくだ。
もっとも、原因の半分以上は鳩山バカボンのせいみたいな気はするが。(-_-;)
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庭木に群れる雀たち。
雀食べない誓約は破棄されたんだぞ
2011.03.04(金) 小雪 1.5℃ P0 U5.0 W64.8%18.1

石油製品高騰

塗料問屋の担当者が来て、来月からシンナーの価格が大幅に上がるという。
ガソリンも値上がりしていることだし、シンナーもガソリンに匹敵する高級石油製品だから当然だろう。
原因はリビアの内戦で、同国の原油輸出が当てにならなくなったことによる。

リビアに限らず、原油産出国が勢揃いする北アフリカ・中東諸国はいずれも独裁体制が怪しくなっている。
下手すると石油ショック、第二次石油ショックの再来どころか、石油パニックになるかも知れない。
ニュースではガソリン価格が140円になったと騒いでいるが、珠洲ではとっくの昔から140円を超えている。
昨日近所のGSで給油したレギュラーガソリンが149円だったから、すでに末端価格は150円目前だ。
地デジ化が日本で一番早かったんだから、ガソリン価格150円台も一番乗りだろう。(-_-;)

石油ショックはまだ広島にいたころだ。
特別トイレットペーパーに不自由した覚えはなく、ガソリン価格が倍になっても給料が全部小遣いの独身貴族はさほど困らなかった。
下っ端のぺーぺーは資材価格高騰に頭を抱えることもなく、無事平穏に通り過ぎた。
初任給28,000円から始まった給料が、その後毎年急激に上がったぐらいのことだ。

Uターンしたあとにもイラン革命(1979年)のために第二次石油ショックが起こったが、さほどひどい思い出はない。
トイレットペーパーがなくなったのはこのときだったかな?
そういや広島ではボットン便所だったから、トイレットペーパーじゃなかったような気がする。(^^;)
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主のいないひな祭り
2011.03.03(木) 小雪 4.4℃ P0 U5.0 W65.2%18.3

携帯を使ってカンニング

京大そのほかの大学入試二次試験で、試験会場からネットに投稿して回答を得るという事件が発生した。
携帯電話ではプロクシサーバを通してIPアドレスを隠蔽する(アングラでは串を通すと言う)ことも出来ず、犯人は割と簡単に捕まった。
テク誇示の単なる愉快犯だろうと想像していたが、マジで合格したかったらしい。

犯人は東北在住の予備校生だそうだ。
テレビや新聞では実名は伏せてあるが、彼が愛用するネット上では実名はおろか、実家の地図や家族の写真も飛び交っているだろう。
起訴されたとしてもおそらくは執行猶予だろうが、一生を棒に振ったのは間違いないし、振って当然だ。
楽して生きようという性根が気に入らぬ。(-_-#)


外は冬に逆戻り

もうとっくに鬼籍に入られたが、高専一年生の担任は化学の金原先生だった。
期末試験の監督に来ると、いつも開始前に
「不正は青年の恥辱でありまして・・・」
と、授業の時と同様誰の目も見ようとせず、もじもじと一席述べるのが恒例だった。

青年の恥辱に関しては先生の信頼を裏切らなかったが、化学の授業となると机によだれを垂らしながら熟睡していた。
はなはだ遺憾に思うところではありますが、あれは実に幸せな時間だったなぁ。(^^;)
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なごり雪
めずらしくはなく、
例年雛祭り前後はたいてい寒い
2011.03.02(水) 小雪一時晴れ 3.4℃ P0 U3.1 W65.2%18.2

予算は通ったけど

民主党は一体何をやりたいんだろうね。
マニフェストにこだわる予算だけ通して、歳入の裏付けになる関連法案はあきらめた。
予算は通っても執行の見込みがない。

いまや与党内から倒閣運動が始まる始末だ。
黒船が開国を迫っているのに、お家騒動に明け暮れている場合じゃなかろう。
これじゃ政権交代前の自民党政権と同じじゃないか。

あの天下の変人小泉総理でも手がつけられなかった道路特定財源に攻め込んだ。
魑魅魍魎がうごめく闇の世界だった特定財源にも光を当てた。
いずれも腰砕けにはなったけど、それだけでも政権交代の意義はあったと思う。

同様に、マニフェストが腰砕けになったとしても、やってみてだめだったんだからいいじゃないか。
あんな仲人口みたいなバラ色マニフェスト、誰もハナから信じちゃいないって。
あんなもんに、なぜそれほどこだわる?

会派を離脱し、予算案採決で造反した16人の衆院議員を処分する甲斐性もないようだ。
その16人も取り込みたいのなら、ここはやっぱり一郎君を盟主に押し立てて、中央突破しかないか。
早い話、一郎君を楯にして、ってことだけど。(^○^)
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2011.03.01(火) 曇りのち雨 7.8℃ P0 U2.3 W65.2%18.2

授業料

経験のない仕事をするのは誰しも自信がなく、不安なものだ。
しかし慣れた仕事ばかり、こっちの都合で転がっているはずがない。
変化に追従し、新しい仕事にも挑戦しなければ生き残れない。

放っておいても任しておける熟練技術者は次々リタイヤした。
多少作業時間がかさんで予算をオーバーしても若手に任せることも必要だ。
力量と仕事の難易度をにらみながらやらせてみるのだが、これがまた想像以上の忍耐が必要だ。
見ているとまるで夏休みの工作で、心許ないことこの上ない。(-_-;)
赤字は授業料、と割り切りたいのはやまやまだが、こんなことでいいのだろうか、授業料として役に立つのだろうか、とついつい不安になる。

翻って、会社としての授業料を考える。
やったことのない仕事の引き合いがあったとき、技術や設備からして絶対出来ないものはわかるので断る。
難しそうだと迷ったときは、誰か作っているのならうちでも出来るだろう、それだけを根拠にして引き受けてきた。
引き受けてから資料を集めて勉強だった。
幸いギブアップはなかったが、実にならぬ高い授業料はずいぶん払ってきた。

個々の作業者の出す赤字はせいぜいが数万から十数万で、σ(^_^)が払った授業料は百万単位だ。(-_-;)
高い授業料を払ってこそここまで生き延びてこれたと自負しているが、ひょっとしたら苦しくなっただけかも知れない。
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