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鯉幟柱改め旗棒転倒機 業務日誌

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2011.03.26(土)
ワイヤーの雨除けとウィンチのカバーを取り付けた。
ウィンチはともかく、ワイヤーは雨ざらしの方がいいか、迷うところだ。
下のピンは回転軸なので抜くことはないが、上のピンは倒すたびに抜くことになる。
割りピンではちょっと具合が悪いので、簡単に抜き差しできる抜け止めピンを作った。
農機具屋さんで売ってる市販品は鉄製しかないので、ステンレスの針金で作ったが、まあ固いこと固いこと。
手に豆が出来そうだった。
このピン、形からするとβなので、βピンとでも呼ぶか。
今日は大安、日はいいのだが、天気が悪い。
時々吹雪になるあいにくの空模様。

春は名のみの風の寒さや♪・・・中略・・・・今日も昨日も雪の空。
時雨模様の日は必ず晴れ間がある。
一瞬の晴れ間を見逃さず、ピンを入れ替えてスイッチオン。
ワイヤーがギシギシ音を立てるので薄気味悪い。
計算はしてあるので大丈夫のはずだが、φ6しかないワイヤーの頼りないこと。
ここまで倒れたら大丈夫だろう。
真横になったときが最大負荷。
鋼材の雨カバーがあるのでこれ以上は倒せない。
先を浮かせているのでずいぶん湾曲しているが、弾性変形なので立てれば元に戻る。

先端の玉は浜辺で拾ったプラスチック製の漁業用浮き。
元は黒だが金色の塗料がなかったので、鉄工所ならどこでもあるシルバーを塗ったもの。
さすがプロ用、風雨に耐えること、すでに二十数年。
てっぺんが禿げているのはしょうがない。

これで準備万端。
あとは鯉のぼりを買ってくるだけだ。

以下、「鯉のぼり始末記」へと続く
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2011.03.25(金)
ホイストは片手で持てる重さじゃないので、たまたま自分の仕事をしに来た従兄をつかまえて、やっと取り付けた。
ホイストの電源は後ろに写っている自販機の電源が一つ余っている。
ワイヤ掛けは一人で出来る。
っつーか、設計者のσ(^_^)にしかできない。
ちょっと張ってみたところ。
過巻き防止などの安全装置が全くないので、ほかの者には操作させられない。
倒すためには手前上下にある平鋼のかんぬきを外さなければならない。
そのほかに上下に通しのボルトがある二重安全設計。
福島第一原発とは備えが違うよ。
下の通しボルトは外さず、転倒の回転軸になる・・・・・はずだったのだが。
上の通しボルトを外したら、なんと内部はボロボロ。
雨に濡れているところは元のままで、雨が当たらないところの方が腐食する。
どこかの遺跡から出土した鉄剣みたいになっていた。
となると、下の通しボルトも・・・・・・やっぱボロボロ。
建ててからもう二十年あまり、ほったらかしだもんなあ。
あぶないところだった。
急きょ作らせたステンレス製のピン。
雨が降ってきたし、試運転は明日に延期。
今日は仏滅、明日は大安でちょうどよし。
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2011.03.24(木)
動力源のホイストを引っ張り出した。
電源線の被覆がないところまで外部に出ている。
これはどげんかせにゃならん。
蓋を開けてみると、右側にシリコンブリッジ整流器が二つならんでいる。
単相100Vで正逆に回さなきゃならないから、直流モータを使ったらしい。

電源線の処置はあんまり上手い方法がなかった。
長持ちはしないだろう。
一応雨水対策として液体パッキンをごってり塗って蓋をした。
上のフックも下のフックも使わないので取り外す。
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2011.03.18(金)
久々の晴れ間で、どうやって開けたものやら、気がついたら既設の旗棒立てに取付穴が開いていた。
旗棒転倒機のフレームを吊り上げて取り付けようとしている。
既設部分の浮いた塗料を電動ワイヤーブラシで落とした。
いわゆる第二種ケレン。

第一種ケレンはショットブラストで健全な黒さびまで落とす。
第三種ケレンは歯ブラシみたいなワイヤブラシで浮き錆を落とす程度。
ただし、どっかで第一種と第三種が逆転していたのを見たことがある。ま、めったにないけど。
錆止を塗ったら、仕上塗装の色とほとんど違わない。
その辺にあった残り物の塗料を使ったのだが、あんまりいい色じゃなかったな。
ステンレスの旗棒にも滑車がついて、あとはウィンチをぶら下げてワイヤーを張り巡らせるだけ。
東北関東大震災で国家存亡の瀬戸際だから、しばらくは遠慮しよう。
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2011.03.15(火)
旗棒にくくりつける滑車(シーブと言う)のブラケットはステンレス製。
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2011.03.05(土)
いつの間にか仕上塗装が終わっていた。
在庫の塗料を使ったら、錆止の色とあんまり変わりがない。
鉄部の準備はこれで終わったが、忙しくなってきたのでステンレス部分はまだ製作してない。
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2011.02.26(土)
ついでがあったので、鉄部の錆止塗装。
いよいよ着工日が迫ってきた、今日の旗棒。
推定高さ 16m。
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2011.02.17(木)
ステンレス部門ばかりじゃなく、薄板も外注したのか。
薄板溶接に自信がなかったと見える。
ウインチの雨カバーだが、まだ取手が付いていない。
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2011.02.10(木)
滑車と滑車のブラケット。
肉厚パイプが入荷してないので鉄製部品は一点だけ完了してない。
どうやらステンレス部門は外注するつもりらしい。
ところで、滑車が一個足りないんだけど・・・・
とすると、これでおわりか。
明日から三連休のあと、自宅待機だな。
あとは孫が産声を上げてから、だな。(^^;)
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2011.02.09(水)
本付は終わったみたいだけど、もうちょい部品がついてない。
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2011.02.08(水)
着工するのは実際に男の孫が産声を上げてからの予定だったのだが・・・・
仕事がなくなったので急遽失業対策事業を発動。(T_T)
メインフレームはこれだけ。
たいした暇つぶしにはならんなぁ。。。
製作は二日もあれば終わりそうだ。
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2011.01.30(
製作図が完成した。
鯉幟柱転倒機では税法上問題がありそうなので、旗棒転倒機に改名した。(^^;)

パワーソースは結局オークションでは安いものが見つからず、手持ちのシルバーホイスト200kgを使うことにした。
滑車を使ってワイヤーを三本掛けにすれば、200×3=600kgとなっておつりが来る。
このホイスト、どうせ十年に一度くらいしか出番がないし、いざ鎌倉という場合は取り外せばいい。
電源は100Vでいいので、事務所のコンセントから延長コードを延ばすだけで済む。
ほとんどが手持ち材料で済むので、帳簿価格はロハ。
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2011.01.10(月) 成人の日
柱を引き上げるときの力を概算してみたら500kgぐらい必要とわかった。
パワーソースは電動のチェンブロックかウィンチか、オークションで安い方にしよう。
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2010.11.20(土)
まだ生まれていないが、長男の第二子は男の子らしい。
かねてからの目論見通り鯉幟の柱をレッカーなしで転倒させる機構をそろそろ考えないといけない。
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