2007年12月 2008年1月 2008年2月

蓬莱 恩師松風先生の揮毫です
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2008.01.31(木) 晴れのち雪 4.6℃ P2 U5.0 W69.2.%22.7

餃子に農薬

中国産の餃子に農薬が混入していて中毒した人が続出し、大騒ぎになっている。
自分が食べるんじゃあるまいし、なにが入っていてもどうでもよく、責任は買うほうにあるお国柄だからさもありなん。
ならば中国産の食べ物を全部輸入禁止にできるかと言うとそうはいかない。

長く物価が安定しているのは食べ物に限らず中国からの輸入品のおかげだ。
二億円のマンションをポンと買える人ならともかく、庶民は中国製品に頼らざるを得ない。
それに中国製品を避けようとしてもJTなんかがあいだに入ったら国産と見分けがつかない。

開けてびっくり玉手箱は一昔前の通信販売だが最近では返品も可能だ。
近頃はやりのネットオークションでは「ノークレーム・ノーリターン」で自己責任は常識。
スーパーや生協など、販売するほうは中国産と知りながら国産品と混ぜて売っているのがまずい。
ここはひとつ毒と知りつつ食べざるを得ない憐れな貧民のために割り切って

「ノークレーム・ノーリターン お買い求めは自己責任で!」

と看板を掲げた専用コーナを作るべきだろう。(^○^)
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2008.01.30(水) 曇りのち雨遅くなって雪 11.1℃ P2 U3.0 W69.0.%22.4.

七尾で談合

石川県が発注した能登半島地震で被害を受けた能登島大橋の復旧工事で談合があったとして和田内潜建の幹部二人が逮捕された。
和田内潜建の創業者は現県議会議長だ。
当然和田内議長は経営には参加しておらず、談合についてはまったく知らなかったことになっている。

議員になれば建設計画も事前に知り、発注価格も知ることができる。
建設業者が議員になれば受注者兼発注者になってしまう。
いくらなんでもそりゃまずい(建前上)、と今では地方自治体にはたいがい政治倫理条例がある。
役所から仕事をもらう会社なら議員の三親等以内の身内は経営者となれなかったりする。(妻ならよかったのか)
倫理条例なるものが実効があるかどうかは議員の中の建設業経営者(実質)の数を数えれば自明だろう。

港湾工事は特殊な船舶を保有していなければならず、談合しなくても受注できる業者は限られている。
大手を除くと県内では七尾の和田内潜建、珠洲の林組、輪島の喜多組くらいのものだった。
かって珠洲市で最大の建設会社だった林組の社長が県議をしていたころ、和田内潜建は林組の港湾工事の下請けをしていた。
林県議が珠洲市長に転進してからは金城湯池だった県発注の港湾工事を受注できなくなり、同じころ社長が県議に当選した和田内潜建と立場が逆転した。
倒産のうわさが年中行事だった和田内潜建は一転隆盛を遂げ、林組はドル箱を失い和田内潜建の下受けに甘んじるようになり、そののち倒産した。
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2008.01.29(火) 曇り 4.0℃ P2 U3.0 W69.2.%22.9.

古紙配合率偽装

グリーン購入法なる法律があるとは知らなかった。
知らないのも当然と言えば当然、対象はお役所限定で.下々には無関係らしい。
古紙100%の再生紙を使っていると言えば聞こえが良く、世界に胸張るつもりで作った法律だろう。
新聞紙より色が悪くなる古紙100%のコピー用紙を本気で使う覚悟があったとは思えない。
おおかたできてきた紙の色を見て、購買担当はこんなもん使えんと突っ放したんだろう。

できないのなら適当に体裁だけ取り繕ってくれ、と役所と製紙会社のあいだに談合があったのではないか。
でなきゃあんなに大々的に、なおかつ基準にかすりももしないほど違った配合率で偽装できるはずがないと考えるのはへそが曲がりすぎか?
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2008.01.28(月) 晴れ 2.0℃ P2 U5.0 W69.4.%22.0

初場所

大相撲初場所は白鵬の三連覇で幕を閉じた。・・・・・らしい。(見てない)
残念ながら澤井豪太郎(豪栄道)は負け越したが影山雄一郎(栃皇山)と新入幕の市原が勝ち越した。

澤井豪太郎と影山雄一郎は末っ子と同い年、市原は三段目優勝の寺下(旧能都町出身)と同じく二つ上になる。
寺下は小学校のころから見ているが、六年生ですでに100kg近かった。
中学高校と石川県では無敵、全国でも勇名をはせたが、市原には分が悪かったそうな。(直接対決は見てない)

市原は中学生のころに一度見たことがあるが、化け物のように大きく、かつ強かった。
ただ、中学生にしてすでに顔はおっさんだったので、女性ファンはつかないかもしれない。(^^;)
豪太郎と雄一郎は今はかなり太っているが、高校相撲で卯辰山の土俵に上がったころはさかっち母好みのジャニーズ系だった。(^○^)
さかっちが大相撲の番付に載るのはいつになるだろう。
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2008.01.27) 雪のち曇り 2.0℃ P2 U3.0 W69.2.%22.9
休み

カーナビ

今、乗っているトヨタのイプサムはもう十年を超えた。
買うときは節税のためカーナビをつけず、あとから無線仲間のシンコー電装の勧めでトップメーカのアルパイン製をつけてもらった。
そのカーナビが三年ほど前から突然しゃべらなくなった。

用もないときにべらべらしゃべられると
「うるせーっ。言われんでもわかっとるわい!」
とついつい突っ込みを入れてしまうのだが、ぜんぜんしゃべらないとなるとちょっと困る。
ほかの事を考えたりしているとうっかりして曲がるべき交差点を通り過ぎてしまうのだ。

音が出ない場合、音量調節を疑うのはもちろんだが、ディスプレイのまわりにも本体にも見つからなかった。
リモコンでどこかに調整画面があるのでは、と隅々探したがこれもみつからなかった。
良くある接続用ソケットの接触不良だろう、と接続コードの抜き差しも試した。
去年はソフトを入替(新しいデータCD)してあわよくば、と思ったが、やっぱり直らなかった。
シンコー電装に言わせると、修理に出せば直るそうだ。ったりめーだ。(-_-;)

今日、ディスプレイの位置を直そうとしたらふと、上面にボリュームコントロールのつまみがあることに気がついた。
音量調節もパネル左の操作ボタンと一緒にするのが人間工学というものだ。
最低でも普通横面か下面だろう。なんで上につけるんだ。(`ヘ´#)

たぶんガソリンスタンドでサービスに渡される雑巾で拭いたときにでも動いたのだろう。
故障なんてわかってしまえばたいがいこんなもんだ。
電気器具の故障で一番多いのは電源コンセントの挿し忘れと言う話もある。
修理に出して赤っ恥を掻かなくて良かった。(^^;)
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2008.01.26(土) 雪 5.0℃ P2 U5.0 W69.0.%22.5

地震

明け方、地震があった。
余震があって次は本震かな、と布団の中で待っていたが、それでおしまいだった。
時計を見ると4時半を少し回っていた。
あとで聞いたら震度2だったそうだ。

1993年2月7日の能登半島地震では東西におもいっきし揺さぶられた。
2007年3月25日の能登半島地震(やっぱり震源は沖なんだけど)では南北に揺れた。
直角二方向の耐震テストをしたようなもんで、これでもどこに地震があっても家が壊れない自信がついた。・・なんちて。(^○^)

もちろん工場にも被害はまったくなく、ご心配には及びません。
わざわざお見舞いを寄せていただきました方々にはあつく御礼申し上げます。m(_ _)m
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2008.01.25(金) 雪 1.5℃ P2 U5.2 W69.0.%22.6

運賃値上げ

去年の11月終わり、日通から突然コマツ向けの運賃値上げを通告された。
お願いでもなんでもない、「配下の運送屋がもういやや、言うとる。」と有無を言わさぬものだった。
運んでもらっていくらの商売だから運送会社とは二人三脚のようなものだ。
近頃の燃料費の高騰は理解できるのでやむをえない。

今日は雪の中、今年になって三回目のBR380JG-1の出荷。
作り始めてからこれで280台目になる。
フレームの製作価格には10トン車に三台乗せることを前提に運賃が含まれている。
値上げを申請したら運賃値上げの日にさかのぼって値上げしてもらえた。
上に少し小ぶりのBR120-Tが一台乗っているが、この分の運賃は丸儲けといえばささやかに丸儲け。(^^;)
ただしいつもこううまくいくとは限らず、作るのが間に合わないと二台しか乗せられないこともある。

鰹節みたいなフレームはこれだけではなんなのかわからないが、コマツのガラパゴスと言う機械の一部になる。
今年から新型の最大機種、BR580JG-1用のコンベアフレームもうちで作ることになった。
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2008.01.24(木) 吹雪 0.0℃ P2 U4.1 W69.6.%23.0

株価

昨日暴落した株価は日経平均で13,000円台を回復したそうだ。
物を作って食っているσ(^_^)には金が金を生むという価値観がないので、株が上がろうが下がろうが直接関係ないし、興味もない。
だからいつまでたってもうだつが上がらないと言えないこともない。(^^;)。

金儲けが下手な社長を担ぐ社員は損だと思うが、はばしい(かしこい)やつは去って行くので、残りはうまい具合に似たかよったか愚直軍団となる。
大口顧客の一部上場某社前工場長には「日本一商売っ気のない鉄工所」とまで言われた。
義理と人情だけで仕事していても、というか、それだからこそ苦しいときにはどこからか助け舟が来た。

世界同時株安で先行きに不透明感が漂うが、自力で景気をどうにかできるでなし、そりゃしょうがない。
今までどおり納期を死守し、ほかのとこより多少なりともいいものを、と心がけて納めていくだけだ。
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2008.01.23(水) 曇り 4.0℃ P2 U2.1 W69.8.%22.4

コウバコ

夕べ風呂から上がったころカニをもらった。
ズワイガニのメスで、石川県ではコウバコと呼ぶ。
もう晩ご飯は終わっていたが、カニは生きたまま茹でないとおいしくないので、妻はすぐに茹でた。
味見に脚を二、三本食べただけなのに、お昼に写真を撮ろうとしたら半分ほど姿が見えない。茹でたのに。

そういえばこの冬、初めて食べるカニだ。
能登半島の日本海側、外浦から山陰地方まで冬はカニが珍重されるが、富山湾側の内浦では寒ブリを食べないと正月が来ない。
小さいころからの習慣なので、ブリは買って来て食べるが、カニは金を払ってまで食べたいとは思わない。
一冬食べなくても気がつかないほどだ。

もらうのはたいてい商品価値がない五体不満足なカニだ。
今回はめずらしく脚が全部ついていたので茹でられても逃げたのだろう。(^○^)
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今年からこれっぽっち
2008.01.22(火) 曇り 5.4℃ P2 U5.0 W69.2.%22.2

再免許顛末

インターネットの普及で総合通信局と言う、わけのわからない役所名になったが、昔は電波管理局、略して電監と言った。
無線少年のあいだでは「泣く子も黙る電監」と恐れられた。
電監が恐かったのは自作した無線機で免許もないのに電波を飛ばしたりして悪さしたからだ。(^^;)
ここでは畏敬の念をこめて電監と呼ぼう。

昨日再免許の申請書を出しておいたのだが、今日になって電監から電話が掛かってきた。
ただしおっかない係官ではなく、若い女性事務員さんの声だ。
←の申請書一枚っきりしか送ってないし、ちょっと頼りなかったので何か足りなかったのかと思ったのだが・・・
申請した無線機の台数と電監の台帳が合わないので、現在無線機は何を使っているのかと尋ねられた。
そんなぁ・・・申請書の書式は変わったけど、中身は前回五年前と一緒だよ。

申請書に記載する無線機の名前は免許されやすい有名メーカの機種を適当に書くのででたらめが常識だ。
おまけに再免許の場合、設備は変更なし、変更なしと毎回繰り返すだけなので15年前の開局当時なにを書いたか誰にもわからない。(^^;)
そんなん覚えてないよ、まずいなあ、とあせりながらもそこは年の功、それとなく事情を探るとどうやら電監がσ(^_^)の二度目の開局申請書を失ってしまったらしい。
なぬっ!? データがなくなった? σ(^_^)の年金をどうしてくれる!!!

ま、記載してある内容が嘘八百だから、電監の管理がでたらめでも実害はない。
アマチュア無線局なんて電監の本来の業務からするとじゃまなだけのもんなのは承知しているので責任を追及するほど野暮じゃない。
かてて加えてやさしいσ(^_^)にはうら若き乙女(妄想)をいたぶる趣味はない。
家捜ししたら、15年前二度目の開局をしたときの申請書の写しが残っていたのでそれをFAXして手打ちとした。(^○^)
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5年前の免許状
2008.01.21(月) 曇り時々小雪 5.8℃ P2 U5.0 W69.2.%22.7

無線の再免許

アマチュア無線というよりはアマチュア無と自称するほど使っていない。
無線局免許とともにコールサイン(識別信号)をもらうと、これは世界にひとつだけだから無線をしなくても愛着が湧く。
五年に一度の免許更新をしないとコールサインは無効になってしまうので、使わなくても三千円ほどの手数料を払って再免許申請する。
一度更新を忘れてコールサインが消えてしまったが、ある年、元のコールサインが復活できる制度ができて救済された。

結婚した当時は携帯電話もなかったので、妻にも連絡用にと免許を取らせたので二人分だ。
携帯用の無線機も二人分買ったけど、電波は大して飛ばないのでほとんど何の役にも立たなかった。(-_-;)
今でも目の前に無線機は置いてあって、年間500円の電波利用料をこれまた二人分、無駄に払い続けている。

建築士事務所の更新も五年に一度で、これは案内が来るので忘れない。
無線の免許を切らして新たに免許を申請したのがたまたま建築士事務所の更新と同じ年になったのでそれからは忘れる心配がなくなった。
今年がその更新年に当たる。
今日、北陸総合通信局宛に申請書を二人分、金大医学部付属病院の地下の郵便局に出してきた。
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2008.01.20() 曇り 6.6℃ P2 U5.2 W69.4.%22.4
休み

初めてのおつかい

納税組合も金額による手数料制が廃止され、銀行振り込みも可となって今や有名無実化しつつある。
以前は集落を二分して集金していたが、今は1/8くらいしかないのではなかろうか。
うちは一番南のはずれにあるので八軒北にさかのぼればそれで終わり、そのうちの四軒に配るだけだ。
今年はその集金当番に当たっている。

ところがこの手の仕事は妻とおふくろに任せていたのでσ(^_^)は今まで一度も近所を回ったことがない。
妻は退院してから筋力の回復がまだまだで、歩行も思うに任せない。
というわけで、初めてσ(^_^)が集金前に金額を書いた通知書を配って回ることになった。

ところがよそ者(引っ越して40年)の悲しさ、たった八軒でもどこが誰の家なのかおぼつかない。
近頃は表札も上がっていない。
たった九軒のうち空き家も二軒あるはずなのでまぎらわしい。
みんないるような時間帯を選んで夕方明かりが点くころに回ったので人のいる家はわかった。
ごめんください、と声を掛けていったい誰が出てくるのか、はらはらドキドキ。
葬式の手伝いで顔はあわせているので、さすがに奥から顔を覗かせれば誰か区別はつく。
無事にσ(^_^)の大冒険は終わった。. (^○^)
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2008.01.19(土) 晴れ 10.6℃ P2 U2.5 W69.4.%22.8

蜃気楼

塩田の塩釜に防塵用の蓋をしてくれと頼まれて外浦へ見に行った。
馬緤峠から下りてきて、妻の実家前で海を見たら七ツ島が水面から浮いて見えた。蜃気楼だ。
左の大きな島は大崎島で、七ツ島は右の水平線上にかすかに見える。
右端のひょっこりひょうたん島みたいな一番大きな島も浮いて見えた。

大崎島は馬緤の狩野さんの私有地だ。
もう亡くなられたが、狩野間兵衛さんに鉄工所の裏の地面を売ってもらったのがオーテクスの始まりだった。
誰が地主かもわからず、ほったらかしの荒地で近所のゴミ捨て場だった。(^^;)
当時狩野さんは宅地にして売るつもりで所有していたが、田から宅地に地目変更できずにあきらめたのだそうだ。
田のままでは農地法により一般の人に売ることができない。

「もしあんたが宅地にできたら売ってあげよう。」
何度かお宅に伺って譲渡をお願いしたらそんな条件付で承諾してもらった。
県土木の建築主事に掛け合って、農道を超法規的に公道とみなしてもらい、なんとか宅地に地目変更できた。

あれからもう二十年近くなる。
乾坤一擲、事業拡大に打って出たのが良かったのか悪かったのか、σ(^_^)が判断することではなさそうだ。
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2008.01.18(金) 曇り 5.8℃ P2 U5.0 W69.%22.4

人の分類

女性は占いが好きだ。
たとえば誕生日で性格や人生が決まるのなら、同じ日に生まれた人間はみな同じ人生を送ることになる。
おかしいと思わないのかな。

血液型で人の性格を決めたがるのも女性だ。
四つしかない血液型で性格を決めたら世の中には四種類の人間しかいなくなってしまう。
ンなわけねーだろ。

十人十色が正しいと思うが、ひとつひとつの価値観や習慣で区別すると二派に分類できることも多い。
たとえばTV番組の電波少年を見る人と見ない人、鳶職が愛用するニッカボッカをかっこいいと思う人と思わない人とか。

金銭感覚で言うと、たとえば来月お金が入ってこないとわかったときどんな行動を取るか。

アリ    : 来月はお金がないから今月は節約して備える。
キリギリス: 来月はお金がないから今月のうちにありぎり使う。(「ありぎり」とはアリとキリギリスが語源の故事成語・・・・かも)

この二種類の人間しかいないような気がする今日この頃。
大部分の人は常識的なアリ型なのだが、たいがい身内に一人ぐらいはキリギリス型の人がいる。
身内にとってははなはだ迷惑な存在ではあるが、世の中全部がアリ型ばっかりで、みんなが節約していたら経済成長はないらしい。

一人一人では正しいことでも、全員が同じ行動をすると全体としては間違った方向へ行く。
これを合成の誤謬と言うが、やっぱり迷惑なものは迷惑、どっか見知らぬ人たちが大勢キリギリス型であって欲しい。・・・・・(-_-;)
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2008.01.17(木) 雪 2.5℃ P2 U5.2 W69.%22.4

熊手

玄関を入ると廊下の突き当たりに押入れがあり、その上に時計が掛かっている。
(左に見える手摺は昨年12月15日に取り付けた)
昨年末に娘が帰ってきたとき、妻の運の悪さを落とすため、お払いまでしてもらったという熊手をお土産に持って来た。
病院で年を越した妻に縁起のいいことなら何でもしてくれ、熊手も時計の下に飾ってくれ、と頼まれて一応掛けてはおいたのだが・・・・

どこの熊手市で買ってきたのか聞いたような気もするけど忘れた。
飾り物がついているほうを見るとどこが熊手だと思うような代物だが、裏返すとちゃんと熊手になっている。
このへんでは「ベブラ」と呼んでいる。
一人綾取りの一番簡単なのにベブラというのがあった。

縁起物なのだが、接着剤がはがれてせっかくの立札が柱から外れて落ちてしまったのでそのまま突っ込んである。
真ん中右に割り箸が一本刺さっているように見えるのはもとの柱だ。
首が落ちて縁起が悪いような気もするが、ものは考えようだ。
年末に落ちたのだから厄落としと拡大解釈しよう。
それが証拠にちゃんと今年最初の御神籤が大吉だったじゃないか。(^○^)
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2008.01.16(水) 雪 0.5℃ P2 U4.2 W69.0%22.2

ある金物店の閉鎖

古い付き合いだった金物店から廃業の知らせが届いた。
昔とは違って鉄工所が元請になってサッシなどを注文するような時代ではなくなり、ほんの時たまの用事しかなくなっていた。
ホームセンターができ、なじみの工務店も減っていってとても採算が取れているようには見えなかった。

店主はたぶん四十年ほど前に亡くなり、奥さんが店を守っていた。
娘はσ(^_^)と同級生だが輪島の酒屋に嫁に行ってしまったし、息子は医大を出たけどとうとう医者になれなかったといううわさだ。
家業に愛着はあってももう高齢のうえ後継者もいないし、先の見通しもないのでやめられるうちにと決断したのだろう。
昨年末、12月18日に排水管の掃除を頼んだのが最後のご奉公となったか。

奥さんはのんびりしたしゃべり方をするので、急いでいるときはカタツムリをせかしているいるようなもんで、さっぱり間に合いそうな気がしなかった。(-_-;)
従業員も似たり寄ったりのんびりしたのばっか集まっていて、正直だけがとりえの店だった。
ちょっとさびしくなるなぁ。

ふと亡くなった店主の顔が目に浮かんだ。
会った記憶はこれと言ってないのにどうして顔が浮かんでくるのだろう。
子供時代、まだ鍛治町通りに店があったころ、しょっちゅう使いに出されていたような気もするし、あるいは別人の顔なのかもしれない。
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2008.01.15(火) 小雪のち晴れ 6.6℃ P2 U3.3↓ W68.8%22.6

能登丼

能登地震のあと、「ガンバロウ!能登」キャンペーンの一環で能登丼を大々的に売り出している。
伝統料理ではなく全部新作だが、一軒の料理屋で一品ずつ提供しているので、全部食べるにはあちこち巡らなければならないところがミソだ。
今日のテレビ金沢「能登丼めぐり隊」では旧柳田村のかじ旅館しか食べられない海鮮山かけ丼を紹介していた。

旧柳田村はトトロがそこらじゅう大量に住んでいそうな美しい山村だ。
地元に住む者からすると山かけの自然薯はともかく、海鮮のほうにはちょっと違和感がある。
海がない村に海鮮か・・・・・・

しかし実際には柳田村は漁港のある旧能都町と隣りあわせで、車で走れば魚市場までたいした距離ではない。
垂水の滝がある真浦は曽々木海岸近く、いかにも海鮮が似合いそうだ。
ところが魚の仕入れは一山越えて能都町漁港だから山里柳田村よりかえって遠い。
昔と違い、海が近いからと言って新鮮な魚介類がふんだんに手に入るわけではないのだ。

日本で一番新鮮な魚介類が手に入るのは案外築地市場かもしれない。
田舎でなきゃ食べられなかった鰯の刺身でさえも東京で食べられるようになったのだから。
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2008.01.14(月) 成人の日 雪 2.0℃ P2 U5.0 W69.0%22.6
めずらしく連休

御神籤

昨夜、飯田町の春日神社へ去年の注連縄と蓬莱を持って行った。
っつーか、持って行くと言い出したのは妻で、まるっきりその気のないσ(^_^)はアッシーだ。
飯田町の住人でなくなってもう40年近いので春日神社に来たのも何十年ぶりだ。
左義長は多分今日か明日ぐらいだろうと思われるが、本殿の縁の下は同じ思惑で持ち込まれた古いお飾りで埋まっていた。

去年は正月早々凶の御神籤でケチがつき、その後どこへ行っても凶を引いたあげく、年末近くに来てひどい目にあった妻。
もう御神籤はこりごり、と言いながら横目で見ていたが、とうとう誘惑に負けてやっぱり引いていた。(^^;)
女は占いが好きだねぇ。
結果は二人とも大吉。(ひょっとして大吉しか置いてないんじゃないか)
大吉なら持ち帰ってもいいのに、念を入れて木の枝に縛っていた。

ちなみに凶の御神籤は利き手の反対の手で縛ってくると悪い運勢から逃れられるそうだ。
真偽のほどは定かではないが、去年はそんな作法を知らなかったからツキがなかったのかも知れない。

御神籤の料金は昨年の富山護国神社の半額、五十円。
一人百円ずつ二百円を賽銭箱に放り込んだので、50円が御神籤代で50円がお賽銭だ。
たぶん大吉のご利益も半値に値切られるだろう。(^○^)
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2008.01.13) 雪 0.0℃ P2 U2.0 W69.6%22.8
休み

成人式

成人の日は明日だが、珠洲市の成人式は今日開催された。
策士、呉服屋信七の陰謀か、市長交代とともにこれまでのお盆開催が今年から突然冬の成人式に変わったが、その成果やいかに。
高価な振袖をどっちみち地元で買う人はいないのでは?
σ(^_^)ならそうするんだがなぁ。残念ながら必要なかったけど。(-_-;)
長女と長男は成人式に出席しなかった。帰って来もしなかった。

男はどっちでもいいのだが、振袖がなくて参加を見送る女の子もいるだろうから害のほうが多いのではないか。
もともと簡素化して参加しやすくするためのお盆開催だったのだから。
(信七と市長は同じ町内の同じ姓でも親戚ではないそうです)

σ(^_^)の時は高専五年生の夏休みで家にいたと思うけど、地元の高校を出てないこともあり興味がないので参加しなかった。
ジーパンには「造反有理」の四文字を大書し、体制にちょびっと逆らっては喜んでいた。
おおかた「とかくメダカは群れたがる。」などと偉そうにうそぶいていたのではなかろうか。(^○^)
全共闘の風が吹き荒れた年で、尊敬する人はチェ・ゲバラだった。

その延長で翌年の卒業式も保健室にたむろしていて後半しか顔を出さなかったのだが、そのたたりか卒業証書がどっかへ姿を消してしまった。
おかげでσ(^_^)の卒業証書は中学校までしかない。(-_-;)
同じ佐藤工業に就職内定していながら、卒業式で後ろを向いていたとして採用取消になった高畠はどうしただろう。
サボタージュしたσ(^_^)がお咎めなしだったのは、言ってる割に普段の行いがよかったせい?
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提供 CQ出版
2008.01.12(土) 雨 4.0℃ P2 U4.3↓W69.6%21.9

パナソニック

マネシタ電器、もとい、松下電器が松下とナショナルの名を捨て、パナソニックにブランドを統一するそうだ。
小さなメーカが社運をかけて新製品を売り出したら、その売れ行きを見極めてから同種の製品を強大な資本と販売網に物を言わせて安く大量に売って食いつぶすやりかたを、心ある人はマネシタ電器と蔑称した。
その手法が行き詰って一時経営が傾いたのだが、一念発起し物まね路線はやめて、今は逆に落ち目のソニーのお株を奪おうとしているその意気やよし。
名実ともにマネシタ電器から脱皮するか。

その昔、テクニクスというブランドのスピーカは松下製で、AR(アコースティック・リサーチ)に似た重厚な音作りで好きだった。
テクニクスもなくなるのならちょっとさびしいかも。
ナショナルは、恐れ多くも戦前戦中に世界を席巻した名受信機HRO-5を作った、アメリカのNATIONALと言う有名な通信機メーカとかち合うので逝ってよし。
マネシタ電器は論外。
マネシタと言えば件のHRO-5を帝国陸軍がまねした地一号と言う受信機があるので、伝統のお家芸と言えるかも。

白装束の宗教集団もブランド統一路線上にあるのか、と思ったら、あれはパナソニック教団じゃなくてパナウェーブ研究所だったのね。(^^;)
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97式重爆
前列中央
2008.01.11(金) 晴れのち雨 5.6℃ P2 U4.2↓ W68.8%21.9

踏切

金沢へ出た帰り富山に回って成人式に出席する末っ子を乗せてきた。
富山市内を走ると地鉄の踏切を何箇所か渡る。
末っ子が幼かったころは踏切のカンカンカンという音を聞くと喜んだので、時刻表を見ながら踏切が遮断される時間を見計らって踏切のはしごをしたものだ。
のと鉄道が廃止されても線路だけ残った踏切を渡るときはついついいったん停止してしまうくせが近頃になってようやく取れた。
逆に踏切を止まらず渡る癖がついたので富山では要注意だ。

親父は
「踏切で一旦停止するからエンストして事故を起こす。踏切は一気に渡るべきだ。」
と主張して一旦停止をしない人だった。
法律がそうなんだから、と何度注意しても頑として「法律のほうが間違っている!」と言い張って持論を譲ろうとしなかった。(^^;)

それも無理はない、大戦中は帝国陸軍の職業軍人で九七式重爆撃機のパイロットだったから、空では一旦停止の習慣がない。
飛行機は離着陸、特に着陸が難しいだけで、飛んでいるうちは自動車より操縦はかんたんだ、といつも言っていた。
クランクも車庫入れも坂道発進もないから案外簡単かも知れない。
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2008.01.10(木) 曇り 4.6℃ P2 U4.2 W69.2%22.9

能登半島地震対策融資

石川県が能登地方の事業所に低利融資してくれるそうだ。
左の復旧支援分は被災した事業所でないと対象にならないが、右の復興支援分だとどこでもいいらしい。
風評被害でもOKだから。

うちの仕事は生コンプラント関係なので、建設会社が一斉に休む、暮れ正月、五月の連休、お盆に合わせて仕事が集中する。
年に三回のピークがある当社の業態では、月ごとに10%、20%なんて地震がなくてもすぐ変動する。
実際の被害はσ(^_^)の愛読書が洋式トイレの中に落ちたくらいしかないのだが、条件が風評被害にすればいいんだ。(^○^)
被害があってもなくても風評は風評、真偽のほどは風しか知らない。

-20%なら保証協会の保証料は0.5%、利率の1%を加えて1.5%で貸してくれる。・・・・・・はず。
保証協会がうんと言えば、の話で、まだ絵に描いた餅。
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2008.01.09(水) 晴れのち雨 9.3℃ P2 U5.0 W69.2%22.2

フォークリフト

フォークリフトが車検から帰ってきた。
右の新しそうなのがこれから引き上げる代替機で、左のぼろっちいのがうちのフォークリフト。(^^;)

鉄工所はたいがい足元が悪いうえ、長物を扱うことが多い。
さりとて重いものを持ち歩くと腰を痛めると言うわけで、うちの工場はクレーンがやたらとついている。
フォークリフトなど出番はないと固く信じていた。

ところが義妹の結婚でコマツに縁ができた。
そのつてでセールスが来て話を聞いたらリース代金が一ヶ月二万円ほどだと言う。
なんだ。コピーのリース料金と大して違いがないじゃないか。
いくら足元が悪くてもコピーと同じ程度くらいは働いてくれるだろう。

使ってみると思ったよりずっと利用価値がある。
それまでタイヤショベルに自家製のフォークをつけて使ったりしていたのだが、とてもじゃないが扱いやすさが違う。
最小限、前進後進レバーとハンドルだけで動くので子供でも運転できる。
妻には内緒だが、末っ子が小さかったころに運転させて遊ばせたことがある。(^^;)

フォークリフトの通路を確保するため、足元を片付けるようになると言う思わぬ副産物もあった。
とっくにリース切れしているが、使用頻度は少ないのでまだまだ働いてくれるだろう。
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2008.01.08(火) 曇り時々晴れ 13.0℃ P2 U5.0 W69.0%22.0

鍛冶屋のお仕事

枝払い用ステップを作ってくれと頼まれた。
実のところこういう鍛冶屋の個人技が必要なものはうちではもう手がけていない。
っつーか、少なくともσ(^_^)が雇用した社員の中には常識的な作業時間で作れる者はいない。
親父の手ほどきを受けた前工場長の従兄が一週間に三、四日、気が向けば手伝いに来ているので無事作ることができた。

うちにも鍛冶屋の象徴、火床(ほど)はもちろんあった。
σ(^_^)が中学生だったころはほとんどが村の鍛冶屋で歌われている通り、火床を使ってトッテンカンの仕事だった。
切るも曲げるも動力源は人力が振るう大ハンマーしかなく、少し厚目の鉄板、太目の鉄棒は赤く焼いて柔らかくなってもらわないと手に負えなかった。

しかしだんだん機械化が進み、親父が引退するころは火床の出番はほとんどなくなった。
むしろ邪魔なくらいだったのだが、親父の目の黒いうちは敬意を表して置いておくこととし、葬式のあとソッコー取り壊した。(^^;)
そのとき名実ともに鍛冶屋から鉄工所に変わったといえるかもしれない。

この程度のものでも昔なら火を使わないと作れなかったが、今では機械があるので常温のままでできることはできる。
いくら費用がかかってもいいのなら、の話で、モノからしてそんな高い値段は付けられない。
いやいや引き受けるくらいなら親切に断ったほうがいい、とは従兄の口癖のような持論だ。
頼みに来たのが末っ子と小学校時代の相撲部仲間のおっだ君のお父さんでなければ断っている。

五月の連休前やお盆前は猫の手も借りたいほど忙しいが、農繁期でもあり農機具が壊れる時期だ。
年寄りが農機具の部品を握り締めて遠くからバスに乗って修理を頼みに来ると、どんなに忙しくても断りきれない心やさしいσ(^_^;)。
仕事はいつも引き受けるより断るほうが難しい。
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春の七草


セリ
ナズナ(ペンペン草)
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
スズナ(蕪)
スズシロ(大根)



・・・・・・・
ぺんぺん草が食えるのか(-_-;)
2008.01.07(月) 曇り時々晴れ 7.0℃ P2 U5.0 W69.0%22.7

七草粥

ある人に聞いたが今日は七草粥を食べる日だそうだ。
雪国の正月に七草摘みなんてできるはずがない。
ンなもん、食ったことはないわ!とばっさり切り捨てるところだったが、おふくろが昼ごはんはオジヤだと言う。
あれ?これまでも気がつかないうちに食べさせられていたのか?

聞きただすとセリがあったから思いついただけだそうだ。
そのまえに一昨々日、炊飯器に米を仕立てたあと間違えて半日保温にしていてひどいメッコ飯を炊いてしまい、その処分に迫られていたはず。
いずれにしてもオジヤは七草に関係なく既成路線ではなかったのか?
そして「入れたのはセリ、大根菜、レンコン、大根、ごぼう、にんじん、ねぎ。」と指折り数えだした。
ん? ちょっと待て。レンコンって・・・・・ 大根ダブってるし。(-_-;)

「七草なんか知らん。なんでもいいから七つ入れた。」 と、おふくろは平気な顔をしている。
大根は地面から上と下で別もんと解釈している。
いずれにしてもそれじゃ七草粥じゃなくて、七品粥だよ。(-_-;)

暮れ正月にかけて急に病院にお泊りすることになって、年越し蕎麦も雑煮も自分で準備していたのに食べ損なったのは妻。
ご丁寧に餅まで入ってますます怪しい七草粥もどきに天然岩海苔もたっぷり入れて
「八草粥だぁ!」
とはしゃぎながら、一口食べるごとに「おいしい。」を連発、とても幸せそうな顔をしていた。(^^;)
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2008.01.06() 晴れ 8.4℃ P2 U5.0 W69.6%22.2
もちろん休み。

快気祝い

遅ればせながら妻の快気祝いを年賀状ソフトを利用して印刷した。
σ(^_^)と違って妻は人望があるので、内緒にしていたにもかかわらずあちこちからお見舞いをいただいた。
とてもじゃないが数が多くて配っては歩けない。

お礼の挨拶をしたためた葉書と、縦に長いビール券が両方入る封筒は帯に短したすきに長しで、けっこう探すのに苦労した。
ホームセンターでやっと見つけた封筒を測ってみると、プリンターでは長3号と呼ばれる用紙サイズで適合した。
いったんレイアウトを作ってしまうとあとは簡単、あれだけ気に病んでいたのがバカみたいにあっという間に出来上がった。
もう十年以上使っているソフトだが、これだけ役に立つんならそろそろ更新してやろうかな。

あとで調べたら苦労して探してきた封筒は会社で使っているものと同じサイズだった。
なんだ。別に特別なもんじゃなかったんだ。(-_-;)
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2008.01.05(土) 曇り時々雨 5.0℃ P2 U3.2 W69.6%22.1

修理始め

正月早々プレスブレーキが故障した。
電源が入らないという。
古くったって今でも主軸、こいつが動かないと商売にならない。
例年のようにちゃんと鏡餅を飾っておいたのにな。(-_-#)

この機種は地下に主要な油圧ジャッキがあるので、見えないけど大きなピットが作ってある。
入ってみたら蜘蛛の巣だらけだった。
真っ暗闇の地下に網を張っても獲物はおるまいに。
せっかく蜘蛛の巣をかぶりながら縁の下をくぐったのに、アヒルの水かき部分には異常がなかった。

この時代、主要な制御は油圧や機械的なもので、電気回路はいたってかんたん。
メーカのサービスに電話して聞くのもけったくそ悪い。
・・・・・「蹴ったクソより踏んだクソ悪い。」 と昔、無線で坂秀幸がうまいこと言ってたな・・・・・
回路図で配線を追っかけていたら、なんと回路図が間違っている。ざけんな、バーロー。(-_-#)

原因は35年も使い続けた電磁開閉器の接点だった。
接点がほとんど消耗してしまっていて、磨くほど残っていなかった。
とりあえず動くようにはしたので、のちほど新品に交換することにしたが、おんなじ機種が残っているかな?
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2008.01.04(金) 晴れ時々雨 9.5℃ P2 U5.0 W68.8%22.1

仕事始め

昔はたいがい午前中は全員で雪かきして、昼ごはんめがけて軽くいっぱい飲んでしゃんしゃんしゃんが仕事始めだった。
年末に大掃除して、年の初めも掃除と雪かきぐらいしかなくて当たり前だったし、社員も飲んだら歩いて帰れる範囲から通っていた。
冬は仕事が天から降ってくるまで、失業対策に売れるか売れないかわからないようなカスガイや錨などを作っていた。
県土木が除雪車を壊してくるといいお客さんで、夜中でも修理した。

生コンプラントの製作を始めて以来、年末年始は忙しくなることが多くなった。
正月仕事の作り物がたいがい一月にもずれ込むので、仕事始めだけ定時で次の日からはすぐ残業だ。
当然暮れは納期に追われて大掃除どころではなく、仕事が切れたときに大掃除することになった。

今年は珍しく年末にスカッと作り物は終わり、出荷も三が日のうちに終わってしまった。
というわけで、正月早々大掃除で始まった。(^^;)
二月納期の仕事の材料がそろうまでしばらくはコマツ向けの定番品で失業対策。幸い、増産モード。
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2008.01.03(木) 小雪のち小雨 3.8℃ P2 U4.3 W69.0%22.0
今日の積み込みで正月出荷は終了した。無事を祈る。

値段の差

正月番組で極端に値段が違うもののブラインドテストをしていた。
総額25億の楽器で演奏する弦楽四重奏(なぜかアイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)と練習用の総額25万の楽器はたまたま正解だったが、まるで自信はなかった。
わかりにくいのはテレビのスピーカで聴くせいもあるのだろうけど、よく考えてみるとオーディオマニアは楽器を聞いていない。
アンプやスピーカなど、オーディオシステムの音を重箱の隅を突っつくように聞いているのだ。

実のところσ(^_^)など長年触っているギターでも高価なギターと安物の区別はつかないし、新しい弦に交換しても違いがわからない。(^^;)
そのくせスピーカの両雄、タンノイとJBLは聞き分ける自信がある。
らぽると珠洲のコケラ落としの演奏会では、ちょっと弦が明るく聞こえすぎるのでは、などと気がつけば本末転倒、ナマの音をオーディオシステムと比較していた。(-_-;)

番組中ほかの例ではどうやら松阪牛とオーストラリア牛、一本100万のワインと4,500円のワインも味に有意差はなさそうだ。
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2008.01.02(水) 雪時々晴れ 3.6℃ P2 U4.0 W69.4%21.4

初ドッキリ

今朝、広島の現場に製品が届いているはず。
忘れてしまっていたが、末っ子を穴水まで迎えに行っているあいだに客先から電話があったと言う。 ギクッ 
さてはクレームか?
まさか広島まで雪道を走って来いとは言われないだろうな。

おっかなびっくり電話してみたら、うちじゃなくてほかから持ってきた不具合品のリカバリーだった。
明日も積込があるのでそれに乗せてやれば済むだけだ。 ほっ

明日明後日で全部出荷して、間違いがないと確認できるまでハラハラ・ドキドキは続く。(-_-;)
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2008.01.01(火) 雪時々晴れ 2.2℃ P2 U5.5 W69.2%22.5

雪の正月


近頃は地球温暖化のせいか正月に雪がなくても違和感がなく、かえって雪があるほうが珍しい。
子供のころの雑誌の正月号の表紙はいつも凧揚げで、どうして正月に雪がないのだろうと不思議だった。
昨年大晦日(早い話、昨日だが)は一日中雪だったので少々積雪は増えた。
うちのタイヤショベルも正月早々除雪に出動した。

昔のようにたくさんはいらないが、せめてこのぐらいは降ってもらわないと季節感がなくなる。
空と海の暗さに雪の白さ、良くも悪くもこれが冬の北陸の色。
もう少し積もって地面の色が見えなくなるば、津軽の景色にも似てくると思うのだが・・・・・見たことないけど。(^^;)
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