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輪島市深見復旧 投入ホッパ 業務日誌

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2025.10.31(金)
出荷の日が来た。
工場内に四トン車が入るスペースがないので、フォークリフトで引き出そうとしている。
四トン車はクレーン下にいるが、持ち替えせずにフォークリフトでそのまま積み込み。
四トン車にこれ一つ。
荷姿は寂しいがやむを得ない。

Mission complete.
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2025.10.29(水)
午前の休憩前、側面の板を二枚、腹合わせにして本付溶接。
下部だけはフランジも本付。
側面の本付終了。
下部フランジは全溶接なのか。
歪んでいなきゃいいが。
昼前、側面に前後の板を仮付してホッパの形にした。
上部のフランジはまだこれから。
午後の休憩前、裏返して本付溶接。
上部フランジはすでに付いている。
夕方、本付が終わって、ひっくり返そうとしている。
上部フランジも全溶接なのか。
正立姿勢に戻してから上部フランジの歪修正をしている。

出来上がった。
短期間の使用らしく、無塗装のまま。
形からして、下はコンベヤフレームに合わせ、上にはホッパが乗るようだ。

土曜積み込みの予定が、トラックの都合で金曜日になったらしい。
現場納入は月曜日の午後一が、朝一に変更された。
そのほうが安上がりだ。
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2025.10.28(火)
ホッパは鉄板が主役だが、型切が終わるまで、手持ちの材料で上下のフランジを作っている。
朝イチに入荷した鉄板を型切りした。
問題はプレスと金型の能力をはるかに超えた使用条件で、曲がるか、だ。
直角曲げなら最初から無理だが、45度ぐらいならたぶん曲がる、と見込んで引き受けた仕事だ。
最悪でも金型はたぶん割れることはない。
プレスも壊れる前に停止するはずだ。
ホッパの背中部分は折り曲げ長さが短かったのと、角度が30度ほどたったので曲がったらしい。
問題は側面の板だ。
ひと目、3メートルほどある。
そりゃいくらなんでも無理だ。
プレスはリリーフ弁が働いたようで、モータは回っていたが、曲がらなかった。
予想通り、プレスと金型の破損はなさそうだ。
背中の板が曲がりなりにも曲がったので見込みはある。
半分に切れば背中の板と似たような曲げ長さになる。
45度曲げだから、30度と同様に曲がるわけではないが、半分にたたっ切った。
長さが半分になれば、単純計算で曲げに必要な力は半分になる。

昔、鋼矢板を曲げる仕事でやっぱり曲がらず、折れ線をミシン目のように切り目を入れたこともある。
鋼矢板は長さを短く切るわけにはいかない。
あとから復旧できない。

さて、長さ半分で挑戦してみる。
これで曲がらなければもっと細切れにするか、ミシン目を入れるかだが・・・
運よく曲がってくれた。
融通が利くのが制御などなんにもない昔の機会のいいところだ。
電気的な保護は電磁開閉器にサーマルリレーしかない。
偏荷重検知があったが、誤動作ばかりするようになったので、ジャンパーで殺してしまった。
曲げた後、ぶった切ったところをつなぎ直す。
ホッパの上フランジは相手があることなので、四角に組んでおく。
夕方、ホッパ側面にリブを付けている。
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2025.10.28(火)
材料を手配した。
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2025.10.27(月)
今週いっぱいに作って、来週月曜日の朝に現着しなければならない、特急の仕事を頼まれた。
トラックの手配がついたので引き受けた。
輪島市深見で震災復旧工事に使うコンベヤの投入ホッパの一部らしい。
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