2008年1月 2008年2月 2008年3月
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2008.02.29(木) 晴れ 11.3℃ P1 U2.0 W70.8%23.1

毒入り餃子事件解決!!

中国で農薬入りの餃子が作られた事件が発覚して一ヶ月が過ぎたが、どうやら結論は出たらしい。
中国公安当局(警察)の発表によると、中国国内で農薬が混入することはありえず、日本で袋の外側から汚染されたものに間違いない。
日本の警察の捜査は中国並み、もとい、北朝鮮並みにでたらめで、まったくあてにならないらしい。
いずこも同じ、日本でも中国でも北朝鮮でも賄賂と権力者の意思で捜査事実はどうにでもなるそうだ。

袋は日本製で、日本国内では外から中には浸透しない優れものだが、中国では借りてきた猫、なんと10時間で浸透するらしい。
輸入ルートが一通りでないのは、まめな犯人があちこちの港に網を張って、船が入港するたびに農薬をばら撒いたんだな。
あるいは農薬を塗った冷凍食品の袋を全国に配り歩いたのだろう。

これで製造元の天洋食品の疑いは晴れた。
すぐにでもフル操業を開始して輸出を再開すれば、日本の店頭では出荷を待ちかねたお客の行列ができるだろう。赤福みたく。
もちろん日本を相手取って廃棄処分の冷凍食品と操業停止の損害を賠償請求する訴訟を起こすことになる。


・・・ンなわけねーだろ。
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2008.02.28(木) 小雪のち曇り 5.4℃ P1 U5.1 W70.2%23.3

冬の菜園

のびのび育った柘植の生垣に囲まれた家庭菜園に突如ニョロニョロの大群が現れたわけではない。
これはやせ細った白菜。
数が減っていないように思ったので、あれはいったいどうなるんだとおふくろに聞いたら、毎日せっせと食べていると妻から反撃を食らった。(-_-;)
細いからまだ減っているんで、まともなサイズならどれだけ食ってもなくならないそうだ。(^^;)
子供がみな外に出てしまって三人暮らしだもんなあ。

おふくろの畑はもともと、左端の生垣の上にちょっと見える、トラックの車庫の位置にあった。
構内を舗装するときじゃまになった車庫をおふくろの畑の上に移設するために代替地として駐車場をつぶしてこの畑を作った。
モグラが来ないようにブロックで囲って、山土を運んできて盛土し、回りには防風のため柘植を植え、水やりは水道水を使うと言う豪華なもの。
ここまでしないと首を縦に振ってもらえなかった。(^^;)


先月銀行から話のあった、能登半島地震対策融資がめでたく受けられることになった。
被害はないけど、被害があったと風評が流れているので。(^^;)
金銭貸借契約に署名捺印するため 今日、何年かぶりに○陸銀行へ行ってきた。

普通融資契約には銀行の担当者が出向いてくるのが普通だが、近頃は行員二人の立会いが必要だとのこと。
よっぽど自分とこの行員の行状が信用できないらしい。
ところがその一方で経費節減業務簡素化を進めており、支店長のほかには男二人しかいなくなってしまい、なかなかそろっての外出がままならぬとか。
一時期破綻のうわさも出るほど経営が傾いたからしょうがないんだろうけど、いまに支店が出張所になり、はては現金受け払い機しかなくなってしまうかも。(^○^)
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2008.02.27(水) 曇り時々小雪 3.4℃ P1 U5.1 W70.4%22.9

大型トレーラ

鋼材が大幅に値上がりする見込みだが、さりとて多種多様な形状寸法があるから買い溜めもできない。
せめてもの抵抗で、コマツ向け定番品の材料の鉄板を三か月分くらい買っておくことにした。
それがおそらく売り惜しみで商社が隠しているのだろうが、全部そろわない。
25,6トンあまりのうち16トンほど入荷しただけだ。

鉄板が16トンと言っても定尺の1,524x3,048なら、隙間なしに積み上げると高々45cmにしかならない。
それをこんなでっかい大型トレーラ(積載量35トン)にちょこんと乗せてきた。
それも驚いたことに運転手は小柄な女性だった。
事務所に入ってきたときは、電子工場でプリント基板の配線をしている人かと思った。(^^;)
人は見かけによらんもんだ。

別に運転手が引っ張るわけじゃないんだから身体が小さくても別にかまわないのだが、どうしたってこんなデカい機械を動かしているのは髭面の大男を連想してしまう。
荷台の形からして普段は大木の丸太を運んでいるのだろうが、荷積みや荷降しでは運転手も手伝わなきゃならない。
運転席でお客さん面して眺めているわけにはいかないのだ。たいへんだろなー。
ドアに張ってあるミ○ー・マ○スやフロントガラスの中に見える熊のぬいぐるみがどうしたって似合ってない。(^^;)
(伏字は著作権にちょーうるさいアメリカの某社に配慮した)

トレーラの運転は前進なら割合回転半径が小さくて意外と簡単だが、後進の難しさはハンパじゃない。
デカければデカいほど難しい。
σ(^_^)にはとても運転できないから、素直に尊敬しちゃうな。(^^;)
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おだてブタ
(提供 タツノコプロ)
2008.02.26(火) 小雨 5.2℃ P1 U5.0 W71.2%22.9

ブタもおだてりゃ木に登る

長女長男が子供のころに放送していたヤッターマンがまた新たに始まったそうだ。
子供のいる家庭ではチャンネル権は子供>妻>夫が常識なので、アニメの時間帯は自動的に見たくなくても見ることになる。
見るというより音だけが聞こえていて、たぶん新聞でも読んでいたんだろうと思うが。 
話の筋は水戸黄門みたいなもんで起承転結毎度同じだが、「ブタもおだてりゃ木に登る」などは故事ことわざ辞典に載った(未確認情報)くらいだから、せりふはなかなかしゃれていた。

挿入歌もなかなかのもんで、待っているのになかなか出ないものが出たときなど、
「やっと出た やっと出た 待ちに待ってたやっと出た ヤットデタマン ブギウギ・レディ〜♪」
と今でも自然に口に出てくる。
ん?  ヤットデタマン? ヤッターマンじゃないじゃないか。

決まり文句も
「いちじく人参山椒の木、ごぼうに泥棒バッテンボー、やって来い来い巨大メカ」
だったか
「おどろきもものきさんしょのき、ブリキに狸に洗濯機!やってこいこいだいまじーん!! 」
だったか、両方聞いたような気もするし・・・・・(・_・?)
う〜ん、奥が深い。
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2008.02.25(月) 晴れ 2.7℃ P1 U5.3 W70.6%22.8

天網恢恢

26年前の保険金殺人容疑で、日本では無罪が確定した元被告がロス市警に逮捕された。
(残念ながらダーティハリーこと、ハリー・キャラハン刑事はサンフランシスコ市警だから登場しそうにない)
これで有罪になれば天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさずと言えるだろう。
ただし、この天網なるもの、かの斉天大聖・孫悟空が天界を騒がしたときの捕り物にも使われたが、顕聖二郎真君に追いかけられた悟空を逃がしてしまっているからあんまりあてにはならない。

日本では無罪だったが、あの国では陪審員制度だから、容疑者のあの顔、特に事件が起きた当時の顔ではまず有罪だな。
どうみても犯人だもの。(^○^)
日本でもこれから裁判員制度が始まるそうだから、見るからにワルそうな風体で被告席に立つようなヤカラは抗弁に説得力なし、と有罪になるだろう。

人はおおむね見かけによる。
明らかな証拠でもない限り、姿かたちで決めても誤審率にはさほどに差が出ないような気がする。(^○^)
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一夜にして冬に戻った


門の前から大崎島を望む
2008.02.24() 雪 0.2℃ P1 U5.0 W70.2%23.2

アイの風

昨日の夕方、材料置き場の天井クレーンが風に押されてひとりでに走った。
一応ブレーキがついているし、いままで台風のときぐらいしか暴走したことはないので、台風並みの風だったことになる。
走るときは季節を問わず、なぜか必ず北から南のほうへ走る。

この辺の漁師は北西の季節風を「アイの風」と呼ぶ。
逆は「ヨリの風」で、アイの風が吹いているときは漁に出ない。
夕べは一晩中アイの風が吹き荒れて家が揺れていた。
昨日の日中は荒れているだけで雪は降っていなかったのに朝起きると雪景色だった。

月命日のお参りをすると言う妻を実家に送ってきたが、外浦の海はアイの風ですごい荒れようだった。
外浦はどこも山がいきなり海に沈みこんでいる地形なので、道はどうしても海っぺりになる。
今はテトラポットなどで波を防いでいるが、二十年ぐらい前までは波が来ないタイミングを計って車を走らせないとまともに海水を被った。

カメラを持っていかなかったので携帯で撮ったのだが、どうもシャッターが落ちるタイミングがわからず間の抜けた写真にしかならない。
実際はもっと荒れていて、大崎島が飲み込まれそうな波だった。
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2008.02.23(土) 雨のち雪 7.0℃ P1 U5.0 W70.4%23.1

国道の側溝

今日は朝から大荒れの天気なのに、青空が写っているのは一昨日の写真だからです。(^^;)

側溝の入替工事は終わったようだ。
あとは隙間をコンクリートで埋め、アスファルト舗装はたぶん別予算で、年度内にあるのかどうか不明。
ところがこの側溝、今までより5cmも高い。
いまのところ、うちの進入路まで達してないのでどうでもいいが、このまま伸びてくると段になって敷地に降った雨は側溝へ入らないことになってしまう。
これでもまだましなほう、 今町時代の工場の土間は道より低くなってしまい、洪水の後に水が退かなくて困った。
お国は道路の水さえはければいいので、住民の都合はどうでもいいのだ。

道路の高さは必ずだんだん高くなる、と死んだ親父はしょっちゅう言ってた。
持論を実践すべく、ここへ引越ししたとき進入路を道路より20cmばかりも高くした。
そして道路が高くなったときは簡単に直せるよう道路近くで急な勾配で下げたので、長物を積んだトラックなど、荷物が地面をこすることもあった。

過ぎたるは及ばざるが如し。
σ(^_^)が構内を全面的に舗装したとき、この弊害をなくすべく、進入路を緩やかなスロープに改造した。
しかし、いざ道路が高くなってしまうと長いスロープを作り直すのはたいへんだ。
それみたことか、と親父が高笑いしているような気がする。(-_-;)
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2008.02.22(金) 晴れ時々小雨 9.6℃ P1 U5.0 W70.4%23.3

海技免許

房総沖のイージス艦「あたご」と漁船の事故はどうやら自動操縦していたのがイージス艦のほうらしい。
おまけに回避義務があったのは漁船を右に見ていたイージス艦のほうだったようだ。
これは海上では国際的に右側通行となるので、すれ違う場合かならず相手の右側を通過しなければならないからだ。
しかしいくら相手に非があったとしても、数十倍も大きな軍艦とぶつかれば必ず自分が沈むのだから、やっぱり漁船のほうが逃げるべきだ。
青信号で横断歩道を渡っていたとしても、信号無視のダンプと真っ向勝負して死んでから相手が悪いと主張してもはじまらん。

漁船ども そこのけそこのけ あたごが通る ・・・・盗作

ずっと昔、親父に付き合って通称海技免許、正式には四級小型船舶操縦士(現在は二級に分類されているらしい)の免許を取ったことがある。
そのまた大昔には漁師以外でエンジンのついた船を持っていた釣りキチは親父と、隣の関原の親父ぐらいしかいなかった。
取り締まる必要もなかったのだが、そのうちレジャー船が増えて漁師のじゃまになるようになると保安庁が取り締まりに乗り出した。
保安庁の船が沖に泊まっているとレジャー船はぴたっと鳴りを潜めたものだ。(^^;)

しかしそれじゃ商売ならん、とぼちぼち金沢で海技免許を取ってくるものが現れ、とうとう親父も一念発起した。
どこで調べてきたのか人数を集めると試験を地元に開催できるからと、受験者を募ったのだ。
σ(^_^)は釣りキチではないのだが、たまには船に乗るし、終身だという免許は持っててもいいかな、と員数のうちにはいることにした。
確か六万ばかり費用が掛かり、実技講習には小木まで何度か通った。
費用は自分で払ったから当然嫁をもらう前のことだった・・・・・はず。(^○^)

講習はまともだったが試験はどうやらインチキで誰でも受かり、金は船舶振興会のドン、右翼の親玉笹川良一の懐に入ったらしい。
終身有効のはずだった免許も、一回だけの受験費用じゃ儲け足りないと考えた頭のいいやつのせいで更新制に変わった。
親父が死ぬまえに船は手放したから、もう船に乗ることはなくなったし、更新費用がバカらしくてやめた。
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2008.0221(木) 晴れ 11.8℃ P1 U5.3 W70.4%23.5

カストロ

キューバ革命を成功させ、以来五十年近くキューバを指導したカストロ国家評議会議長が引退するらしい。
長年の独裁的立場にもかかわらず、私利私欲に走らなかったので独裁者とは呼ばれていないめずらしい人だ。
・・・・・アメリカだけはかのフセインよりボロクソにけなしていたが。

学生のころ、新書版くらいの小さな本でキューバ革命を読んだときは感激したなあ。
ちょこっと雑文を読んでマルクス・レーニン主義を標榜していた自分には笑える。(^^;)
まともな本と呼べるのはエンゲルスの「家族・私有財産・国家の起源」だけだろな。
読む気になったのはただ短そうだったからだ。(^○^)

ベルリンの壁は崩壊し、レーニンのソビエト連邦は解体してロシアに縮小した。
金日成の北朝鮮は覚せい剤と偽札を密造して生計を立てるやくざ国家に成り下がり、
毛沢東の中国は貧富の差が資本主義国以上に激しくなり、日本海を越えて公害を垂れ流している。

当時、σ(^_^)が最もあこがれていたのはチェ・ゲバラだった。
キューバ革命ののちボリビアの革命のためジャングルで戦死したチェは、夢を見続けたまま死ぬことができた幸せ者だ。
老いたカストロの眼にはどんな世界が見えているのだろう。
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2008.02.20(水) 雨 7.2℃ P1 U5.0 W70.4%23.3

イージス艦 「あたご」

房総沖でイージス艦「あたご」と漁船が衝突したそうだ。
イージス艦はもともとミサイル防衛に特化しているから上しか見ていない。
足元の漁船は自分の存在を危うくするような敵駆逐艦ぐらいの大きさでないと眼に入らないだろう。
上役の顔色をうかがうだけの公務員や大企業病サラリーマンは今後「イージス艦族」あるいは「あたご族」と呼ばれるのではないか。(^○^)

守屋前次官の不始末で信用が地に堕ちている防衛庁はなにはともあれ平謝りだ。
民主党からはさっそくこのときとばかり防衛大臣の辞任要求も出ているが、さてそりゃどうかな。
普通に考えたら図体が漁船より桁違いに大きいイージス艦のほうで衝突回避しろと言うのも無理がある。
もちろんどっちの船も回避行動は取らなきゃならないが、小回りの効く漁船のほうが逃げて当たり前のような気がする。

漁船の方はたぶんGPSで目的海域を決めたあと自動操縦にしていたんだろうな。
漁船の衝突事故はたいていそれだから。
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2008.02.19(火) 曇り時々小雪のち晴れ 3.4℃ P1 U5.4 W70.8%23.3

鉄鉱石65%値上り

ブラジルから輸入している鉄鉱石の価格が65%アップで決着したそうだ。
いま鋼材がいっぺんに65%も値上りしたら鉄工所はすべて廃業だが、鋼材価格の要因は鉄鉱石価格ばかりではない。
それでも一割二割の値上りは覚悟しなければならないだろう。
鋼材価格の値上りが製作価格に織り込まれるには半年から一年のタイムラグがあるので今年の採算が厳しくなるのは間違いない。

大量に使うため年間契約する自動車や造船の、いわゆるヒモ付き価格は相手が相手だけに高炉メーカの思惑通りには値上げできない。
そのため値上げが簡単な市中流通分が真っ先に、それもヒモ付きより高い値上げになるだろう。
かといって末端の零細企業が自分で何かできるわけもない。
受け入れなきゃならない現実は受け入れることにして、何とか生き延びる道を探さなきゃならないだろう。
昔、佐藤工業の広島支店にいたころ、高岡出身の野口さんが麻雀で危ない牌を捨てるときいつも言っていた。

命までは取られんまい!
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ひょっとしたら白ネクタイ?
2008.02.18(月) 曇り時々雪 2.7℃ P1 U5.0 W70.4%23.3

ゴジュウカラ

事務所前の坪庭に新顔が現れた。それもボタ(群れ)になって。
ツーツーと言う地鳴きからすると「カラ」族に間違いはない。
カラ族のうち、ヤマガラは釣瓶を引き上げたりする芸があって飼っている人は多かったし、高価に取引されたので鳥カマエ(註1)では狙い目でもあったからよく知っている。
それにヤマガラなら鳴き声は「ツッツピー」だし、もっと大柄だ。
大きさからしてシジュウカラと言うことにしたが、山では「声はすれども姿は見えず、ほんにあなたは屁のような」存在だったから見たことがない。

近頃はググる(Googleで検索する)と大概のことはわかる。
すると、シジュウカラには黒ネクタイと言う間違えようのない特徴があることがわかった。
とすりゃゴジュウカラかも、とは思ったものの、いまいち確証がない。
頭のてっぺんが白いとも書いてない。
 
親父の一番弟子で今も仕事を手伝ってもらっている従兄Aは、鳥も通わぬ(事実スズメはいなかった)山奥、人呼んで坂東谷内(バンドウヤチ)(註2)に住んでいる。
雉が時々鶏に混じってちゃっかり庭で餌を食べていることもあったそうだ。
若いころは鉄砲打ちもしていたし、子供のころは休日に遠出をしなくても家の裏で毎日鳥カマエしてた。
おかげで山にいる鳥に関しては鳴き声からも姿からもすぐ判別できる生き字引だ。
写真を見せると即座にゴジュウカラと言うお墨付きが出た。

(註1)
中学生のころ、秋になるとカスミ網と鳥モチで小鳥を捕まえに行くことを「鳥カマエ」と称した。
語源は単に「鳥つかまえ」が縮んだだけと思われる。
カスミ網は当時でも甲種狩猟免許が必要で、二十歳にならないともらえないから、そもそも中学生がかすみ網を持ち歩くほうがおかしい。(^^;)
っつーか、売るほうもおかしい。空気銃の弾でも売ってくれた。
2007.03.19ちょこもろ参照)
ま、同じ町内だしだしどこの誰と身元はわかりきっている。なにしろ薬局の主人はボーイスカウトの隊長でσ(^_^)は隊員だ。(^○^)
猟銃の弾もそこしか売っていなかったので、使う空気銃はいつも散弾を買いに来る従兄Aのものだと、もちろん知っていた。

(註2)
『遠野物語』(柳田国男)の第9話注記に「ヤチはアイヌ語にて湿地の義なり、内地に多くある地名なり。またヤツともヤトともヤともいう」という記述がある。
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2008.02.17() 雪 0.5℃ P1 U5.0 W70.6%23.1
休み

東芝HD-DVD撤退

次世代DVDの規格を争っているHD-DVD陣営から東芝が撤退するそうだ。
と言ってもHD-DVDは東芝しか作っていないから、次世代規格はブルーレイ(BD)に確定した。

孤軍奮闘と言うか、先陣を切ったのはいいが、後ろを見たら誰もついてきていなかったと言うべきか。
ブルーレイ陣営とむなしい戦いを続けていた東芝が、小売最大手ウォルマートに見放されてとうとう矢折れ刀尽きた。
かってビデオデッキでソニーのβ方式がビクターのVHS方式に敗れたのと同じ図式になった。

βの場合は性能のよさに胡坐をかいていたソニーの思い上がりが敗因だった。
東芝の場合、既存DVDとの互換性と製造コストの安さを謳うのであれば短期決戦しか勝機はなかった。
いくらマイクロソフトの賛同を得たって、マイクロソフトはハードメーカじゃないから一台も買ってくれない。
ソニー・松下の強者連合に単独で戦いを挑んだ蟷螂の斧はけなげと言うよりこっけいにしか見えない。

東芝はかって半導体メモリーで一人勝ち、中原(ちゅうげん)に覇を唱えたことがあるが、その後戦略を誤って半導体から撤退した。
次世代DVDの戦いではその轍を踏まない決意だったのだろうが、結局は戦略のなさを露呈しただけだった。
おそらくはどっかのだれかの責任逃れのために勝算のない戦いを続けて傷を深くしただけだろう。
数百億と言われる損失で東芝が揺らぐことはなかろうが、社内は死屍累々、これから戦犯探しと落ち武者狩りが始まる。

新しい規格が乱立して購入に迷った場合、ネットで参考意見を探してもますます迷うだけだ。
いわゆるちょうちん記事だらけで信頼性はまったくない。
そんな時、人より先に新しいものを使いたがるマニアの間では常識の黄金則がある。

秋葉原の店頭でメディア(ディスクとかテープとか記録媒体のこと)が売られていない規格はいずれ消滅する。
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2008.02.16(土) 雪 0.0℃ P1 U5.5 W70.2%23.0

毒入り餃子U

毒入り餃子の袋の内側と外側に農薬が検出されたとなれば袋詰め工程以外にはありえない。
当日その工程の作業をしていたのは10人ばかりと言うからすぐに犯人逮捕は時間の問題と思われた。
ひょっとしたらどっかの死刑囚を一人連れてきて犯人を仕立て上げ、さっさと死刑にして幕引きかなと想像していたのだが・・・・・・

どうやら昨日のニュースの中国側の記者会見を聞くと、事件の原因は中国側にないと強弁するつもりらしい。
裏返すと、毒入り餃子事件そのものが捏造で、そのような事実はもともとなかったか、あったとしたら日本の国内問題だと言っているのと同じだ。
落札金額が予定価格の99.8%で談合はありませんでしたと言っているようなもんで、説得力が全然ない。
袋を開けず農薬を入れられるとしたら日本では超魔術師、Mr.マリックか、クリマ・タスミしかいない。問答無用、即逮捕だ。

工場に私物は持ち込めないはずなのに従業員の携帯電話が鳴っていたと言うから、彼らの言う完璧な管理体制の中身は押して知るべし
問題なし、と言い張れば言い張るほど失笑を買うだけだ。
ひとつ確実に言えるのは、このまま製造工場に問題なしと日中両政府がお墨付きを出したとしても、天洋食品で作られたものなど、日本では犬も食べない。
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2008.02.15(金) 雪 3.6℃ P1 U5.0 W70.0%22.6

疑惑のマロンケーキ(ひょっとしてモンブラン?)

妻が卒業した馬緤小学校はもうとっくに廃校になっている。
たぶん一学年の生徒数がやっと二桁ぐらいだったのだろうと思うが、それだけ結束も固く毎年飽きもせず同窓会をやっている。
去年の年末、同窓会の日に幹事だった妻は胃潰瘍で入院の憂き目にあった。
ちなみに幹事の仕事の大部分を占める案内状の印刷はぜ〜んぶσ(^_^)が下請けする。
んで、幹事がほかの人に替わっても案内状だけは引き受けてきたりする。(-_-;)

妻が同窓会を欠席し、だべり損なった女友達が次から次と訪ねてくるが、近所に吉野家(牛丼チェーンとは無関係)と言う和菓子屋があるのでちょくちょくお土産にもらう。
この前もらったマロンケーキ(なぜか洋物・・・ギョー界用語では酔うもの)は上に乗っているラーメンみたいなのがぽろぽろ落ちて食べにくかった。
そこで二日ほどあとにもらったときはほかのケーキを食べたのだが、そのマロンケーキ、二つあったのでひとつはたまたま訪ねてきた仲良しのさかっち母におすそ分けしたらしい。
ケーキを作るのが好きで、食べるのはもっと好きなさかっち母はそのマロンケーキを食べて腹痛を起こし、あげくゲボったそうだ。
さては中国産か?と捜査当局は色めきたったとか立たなかったとか。

残ったひとつを検証のため食べてみることにしたのだが、思い出したときに冷蔵庫を開けてみたら・・・・・ない。
賞味期限と言う文字は辞書になく、何でも捨てるのが嫌いな妻が賞味期限前のケーキを捨てるはずはない、はずだ。
あとで聞いてみたらほんとに捨てたのだそうだ。
飲み込んでしまってから腐っているかどうか判断していた妻が食べずに捨てるとは・・・・・
無敵の胃袋も自分の胃液には敵わなかったか。

それ以上にさかっち母がケーキに当たったとは、にわかには信じがたい。
事件は謎を残したまま、証拠品の廃棄で闇から闇に葬られた。
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2008.02.14(木) 曇り時々小雪時々晴れ 3.0℃ P1 U5.3 W70.2%22.8

薩摩園の茶

関係者のご要望によりこの項削除。
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2008.02.13(水) 雪 0.0℃ P1 U5.2 W71.2%22.0

愛用の椅子

いつも仕事に使っている椅子は何年前になるかわからないほど昔、たぶん通信販売で買った無印バッタ品だ。
いまは高さが調整できるガスシリンダーはめずらしくないが、買った当時は画期的な機能だった。
特に製図は大きな製図板にドラフターと呼ばれる製図機械を使って定規を動かし、鉛筆で書いていたので特別ご利益があったが、メーカー品はべらぼうに高価でとても庶民が買えるようなもんじゃなかった。

いまはドラフターなんかとっくに使わなくなったので椅子の高さをしょっちゅう変えなきゃならない用途はなくなった。
最初だけ高さを調節したらあとは用なしの飾りのようなもんだ。
というわけで、とっくにガスシリンダーは壊れて、あちこち無骨な溶接で改造しまくってこき使ってきた。

その椅子がここ二、三日、なんだか前後左右のグラグラがひどくなってきた。
へたすると滑り落ちそうになる。
いくらなんでもそろそろ寿命だな、と昨夜からオークションで定価が二、三十万でスタート千円最落なし中古品を二、三見繕ったところだ。
今日は妻の診察のため、朝早くから金沢に出かけなければならなかったのだが、椅子も捨てられる運命を悟って気力が尽きたか出かける前、触っただけで首が落ちた。
気がつかずに座ったらケツの穴に突き刺さってσ(^_^)が肛門科に掛からなきゃならなくなるところだった。

おりしも寒波の襲来で道は積雪の上に凍結が予想され、出陣の前に首が落ちるとはなんとも縁起がいい出来事だ。
信仰心篤いσ(^_^)はこの出来事を妻とおふくろにおどろおどろしく話して、充分不安がらせてから出発した。(^○^)
もちろん雪道運転に自信のあるσ(^_^)はいつものように、ゆっくり走るつもりはさらさらないが、いかんせん前を走る車が遅い。
おかげで椅子の首が落ちたのは何の予兆でも前兆でもなくて、何事も起こらず帰ってきた。

帰ってきてさっそく仕事に復帰したら、ふと気がつくといつもと同じ、違和感なく座っている。
あれっ?椅子が直っている。
もちろん自力で復活するわけはなく、弟が気を利かせて修理したらしい。

直したとなればしょうがない。もうあと四、五年は使うことになるだろう。
一番がっかりしたのは定年退職するつもりだったこの椅子なのではなかろうか。(^○^)
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イチゴは売っておりません
2008.02.12(火) 雨のち雪 5.8℃ P1 U5.1 W69.6%22.9

ガサ入れ

突然保健所の立入り検査があった。
と言っては大げさだが、裏の放水路の下流で川掃除を趣味にしている奇特な人がいて、近頃川底の小石が赤く色がつくのはうちの排水のせいではないかと保健所にご注進に及んだのだそうだ。
σ(^_^)が隣の、特に名を秘す菅谷商店が引越ししてきたとき、放し飼いにしている犬が近所に迷惑を掛け放題だったので、なんとかしてくれと近所を代表して何度訴えても取り上げてくれなかったのに、今回はえろう対応が早いこって。(-_-#)

環境にやさしいσ(^_^)んちの会社は水も油も排出していない。
生活排水は下水道だし、側溝を流れるのは雨水だけだ。
外においてある鋼材は雨に当てないように左の写真のようにカバーを掛けている。・・・・・今年からだけど。
なお、イチゴの栽培ならびに販売はしておりませんので、イチゴ狩りには来ないでください。

工場裏の排水路の水を汲んでサンプルとして持ち帰ったが、うちの上流からして鉄分が検出されたそうだ。
珠洲市の山はおおよそ珪藻土でできており、珪藻土は不純物として鉄分を含みやすいから、酸性雨の影響で溶け出てくるのだろう。
こんな田舎に排気ガス公害があるわけはなく、酸性雨は全部中国からやってくる。
文句は中国に言ってもらいたいね。
酸性雨で一番被害を受けるのは鉄工所だ。うちのぶんも言っといてくれ。
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2008.02.11(月) 建国記念日 晴れ 11.3℃ P1 U5.3 W70.2%23.2
休み

国道の側溝入替


平蔵建設が家の前の国道249号線の側溝入替工事をしている。
真ん中から向こうは昨年12月14日の討ち入りの日に舗装も終わっているのでこっち側だけだ。
入口を封鎖するという案内はなかったから、たぶんここまでで終わりだろう。

国道をこっち側に3m拡張するという計画があるらしい。
左に見える車庫の二階はオーディオルームで、縦と横と天井高さを共振しないように決めてある。
3mも縮まったら正方形に近くなり、最悪の寸法比になって音楽用としては用を成さない。
どーしてくれるつもりだ?

どうせオーディオルームとして使とらんやんけ、なんて野暮は言いっこなしよ。(^○^)
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2008.02.10() 晴れ一時雨一時小雪 7.4℃ P1 U5.0
休み

似たもの姉妹

テルメ金沢に泊まった昨夜遅くの話になるが、夜の12時近くだったからまあよかろう。
風呂が満員で入れず、やむなく三階にある居酒屋で三夫婦だけの二次会で時間待ちすることになった。

妻と義妹は三女と末っ子の差で育てられ方が違うから性格は異なるが、若いころは顔も体型も似ていた。
逆光になって入ってきた人の顔が良く見えない我が家の玄関で、一度見間違えしたことがあるくらいだ。(^○^)
近頃はそれほど似ているとは思わなくなった。

夕べの酒の飲み方を見たら、義妹はクリームぜんざいを片手に日本酒を飲んでいる。
それでいてダイエット云々は神をも恐れぬ言葉ではなかろうか。
居並ぶ一同ドン引きだったが、ふと見ると妻はラーメンと水割りを注文している。
やっぱりこれは似たもの姉妹と言うべきか。(^^;)

それにしてもぜんざいと酒はちょっとなあ・・・・・・ぜんざいだけなら食べてもいいけど。(^^;)
ラーメンにウィスキーはまだましな組み合わせと言える。
妻から押し付けられたラーメンとウィスキーの残りをσ(^_^)が片付けたから。(^○^)
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2008.02.09(土) 晴れのち雨 7.4℃ P1 U0.5 W70.2%23.3

テルメ金沢

義姉の次男の結婚式で、妻と午後から金沢へ出かけた。
式場の名前は忘れたが、樋本よっちゃんが駅伝で活躍した尾山台高校の隣だ。
いまは共学の尾山台高校はその昔、藤花高校と言う武闘派の私立女子高で、尾山神社の近くにあったはず。都落ちしたか。
純情可憐な高専一年生のとき藤花高校の前を通ったら、恐いお姉さんたちにじろっと睨まれ、目をそらしてそそくさと通り過ぎたことがあったっけ。(^^;)

遠来の弟妹夫婦三組は西インター近くのテルメ金沢と言うクアハウスが併設したホテルに泊まることになっていた。
テルメのテレビ・コマーシャルの時には左のようなキャラクターが前面に出てくる。
どう見ても輪島市が生んだ漫豪、永井豪の自画像のパチもんだ。
ホームページではさすがに気が引けたか、どこにも現れないのでテルメ・サービスカードのデザインから引用した。

永井豪は輪島市出身で、全国津々浦々にスカートめくりをはやらせたという伝説の漫画、ハレンチ学園の作者だ。
文豪とはいえないまでも漫豪の称号くらいはもらえるだろう。
確か名誉輪島市民のはず。けっこう不名誉な気もするが。(^^;) そうそう、けっこう仮面ってのもあったな。

テルメは飲食費が安いと評判で、破綻した先発の老舗、ルネス金沢(営業は継続中)を尻目にたいした繁盛ぶりだ。
世間一般では土曜日も含めるから今日は三連休の初日、日中から駐車場はいっぱいで、日帰り客が帰る夜の九時ごろになってようやく車を押し込めた。
部屋は広かったが、惜しむらくはトイレがウォッシュレットじゃない。
ウォッシュレットがない国には行きたくないσ(^_^)としましては、いくら評判が良くても二度と泊まりたくありませんなぁ。
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2008.02.08(金) 曇り時々小雪舞う 4.0℃ P1 U5.0 W69.8%23.0

樋本よっちゃん

三ヶ月続いた訓練校から委託されたパソコン教室は終わったのだが、今週に入って大学生風の男の子が事務所で個人レッスンを受けていた。
横目で見ていただけなのだが、あるときインストラクター(姉)に大学生にしか見えんな、と尋ねたら、就職の決まった四年生だという。
商学部を出たものの、運動ばかりやっていてパソコンも使えないので、就職するまでにEXCELとWORDぐらいはマスターしておきたいのだそうだ。
その運動なるものが陸上競技だ、と言うのではたと思い当たった。
若山小学校の相撲部で末っ子よりひとつ上だった樋本よっちゃんだ。

よっちゃんより三つ上にみっちゃんと言う兄がおり、県下では無敵、中学校では団体で全国制覇した。
みっちゃんは小さいころから体に恵まれていた(でかいだけで泣き虫だった)が、よっちゃんはまったく似たところなく小さかった。
小さいながらも、でかいくせに大雑把で力任せの相撲を取るさかっちの弱点は熟知していて、練習ではほとんど負けなかった。(^○^)

よっちゃんは中学から陸上の長距離に転じ、高校では全日本高校駅伝で活躍し、何度もテレビに出た。
陸連強化選手にも選ばれたらしいが、樋本母によると強化選手ともなるとたいがい親も元陸上選手らしい。
政一みたいなデブッとした父親はいなかったそうだ。(^○^)
大学では母校のたすきをかけて箱根を走ることになっていたのに当日の朝、風邪で選手交代。
その後は拓殖が予選会落ちで箱根を走れず、学連選抜に選ばれたときも当日腸炎でまたも無念の涙を呑んだそうだ。

大学の相撲部で職業病?の糖尿病で体を壊したみっちゃんは、いまは全快し、七尾で警察署に勤めているらしい。
ただし、みっちゃんが警官かどうかは聞きそびれた。
よっちゃんが今後実業団で走るのかどうかも聞きそびれた。
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2008.02.07(木) 晴れ 9.6℃ P1 U4.1 W69.8%23.0

三洋薬品撤退

2006年5月11日に封印した三洋薬品の薬箱。(左上)
手が届かないないように高いところに置いた上、赤いテープで封印しておいた。
なにしろパブロンS顆粒が6包で1,260円もする。

同じ物ではないが、シメノの安売りではパブロンAゴールド44包入りが1,199円。
薬クソ倍と言って、薬の値段は原価の9倍だそうだが、ほぼ理論値どおりの7倍の値段だ。
右端にあるσ(^_^)専用の甘〜い糖衣錠の新ルルA錠でも一回分三錠で30円だよ。

この狭い町にシメノが二店、フジイが一店、ドラッグストアが三店もある時代だ。
7倍も高い配置薬はもう誰も必要としない。
出入りに及ばず、と断ってからもう二年、ようやくあきらめたか今日薬箱を引き上げていった。
初めて置いた日から数えると九年経過しているそうだ。
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2008.02.06(水) 晴れ 3.6℃ P1 U3.5 W69.8%23.2

曲尺(かねじゃく)

うちでは矩差し(かねざし)と呼んでいる。
矩(かね)は建築用語で直角のこと。

ヤフオクで「金目盛 黒色 大工用」の意味がわからないまま落札した。
品物が届いて初めてわかった。本体が真っ黒で、目盛が金色なのね。(^^;)
材木の上なら目立ちそうだけど、鉄工所の使う鉄材は黒皮と言って黒錆で真っ黒だ。
墨壷を使って墨を打つときも大工は黒だが、鉄工所では白か黄色を使う。
大工用の意味も納得。

能書きに「暗いところでも、はっきり見える」とあるだけがせめてもの救いだけど、ほんとかい。(¬_¬)
これでは闇夜のカラスのような気がする。

失敗したかなあ。
おまけに一山50本も買っちゃったし・・・・・(-_-;)
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2008.02.05(火) 小雨時々晴れ 2.4℃ P1 U5.3 W69.8%22.7
全勝街道驀進中だったペイトリオッツ、肝心のスーパーボールで負けちゃったね。(^^;)

古いポット

食卓の上に置いてあった番茶を入れるポットが壊れた。
これはσ(^_^)が石川高専に入学し、金沢の本多町にあった仮寮に入寮したときに買ったもの。
マジックで書いたローマ字の名前はもうほとんど消えてしまって判別できない。
あれからもう40年以上過ぎた。
いやはやなんとも物持ちのいいこって。(^^;)

長年のご奉公を終えてめでたく年季明け、晴れて不燃ごみとして捨てられることになった。
付喪神となって化けてこないだろうな。
創業以来のグラインダーは化けてこなかったぞ。(^○^)
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2008.02.04(月) 小雨時々晴れ 2.4℃ P1 U3.1 W70.0%23.0

毒入り餃子

いよいよもってややこしいことになっているらしい。
捜査当局は一番怪しいところを調べにいけないのだから、傍目八目(おかめはちもく)の野次馬推理とたいした差はない。
中国側の発表では従業員の事情聴取し、工場の検査報告と書類を照合したが不備はないので農薬が混入した形跡はないそうだ。
日本の公共事業では談合情報があると役所は指名業者を呼んで談合があったかどうか事情を聴取する。
業者は当然否定するから、それをもって談合の事実はなかったと大人の判断をするのが普通だが、だいたいあれとよく似たもんだろう。(^○^)

特にロシアや中国ではカラスが白いか黒いかは国益、と言うより時の権力者の顔色で左右される。
日本で農薬が検出された餃子を中国で検査するとはたして結果はどうなるかわからない。
箱に入れた餃子の下にはこっそり小判でも敷き詰めておかないと期待通りの結果にはならないかも。
「おぬしも相当のワルじゃのう。」とは言わないだろう。中国語だから。

品質のよしあしをうんぬんするなら受注側の費用負担で検査させるほうが間違っている。
責任を受注者に負わせるだけの帳尻合わせにすぎない。
ほんとに品質が大事なら発注者が自分の負担で検査すべきだ。

しかし自主検査がまったく役に立たないわけではない。
すくなくとも検査記録の捏造もできない技術レベルの企業は排除される。(^○^)
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2008.02.03() 曇り時々小雨 4.6℃ P2 U5.5 W69.6%22.8
休み

メジロ

このところの冬模様に山の餌が少なくなってきたのか、事務所横の坪庭に小鳥が頻繁に出入りする。
今年は山鳩とモズの姿はまだ見てない。
ヒワにしてはちょっと青すぎの小鳥が飛びたっていったが、あれはカワラヒワか?

あとでまた来ていたのを見たら、大きさと言い形と言い色と言いメジロそのものだったが、目の回りが白くない。
ウグイスだろう。
ウグイスが柘植の実を食べるのかな?
ウグイスにしては丸々の、メジロのような体型をしていた。

そのあと本家のメジロ夫婦が来た。
体を寄せ合って毛づくろいをし合ってほほえましい。
ただしこのピンボケ写真ではちょっとわかりにくいがお互いそっぽを向いている。(^^;)
もうちといいカメラが欲しいなー。

昔は群れをなして飛び回っていて、枝に止まると押すな押すなの押しくら饅頭、文字通り目白押し状態になっていた。
近頃は核家族化、ないしは少子化が進んでいるのだろう。

ヒヨドリが来ても逃げないのは格が違いすぎて相手にならないからか。
郵便配達が来ても逃げなかったのはウグイスと違ってもともと人里に住んでいるからだろう。
メジロのオスメスの見分け方は飼った経験がないので姿ではわからない。
たしかオスは腹が少し黄色味を帯びているんじゃなかったかな。

鳴き声を聞けばわかるが、実はメスは鳴かないので誰にでもわかる。
この辺ではオスの「テル」に対してメスは「ガス」と呼び、鳴かないガスはおとりにも使えないので、かすみ網に掛かれば即殺して食べていた。
σ(^_^)は深く反省しており、メジロはもちろんスズメも二度と食べません。はい。
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2008.02.02(土) うす曇 4.6℃ P2 U2.5 W69.8%22.7

PC8801の時代

昨日の写真のカセットだけ拡大してみた。
ツクモ電機がアマチュア無線機器の販売からパソコン事業に舵を切った時代で、しばらくは自社ブランドのソフトも売っていた。
このころはプログラマーとアマグラマーの境が判然とせず、素人のずいぶんいかさまなソフトも堂々と売られていた。

NECのPC8801はたった64kBの記憶領域しか持たないザイログ製Z80というCPUに騙しのテクニックで184kBのメモリー空間を扱わせていた。
それがマニアに受けていろんなソフトができ、いろんなソフトがあるので使うだけの客も増えて国内制覇できたのだろう。

ツクモのうるとら四人麻雀はとても素人では無理な、機械語を使ったまともな作品だ。
目いっぱい184kBのサイズだとすると、1200ボーのスピードで読み込むのに20分ぐらい掛かる。
( 1200ボー/8[bit/Byte]=150B/秒 エラー処理なんかで割り引いて0.12kB/秒とすると 184/0.12/60≒20分 )
そのあいだひたすら手に汗を握って待っている。
もうあと少し、と言うところで武運つたなくピーと言うアラームとともにリードエラーを起こすと、また巻き戻して最初からやり直しだった。

これがフロッピーを使うと、ぬぁんと カッシャンと言う音一発で読み込みを終了する。
それこそ鳥肌が立つような感激だった。
あれほどの衝撃は以後どんな新しい装置、たとえばハードディスクを初めて使ったときでも経験していない。
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2008.02.01(金) 雪時々晴れ 0.7℃ P2 U2.0 W69.8%22.7

フロッピーディスク


近頃は写真一枚分のデータも入らないのでフロッピーディスク(FDと略す)はものの役に立たない。
フロッピーディスクドライブ(FDDと略す)がついていないパソコンもめずらしくなくなった。

ところがうちの心臓部、自動プラズマ切断機のデータ受け渡しは3.5吋のFDだ。
こいつがまた鉄粉が普通に飛び交う鉄工所とは相性がきわめて悪いのか、すぐに不良になる。
5吋や8吋のころはそうでもなかったのだが。

左の写真は右から形式が古い順に8吋、5吋、3.5吋のFDと、FDが登場する前の外部記憶に使っていたカセットテープ。
FDは大きさに関係なく記憶容量は1.44MB(ないし1.25MB)、カセットはデータ転送速度にもよるが60分テープに1200ボーならだいたい0.5MBだ。
8吋のFDは一枚千円以上したが、読み書きするときは一眼レフのシャッターみたくカシャンカシャンと小気味良い音でいかにも信頼できそうだった。
普通σ(^_^)が使う3.5吋FDDは千円ちょっとの安物で、アイオーデータの外付8吋x2ドライブは20万円以上したから、信頼性を比べるのはかわいそうかもしれない。(^^;)

プラズマで使うFDがなくなったと言うので机の引き出しに入っていたFDを思い切って整理した。
中身はすでに取り込んであるのだが、顧客からいただいたデータや正規ライセンスのソフトなど、なんとなく消しづらいものだ。
出てきた3.5吋FD52枚のうちフォーマットできたのが36枚、不良が16枚。
1/3が不良と言うのもあんまりなので敗者復活、VAIOのFDDを使ったら7枚助かった。
さすが、ソニーのパソコンにはバッタ品ではなく吟味したドライブを使っているのだろう。
安物バッタ品もソニーが使うFDDも出所は同じ、毒入り中国製。
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